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Another story of Kirby [5]



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投稿時間:01/12/22(Sat) 17:06
投稿者名:星見草


約十分後、カービィの家の中でケガ人の治療が行われていた。
治療をしながら、メタナイトがひとりごちる。
「ひどいものだな。
もし今ふたたびやつらが攻めてきたらひとたまりもない。」
そのつぶやきはあまり大きくはなかったが、全員の心に重く響き渡った。
「あたしは無事だけど、攻撃の手段なんて知らないですし〜・・・。」
「ボクはもう戦えるよ!」
「私も平気。」
「拙者もこのとおり・・・げはぁっ!」
「きゃあ〜っ!!」
ぜぼしんの強酸性の吐血を浴びそうになった菊花があわててよけた。
しかし、あわてた拍子にひっくりこけた。
「だれか、起こしてください〜・・・。」
「どれ、拙者が・・・ごふ」
その瞬間、菊花の顔が恐怖に歪む。
「・・・いまのはほんの冗談だ。」
「びっくりさせないでください〜・・・。」

治療がひととおり済んだあと、比較的元気な番人と菊花を残し、あとの全員は眠りについた。
ちなみに、菊花はどのようによけたのかまったくの無傷だった。
「きさま、またあれをやったのか?」
「やってないですよ〜。」
「とぼけるなよ、だったらなぜマルクの最後の攻撃を無傷でやりすごすことができた?」
「それは・・・運がよかったんです〜!
絶対に時間をいじってよけやすくしてたわけじゃないですよ〜!」
「やっぱりそうだったのか。」
菊花の顔があおさめた。
「ごめんなさい〜!
あたしはまだ死にたくなかったんです〜!」
「時間を自分の都合でもてあそぶ奴は五十年間封印されること、今更いうまでもないよな?」
「お願いです、それもやめてください〜!
五十年後っていったら、みんなおじさんやおばさんになってるころじゃないですか〜!」
「それがきまりなんだ。
間違っても知らないなんて言うなよ、前科十一犯が。」
「・・・・・・。」
菊花はもう、何も言えなかった。


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投稿時間:01/12/23(Sun) 03:19
投稿者名:ひでぶ


「覚悟はできたみたいだな」
番人が、印を結んだ。
時の制約を破る者を罰することは、彼にとってそう困難なことではない。
代々の番人に委ねられる力と記憶は、その長い歴史の中で
1つも捨てられることなく、後継者に完全に引き継がれるのだ。
初めて行う作業も、まるで昔からこなしていたかのような
手付きで事が進む。封印の紋章が刻まれた光の魔法円が、
空中に浮かび上がった。
「あぁ……」
菊花はその魔法円を見て、うるうると瞳に涙を溜めた。
生きている時間より、封印されている時間のほうが何十倍も
長かったらしい。
やっとの思いで、封印から解放されたのに。
またあたしは、あの円に閉じ込められちゃうんですか?
淡いベリルの光が、菊花を包み込んだ。
もう菊花は、滝のような涙を流している。
「カービィ達には急用ができたとでも言っておく。
死ぬわけじゃないんだ。今度こそ、頭を冷やせよ」
番人が、最後に上げた右手を振り下ろせば、菊花は再びこの世とは
違う場所に送られるはずだった。しかし、そんな時に、その光景を
偶然見てしまった者が、彼を止めたのだ。

「何をしているんですか?」
藍色の不思議なからだを揺らしながら、それは焦ったように叫んだ。
いつもはおどけているのに、いざ真剣になるととても利発な素顔をみせる。
彼は今、その表情だった。
「グーイさん……」
菊花の顔が、思わず歓びでくしゃくしゃになった。

番人は溜め息をついた。
「こいつは、時を操作できる者の1人だ。
刻の啓示を受けることがなくとも、自然界ではごく稀に
こう言ったチカラを持つ者が現れる。
そういう者達が現れるのは仕方がないことだが、
好き勝手にそのチカラを利用されては困る。
それを防ぐための法に触れた者を裁く事も、俺の仕事だ。
菊花は、時の制約をやぶったのさ」
「どうするっていうんですか……!?」
「50年間の封印だ」

