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あなざぁわどるでぃ [5]



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投稿時間:03/02/16(Sun) 10:08
投稿者名:まんぷくカービィ


脅えている白いダークマター。その目の前で4人は相談をしていた・・。
(おい、どうする?)
リーダーが聞く。こんなときはたよりない。
(どうする?と言われてもですねぇ・・)
(私達の敵じゃあないんですか?)
青の発言にリーダーはダークマターの方を見、
(白いダークマターなんぞ見たことがないぞ!?)
(それも女性ですしねぇ・・)
(女性!?)
リボンの言葉にリーダーは大げさなぐらい驚いた。
(わからなかったんですか)
(ちっともわからなかった・・)
リーダーはもう一回ダークマターを見る。
(で、結局どうするんですか?)
(とりあえず友好関係をつくってみるのは・・)
(お、それ採用。でかしたぞ黄)
リーダーはそういうと、白いダークマターの方を見て、
「我々は敵ではない!」
そう叫んだ。
「・・本当ですか?」
(よし!返答を返してきた)
リーダーは心の中でそう思った。
「ああ!本当だ!」
「・・よかったぁ」
白いダークマターは心底安心そうな顔をする。
「よければこの国のことをおしえてくれないか?」
「ええ、いいですよ」
ダークマターは微笑ながら話をしはじめた。
「ここは『地下帝国ロスト』です」
「ロスト!?」
リボンが驚いた。みんなはリボンの方をみる。
「しってるんですか?」
「いや、全然」
リボンはそう答えた。・・なんで驚いたんだ?
「国王はロスト・ジープともうしまして・・」
「ねぇ、国王もダークマターなんですか?」
青がそう聞く。
「地上人は私達のことをなんというかはしりませんが・・まぁ、そうだとおもいます」
「ふ〜ん・・・」
「で、もっと教えてください」
リボンは更に聞いてくる。
「この国は私達・・ダークマターで作られました」
「ちょいまち!ダークマターは破壊活動をおもにやるんじゃないんですか?」
リボンがそう言う。
「・・・私達はほとんど闇でつくられていますが、光をもったダークマターもいるんですよ」
ダークマターは微笑みながら言う。
「だから白いんですね」
「はい、そうです」
「ところで、なんで私達をみて驚いたんですか?」
「・・国王さまに地上人は悪いやつと教えられていて・・」
「はぁ?」
「そんなことないですよぉ・・」
リボンはそう呟く。
「私達は平和に暮らしているだけですよぉ」
リボンが発言したことにダークマターは微笑む。
「・・私達といっしょだったんですね・・」
「はい、全然一緒ですよ」
今度はダークマターが問いかけてきた。
「私の名はリールといいます。あなたたちの名前は?」
「私はリボンといいます」
リボンはすんなりとこたえられたが他のワドルディたちは・・。
(おい、どうする?)
(私達に名前なんてないですもんねぇ)
(もう、適当にしますか)
そう相談したあと、リーダーはリールの方を向き、
「私はレッド!こっちがブルーで、こっちがイエローだ!」
他にも、部下たちはコロ輔やX−11とか叫んでいるが一斉だったため、だれがどれか、区別はつかなかった。
それを見てリールは微笑む。
「おもしろい人たち・・」




(私達どうなるんでしょう・・)
青はそうおもった・・。

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投稿時間:03/02/17(Mon) 00:15
投稿者名:かに


「とりあえず、王様に合わせてくれないか?
もっと詳しい事を王様から聞きたいんだ。」
リーダー・・・もといレッドはリールにそう言った。
「ええ、いいですよ。」
リールはそう言って了承してくれた。

と、言うわけでワドチームは王様に会うことになった。

ロスト城下町。
「お城はこっちですよ!」
リールはそう言って道案内してくれた。
城下町は中世の町そのものだ。
正にファンタジーな町並みだった。
「おお隊長!あそこに武器屋があります!」
「そっちには占い屋も!」
「そうか!では後で寄って見ようではないか!」
何やら楽しそうなレッド達。
「・・・こいつ等呑気すぎ・・・。」
はしゃぐレッド達を見てブルーはため息を付いた。

