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ADELEINEofSTARfor64 [10]



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投稿時間:02/07/28(Sun) 14:24
投稿者名:捨て牛


「ん?なんだ、このアメ玉は。」
ゼロの目の前に、飴玉が浮かんでいた。
「それを食えば、空間転移の法が使えるんじゃないか?」
ゼファーがそう言ったら、ゼロは納得して飴玉を食べた。
「どうだ?」
「なんか…別の力が加わった感じですね。」
「そうか。で…アドはどうするんだ?
 お前の術だ、お前の勝手にしていいぞ。」
「…助ける訳無いじゃないですか。
 あいつがいると邪魔なのは父上も分かっているはずです。
 ゴトーの術は、ゴトーがもっと喜ぶ別のことに使いますよ。」
ゴトーの心境を分かっていないゼロは、そう言って断った。

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投稿時間:02/07/29(Mon) 01:24
投稿者名:アドかび


あたしの彷徨っている砂漠。それは永遠の孤独を味あわせるもの。
なんてあいつは言ってたけど、本当にそうなのか?
でも本当なら・・・そんな考えが過ぎって、恐怖のような物に押しつぶされそうになる。
「まだ希望はある」・・・って言葉で、それに対抗している。
あたしの心は今、希望と絶望が五分五分でいる状態。
自分の道具を元の世界に置きっ放し。あいつの自己嫌悪の部分って名乗るダークマターから貰ったスケッチブ
ックが、手元にある。
そうなると、あと必要なのは「描き込む為の道具」。
何か無いかな・・・?と考えてみたけど、結局答えは見つからず。だからって、此処で何時までも悩んでいら
れない。
あたしは歩みだした。この熱く、永遠と続く砂漠を。・・・このまま朽ち果ててたまるもんか!
・・・あたしは戻るよ、元の世界にさ。皆、待っててね。



ただ、ひたすら歩く。何の代わりを見せない砂漠を。
きっと帰る糸口があるはず。あたしは今、それを探して彷徨っている。
それが今、あたしがやらなきゃいけない事なんだ!
カー君達は今、敵と戦っている。あたしは今、あたし自身と戦っているんだ。
・・・自分の意志を固め、歩き続けるあたし。太陽に向かって歩いてく。・・・ちょっと単純だけどね。



―あたしは歩きつづけよう。



―自分の為に、皆の為に。



―絶望と希望を乗せて・・・真っ直ぐと。





―自分の居場所へ向けて・・・。

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投稿時間:02/07/29(Mon) 13:51
投稿者名:捨て牛


アドのいないところは、
またまた私、つまりナレーターがナレーションをしよう。(紛らわしいな)

この頃、ボールの中のリボンは、
またクリスタルの声を、少年の声を聞こうとしていた。
アドの手がかりでも掴もうと思い。
(…?声が…全く聞こえない。)
そう、声を聞こうとしても何も聞こえないのだ。

クリスタルは無くなり、少年は消えたのだから。
その事を当然リボンは知らないが、なんとなく予想はついていた。

だが…これでは何の手がかりも掴めない。
まだ諦めずに、リボンは何かを聞こうとした。
何でもいい、手がかりを聞きたいと、アドを思い浮かべながら。

(…!?この声は…!)
遠い、遠い声で小さくしか聞こえないが、この声は明らかに…

<まだ歩く、待っててね!>
アドの声だった。

(…何で!?アドさんとクリスタルは全然関係ないはずなのに…)



またその時、別の所では別の事が起こっていた。

シュウゥ…ゥン。
どこからともなく宇宙に現れた、ターバンを巻いたダークマター。
「時空移動、完了!…ふむ、ここが未来の宇宙か。
 随分と変わったもんだな。」
なんだこいつ、変な奴。
そして、派手な宇宙船が、そいつの方向に向かっていっている。
「ん!?メタ様ー!メタ様ー!何か見えますよ〜!!」
「む、誰だ?生き物…だな。人間みたいな形だが…?」
宇宙船の中には、青いカービィみたいな者とその手下らしき者が。
「ぶ、ぶつかる〜!!」

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投稿時間:02/07/31(Wed) 20:19
投稿者名:ディッセ


