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ADELEINEofSTARfor64 [8]



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投稿時間:02/07/16(Tue) 20:50
投稿者名:捨て牛


ストーリー、キャラクター等のまとめを、
「AoSf64の小箱」http://page.freett.com/usi77/aosf64/でやっています。
ですので、書くときは参考にして頂ければ嬉しいです♪


漢マターとソードマターが星器を探す。
「はぁ〜!!…10・11・12・13・14…!」
何、腕立て伏せしてるんだ漢マター。探してるんじゃなかったのか?
「おい、星器を探すんだろうが!」
「今、自主トレの時間ですから。探し物をするにも、筋力が無ければいけませ…っ!!?」
ソードマターの剣が漢マターの顔に突きつけられた。
「さ、が、せ。さもなきゃ、その鍛え上げられた筋肉を全て斬り落とすぞ。」
「……。」
ようやく、黙って捜索をはじめたようだ。ソードマターもなかなかやるようだ。
「何を評価してんだ!ナレーター!」
いいじゃないか。ナレーターなんだから。それよりナレーターに会話するとは…
覚悟はできてるのか?
「コスモマターの時と同じかよ。…あんたこそ覚悟はできているのか?」
ほう。どうするつもりだ?
「貴様をバラバラにして海に流す。」
…すみません。本当にすみません。(涙)もうしません。
「よぉし、分かればいいんだ。じゃ、張り切って探すか!」
…………………。(泣)

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投稿時間:02/07/17(Wed) 08:20
投稿者名:ディッセ


そのころミラクルは、いろんな色のダークマターを引き連れていた。
「ふふふふ、頼むぞお前達。」
『はい!』
そう言うとそのダークマター達はいきなりポーズをつけた。
「レッドマター!」
「オレンジマター!」
「イエローマター!」
「グリーンマター!」
「ブルーマター!」
「ディープマター!」
「パープルマター!」
『我ら!虹色戦隊!レインボーマターズ!!』
ドッカーン!!
意味もなく後ろが爆破する。
て言うかただでさえややこしいときに、またややこしい奴が(爆)
「では行くぞ!」
そう言ってミラクルは、アド&デデデがいる星へ・・・・

ちょうどその時、ミラクル達とは反対がわの方向にユーフォーが。
むろん、言うまでもなくコスモマターのユーフォーである。
そして中にはリーダーマターの姿も・・・
「よしコスモ、あの星に着陸だ。」
「了解。」
んでもってミラクル達と同じく、アド&デデデのいる星へ・・・

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投稿時間:02/07/17(Wed) 18:24
投稿者名:捨て牛


「…これから、どうする?まだ真っ暗だが。」
デデデがアドにたずねる。
二人は一寝入りしたがあまり眠れず、夜中に目がさめてしまったのだ。
「今、村を出たら、ダークマターがいるかも…」
もちろん、いた。星の南側と北側に、ミラクルマター達とリーダーマター達が。
ちなみにアドとデデデがいる村は、リーダーマター達のUFOに近い方である。
「そうだな、しばらくここにいて、朝になったら様子だけでも見てみようか?」
「うん…」
そう言ってアドは砂尋の勾玉を見つめる。
(この勾玉が少年の孤独さから出来たって…可哀想だな…。)
((もういいよ、君も十分、悲しんだから。))
「ん!?声っ!!??」
アドが跳び上がった。
「ど、どうした…?何を驚いてるんだ?」

一方、リーダーマターとコスモマター。
「さて…と。探すぞ。おいコスモ、お前はUFOの中から、レーダーで探知していてくれ。
 こっちはこっちで探してみる。見つかったら連絡をよこせよ。」
「分カリマシタ、りーだー。」
コスモマターがUFOに戻り、なにやらコンピューターをいじっている。
ちなみにこのコンピューターは恐ろしい化学が詰まっていて、今の人間には操作不可能なものである。
それが何故、こんな奴に操作できるかって?
いやね、コスモはEZ機能を使ってるの。(言ってる事がさっきと違うぞ〜)
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投稿時間:02/07/17(Wed) 18:47
投稿者名:Y