グーイは、菊花のほうを見た。菊花は、まだ大粒の涙を流していて、
声無き声でグーイに何かを願っている。
「許して、あげられません?」
「過去にこいつは何度も封印されている。
これで11回目だ。本当なら無期封印にしてやりたいところだが」
「じゃあ、なおさら……!」
グーイが急に強い口調で言ったので、初めて番人は菊花から目を逸らした。
一息ついて、グーイが静かに言う。
「すみません……時間の概念って、僕にはまだ難しいけど。
菊花さんは、これまで長い間封印されていたから、
きっとこっちでは自由が得られると思ったんじゃないでしょうか?
考えてみれば、やっと帰ってこれたのに、元の場所は僕と同じ
ダークマターやマルク達のせいで、こんな窮地になっていて……
どこにいたって危険になってしまった。それだから、
なんだかすごく悪いような気がするんです」
「摂理には逆らうことはできないだろう」
番人が反論した。
「どこにいたって危険なのは、悪党共が蔓延っていようが
いなかろうが変わらない。死ぬ者は死ぬ運命だ。
それを、生まれついた場違いな能力で避けるなど、ムシが良すぎる。
……まあ、星の戦士だけは例外だがな」

グーイは黙ってしまったが、もう一度菊花の顔を見てから、
しばらくして番人にはっきりと言った。
「なら、僕が使わせません」
「……なんだって?」
「菊花さんが時を操る能力を使うような事態が起こらないように、
僕が守ります。絶対に。それがダメなら、僕も封印してください」
番人は苦笑した。
「なぜ他人にそこまで必死になれる?」
グーイは、もう考えてでもいたかのように、すぐに答えることができた。
「僕はダークマターです。邪悪の意志の塊から生まれ出ました。
自我を手に入れる前には、きっと不正な力を罪も無い人達に振るったと
思います。それは、許されない過去です。
でも……でも!結局僕は、今もその力に頼っている。
僕と菊花さんは、一緒なんです。……いや、人を傷つけた分、
僕のほうが罪は重いはずだ」

グーイが番人に駆け寄った。
「お願いします、どうか、菊花さんを助けてあげてください!」

お互い、数秒目線を向け合ったままだったが、
やがて番人が、「やれやれ」と首を横に振った。
右手は、ゆっくりと、封印の法とは違う動作で降ろされた。
途端に、菊花を包んでいた光が消えた。
きょとんとして、菊花が辺りを見回す。
「一度きりだ。次はもう無いからな」
番人が短く言い残してその場から去って行った。

グーイは番人の後姿に、不器用ながらちょこんと礼をした。
その途端、真横からグーイの名を叫んで抱きついてくる菊花を
受け止めて、思わずよろめいたが、そんなに重くないことを知ると、
すぐにしっかりと支えることができた。
「よかったですね」
グーイがニッコリと、菊花に笑みをみせた。
「グーイさぁぁん…あたし、本当に胸がいっぱいですぅ…
グーイさんは命の恩人……グーイ様って呼ばせてください〜」
「あはは、よしてくださいよ。僕は、自分の思うことを言っただけです。
もしよければこれからは、グーイと呼んでください。
それに、僕に敬語を使う必要なんてないですから」
「あ、はいっ……ん?うん、かな?」

不思議な生き物達が、互いに親しくなれた瞬間だった。


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投稿時間:01/12/25(Tue) 22:39
投稿者名:レモン