「おい!そこの連中!」

・・・と、ワド達を呼ぶ声が。
振り返るとそこにはカブトを被った白いダークマターが。
その後ろには他と比べると一回り小さい白ダークマターが沢山いる。
「・・・何か御用ですか?」
リボンはそう問いかける。
「お前達、タックという男を知らないか?」
兜付きダークマターはワドルディ達にそう問いかけた。 

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投稿時間:03/02/17(Mon) 23:13
投稿者名:まんぷくカービィ


「タックだとぉ!!」
レッドは大声をあげる。なんたって、自分の基地の裏切りものだからだ。
「お、大声あげるな・・・」
「すいません、以後、気をつけます・・」
タックのことを思い出して、怒り狂っているレッドを尻目で見ながら、ブルーが言った。
「うぉっほん!!」
たちなおったレッドはえらそうな咳をした。どこかの金持ちみたいだ。
「あ〜タックのことは知ってますようん」
「本当か!?おしえてくれ!」
隊長らしきダークマターが、とびかかってくる・・。
「ああ、しかし、タダとは言わない」
「わかった。いくらだ?」
白いヘルメットをかぶったダークマターが財布を開ける。
「ノンノンノン。私はお金で買取する主義ではないのです」
(嘘付け!)
ブルーはそう思ったり思わなかったり。
「なに?ではなにと交換するというのだ?」
「うぉっほん!それはな・・・」
このあとレッドが言ったことに、ブルーは目を丸くした・・。





「『自転車』だ」




「はぁ?なんだその、『自〜転車〜』というのは?」
「バカもの。自転車といったら自転車だ!」
「あ、レッドさん、落ち着いてください!」
リールが止めに入った・・。ここでリールが止めに入らなかったら、もうこの町は戦場と化していただろう・・。
「ここは地下ですから、レッドさんのいうようなものはないんですよ」
「お、おお、そうだったな。失礼した」
レッドは腰を折り曲げ、礼をしている・・・。どこに腰があるのだろうか?
「いいんだ。あなた達は地上から来らしたのだな?」
「はい、そうです」
もう、レッドに任せておいたらなに始めるかわからないので、ブルーが代役になったようだ。
「よかった。地上の文化も取り入れて見たかったのだ。その『自〜転車〜』とかいうものをもう少し詳しくおしえてくれな
いか」
「いいですよ?え〜とですねぇ、まず、車輪があって、持つとこがあって、足をまわしたら前に進むのです」
・・よくわからない説明だった。が、聞いていたダークマターとリールはなにやら考えているご様子。
ちなみにレッドはリボンとイエローによって取り押さえられている。最初は抵抗したが、一発殴ったら、静かになった。
「それ、『オベンジャー!』じゃないですか?」
「はぁ?」
今度はワドルディ軍団が声を上げる番だった・・。
「あなた達の世界の『自転車』と、『オベンジャー!』はえらく特徴がにてるんです」
「これから、オベンジャー!をお見せしますため、私達についてきてください」
「いいですよ」
ダークマター軍団は踵を返し、あるきだす。そして、ワドルディ軍団もついてゆく。傍からみたら、ものすごい光景だ。
「あ、そういえばまだ私は名乗ってませんでしたな。私は『ゼザ・ハイウィング』だ。あなたは?」
「私はブルー。そしてあの、気絶しているのがレッドで、それをひっぱっているのがイエロー。そしてあの空を飛んでるの
が・・」
「妖精のリボンです!」
また、後ろの方から、マジックマン!や、みのもんた!とか言っているのが聞こえる。・・遊んでいるのだろうか?
「そうか。よろしくたのむぞ!」
「はい!」
ブルーは快く返事した。まぁ、レッドよりましですからね。
「私も言いましたが、フルネームを言い忘れていたので、もう一回。私の名前は『リール・アイブレッド』です!よろしく
おねがいします!」






(そういえばスターロッドの件、どうなったんだろ?)
密かにそう思ったブルーであった・・・・。

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投稿時間:03/02/18(Tue) 01:05
投稿者名:かに