「む・・・・」
ゼファーが何かを感じ取った。
「どうしました父上?」
「喜べゼロ、お前の部下を犠牲にする必要がなくなった。」
「は?どういうことです?」
ゼロは訳が分からない模様。
「・・・・あの少年の波動を感じる。」
「え、・・・・ほ、ほんとだ!
しかし何故?」
「あの少年も人間だ、おそらく死にたくないという気持ちが少しあり、完全に消滅しなかったのだろう。」
「なるほど、しかし波動が小さすぎて、場所の特定が出来ませんよ。」
「そこでだ、ゼロよ、お前はゴトーにもらったその力を使い、少年を捜せ。」
「分かりました。」
「マルク、ナイトメア、そこにいるのだろう。」
ゼファーがそう言うと、マルクとナイトメアが現れた。
「お前らは五方星マターと六暗マターにこのことを伝えろ。」
『分かりました(のさ)』

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投稿時間:02/07/31(Wed) 20:51
投稿者名:捨て牛


「…ぁ……っ…?僕は何故…?」
苦しんでいるのは、消滅できなかった少年だ。
いや…この姿は、明らかに少年ではなく「勾玉」、
「砂尋の勾玉」の姿だ。
他の4つの星器の感情は消滅してしまい、
皮肉なことに少年の核の「砂尋の勾玉」の「孤独」の感情だけが残って
しまった。
「…そうか……僕は…一瞬、死にたくないと思ったから…
 本当は死にたかったのになぁ…。でも…僕の邪魔をするゴトーと
 僕を苛めるアドレーヌとかいう奴は消えたんだよね…
 僕だけが生き残ったんだ。完全に良い形じゃないか。
 ハハハ…!」

だが…これは勾玉の形。孤独以外の感情の全てが消滅している今では、
人間に戻ることはできなかった。
「…くっ!後は人間にさえなれればいいのに…!」

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投稿時間:02/08/06(Tue) 14:28
投稿者名:シルト・レヴァーニ


アドはどうやって描くか考えていた。
そして何を描くか、ということも。
「う〜ん・・・こっから脱出するものって・・・」

「・・・孤独かぁ・・・確かに・・・寂しい・・・」

そして気付いた。孤独というものを。

ちょうど勾玉がその空間に来た。
「まだそこにいたんだ・・・」

勾玉の存在に気付いたアドは描く物を思いついた!
・・・そして自らで指に傷をつけ、血をだした。

「な・・・自分から・・・血をだすなんて・・・」

そして書き終わった。
弱いけど
優しくて
頑張ってる
この生き物を
ワドルディを

「なんのつもりかな?」

ワド『遊ぼうよ!』


「・・・・・」

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投稿時間:02/08/17(Sat) 21:41
投稿者名:ディッセ


カービィVSルナマター&ソードマター戦
カービィは苦戦していた。
ソードマターの攻撃が激しく、更にルナマターが色々な物をとばしてくるので交わさねばならなかった。
「カービィさん!助太刀するッス。」
巨大ロボとの戦闘に勝利したワドルディが駆けつけた

一方、こちらは、忘れ去られていた(爆)ガンマターVSシミラ
「ははははは、どうした?
俺のハンティングリボルバーの前に、手も足もでまい。」

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投稿時間:02/08/18(Sun) 04:09
投稿者名:な〜ビィ


アドの前に、ちょこん、と立ったワドルディ。
彼を描く為に、アドは惜しみなく血を使ったつもりなのだが、結局輪郭を描いただけに過ぎず。
それでも、ワドルディはしっかりと立っていた。
血の色と、何故か砂の色を持って。

「ねぇ、遊ぼう?」

何故か、そのワドルディの精神年齢は低いらしい。
自分をじっと見ているアドにとことこと近づいて彼女の顔を見上げながら無邪気にそう言った。
アドは、そんなワドルディを見て。

「うん…何して遊ぶ?」

不覚にも流れになった涙を指ではじいて、笑顔でそう言った。
小さなワドルディはさっきよりもっと笑顔になって、アドの周りをちょこちょこと走り始めた。
アドはそのワドルディを見て、再び目元を指一本で拭った。

ちょっとの間走り回り、小ワドルディは足元に「それ」を見つけた。
アドをみていた「それ」。「そいつ」だったはずのそれ。
もちろん小ワドルディにそんな事がわかるはずもなく。
両手で丁寧に持ち上げて、まじまじと見た。

「何だよ…離せよ、あいつに見つかったらどうするんだよ」
焦った声でそういう「それ」に驚きながらも、小ワドルディは離そうとはしなかった。
むしろ、瞳が輝いてきた。小さい子の好奇心は何よりも強い。