そのころ…ポップスターの上空にに…一つの宇宙船がありました…
「こーれでこの世界は俺のもんだなぁ!ははは!」
男の手にはクリスタルが握られていました
「あとは…そうだな…残りの守護神を倒して…邪魔なやつらを倒すか…」
男はクリスタルを手の上で消すと…胸ポケットから紙を取り出しました
「ここの星にルックグリーンの守護神・レモンが居るのか…噂では宝を盗まれたといわれていたが…まあ、邪魔なやつは排除だ!
 …ん?な!…ポップスターの守護神…カービィも居るじゃないか…」
静になる宇宙船…
「…っふ…なんだなんだ?いい奴らがそろってるじゃねーか…レモン・カービィ・番人!それにあの花まで…刀の錆にしてやる…」
宇宙船は静に…上空から地に降りていった…

「それで?今日の夜ご飯は?」
「海老グラタンにミネストローネスープ…あとは海鮮サラダ等です」
「わお♪コックカワサキlove♪」
「カービィ…そこまで言うか?」
「海鮮サラダ〜♪おいしそうです〜♪」
「(食う気か?)」
…上のセリフ…誰のセリフかわかった人は凄いです…
「ん…あ…あぁ?!なんだあれぇ!!!!」
リックが叫びました!その目の先には…
「よぉ!ここに守護神が2人と番人等がいると聞いたんだが…いるか?」
「…守護神って…レモン…」
「……2人?」
 

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投稿時間:01/12/26(Wed) 23:57
投稿者名:ゲームの番人中西


「守護神が二人って…あとの一人はどこにいるのさ!?」
カービィが男に尋ねた。
「お前だ、ポップスターの守護神。」
男はカービィを指差して言った。
「守護神?こいつが?」
リックが信じられないと言いたげな表情をした。
「…何のようだ?」
番人が静かに男に尋ねた。
「俺の名はラーク。
俺の野望を実現するにはお前等が邪魔なんだ。
死んでもらう。」
ラークは刀を構えた。
「…戦いは避けられないようですね。」
グーイは菊花を後ろに退かせ、菊花より前に出た。
皆も武器を構える。
「がんばってください〜!!」
菊花は旗を持ち、皆を応援していた。
全員が構えている中、カービィだけが構えていなかった。
(何か…変だ……この感じ…は…)
その時、カービィは冷や汗をかいていた。
「…大丈夫?カー君。」
心配したアドがカービィに尋ねる。
「う、うん…大丈夫…」
カービィは何か、強烈な力を感じていた。
どこからその力が出ているのかはわからない。
少なくとも、ここにいる全員からは出ていない。
カービィはそれを恐れていた。
       

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投稿時間:01/12/27(Thu) 00:23
投稿者名:ゼボン親衛隊長


(ヒヒヒ・・・やぁっぱり、動きはじめた・・・だがこれはまだまだ序の口・・本番はまだ先。)
・・・ラークと対峙するカービィ達の中で、そのうちの誰かがこんな事を考えていた。
「・・・行くぞ。」
ラークが刀を抜き、斬りかかろうとした、その時。
「ふははははは!!ちょっと待ったぁ!!」
いきなり馬鹿笑いを上げるぜぼしん。動きが止まる全員。
「な、なんだあ?」
「上を見ろ!」
びしぃ!!と天を指差すぜぼしん。見上げる全員。
・・空は綺麗に晴れ渡っている。
「何も無いぞ・・・」
番人がぜぼしんの方を振り向くが、そこに彼の姿は無かった。
「あれ?」
「ガハッ!?」
「え?」
見ると、そこにはラークの鳩尾に蹴りを入れるぜぼしんの姿が。
「ひゃーはは!!馬鹿な奴等だ!こんな『あ、UFOだ』みたいな手にかかるとはな!!」
ぜぼしんはそう言った後ラークをむんずと掴み、そのまま数メートル先に投げた。
「ぐっ!!」
「安心しろ・・拙者はお前の持ってるこれが面白そうだから強奪したまでだ・・。」
いつのまにかぜぼしんの手にはクリスタルが。
「さて、拙者の正体を教えてあげよう・・拙者はゼロ様直属の特殊工作員、ぜぼしんだ・・。」
それを聞いて構えるカービィ達。だが。
「・・・今はまだ戦う気は無い・・・ごふ!!さよなら、また今度だ♪」
「あ!!」
・・・そう言った後、ぜぼしんは消えた。
・・・呆然と立ち尽くす全員・・・。
       