アドとデデデの目の前に突如割れたダークマターの集団。
その威圧感にたじろぎつつも、デデデはアドの前に立ちハンマーをにぎりしめる。
「無駄な抵抗はよすんだな。その勾玉さえよこせば良いんだ」バッジをつけたリーダーマターが言う。
「いやそれはこっちに渡してもらおう」反対側から言うのはレインボーマター達。
どっちにしたって敵にとられてしまうのは同じこと。この勾玉は、渡したくなかったけれど。
アドはポケットに手をいれ勾玉を握りしめた。
さあさあ、とダークマター達の目が急がせる。
まあそう慌てないで、っと。今そっちに渡すから、さ……。

ポケットから手を出そうとしたその時、急に目の前が真っ暗になった。

目を閉じたわけじゃない。それなのに何も見えない。何も無い真っ暗な闇。
「やあ。初めまして」
微かに光が見える。ああ、もしかしてこの展開は、とぼんやり思った。
「もう分かってるみたいだけど一応自己紹介しておくね。僕はその星器の言い伝えの元になった少年だよ」
やっぱり。
「5つの星器は粉々になった僕の心。そう、孤独な、僕の、心。
 悲しみが宿った砂尋の勾玉は僕自信といってもいい。君はこの勾玉を見て僕に共感してくれたよね。ありが
とう分かってくれて。
 僕もね、覗かせてもらったよ君の心。君も孤独だったんだね?
 ポップスターって星に来る前、君が生まれた星でだよ。手にとるように分かるさ。のけ者にされている君の
姿。孤独な姿が。
 寂しかっただろう辛かっただろう憎かっただろう。確かにポップスターにはそういった悪い奴はいない、で
も、
 だからといって以前の自分が完全に消えたわけじゃないだろう? まだ君の心は……」「寂しくなんかない
わ」
更に語りを続けようとする少年の言葉を遮ってアドレーヌが言う。姿も何も見えないのでどこに顔を向けて喋
ればいいのやら。
でもとにかく、自分のことについて間違った風に解釈されるのは落ち着かない。ここはちゃんと言っておきた
いところ。

「私はポップスターに行く前、地球って星にいたの。そこの美術学校で、他の何人かの女の子達と絵を習って
たわ。
 私は絵が好きだったから、毎日絵を描いて腕をみがいていこうと思った。でも他の子は違った。
 まあ絵は趣味の1つ。それよりも、同じように絵が中途半端に好きな子と友達になるのが好き。
 毎日毎日くだらない馴れ合い。なんとなく上手く描けました、っていう絵をお互いに誉めあうっていうそれ
だけ。
 その輪から外れたくないと思ったのなら、私も相手を誉めて馴れ合いのために筆を動かしていたわ。
 でもそれはやらなかった。自分が納得のいく絵が描けるまでは頑張りたかったし、絵が好きだったから。
 あなた、孤独って言ったけど、……同じような友達がいたわ。同じように絵が好きで、輪に入らなかった子
が。
 孤独な者同士、っていう表現もあるかもね。まあそれを孤独と言いたいのならそれでもいい。
 でも、あなたは多分、孤独という意味を取り違えてると思う」
 
微かに見えた光は話している間に消えてしまった。真っ暗闇。アドレーヌはその闇に向かって言った。
これが逆方向だったら格好つかないなあなんて思いつつ。
そうして少年の言葉を待った。何も見えないというのは本当に心細い。
長い沈黙。自分はこの闇に置いていかれてしまったのかもしれない。
しばらくして、ふーんという少年の声が聞こえたときには内心ホッとしたものだ。
「そう。君はそんな風に思ってたんだ。ガッカリだなあ。君なら分かってくれると信じてたのに……」
闇の中にまた重い空気が漂う。しかし今は、自分が口を開くときじゃあない。
真っ暗だけど分かる。少年が口を開く。何か言う。

