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Another story of Kirby [18]



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投稿時間:02/05/03(Fri) 11:17
投稿者名:ゼボン親衛隊長


「ふん、誰が返すか。それに、お前にその自分の娘を傷つける事ができるか?」
ナイトメアの声が響く。
「・・・だが、娘の体から貴様を追い出す事はでき・・・。」
獣人国の王がそこまで言葉を切った。なぜなら・・・。
な〜ビィ、いやナイトメアの真後ろにぜぼしんがいたから。
そして、やけに爽やかな笑顔を浮かばせながらナイトメアの肩を叩くぜぼしん。
「…ナイトメア、貴様、懲りないよなぁ・・・?」
「な!?ぜぼしん、こんな所まで・・・!!」
「足跡残した奴が何を言う。さあ、な〜ビィの体から出てゆけ!!さもないと…。」
「さもないと?貴様に何ができる?」
ぜぼしんは何も言わず懐から何かを取り出した。それは・・・カメラ。
写真を撮る時に使うアレである。
誰がどう見ようとそれは使い捨てカメラであった。
「・・・ふははは!!馬鹿かお前は!!そんなので私を・・・」
カシャリ。
ぜぼしんがカメラのシャッターを切った。と同時にナイトメアがぶっ倒れた。
「!?お前、一体何をした?」
「ぜぼしん様、もしや・・・。」
ぜぼしんはカメラを床に置いた。やがて、しばらくすると・・。
「…一体何が起きたんだ?」
カメラから子供が描いたような簡単な手足が生えて、ナイトメアの声でそういった。
『何ーっ!?』
セツと王が同時に声を上げた。そりゃびっくりする。
こんなB級コメディな現象を目の前で起こされたら。
「さあ、ナイトメア・・いや、カメラ!!覚悟しろ!!」
「へ?」
カメラナイトメアはまだこの状況が飲み込めないでいた・・・。


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投稿時間:02/05/03(Fri) 12:38
投稿者名:堕天使


現時の状況をまとめてみました。


現在、ブリッジにて初流乃&くるみ交戦中。レモン、たろちすと、まーびぃ、メタナイト、カビラス、時の番人待機?菊花、ハインによって動きを制されている。
ピッチ、チュチュ(マルク憑依)現在ブリッジへ向かってる。

治療室にてスラリン、ソルビィの回復中。護衛2人。

虚空の歯車が安置されている場所にレクイエム、ラーク、夢見る者、ダークマター直行。しかし夢見る者、「アレン」の銃弾で痛手被る。

獣人国にて、ぜぼしん、セツ、王、カメラとなったナイトメアと交戦中。な〜ビィ気絶中。生命・精神共に無事かどうか不明。 


・・・・という状況になっております。
少々混乱してしまうためにまとめてみました。・・・・・・・迷惑ですね(汗)
それでは、次誰か書いて下さい(苦笑)


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投稿時間:02/05/03(Fri) 13:30
投稿者名:ソルビィ


>現時の状況をまとめてみました。
> 
> 
> 現在、ブリッジにて初流乃&くるみ交戦中。レモン、たろちすと、まーびぃ、メタナイト、カビラス、時の番人待機?菊花、ハインによって動きを制されている。
> ピッチ、チュチュ(マルク憑依)現在ブリッジへ向かってる。
> 
> 治療室にてスラリン、ソルビィの回復中。護衛2人。
> 
> 虚空の歯車が安置されている場所にレクイエム、ラーク、夢見る者、ダークマター直行。しかし夢見る者、「アレン」の銃弾で痛手被る。
> 
> 獣人国にて、ぜぼしん、セツ、王、カメラとなったナイトメアと交戦中。な〜ビィ気絶中。生命・精神共に無事かどうか不明。 

余計ですが追加です。
・ブリッジ
チュチュと共にいるのはカインです。ピッチはカービィに斬りつけられています。

・治療室
回復中は斬られたクー・ピッチの2羽かと。リックも強烈な蹴りをくらっているので「恐らく」休息中。
ソルビィは…多分寝かされてます。護衛2名はこれから書く人が決めてください。(爆

・虚空の歯車
現在Ω達も気付き何名かが向かっている模様です。

なお、船内全体にダークマタ―・ミラクルマタ―といった集団が侵入しているようです。

よって現在位置・及び行動が不明なのは

ナゴ・デデデ・ワドルディ・アドレーヌ・竜轡・ディーラ・Ω・グーイ・(リック)の7(8)名ですね。

彼らをどう動かすかは次に書く人の自由です。

それではでしゃばり失礼しました。m(_ _)m


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投稿時間:02/05/03(Fri) 21:52
投稿者名:くるみ