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投稿時間:01/12/27(Thu) 03:33
投稿者名:ひでぶ


黒水晶ごしに、その光景を眺めている少年が1人。
少年の部屋には何もない。漆黒の帳の中で、ただじっと
それを凝視していた。クリスタルを持ち帰ったぜぼしんの
気配を近くに感じ、早速思念波を送る。
(相変わらず面白いことするなぁ。
マルクさん達の仕事取っちゃったら、
それこそ立場なくなっちゃうだろうに)
少年が敬いの言葉を使わないということは、実に珍しかった。

回廊に現れたぜぼしんは、いきなり送りつけられてきた
思念波に少々驚いたが、送り主が誰だか分かると即座に返信した。
(拙者がクリスタルを持ち帰ろうとあの者達が持ち帰ろうと、
ゼロ様を憂いさせるものはなくなる。じゃあ、拙者が持ってきても
いいではないか。違うか?初流乃)
銀髪の少年、初流乃がクスクスと笑う。
(ま、いいか。あとで僕の部屋においでよ。
面白いものを見せてあげるから)
そう送って、初流乃は見えざる思念の鎖を断ち切った。

「初流乃のやつ、テレパシーなんてレトロな能力、いつ手に入れたんだか。
拙者だって随分使ってなかったのに……ごふっ、おぉ寒い……。
これだからこの城はあんまり好きでないのだよ……
さっさとゼロ様に渡してこよう」


「面白いものって、うちのこと?」
暗闇から、声が聞こえた。初流乃の笑みはくずれない。
仮面をつけているかのように、長い間その表情を変えていないようだ。
その笑みのまま、ゆっくりと振り返る。
空色の初流乃の瞳に、横一線の紺碧の光が映った。その暗い光には、
獣人の少女が囚われていた。
「失礼」
と、初流乃。
「癇に障ったのならどうか許してください。
僕には、なぜあなたがここに来ることができたのか、
それが興味深いことであり、決してあなたのことを
馬鹿にしているわけではないのです」
「じゃ、この扱いは何さ?」

獣人の少女が紺碧の光に触れると、それは激しい閃光と熱を放出した。
紺碧の光は、長く触れていると大火傷を被ることになる、法術の牢獄なのだ。
「ゼロ様に仕えている以上、侵入者は捕らえなければいけないのでね。
本来なら、その後即刻処刑なんですが、どうやら気付かれていないようです。
手荒なことはしたくありません。どうか御自分の状況を考えてください。
一応、『空の番人』として、何も空間操作能力を持たない方がやってくる
現象を調べたいんですよ。終わり次第ちゃんともとの世界にお返ししますよ」

少女は初流乃をキッと睨んでから、言い返した。
「嘘ね。うちがここに来れたのはあなたの力だもん。
あの時うちをこっちに引っ張ったのはあなたでしょう?」
少女の問いかけにも、初流乃は動じない。

「これは異な事を」
そうは言ったものの、初流乃は否定はしなかった。
続けて、彼女は確信していることを問い詰める。
「あなたの目的は獣人の能力の1つである『スナッチ』ね。
それ以外に何があるっていうのよ!絶対に教えてやんないんだから」

「ふむ」
初流乃は、片手を前にだし、掌を上に向けた。少女に見せるかのように。
「スナッチ、ね。……本来は獣人が擬態する時に必要な吸収能力で、
至高のチカラを誇るが故に、悪用しようと目論む輩がよく出没している
みたいですね」