その頃、地上では・・・。

「・・・むぅ・・・。」
デデデは目の前にあるものを見て考えていた。
そのあるものとはスターロッド。
ついさっきまで自分の背中に引っ付いていたものだ。
「何で俺様の背中にスターロッドが・・・。」
デデデはいつもの3倍の脳細胞を活性化させて悩んだ。
だがそれでも答えは出ない。
所詮は彼の脳みそはその程度の機能しか無いと言う事だろう。

「・・・とりあえず、これを夢の泉に返しに行くか!」

このままではスターロッド泥棒の犯人にされてしまう。
デデデは誰にも見つからないよう気をつけて夢の泉に向かった。

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投稿時間:03/03/02(Sun) 23:56
投稿者名:まんぷくカービィ


ガサガサッと草むらが揺れ動く。・・誰かが近づいて来ているよう
だ。

「ふぅ、やっとついたな」

やってきた主、デデデはキョロキョロとあたりを見回す。

「・・・誰もいないだろうな・・」

ここは夢の泉。世界の夢をつかさどってあり、スターロッドを祭ってある。
結構遠いところにあるため、用もないのに近くを通るやつなんてまずいない。デデデはふう、とため息をつくと、自分が今
、しっかりと握っているものに目をそらす。

「なんであったんだ?・・盗んだ覚えなんてないのに・」

デデデはそう考えると考え込んだ。・・変なことだったら思い浮かぶ。
最近デデデの近くで変なことが多発しているのだから・・・。

「・・・今年は大凶かなぁ・・・オレさま、何しにここにきたんだっけか?」

・・デデデの脳みそはあきれ返るほど忘れが激しいらしい。忘却の彼方、というやつだな。
デデデは自分の手の方を見、

「・・これを返しにきたんだったな!」

デデデは祭壇のもとへ走っていく。そして、祭壇に手を伸ばす。

「・・でもオレ様、これ返してもカービィには見られてるからなぁ・・」

そうつぶやきながらもスターロッドを祭壇に乗せる。すると・・、
黒い霧のようなものがブワッと出てきて、あたりを黒で染まる。

「うわっ!・・なんだぁ?」

デデデ、困惑。そりゃそうだ。聖なる泉に黒い霧が発生したんだから。

「ごくろうだったなぁ・・」
「だ、誰だ!?」

あたりに声が響く。デデデはすばやく立ち上がり、周りを見渡す。
・・誰もいない・・じゃぁ、声の主は?
そうデデデが思ったころにスターロッドを中心にして、黒い霧が濃くなっていく。・・それと同時に人影が・・・。


黒いマントを羽織っている。・・まるで宇宙の星空みたいな黒だ。
サングラスをつけていて、肌は紫色。さらに手、顔は老人のように細く、足がない。

「わが名は、ナイトメアウィザード・・」
「はぁ!?」









(オレ様、なんかやばい事しちまったんじゃねぇか?)
・・今更思っても、もう遅かった・・・。

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投稿時間:03/03/06(Thu) 00:22
投稿者名:かに


上で何だかやばい事になってる頃地下帝国では・・・。

「・・・。」
リボンが口を開けたまま絶句していた。
他のワドルディも同様だ。
あのレッドまで固まってしまって居る。
「これがオベンジャーです。」
リールがワドルディに向かってそう言った。

「・・・あの、リーダー・・・。」

「何だ?」

「あんな感じのもの、サーカスなんかでよく見かけましたよね。」

「ああ、あの時は何だか見てるだけで頭がぐらぐらしそうだった・・・。」

さて、オベンジャーとは・・・?
簡単に言えばでかい輪を横に並べてその間に棒を通し
その棒を両手両足でしっかり掴み固定した後、体全体を使って転がっていく、と言うものだった。
ちなみにこの国の人たちは両手両足が無いので代わりにあの電撃を
使って身体を固定しています。
「どうかな、君達の言う自転車にかなり近いものだと思うが・・・。」
セザがそう言う。
確かに、車輪があるし取っ手もある。
足ではなく、体全体で回して進むくらいしか違いは無い。
・・・しかし、何か違う気がする。
「・・・ま、まぁオベンジャ−の事は後回しにして
先に王様に合わせてくれないか?」
レッドはリールにそう言った。
「・・・解りました、それではオベンジャーで向かいましょう。」
リールはそう言った。

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投稿時間:03/03/13(Thu) 22:21
投稿者名:まんぷくカービィ