――時間は、少し戻る。

「えっ、いつの間に?!」
竜轡が言った。
言いたくなるのも無理はない。
いつの間にか、竜轡、Ω、ナゴ、デデデ、ワドルディ、虚空の歯車の元へと、飛んでいた。
「くるみさんがここへ送ったんじゃよ。空間の精霊を使っての。」
「ほかの人は?」
「けが人と、スラリン君は治療室じゃ。護衛に、アドレーヌさんとディーラ君がついておる。グーイ君は、菊花さんを探しにいっとるじゃろう。
 さて、説明はこれくらいでいいじゃろう。敵さんが来るぞ。」
竜轡たちは、思わず、入り口を見る。
廊下の向こう側に、黒い影が見えた。
「歯車狙いか。」
「くるみさんは、風の精霊をつけるとかいっとったが、ゆめゆめ油断するでないぞ。」
「あぁ、わかった。」
全員戦闘体制になる。虚空の歯車に、シールドができる。
ダークマターの電撃が、デデデたちめがけて襲ってきた。

激戦が繰り広げられる中、カービィは、”無室”の中で眠っていた。
カービィの心は、白くも、黒くもなかった・・・透明。
カービィの心の闇は、光と闇の精霊が放った光によって、打ち消されていた。(下手をすれば、ここで壊れていた)
そのまま、光に戻せばよかったのに、あえてしなかったのはなぜか。
そのまま光に戻しても、また塗り替えられられたら終わりだ。
カービィの体の中の光で、元に戻せば、心と体は、さらに一体化し、簡単には抜けなく、変えられなくなる・・・
透明な心は、とても影響されやすい。体の中の光でもとに戻さないと意味がない。だから無室に入れたのだ。
透明な心は、体の中の光と闇に挟まれ、ただただ光るのだった。

初流乃と、くるみがにらみ合い、番人たちは、無室を作り続ける。
そんなブリッジの一角で、菊花は、ハインをどう切り抜けるか、必死で考えていた。
早く、ユートを殺した(ユートの気を感じるので、おそらくスナッチした)あいつに、体裁を加えたい・・・仇を打ちたい・・・そんな考えばかり、頭をよぎる。
あの力を使えば、必ず・・・その前に、こいつをどうにかしないと・・・
そのとき、いきなり、ハインの呪縛が解けた。
「大丈夫ですか?!菊花さん!」
グーイの声。
「グーイ?!」
そう、グーイが、ハインに体当たりをかましたのだった。
「貴様・・・・」
「グーイさん!あいつを足止めして置いてください!私も、初流乃を倒しにいく!」
「菊花さん?!」
「私だって、戦いたいんです!あいつを倒したいんです!」
菊花は、くるみの元へと走っていった。
グーイは、菊花の後を追おうとした。
「待て・・・貴様・・・」
ハインの声がする。
そして、グーイを攻撃した。
カキン!
「!!!」
そこには、メタナイトの姿が。
「グーイ、あいつは、自分で飛び込んで言ったんだ。自分の意思で。私たちは、目の前の目障りなやつをかたずけよう。」
「言いたいことを言う人だね・・・・」
ハインは、メタナイトをにらんだ。


時は無常に流れてゆく・・・・


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投稿時間:02/05/04(Sat) 00:55
投稿者名:ひでぶ


「精霊使い……ニュートラルの存在ですが、
これほどの力を持つ者はロウにもカオスにも多くは
いないでしょう。全く、目を見張りますよ」

ゆっくりと、歩いてくるみのもとへ向かおうとすると、
初流乃の法衣が少々焦げた。炎の精霊が、くるみの
周囲を熱風のバリアで包んでいるのだ。
「本当にユートとは大違いね。ロウとかカオスとか、
そんなの関係ないじゃない。私はユートを救うために、
生まれもったこの力を高めた。あなたの存在を消滅させるために!」

初流乃のちょうど真後ろの空間が捩れた。
捩れた空間は初流乃を巻き込んで縮小しようとした。
初流乃は振り返る。
「油断したわね、空間の圧縮に飲み込まれてしまいなさい!!」
空間の精霊の力。……くるみがユートに、最も多く教わった力。
くるみは、必ずこの精霊の力で初流乃を葬り去る決意をしていた。
存在に気がついていなかった初流乃に放った、絶好の攻撃だった。