開いた掌をゆっくり握りしめ、また開くと、そこに青白い光が浮き上がった。
初流乃の動作に、少女は目を見張った。
「アニマルレイス……獣人の王が自然界と制約を結んだおかげで、
スナッチの効果は通常の『動物』だけにしか及ばないはずなんです、が……」
目を閉じて、彼は「バーニンレオ」と呟いた。すると、どういうことか。
彼の掌のやや上に、めらめらと燃え盛る炎が現れた。
次に、「スパーキー」と、彼は言った。今度は雷玉が、彼の掌に現れる。
唖然として、少女はそれを眺めていた。

「ご覧の通り、ポップスターの不思議な生き物達にも通用するみたいですね。
他にも何種か使用可能です。教えてくれないから随分と苦労しましたよ。
……血を見るのはあまり好きじゃないので」

少女は激昂した。
「スナッチは、相手の生きるチカラを吸わない限り吸収できない!
うち達だって、ちゃんとした約束の上で、動物達からそのチカラを
貸してもらっているのに……!一体、どのくらいの生命を犠牲にしたの!?」

彼の氷の微笑は、やはり崩れない。
「でも……」
少女が、呟いた。
「でも、何も教わらずに、獣人でもないのに、それを覚えて、
その上『動物』ってものじゃない生き物にそれを使って成功したのは、
多分あなただけ……」
悔しさと、嫉妬と、羨望が、少女の心の中を駆け巡った。
それを聞いて、彼女の心情を察して、初流乃は狂ったように大笑いした。

「アニマルレイスの姫君、な〜ビィ。
あなたの話を聞かせてください。
僕は、あなたのことをもっと知りたい」


ぜぼしんが消えた後、あまりの突拍子の無さで戦意を失っていた
相対する者達が佇んでいた。互いに武器は構えてはいるが、
どうにもそれは攻撃意志を秘めていない。その場の都合に合わせる
ただの『振り』だった。
結局、溜め息の後、リックの「やめよう」の一声で、
敵も味方も構えを解いた。
「しっかし、頭くるよな。ヒトが苦労して持ってきたものを
なんであんな奴に取られなきゃいけないんだ?なぁ、守護神、
お前らもそう思うだろ!?」
クリスタルをリップルスターから奪ってきたラークという男が、
なぜかカービィ達に同意を求めた。
「まぁよ、確かにお前達は邪魔者だから、消す気まんまんで
ここまでやってきたのに、こんな展開じゃ、萎えちまうわな。
ホンットにやる気ねぇ」
謎の雰囲気につられたカービィが頷く。
「そうだね、戦う気なくなっちゃうよね。もう、
ひどいよぜぼしん、ひどいひどいっ!」
「漁夫の利って奴だよ」
番人も苦笑して言う。
「今回はあいつの1人勝ちだ。全く、奴らの仲間だなんて、
気配すらしなかったよ。不覚だ」

全員が、再びドッと溜め息をついた。
それから短い間をおいて、レモンがラークに問い掛けた。
「ラーク」
「なんだ、ルックグリーンの守護神」
「クリスタル、リップルスターからどうやって持ってきたのさ?」

―――

『空の番人』は、『時の番人』をパクりました。
識別は『間』っていう字をそれぞれに入れてみるとできるかも。
いろいろ修得してますが、『時の番人』が魔法剣士なら、
本来彼はダークマージ。知識欲が彼の最強の能力です。(ぉ
故に、『大した力がない』って言われるんですね。

僕、菊花の運命、委ねられた者なんですが、
番人さんのやった通り、菊花はもう時の操作を使うことはありません。
封印されなかった代償とでも考えてください。
「それなり」の理由があるのなら、まぁ破るんでしょうケド。
後半にでも取っておきましょう。
       

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投稿時間:01/12/27(Thu) 15:52
投稿者名:ゲームの番人中西