「それ」は思っていた。
何で僕に構うんだ、と。
最初は苛めにきたのかと思った。あいつの仲間だから。
近づいて来た所で消そうかとも思った。
そう、あいつは孤独を味あわなきゃいけないんだ!
…じゃぁ、何で消さないんだ?
そうだ、その前に、何で僕がここに?
孤独を味あわせるんだろう、あの苛めっ子に。
…どうしてだよ、僕。

返答は返って来ない。彼はただただ小ワドルディの手の中に居た。
じっと動けずに。ずっと動かずに。ただ、あの一言を発しただけで。

小ワドルディが持ってきたものを見て、アドは目を見開いた。
「それ」は勾玉。自分をこんな砂漠に飛ばした少年のそれ。
その中からしっかりと、少年の気配を感じた。

「ねぇ、居るんでしょ?」
アドが問う。誰も答えない……いや、
彼、が答えた。


「いるよぉ、ぼくと、お姉ちゃんと、この人」


そう言って、アドに勾玉を手渡す。
「しゃべったんだよ、一回だけだけど。生きてるんだよぉ」
笑顔で、そう言いながら。
アドは、何も言わずに勾玉を見つめる。
勾玉は喋らない。喋らないが、ちょっとだけ暖かい。
砂漠の暑さか、小さいワドルディの手の温もりか。それとも気のせい?
分かっている。そうじゃなくて。

「ねぇ、おねえちゃん。この人もいっしょに…」
小ワドルディが全部言う前に、ふっと笑って、
「いいよ、もちろん」
アドは答えた。
勾玉が、一瞬動いた。気のせいじゃなく。

いっしょに何?何をする気だよ。と聞こえて、
小声で、遊ぶの、と答えた。
どうしてだよ。いっしょに僕を笑う、の間違いじゃないのかい?
大体、この姿で遊ぶ?こんな石で?こんな…、と聞こえて来るから
あなた、生きてるんでしょ?暖かいし。それだけで充分理由よ。と答え。
最後に、は?と間の抜けた声が聞こえて、
小さな対話が終わった。
目の前では楽しそうに小さなワドルディが笑っていた。




   ―― 生きてる者が一緒に居るから。
            それだけで充分理由――

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投稿時間:02/08/31(Sat) 00:03
投稿者名:かに


ワド「ねぇ、何して遊ぶの?」
アド「うーん・・・。」
考えまくるアド、と、その時。

ふゆぅううううん・・・。

何かが現れた!

アド「何!?」
驚くアド、
現れたものは・・・。

漢マター「ふぬううう!何とか元の場所に付いたぞ!」
コスモマター「我々に、不可能ハ無し!」
・・・トンでもコンビが現れた。

勾玉(馬鹿な!ココは隔離した空間なんだぞ!
どうやってここに!?)

漢マター「しかし、やれば出来るもんだなぁ、
自慢の怪力で、空間をこじ開けると言うのも。」
コスモマター「怪光線も、意外なところで役に立つもんですな。」

・・・つまり濃いつ等、力ずくでこの空間に来たのだ。

アド「何で遊ぶか決まったわよ、・・・鬼ごっこよ。」
さっきまでの孤独感は何処へやら。
アドは顔を真っ青にしてそう言った。

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投稿時間:02/08/31(Sat) 20:05
投稿者名:捨て牛


※アド視点

「…っと!?なんだこれぁ!!」
ダークマター達が叫んだ。私の真上を指差すので、
上を見上げたら、なんと空間の裂け目が。

「こ…これは…っ……何…?」
「これは…ひょっとしたら」
「え?何?何〜!?」
次の瞬間、空間の裂け目から、あらゆるものが落ちてきた。
…それは良く見たら勾玉以外の「星器」だった。
それらは全て、私の頭に直撃。
「わったたたたたたっ!!
 …たたたたっ。何でこれが…?」
勾玉はこの事情に気が付いたみたいだった。
(漢マター達が力ずくで空間をこじ開けたせいで、
 この空間がおかしくなり、冥界への入り口が現れてしまったのか…。
 冥界は無くなったものが集結する世界だ。
 だから消えたはずの他の星器が落ちてきたのか…!
 でもこれはラッキーだ、僕は人間に戻れる!)
「ははは…やった!」
勾玉が叫んだ。
と、星器は光りだした…!?
合体して一人の少年の姿に戻っていく…
と思ったら、少し違った。
たしかに勾玉は少年に戻ったけど、なんと合体せずに、
勾玉だけで少年の姿に戻っていた。
それだけではなく、他の星器も一つ一つが人間の姿になっていた。