ピシャァン!
泡の弾けるような音と共に、圧縮空間は初流乃もろとも消え失せた。
目の前には、誰もいなくなった。
「勝った……やったよ、ユート……」
力を使い果たしたくるみは、その場にくずおれた。


「……空の番人史上最強の力を持つ者、ユート。
確かそう呼ばれていましたね」
くるみがハッとして、背後を見た。
憎き恩人の仇が、何事もなかったのようにそこに立っている。
「史上最強の力、か……フフフ、アハハハハハ!!」
狂ったように笑う初流乃は、薄手のグローブをはめた左手に、
何かを握っていた。
「……!?」
くるみは驚愕した。初流乃が、自分の放った空間の精霊を捕まえている!?
「この後に及んで、僕に空間の力をぶつけようとするとは。
貴方には少々失望しましたね」

ぐしゃり
初流乃が左手に力を込めると、空間の精霊のマテリアル体は飛び散った。
床に落ちたマテリアルの肉片は、床に落ちると、「しゅぅ」と音を
たてて、煙となってその場から完全に消滅した。

「貴方には非常に残念なことでしょうが、今の『空の番人』は
この僕です。大方ユートさんを想ってやった行動なのでしょうが、
あまりにも稚拙。空間において絶対なる制約権を持った『空の番人』に
空間の力で攻撃するなど、馬鹿げていることこの上ない」
髪をかきあげると、初流乃は左手を前にかざした。
「僕があなたとの戦いのときに、空間操作を使わなかったこと、
何故でしょう?……時の番人とは違い、空の番人には記憶の継承が
ありません。ですが、あなたが知っている通り、僕はユートさんのことを
多少知っています。……僕が空の番人の力を使うと、あなたは困惑して
ろくに戦えなくなってしまうでしょう?」

初流乃の左手から、禍々しいほど縮められた圧縮空間が現れた。
「おやすみなさい」
くるみは、元に戻ろうとする圧縮空間を避けるために、
体を動かそうとした。……だが、体が重い。体が動かない!!

爆裂する音と共に、くるみの体が跳ね飛ばされた。
華奢な彼女の体は、背後の壁に叩きつけられ、その壁に
大きい「ひび」を作った。圧力から解放されると、
くるみはゆっくりとその場に倒れこんだ。

精霊使いに息はあった。その力を使いこなすために、体は
常人より頑健なのか。初流乃は、何気なく自分の左手を見た。
―鈍りましたかね?



「終わったのか?初流乃」
初流乃のもとに、菊花を連れたハインがやってきた。
こくりと初流乃が頷くと、ハインは倒れている
くるみを眺めた。
「別に、理由付けしなくとも、相手が初流乃なら
あの子は戦ったんじゃないのか?」
「僕は今、ゼロ様の配下ですから。一応、そっちの仕事も
しておかないといけないわけですし」
ハインが「堅いな……」と呟いて、初流乃は小さく笑った。

「でも、これで任務完了です。命を達成したのならば、
この先は僕の自由」
初流乃は左手を上げると、そのまま印を刻んだ。
「カービィさんを使ってここを困惑させるのもここまでです。
ヒーローにはヒーローらしく、正義の御名の下に戦ってもらいましょう」

印が解き放たれ、くるみが床へと飲み込まれた。
そして、ブリッジのカービィもまた。
いきなり消えたカービィを見て、ブリッジに残っていた番人達は
呆然とした。

《『無室』……?同空間上にそんな物を作ったとしても、
空間移動ができる者なら誰だって入ることができるの、
知らないんですか?出口だけをつけた異空間をしばらくの間
設定します。そこでカービィさんを好きにすればいいでしょう。
異空間を作り、自在に出入りできる『生命』は、今この世に
おいて僕1人です。安心してください》
初流乃は留守録のようなテレパシーをくるみに残した。


「これからどうするんだ?」
「カービィさんを移動させてしまいましたからね。
遠隔操作は随分と力を使います。実はもうヘトヘトなんです。
別に異空間を作って、そこで休みます。異空間には
僕の望む者以外入れませんから」
ハインの連れてきた菊花と、初流乃は跪いて顔を合わせた。
「異空間を作り出す『生命』、そう言えば僕1人じゃありませんでしたね。
……力は無いに等しいらしいですが」