「リップルスターを襲って妖精倒して奪ったんだよ。
いやー大変だったぞ。
城の中にクリスタルが無くて…宇宙にいた妖精が持ってたけど。」
その瞬間、カービィの表情が変わった。
そう、カービィには思い当たる人物が一人いた。
「まさか…リボン…!?
その妖精って…赤いリボンを着けてなかった?」
「ん?そーいや着けてたな。」
カービィはソードをコピーし、剣を構えた。
「…殺したの?」
「あ、あの妖精お前の恋人か何かだったわけ?
いやーそれは悪いことしたな。
今ごろは宇宙を漂ってると思うぜ?」
カービィはラークに斬りかかろうとした。
番人が溜息をつきながら片手でカービィを抑えつけた。
「…やる気失せたし、お前等殺すの今度にするわ。」
ラークはそう呟くと一瞬にして姿を消した。
「…で、どうするのよ?」
レモンがカービィに尋ねた。
「リボンを助けに行くに決まって…」
「カービィ、宇宙は広いんですよ?
その、リボンとか言う人がどこを漂っているかもわから無い。
見つけるのはほとんど不可能ですよ。」
カービィが言い終わる前に、グーイが言う。
「あたし思うんだけどさ〜、
ゼロ達がカービィの仲間を放っておくと思うかな?
あくまであたしの推測だけど、リボンとか言う妖精さんもゼロに捕まってるんじゃないかな?」
竜轡が言った。
「…とにかく、作戦を練ろう。」
メタナイトが皆にそう言う。
皆はカービィの家の中に入っていった。
カービィは空を見つめていた。
(リボン…きっと…いや、絶対助けるから!!)
カービィも家の中へ入っていった。
「…あれ?」
アドは家の中の窓から空を見ていた。
一瞬だけだが、空間が歪んで見えた。
「…気のせいかな…?」
アドは目を擦ると空をもう一度見た。
が、そこにはいつもと同じ、青々とした空があるだけだった。

「…クリスタルは見つからなかったのサ。」
マルクが溜息をつきながらゼロに言った。
「…クリスタルはもう良い。
どうやらぜぼしんが手に入れたようだ。」
マルクは自分にミスが無かったことに安堵の溜息をついた。
「とりあえず、これがお土産なのサ。」
マルクは一人の妖精をゼロの前に投げた。
「ほぅ…前に我等がリップルスターを襲ったとき、
カービィと共にいた妖精か…カービィの目の前で殺したいものだが…」
ゼロの前に赤い球体が現れる。
「邪魔者は今のうちに排除しておくか。」
…恐らく、それに触れたら命は無いだろう。
ゼロはそのまま赤い球体を放ち、妖精の生命を絶つはずだった。
が…
『ゼロ様…』
「…その声は初流乃か?」
不意に、ゼロに思念波が送られてきた。
『できればその妖精、くださいませんか?
ちょっと試したいことがあるので…』
「…好きにするが良い。
ただし、逃がすな。」
ゼロはそう言うと妖精を初流乃のいる場所へと転送させた。
そして、笑い始める。
「ククク…ポップスターが闇に落ちる日はすぐそこまで迫っているぞ…」
ゼロがそう言った瞬間、ポップスターの空が一瞬だけ闇に染まったように見えた。
       

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投稿時間:01/12/28(Fri) 02:40
投稿者名:ひでぶ


「……そのコ、どうするつもりさ?」
囚われのな〜ビィが、怪訝そうに初流乃に尋ねた。
「まさか、そんなちっちゃなコまで、スナッチする気なの?」

片手でリボンの胸座を掴んだ初流乃が静かに答える。
「クリスタルは、闇の者が拒む存在なのは分かりますよね?
それの加護を受けたリップルスターの妖精は『光』そのものと言っても
過言ではない。そのことが過去のゼロ様の敗因の1つでもあります。
闇と相反する光を吸収したところで、僕の闇の波動が弱くなるだけです」

つまりどうなるかを考えて、な〜ビィは安堵した、が。
結局、この妖精の子も彼の贄であることに違いないと思うと、
彼女の表情は一変して暗くなった。
初流乃は皮肉めいた優しい言葉遣いで、な〜ビィに話し掛ける。