つまり、5つの星器が1人の人間になるんじゃなくて、
5つの星器の1つずつが、それぞれに人間になったみたいで。

星器は無くなり、変わりに私達の目に映ったのは、5人の少年少女。
その中の1人、砂尋の勾玉の少年は驚いた。
「なっ、なんでだ!?星器から出てくるのは僕1人のはずなのに…
 なんだ、この人達は!?僕、分身したのか!?」
次に喋ったのは、赤い髪に黒っぽい肌をした少年。多分、「炎の金剛石」の。
「たまーに、こんなことがあるんだよ。
 特に、消えた後のものが復活して力を発揮したりすると。」
「…!
 でもとにかく僕は人間に…戻った。
 これで…いいんだ。」
砂尋の勾玉の少年は、言い聞かせるようにしてそう言った。

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投稿時間:02/09/11(Wed) 21:48
投稿者名:ディッセ


「そしてもう、一人じゃない」
雪原の小瓶が変化した白い髪も少女が言った。
「え?・・・・・」
「だって僕たちは、もともと君と一つだったからね、いわば兄弟みたいなもんさ。」
青い髪の少年―海神の宝玉が言った。
「兄弟・・・・」
「一緒にいよう。」
最後に、ピンク色の髪の少女になった妖精の水晶が言った。

「涙ぐましい物語だな。」
突如声がした。
私たちが振り返った先にいたのは・・・・・
「ッ、ゼロ・・・・」
「5人に分裂したのは予想外だったが、まあいい。」
そしてゼロの後ろからミラクルマターとリーダーマターが・・・
「ミラクルマター!リーダーマター!彼奴らを捕まえろ!!」
『了解しました!ゼロ様!!』
そしてリーダーマターは、鎧マターの新月刀に似た刀を取り出した。
「新月刀の兄弟刀、満月刀の切れ味、見せてくれる!」
そしてリーダーマターは私たちに斬りかかる。
やられる!

ガキィ

剣と剣がぶつかる音がした。
おそるおそる目を開けて見てみるとそこには・・・・
「勾玉!」
勾玉が満月刀を受け止めていた。
「何で・・・」
「せっかく兄弟が出来たのに、このままおとなしくつれて行かれるか・・・」
私の問いに、勾玉は必死で答えた。
「それに、君たちに教えられたよ、」
「え?」
「一緒にいるだけで楽しいってことが。」
「よく言ったぜ、勾玉!」
いきなり金剛石が、赤いダイヤがはめ込まれた槍でリーダーマターを攻撃した。
「グッ・・・」
その攻撃でリーダーマターは後退した。
「ならば、いでよ!召喚獣デススコーピオン!!」
今度は巨大なサソリを召喚してきた。
「どうだ!私は他の六暗マターの能力が使えるのだ!」
「ちょっと、そんなのあり?」
私は思わず叫んだ。
「リーダーだからな。」
その答えに私はあきれたわ・・・・・
「俺にも楽しませろ。」
今度はミラクルマターが前に出てきた。
そしてそして炎の玉に・・・ってあの技は!
「何でカー君のバーニングを・・・」
「俺はカービィのコピー能力が使えるのだ。」
そう言って私たちに突っ込むミラクルマター。
「僕に任せて。」
そう言って宝玉が私たちの前に立った。
「海の力よ、今我が力となれ。」
宝玉が呪文を唱える。
「ウォーターバリア!!」
そして目の前に水の障壁が・・・
「何!?ぐわぁ!」
そしてそのまま水の障壁にぶつかるミラクルマター、炎になってるから大ダメージね。
「く、以外と手強いな、ならば!」
そう言ってゼロは何かしようとした。
「いでよ!六暗マター&五方星マター!!」
そして空間がゆがんで残りの六暗マターと五方星マターが!
「あれ?ここどこですか?」
「我々はカービィ達と戦っていたはず。」
そしてまた空間がゆがんだ。
そこから現れたのは・・・
「あれ?ここは・・・」
「カー君、みんな!!」
「くそ、彼奴らまでつれてきてしまったか!」

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投稿時間:02/09/22(Sun) 11:53
投稿者名:シルト・レヴァーニ
Eメール:
URL :
タイトル:Re: ADELEINE of STAR 64 〔8〕

ゼファーとゼロのバカ親子は、茶の間でお茶を飲んでいた・・・
「暇ですな〜」

・・・暇なのはダークマター達の働きのおかげだろうが。
少しは部下のこと考えろ・・・


砂漠空間
「な?!」

なんと漢マターが前に無理矢理開けた歪みから異空間の生物がワンサカと!