「は?今なんて言った?」
レッドはそう、聞き返した。できれば今聞こえたのは、ウソであってほしい、という願いからです。だが・・・。
「オベンジャーで、行きましょう」
リールは微笑みながらそう言い返しました。・・まるで、レッドには悪魔の微笑みに見えます。
「ちょっとまて!?まず、人数分あるのか!?」
レッド、マジで乗りたくないご様子。部下たちの数の多さを利用した言い訳です。
「人数分あります」
・・あっさり答えられました。レッド、頭を抑えて悩んでいます。ついでに、リボンは飛んでいけるし、部下たちは全員で
トランプをやっています。もちろん、数も半端ではないので、トランプ4つを合わせた、大ババ抜きです。ブルーとイエロ
ーも参加じています。
「で、では、私達はその乗り物の乗り方をよくしらないのだが・・」
「大丈夫です。体で覚えますよ」
・・これも簡単に返されました。マジで悩むレッド。ついでに、ババ抜きの結果は、イエローがベベだったようです。
「わ、私達の体系ではちょっと無理があるのではないか?」
レッドの必死の言い訳に、リールは困った顔をします。
「・・それもそうですね」
勝った・・・レッドの心境は、それだけだった。勝ったという満足感、涙を流しています。あの乗り物にのるのがよほど嫌
だったのでしょう。ついでにババ抜きは2戦目に入っております。
「・・・・じゃぁ、別の乗り物にしましょう」
へ?まだあるのか?レッドはそう思います。
「さ、これです」
リールが差し出したもの。それは・・・

一輪車・・でした。
レッドは、また頭を抱え込み、悩み始めました。
トランプも悪戦苦闘中。

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投稿時間:03/03/14(Fri) 07:39
投稿者名:かに


「む、むううう・・・まぁオベンジャーよりましか。」
レッドは仕方なくそれで了承しました。
「じゃあ決まりですね行きましょう!」
リールはそう言うとオベンジャーに乗り込み、ゴロゴロ転がり始めました。
・・・やっぱり変な光景です。
「・・・おい!部下ども!今から王様に会いに行くから
一輪車に乗り込め!」
レッドはそうババ抜きをしている部下に言いました。
ところがその時、部下達から思わぬ声が上がりました。

「えー?あれに乗らないの?」

「一輪車なんて乗りにくいじゃん。」

「あれの方がよほど面白いよー!」

部下達からブーイングが上がります。
「・・・・。」
レッドはどうしたらいいか解らなくなってしまいました。

〜☆〜

ゴロゴロゴロゴロ・・・・。

お城に向かって街中を転がっていくオベンジャーの大軍。
その中にはワドルディが楽しそうににねずみ車の要領でオベンジャーを転がしていました。
「・・・・・。」
その中で一人、レッドが一輪車でお城に向かっていました。

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投稿時間:03/03/17(Mon) 20:05
投稿者名:まんぷくカービィ


それは・・・世にも恐ろしい光景でした・・・。

わけのわからない大軍がオベンジャーに乗って、ゴロゴロと転がってきます。そして、一名だけ一輪車に・・・・。
お城の兵士は唖然としています。そんな彼等に、ゼザは、
「ご苦労」
とだけ言って場内に入っていきました。
わけのわからない軍団は次々に、オベンジャーから降りて、城の門をくぐっていきます。
(捕まえるべきか、捕まえないべきか・・)
門番はそんな心境だったと、証言しています。

場内は、わりと広く、洋風でした。鎧が、飾られています。
「・・ハデだな・・」
レッドは中を見て、そうつぶやきました。赤いじゅうたんがところどころにしいてあります。ワドルディたちの基地とは、
比べ物にはなりません。
「ここが、王の部屋だ」
門からはいってすぐの部屋が王の間でした。
簡単に王が族に見つかっちゃうじゃないか!と、おもったら大間違い。これは、『一番えらいやつは、一番上にいる』とい
うのを、逆手にとった一種の作戦です。
「じゃ、入りますよ」
今まで出番のなかったイエローが、扉に手をかけ、引きます。
ギイイイッ、と音を立てながら、扉はゆっくりとひらいていきました・・。

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