「やっぱり僕のことを本当に理解してくれるヤツはいないんだ。ずっとずっと、探しているのに。
 訪ねても訪ねても、そこにあるのは砂と石ばかりの沙漠。だれもこたえてくれない、辿り着くこともできな
い。
 永遠の孤独、僕以外には何もない沙漠。僕は独りで、沙漠を歩いていくしかないんだ。砂と石を踏みしめて
」
ちらりとまた光が見えた気がした。消えそうなその少年の声。
「本当にそうだったの?」アドレーヌは言った。

「誰かが理解しようとしたかもしれない。誰かが答えてくれたかもしれない。向かうべき場所を教えてくれた
かもしれない。
 孤独じゃなかったかもしれない。踏んでいったのは砂と石だけじゃないかもしれないでしょう?」
少年を説き伏せようと思ったわけではないが、どうにも説教くさくなってしまうのはこの性格のせいだろうか
。
孤独、というのは得てして頑固者の場合が多いから。多面的に物事を見てみてはいかが?
闇の中から少年の笑い声が聞こえる。「そっか。あーあ君にもっと優しさがあればなあ」
なにそれ、とアドレーヌは呆れつつも、続く少年の声に耳をすませた。

「誰も応えてくれなかったよ僕の期待に。孤独な僕に優しい言葉の1つくらいかけてくれたっていいじゃない
か。
 なのに揃いも揃って説教だよやるせないと思わない? ずっと探しているのに訪ねているのに、誰も応えて
くれないんだ。
 何もないんだ。砂と石だけさ。生き物はいないんだ。沙漠の上なんだ。僕は独りなんだ。
 孤独なんだ寂しいんだ辛いんだ。なのに。
 全てが憎いよ僕のこの心に気付いてくれないんだもん。誰も」

少年は淡々とそう言った。アドレーヌはもちろん何か言おうと口を開けたが、少年の方が早かった。

「お前もだ。僕は理解者なのに仲間なのに、否定するというんだね。
 ああ裏切られてしまった僕の心。孤独な悲しい僕の心。
 そしてお前の醜い心。
 
 星器。バラバラになった僕の心達よ、僕の元に集まれ。
 あはははどうにでもしてやるさ、僕の心を踏みにじった代償は高くつくんだからね」

闇は消え視界が開けた。同時に頭に響いてくる少年の声。

「知ってるかい? 苛めっ子には必ず罰が与えられるんだよ」


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投稿時間:02/07/17(Wed) 20:28
投稿者名:シルト・レヴァーニ


「さて・・・おまえら、勾玉は奪わない方がいいぜ・・・」

「だれだぁ!あ・・・」
「上司の命令だ。勾玉を取るな。本体を取れ。」
なんだかこのダークマター偉そうに・・・
「す、すいませんでした!ゴトー様!」
ゴトーのようだ。偉いランクですね。
「で、先ほどのセリフの意味は?」
「馬鹿ばかりだな・・・つまりあのブス女を捕まえ」

「だれがブスだって〜〜〜!?ふざけんじゃないわよ!このキザ!」
「tOO!ふざけんじゃねぇ!この落書き娘!」
「なんですって?!」
しばらくこの喧嘩は続いたそうだ。
ちなみに勾玉はそこらへんを漂ってるようです。(笑)

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投稿時間:02/07/18(Thu) 21:53
投稿者名:捨て牛