「なるほど・・・空間を非常識な方法で開けたから別の空間の生物が這い出てしまったのか・・・こまった」←勾玉
「こまったわね・・・」←小瓶
「「こまった・・・」」←金剛石&宝玉
「こまったなぁ・・・」←水晶
「(こいつらって・・・)」

しかも異空間生物はマター組に張り付いた!

「は、はなれろ!ボム!」
「や、やめろ!」

ドオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォン・・・・・・・

一同「・・・」

マター組は黒こげになった・・・

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投稿時間:02/09/22(Sun) 22:03
投稿者名:捨て牛


「よし、追っ払ったぞ!」
向こうが勝手に自滅したんだけどね…。
「さて…それじゃあ、この孤独の空間は封印するよ。」
勾玉少年が言ったその言葉に、少し私は驚いたけど、
嬉しかった。
「孤独の空間なんて意味がないよ…。
 さあ、この空間からみんなで出るよ。その後で僕が封印するから。」
「おう!」
勾玉くん(←呼び名つけるなよ!)が何か呪文を言って、
この砂漠の出口を作った。
「さあ、出よう!」

「まっ、待って、私も…」
「ちょっちょっと…待っ…!」
ダークマター達が何か言ってるけど、私達の耳には届かなかった。
私達が砂漠から脱出して、出口は消えた。
そして…勾玉くんがこの砂漠は封印した。
ゴッ、ゴゴゴゴ!!

「うわっ、この空間が消えますよ、リーダー!!」
「このままでは、私達も消滅してしまいます!」
「どっ、どうすればいいんだぁー!!」

「…落ち着いてください、私が助けましょう」
「…え?今、誰か喋ったか?」
「リーダー、ここ!小さい妖精がいますよ!」
「よっ…妖精!?」
黒い妖精が、ダークマター達の周りをひらひらと飛んでいる。
「なんでこんなところに妖精が…」
「サッキノ異空間生物ニ混ザッテ来タノカ?」
「あっ、妖精かわい〜っ♪」
「グエッ」
「こら、妖精の首をしめるなルナ!」
「ゲ、ゲホゲホ…あなた達を助けるために来まし…ゲホゲホ。」
「それは助かるが…妖精って事は、我らダークマターの敵なのでは?」
「いえ、私は黒き妖精、ダークマターの一種です」
「なっ、何ぃ!?」

…妖精に驚いたり、自己紹介したりするのはいいけど、
こうしてる間にも空間、消滅してるけど…いいの?

「とにかく時間がありません、助けますので、目をつぶってください…」
ダークマター全員が目を瞑る。
「えいっ!」

シュン!!ダークマター達は瞬間移動して、私達の隣に現れた。
「お、お前らも出れたのか!?」
「訳は知らないが、この妖精のおかげでな。
 こいつの力で助かったんだ。」
「ダークマターの一種、セイントマターです。よろしくお願いしまーす♪」
「よ、妖精がダークマターの一種だって!?」
「ちょ、ちょっと…いい加減に出してください」
後ろから小さい声がする。
「え?」
振り向いた先には、ずっとボールに入ってて忘れられてたもう一人の妖精が。

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投稿時間:02/11/29(Fri) 18:20
投稿者名:シルト・レヴァーニ



「(妖精・・・)」←セイントマター
「きゃ〜♪こっちもかわいい〜♪」
「オイ!不用意にそういう危険そうなボールに・・・」
















ドオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォン・・・



「な・・・なんだ?今の音・・・」
「ワカリマセーン。ワカリマセーン。ピピピピ・・・」
「おい!コスモマター!・・・やばい!暴走してる!」


ドドドドドドドド・・・

「よくもボクを無視したなぁ!仕返しなのサ!」

ブラックホール!!
「うわぁぁぁぁぁ!」
「ひぃぃぃ!」
「あ、おいアド!俺様の足につかまるな!」
「きゃあああああ!まだ人生は長いのに〜!」
「きゃああああ!」
「あ!妖精ちゃーん!まってぇぇぇぇ!」
「のわぁぁぁぁぁ!・・・って僕の足につかまるなぁぁぁ!痛い・・・」
「かたいこと言うな勾玉!友じゃないか!」←金剛石
「友っていうより同一人物じゃないの?」←小瓶
「そういうおまえもつかまってるが・・・」←宝玉


一体どうなる?!どこに飛ばされるんだ?!
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