初流乃は印を刻むと、ハインと共に消え去った。
―ロウとカオス……「光」と「闇」。
くるみさんの言うとおり、「光」も「闇」も関係ないですね。
2つが現れる前は、この宇宙は「無」だったのですから。


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投稿時間:02/05/04(Sat) 00:56
投稿者名:ソルビィ


一方Ω達。
くるみの風の精霊の力によってここへ転移したもののブリッジの戦闘によって風の精霊自体は行動不能になっていた。
「ほう。しっかりと警護のメンバーも配備してるとは思いませんでしたよ。あなた方にしてみれば最悪の状況なのに…。」
虚空の歯車の安置場所の前で攻撃体勢を構えているデデデや竜轡を見てレクイエムは不気味な笑みを浮かべる。
「けっ!やな思いしながらカービィと戦うよりお前らを相手にしたほうが思う存分戦えるんだよ!!」
デデデが力の限り怒鳴った。
「ほぅ…いい度胸じゃねえか。だったら思う存分戦って死にやがれ!!!」
ラークが剣を構えた。
「…永遠の夢を見せてあげましょう。」
そして夢見るものがつぶやいた。

何十体もの強化ダークマタ―や数体のミラクルマタ―、そしてレクイエム、ラーク、夢見るものがデデデ達を襲う…。

少し時間を戻して治療室。
「リック大丈夫?」
「く…まだ痛むぜ…。アド、ありがとうな。」
「いいのよ。でも……………………………カー君………………。」
アドレーヌの表情が曇る。
「アドの姉さん・・・・・・・・・・・今オイラ達は待つことしかできないっスよ・・・・。」
「…だから心配なのよ。カー君が敵に操られてるっていうのにアタシ達は何もできない・・・・・・・・。」
「…でもオイラは信じてるッスよ。くるみさんの作戦と……カービィさん自身の力を!!!」
「ワドルディ・・………………。」
「お二人さん感動してるのはいいんですけど侵入しようとして来るダークマタ―を退治するの手伝ってくださいよぉ!!!!」
治療室の入り口でソルビィが『デストリー』と『ガーディアン』をダークマタ―達に乱射しながら力の限り叫んだ。声がぜぇぜぇ言っている。

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一応補足。『ガ―ディアン』は実弾専用の銃です。いつのまにか直していたらしい。(笑。


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投稿時間:02/05/04(Sat) 04:11
投稿者名:ひでぶ


時間が前後逆になってしまうが、メタナイトとグーイは、
くるみと初流乃の戦う場に現れなかった。
何故なら、戦いの勝者がハインだったからである。



「番人という存在が何人いるか知っているだろうか?」
ハインはメタナイトに問い掛けた。彼は、その問いを
剣閃にして返す。しかし、剣はハインを捕らえることはなかった。
「答えは2人。時の番人と、空の番人。創世期に起こった
絶対神同士の対立で、両方の絶対神が目を見張った者を1人ずつ、
『番人』と称し、代々その力は受け継がれてきた。守護神を『番人』と
呼ぶことは、実にニュートラルの世俗的で浅はかだ」

グーイが星弾を吐き出す。顔だけを狙ったその攻撃に、
ハインは首の動きのみで避けた。
「キミ達は、番人でもなければ守護神でもないし、もちろん、
最も高位で唯一の存在である『光と闇の管理人』でもない。
藍色の鞠君がカオスで、仮面のキミは……元ニュートラルで
今はロウか。ほお、いい心がけだな。属性が変化することなど
滅多にないんだが……。よほど堕落を嫌い、秩序を大切に
しているのだな」

グーイは不思議に思った。この男は創世神話を深く知っている。
ゼロは、創世神話を認めてはいなかった。それだから、
ゼロの配下も同じくしてそれの存在を否定した。
闇の者で、創世神話を信じる者など、滅多にいないはずだった。
「気になるか?私がどういう存在か」
「……!?」
グーイは思いを口にはしていなかったはずなのに、ハインは
まるでそれに問い掛けるようだった。
メタナイトが跳躍して、ハインに斬りかかる。

その時、初めてハインは自分の武器を抜いた。
メタナイトの両刃剣と交差する、片刃の長剣。
「うむ、心地よい」
片刃の剣を翻すと、再びそれを鞘にしまった。
「健闘を讃美して私の力を少しだけみせよう」