一方ゼロ。
「ふぅ…この…このっ!」
バン!ゼロが机を叩く。
「この和菓子「極道の月」は美味すぎるぅ!!」
…誰だお前は。
「相変わらず、リラックスしているときはのんきそのものだな、ゼロ。」
「ん?誰だ、偉そうに…って父上えぇ!!」
現れたのはゼロの父親…なんだかゼロが天使のコスプレした感じだが。
「お前は墓穴を掘った。五方星マターなんぞというグループを作るから。」
「え…五方星マターが何かやったんですか?」
「五方星マターと六暗マターで手柄の取り合いをしてるんだ。
 それで戦力が逆に落ちてしまっている。特に…五星マターのリーダーが
 ミラクルマターだそうだな、そのせいで更に酷くなっている。」
「そうだったんですか…?」
「馬鹿が、自分の手下の事ぐらい見ておけ。」
「しかし…何故、そのことを知っているのですか?」
「あいつらのことは、全て宇宙から見ていた。今、ゴトーとアドレーヌが
 言い争いをしている。しかも低レベルだ。
 あいつらを叱りに、お前が直々(じきじき)に行ってやれ。勾玉も取るんだな。」
「は、はい。父上はこれからは何を…?」
「…ちょっと、罠を仕掛けてくる。早く星器が手に入るようにな。」

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投稿時間:02/07/22(Mon) 02:03
投稿者名:アドかび


「うわっ!なんスかこの光!凄く眩しいっス!ギムさん大丈夫スか!?」
「メカだから大丈夫だ!・・・だが、これは一体?」





「・・・ウィスプさん。これ、一体・・・・。」
「さぁ、何でしょう?私にもわかりません。」
「・・・あれ?・・・・クリスタルが無くなってます。」




「シミラ鏡しまってよ!反射してもっと眩しくなるよ!」
「おぅすまんすまん。しかし、それにしても眩しい光だな。
・・・どうやら、星全体が光ってるみたいだ。」





「・・・ん?・・・あれ?・・・・
大変なのサ!癒のクリスタルが消えているのサ!何があったっていうのサ!?」




「コスモ、『海神の宝玉』知らないか?」
「知リマセンガ、ドウシタンンデスカ?リーダー。」
「・・・・『海神の宝玉』が、手元から消えた。」





アドレーヌと少年が対峙し終わった頃、その星以外の、星器がある星、又は宙域、地表が、突然光り輝いた。
その光が、やがて小さく凝縮され、小石ぐらいの大きさの、光球となった。
それらはアドレーヌ等のいる星に集まっていく。
そして、それぞれが持っていた星器が『砂尋の勾玉』を除いて、消えた。
星器の事は別とし、この光の現象は後に、人々から代々語り継がれ、歴史の1ページとなった出来事である。