「お友達としてプレゼントいたしましょう。
そうだ、お姫様にいつまでもこの仕打ちは酷でしょうね。
どうしたものか……ふむ」

初流乃は何かを思いつき、左手で印を刻んだ。
場の確立された位置関係が捩れだし、その歪みから、
籠球程度の穴が生じる。その穴は徐々に大きくなり、
やがてな〜ビィとリボンはその穴に抵抗できずに吸い込まれた。

「な、なにさコレ!?」
な〜ビィが辺りを見回すと、中はある部屋に酷似していた。
残酷なほど、な〜ビィの住んでいた宮廷の寝室の造りに。
部屋の形から内装、花瓶の位置まで、全てがそのまま持ってこられたかの
ようだった。怒りをあらわにして、な〜ビィが握った両手を
テーブルに叩きつける。無機質な感触で、衝撃をまるで吸い込むように
分散した。痛みはない。音だけが、その場に響き渡り、
床に倒れていたリボンが、ようやく目を覚ました。
な〜ビィとリボンは、生きている感覚がしない空間で目を見合わせた。


「さて、これから、どうするか」
番人が、仲間達の前に立ち、はっきりとした声で言った。
「ポップスターも、俺達が奴らの襲撃を受けている間に
結構まずい状況だ。半分近く、闇のチカラに染まっている」
「他の星は、もう完全に闇の集団に支配されちゃってるみたいですねぇ」
と、菊花。
「ここらで、ちょっと分かれてみません?助けてあげるのも1つずつじゃ
キリがないですよ」
「そうだな」
と、クー。
「幸い仲間が増えた。手分けしてもダークマター達はそれほど
手強い相手ではない」
どの戦士も、異議はない。それを確かめてから、カービィが前に出た。

「決まりだね。手分けしていろいろな所へ行こう。
ぼくはリップルスターへ行く。グーイとデデデ大王は
ブルブルスターをお願い」
「わかりましたぁ」
「あの、寒いところへ!?」

「リックとナゴはコレカラスター、いいかなぁ」
「こ、こいつと?」
「リックとナゴ……ここでハクをつけるナゴ。ニャハハ」

「チュチュとカインはウルルンスターへ行って様子を見てきて」
「わかったわ」
「水の中は得意だし、大丈夫」

「そんでもって、クーとピッチがホロビタスターをよろしく」
「OKだ」
「が、がんばります」

「最後にメタナイトとアドちゃんには、ポップスターのことを頼むよ」
「うむ」
「まかせて!」

「さて、みんなはどうする?」
菊花はもちろん、グーイについていくと宣言。

―――
6択です。分断は管理人さんから禁止令が出ているのでしないでください。

※管理人(ハガネカービィ)注
 ツリー形式の掲示板でのリレー小説は、上手くやれば分断(スレッドの分裂)は
 可能でしょう。しかし、他のリレー小説もありますし、レンタルで最大記事件数が
 少ないので、流されてしまう危険性が非常に高くなります。
 そんな訳なので、多少面倒でも、一つの記事からそこに返信、という方法を使った
 方が良いと考えられます。その方がいろいろ勉強になるかとも思われますし(何)。
 なお、どうしてもという場合は管理人まで申し出て、許可を得てから分断して下さい。

参加人口がカービィ側にかなり多いので、全員が登場する機会を
作ろうと思います。ふるってカキコしてください。
選択肢
カービィ:リップルスターへ。
グーイ&デデデ:ブルブルスターへ。
リック&ナゴ:コレカラスターへ。
チュチュ&カイン:ウルルンスターへ。
クー&ピッチ:ホロビタスターへ。
メタナイト&アドレーヌ:ポップスターに滞在。

リレーするときと同じ方法で、誰についていくかお願いします。
もちろん、少ないところのほうが出番は増えると思いますよ。
今これに参加している人を見極めるためにも、できれば参加者全員が
書いてくれると嬉しいですね。ゼロ側(に囚われている人)は
必要ないです。悪しからず。
       

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