ハインの両手の5指から、1つずつ光が現れる。
「え……?」
グーイは、闇の者が光の力を使うことに驚いた。
「それは違う、藍色の鞠君」
今度も口には出していないのに、ハインが首を横に振る。

各指先から結集された光が1つにまとまると、
それはどす黒い珠へと姿を変えた。
珠は大きくなり、メタナイトとグーイを包み込んだ。
2人に激痛が走る。
「ぐ、ぐああ……」
「う、動けない……」


「私はハイン。……ロウでありながら『闇』を操る者。
ダークマター程度の思考ならば、読むのも容易い。
さぁ、先に行った子に追いつかねばな」

闇の呪縛に掴まったメタナイトとグーイの横を通り過ぎ、
ハインは菊花を追っていった。
……この後、ハインは菊花に再度同じ暗示をかけた。


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投稿時間:02/05/04(Sat) 09:22
投稿者名:堕天使


「行くぜッッ!」
ラークのその一声で、両者たちは動き出した。


ガキィィンッッ!!
「そらそらぁ、どうした?!」
「ぐ・・・・・っ」
デデデは自分の武器で何とかラークの剣戟を防いだ。
が、デデデの後ろにダークマターが回り込む。
「!! 危ないッ!!」
竜轡はすぐさま、デデデの後ろに回り込んだダークマターを攻撃する。そのダークマターは音もなく消えた。
「サンキュ、竜轡!!・・・・・っとぉ!」
デデデとラークは一度離れ、距離を置く。
「ふん、とっととくたばりやがれ青アヒル!!」
「うっせぇ!!ここで負けられるかよぉッ!!」
それを見ながら竜轡は。
「(口悪合戦・・・・)」

「ダークマターは5体1班となって、ミラクルマターは2人一組で攻撃を仕掛けなさい!」
レクイエムの指示通り、ダークマター・ミラクルマターは動く。
そして、Ωとナゴを取り囲む。
「ななななななな、ナゴッ?!」
「ちぃ・・・・仕方ないのぅ。ナゴ、伏せろッ」
ナゴはΩの言われるままに伏せる。そして。
ドガァッッッ!!!
爆発音にも似た、音が響いた。
ナゴが顔を上げると、先ほどまで囲んでいたダークマターの半分程が消え去っている。
「ほぅ・・・・なかなかの力。素晴らしいものですね。」
と、レクイエムは感嘆する。それに対しΩは。
「む〜・・・少し衰えたかのぉ」
されどまだダークマターは存す。

「我が力にて永久に眠れ」
といいながら、夢見る者はディーラを攻撃する。
ディーラはそれを難なくかわす。
「流石傭兵殿。マルク様が雇っていたお方『のハズ』。」
「俺はなぁ、金さえあればどちらにも付くんだよッ」
ディーラはすぐさま攻撃を仕掛ける。
互角の戦い、ではなかった。ディーラの方が微かに有利である。
夢見る者は何故自分の方が不利なのか、わかっていた。
先ほど、ソルビィが撃った銃。
「(・・・・『光属性』の回復銃弾の攻撃で、ですか。・・・ほぼ私は『闇色』というコト、なんでしょうかね。)」
その後、ディーラに悟られぬよう、自嘲した。


















獣人王国。

「カメラ・・・?・・・ってわぁぁぁああぁぁ?!」
ナイトメアinカメラはちょうど近くにあった鏡(何故在るかは不明)を見て驚愕した。
自分の姿がカメラになっているからだ。
嘘ではない。な〜ビィの体は床に倒れている。
ぜぼしんは涼しい顔。セツは困惑。王様は驚愕。
「こ、ここここ、コレは?!ぜぼしん、貴様一体何をしたァ?!」
ナイトメアinカメラがビシィッ!!と、ぜぼしんを指さす。
もの凄く威厳がありません。部下(夢見る者)が見たら呆れますね。
「何って・・・・ほら、昔よく玩具屋さんであった魂を入れ替えるうんたらかんたらーって。」
「あぁ。確かにありましたよね」
「結構子供にはウケが良かったんだよなぁ。アレ。」
上からぜぼしん・セツ・獣人国の王様。




な〜ビィの心配しろよ。




「まぁ、とりあえず・・・・・・カメラ、あの世に行く覚悟は出来てるだろーなぁ・・・?」
ぜぼしんが超爽やか笑顔でナイトメアinカメラに近づく。






さながら、それは、地獄絵図だったり。


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