・・・光球が四つ揃った。均等な距離を空け、円を作るように回り始める。
そして突然、アドレーヌの持っていた『砂尋の勾玉』が光だし、その中心へ飛んでいった。
その後も回っている四つの光。
それらに囲まれるように中心で浮かんでいる、一つの光。
周りの四つの光が、薄っすらと弱くなった。
そこにあったのは、『海神の宝玉』、『炎の金剛石』、『雪原の小瓶』と思われる、雪の入った小さな小瓶。
更に、癒と血のクリスタル改め、『妖精の水晶』。融合したのだろうか、実際にあるのは一つだが。
次に、中心の光が弱くなり、『砂尋の勾玉』が見えてくる。
今此処に、五つの星器が揃った。
「おぉ!よく分からないが、五つの星器が揃った!これで、宇宙を我等の思うがままに!」
リーダーマター等ダークマターが、それぞれ歓声を沸かす。
一方でアドレーヌとデデデが悔やんでいる。
―くそ、ここまでかよ!
そんな言葉がデデデの思考を過ぎった時だ・・・。
「・・・宇宙を思うがままに?何を言ってるんだ、君達は。
アハハハハハ・・・どうやら、星器で人の意思を操れると思っているみたいだね。
そんなわけ無いじゃないか。君達は、星器を知った者達の思い込みを代々吹き込まれていたな?
大体、あれは僕の心の破片なんだよ?そんなので、人の意思を操れるわけないじゃないか。
そんな夢物語を信じるなんて・・・変な奴だよね。」
どこからともなく声が聞こえてきた。アドレーヌが聞いた、『砂尋の勾玉』の少年の声だ。
「何だと!?星器の力の話は嘘だったと言うのか!」
ミラクルマターが叫ぶ。・・・じゃあ、我々は一体何の為に?そんな不満を胸の内に秘めながら。
「そうさ、嘘だよ!
星器の事を何も知らない奴が、想像や妄想から造り上げた、夢物語なんだよ!」
怒りのこもった少年の声がミラクルマターにぶつけられる。
自分の孤独の悲しみも知らずに夢を掻きたてる者達に対しての、怒りを込めながら。
ミラクルマターを含むダークマター達は、その少年の怒りを感じてなのか、反論せずに黙り込んだ。
「じゃあ、そのあなたの心の破片が集まった時、何が起こるのよ?」
アドレーヌが姿に見えない相手に問う。多少、恐怖感に仰がれながらも。
「僕が、力を使えるようになるのさ。まぁ、洗脳みたいなものじゃないけどね。」
「力って、一体?」
空から聞こえる返答に対し、アドレーヌはさらに聞く。
少年の声は、それにこう答えた。
「孤独を知らない、孤独を知ろうともしない、そして、僕の気持ちを分かってくれない!
そんな人に、僕の味わった孤独を味あわせるものだよ!
・・・お前みたいな人にねぇ!」
少年の声から、不必要な程の怒りというべきものが込められている。
アドレーヌは即座に怯え、立ちすくむ。
「さっき言ったよね。「苛めっ子には罰が与えられる」って。
僕がお前に、直接罰を与えてやるよ。まぁ、安心しなよ。
バラバラになった仲間は此処に連れ戻してあげるからさ。」
すると、星器を包んでいた光が一旦離れ、彼方遠くまで飛んでいった。
数分が経過し、光が戻ってきた。
そこには、リボンやカービィ達がいつの間にかいた。かなり唖然としている。
どうやら、それぞれの星から、光に連れ戻されたようだ。
その後、光は再び星器に戻った。星器は再び光りだす。
そして回転しながらも、加速度をどんどん上げていく。やがて、完全な光の円が完成した。
この時カービィ達は、あまりにも急に起こった出来事のため、何がなんだか分からずにいた。
「今度はお前に罰を与えなきゃ。覚悟はいいよね?」
その声と共に、光の円の中心から、空間に亀裂が走ってくる。
それに向かって、まるで吸い込むような風が吹いてきた。周りにある砂や、村の家の部品が、次々に吸い込ま
れていく。
アドレーヌは踏ん張っていたものの、風に耐え切れず足が浮き上がり、軽々と飛ばされた。
そして、光の円の中にある、空間の亀裂にその体が入っていく。
事態はあっという間だった。すでに、アドレーヌの姿はそこに無かった。
カービィ達はその後、ようやく事に気付いた。アドレーヌの名前を叫ぶものの、返事が返ってこない。
そこに、少年の声が言う。
「君達の仲間なら、もうここにはいないよ。何処を探したって無駄さ。
アハハハハ!・・・それじゃあ、さようなら。」
円を象っていた星器と共に、少年の声は消えた。
ミラクルマター等もカービィ同様、ただただ驚くばかりであった。






・・・ここは延々に広がる砂漠。町はもちろんの事、オアシスなんて物は何処にも無い。勿論、人だって居な
い。
そこに一人の少女が倒れている。赤い、ベレー帽を被った少女が。
太陽の熱で温度が上がっている砂の上で。誰一人の助けもない、砂漠の中で。





・・・ここは、あの少年が彷徨った、「無限の砂漠」。
アドレーヌ達が住む世界とはまた別の世界。
別名、「孤独が生まれる地」である。

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投稿時間:02/07/22(Mon) 13:56
投稿者名:捨て牛


ゼロが、父親の命令通りこの星に降り立ってきたのはその後だった。
「む…?これは一体!?」
状況が分からないゼロが周りを見る。
「ゼロ様…我々にも分からないのですが…」
数分、手下達はゼロに説明をしていた。
その時、カービィ達も、必死に事をまとめて考えていた。
「私の星のクリスタルは、最初からあの人のものだったんですかね…?」
リボンがそう言う。
「だとしたら、ダークマター達の行動は、全て無意味だったんだな。」
「そしたら、僕達のリボンを助けてることも無意味だったの?」
カービィがたずねる。
そうだ、クリスタルが無ければリボンは生きていけないんだった。
と、全員が思い出した。
「そういえばリボンはクリスタルの声が聞こえるそうッスけど…
 今はどうなんスか?」
「あ…ちょっと待ってください。今聞きますから。」
そう言ってリボンはしばらく目を閉じた。が、やがてビクッと
驚き目を開いた。激しく怯えているようだ。
「…?
 どうか…したの?」
カービィが心配そうに尋ねた。
「おかしい…クリスタルの声を聞こうとすると…
 あの人の声が聞こえてきます」
「あの人って、あの勾玉の…」
「…何て言ってる?」
「えっと…
 『君達とはもう会うことは無い。
  これで良かったんだ、これで幸せなんだ。
  僕を苛めた、あいつは今はどうしてるだろうね。
  何を考えてるんだろうね、想像すると笑っちゃうよ』
 …この後に、笑い声が聞こえました。」
「………………。」

この後はしばらく皆、無言だった。

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投稿時間:02/07/22(Mon) 18:33
投稿者名:ディッセ


「それで何があったんですか?」
「おわ!る、ルナマター!何故ここに!?」
ゼロ、驚いてます。
「リーダーから招集命令があったので来たんです。」
『そのとおり。』
よく見ると、ルナマターの後ろに残りの六暗マターと五方星マター達が。
「「「「「「「「我々もいます。」」」」」」」」
むろん、アイズマター達も。
「まぁいい、それで何があったんだ。」
「はい、」
いつの間にかリーダーマターが折れ線グラフの書いてあるボードを持ってきました。
「折れ線グラフで説明するとこうなります。」
「リーダー、普通に説明してください。」
ローブが突っ込みます。
「わかった、実は・・・・」
リーダーマターがこれまでの説明をします。

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投稿時間:02/07/22(Mon) 20:00
投稿者名:シルト・レヴァーニ


砂が全てを埋め尽くす平原
そこで少女は呆然としていた。

「なにをしている?」

一人のダークマター・・・ゴトーが後ろから少女に話し掛けた。

「あんたのボスの野望は崩れ去ったわ。もう関係ないわよ?」

「・・・俺が砂尋の勾玉の一部だ、と言っても?」

「どういうこと?」

「俺はヤツの自己嫌悪の部分だ。だからあいつは本当の優しさを知らない。」

「ふーん・・・で、私をどうするの?」

「ヤツ・・・砂尋の勾玉からのプレゼントだ。」

「これって・・・スケッチブック・・・」

「全部で10ページ・・・よく考えて使え。」

「なんでこんなことを・・・」

「さあな・・・」

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投稿時間:02/07/22(Mon) 20:56
投稿者名:捨て牛


(そういえば…私は絵が実体化できるんだ…
 もとの世界に戻るには、何かを描いて、それを使えば…)
しかし、もとの世界に戻る道具など思いつかない。
自分で空想した機械を作るとしても、何か欠陥があるに違いない。
少女アドは、しばらく使い道について考えていた。
気が付いたら、ゴトーはもういなくなっていた。考えてみれば、
ゴトーも星器のような存在だったようだ。


…場面は変わり、ここは全てが無の空間。いや、無どころではない。
本当に何も無い…『【無】すら無い』のだ。想像がつかなくて当然、普通の生物には
想像することもできないのだ。そこには、虹色に光るものが浮かぶ。
「……っ?あいつが何か取り戻した…希望がある…考えてる?
 誰かが余計なことをしたんだ。あいつには本当の孤独をあじわう事に
 なってもらわなければ困るんだ、駄目なんだ…
 …僕が無限の砂漠を操ってやる。」
これは、あの少年の声。アドの様子と感情が見えたようだ。
「なるほど、スケッチブックを持ってる。
 これを使おうとしてるんだな。よし…」


「何を描けば…!? …あぁっ!!」
スケッチブックがいきなり空高く跳ね上がった。
それはそのままふわふわと空に浮かんでいる。ジャンプしても届かない。
「僕は一度ここをさまよったんだ。ここを操ることが出来る。
 何も持てなくなる、生き物以外のものにも会うことが出来ない孤独さを味わうがいいよ。」
「せっかく出れるかもしれないと思ったのに…!」
アドは悔しがり、そのまま絶望した。目に見えるのに、空高く届かないスケッチブックを見ながら。
「…ははは、僕の思う壺だね。
 (でも…まずいかもしれないな…もし、何かを使ってスケッチブックを取って、
  あれを描けば良いことにあいつが気づいたら…!)」



ここはもとの世界。
「…ふうむ、なるほど。とすると、あいつらの仲間が吸い込まれて、
 そいつは消えていった。と解釈していいんだな?」
ゼロが茶をすすりながら確認する。
「そういうことになりますね。」

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投稿時間:02/07/22(Mon) 21:43
投稿者名:ディッセ


「ゼロよ・・・」
突如ゼロの父親が現れた。
「父上!」
『ゼファー様!』
ゼファー、それがゼロの父親の名前のようだ。
「大変です父上、星器に洗脳とかの力無いんですよ。」
「分かってる、知っていたからな。」
ゼファーの言葉に全員が驚く。
「知っていたのなら何故言わなかったのです。」
「よく言うだろう、敵を欺くにはまず味方から、と」
「・・・・なるほど・・・・」
「それよりもお前達、あの少年を捕まえろ。」
『なぜ!』
「あの少年力も知っていたからな、その力を利用した兵器を作っていたのだ。」
その言葉に全員「おお〜」っとうなずいた。
「だがその前に、あのじゃまな奴を片付ける方が先だ。」
ゼファーがカービィ達の方を向いて言った。
「ゼロ、お前は私と一緒に来い。」
「分かりました。」
「お前らは奴らを倒した後、あの少年を捜して捕まえろ。」
『了解しました。』
ダークマター達はそう言った後、カービィ達を囲んだ。

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投稿時間:02/07/22(Mon) 22:19
投稿者名:捨て牛
Eメール:usi77@pc.707.to
URL :http://usi77.omosiro.com/
タイトル:Re^6: ADELEINE of STER for 64 [6]

「やっぱり、ダークマターと戦うことになるのか…
 今はそれどころじゃないと思っていたが、仕方ないな。」
シミラが鏡を用意する。
「その通り、事態に動じてる場合ではない!」
と叫び、ガンマターが銃をぶっ放す。
「どうだ、俺の愛用の銃、ハンティング・リボルバー!」
「ダークマターにしてはメチャクチャという程のネーミングセンスではないが…
 それ、英語を訳したらどうなるんだ?」
うまくかわしたシミラがツッコむ。
「…知らん。」
(やっぱり…)
「…なんて、言ってる場合じゃないよ!上ぇ!」
カービィが上を指差す。ルナマターがジャンプして飛び掛ってきた。
「さぁて…関係ないけど今夜は満月です♪頑張ってボッコボコの刑です!」

「…休む暇が無いぞ…カービィ、その人間ダークマターは任せた!
 こっちはこの銃を持っている奴だ!」
そうシミラが叫ぶ。
「人数的にこっちがまずいぞ…一人でも倒すんだ!」
今度は、構えているウィスプがそう叫んだ。

とりあえず、カービィとルナマター、シミラとガンマターが戦闘になっていて、
その他はお互いに構えあっている状態だ。


一方ゼロとゼファー。
「…父上、この世界には…いないんじゃないですか?」
「そうだな…少年の方から出向くのを待つしかないかも知れないな。」
「は…?そんなことがあるんですか?向こうから来るなんて…」
「ゴトー…あいつだけはあの少年を呼び出すことが出来る可能性がある。」
「は…?」

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投稿時間:02/07/22(Mon) 22:53
投稿者名:シルト・レヴァーニ


「なんで・・・邪魔したの?」
「おまえは本当の優しさをしらない。」
「・・・?」
「甘やかされるだけが優しさじゃない。確かにあいつは孤独を知らない。だがな、おまえは否定してるだけだ
。優しさから。」
「ふざけるな!僕はいつでも優しさがほしい!」
「俺の力を使えばおまえの心なんかいつでも読める・・・。」
「でていけ!」
「しかたねぇな・・・じゃあなんで本当はあいつを助けたいんだ?」
「あんなやつ・・・あんなやつのことなんか・・・」
「素直じゃねぇなぁ・・・」
「僕はいつでも正直だ!」
「そうかな?じゃあなんであいつの手にアレがあるんだ?」
「なに?!」

アドの手にはスケッチブックがあった。

「なんで・・・なんでおまえは苛めっ子の味方するんだ・・・」
「さあな・・・俺はおまえだからな・・・」
「・・・」
「それよりゼロの親父がおまえを兵器にするんだってよ。」
「くそ・・・もういやだ・・・孤独は・・・」
「孤独がいやだったら自分で道を開け。・・・言えるのはこれだけだ。」
「おまえなんか・・・おまえなんか!」
勾玉はゴトーに攻撃した。が、そのダメージは勾玉にも来た。
「ど、どういうこと・・・?」
「俺はおまえの一部・・・」
「そんな・・・うそだ!」
「否定するのはよくないぜ・・・」

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投稿時間:02/07/23(Tue) 00:23
投稿者名:ゼボン親衛隊長


さて、ゴトーと子供がケンカしてるのはいいとして・・・。
孤独。確かにそれは恐ろしい・・・が。もっと恐ろしいものもある。
それは・・・。

「うりゃぁぁぁぁぁ!!!」
ハタ迷惑なマッチョメン。って、一体何する気だこの脳タリンは。
「決まっておろう!!あの子供をひっとらえ、ゼロ様に献上する!!」
・・・どうやって?
「ふ・・・私に不可能は無い!!まずはこのダウジングロッドで・・・。」
アホかお前は。
「そして・・・ナレーション!!貴様も協力しろ!」
お前が私に何をさせたいかは分かるが、それじゃルール違反だ。
「やかましいぃぃぃぃっ!!ここ最近真面目風味で私(の筋肉)が目立てないのだ!」
目立たない方が幸せだって。
「…後で体育館の裏に来い。」
ごめんなさい。・・・ん?漢マターのダウジングロッドが激しく揺れ始めた?
「ふふふ・・・ここか!!むん!!」
そして漢マターは思いっきり地面を蹴りつけた!!すると・・・。
空間が裂けてしまった。裂け目からは砂漠が見える・・・。
マジっすか?(汗)
「はははは!!どうやらこの奥にいるようだな!とうっ!!」
漢マターは何故か飛び込みの姿勢で空間の裂け目へと消えていった・・・。
…少なくともアドはピンチだ。

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投稿時間:02/07/23(Tue) 10:10
投稿者名:捨て牛


「ここか、誰かの足跡!
 間違いなく、以前に子供がさまよったものだ。
 よし、ダウジングロッド!この足跡で正しいか記せ!」
<正シイデス>
「そうか、ならここを進む!」


「…お前は僕じゃない!」
ここは少年とゴトーが喧嘩をしている場所。
少年は、自分の手を勾玉の形に変えたかと思うと、
その勾玉の先から刃が出てきた。
その刃を使い、ゴトーに斬りかかる。
「うわあぁぁっ!!!!」
「だから言ったろう、何度やっても無駄だ、お前にもダメージがくる」
 
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