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Another story of Kirby [25]



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投稿時間:02/05/16(Thu) 22:29
投稿者名:ぽ〜すけ


「これは『神の火』。」
λがピックに先ほどと同じような説明をした。
「これがあれば普通、ダークマターは逃げ去る。誰か敵がきた時の体力温存だ。」

既にクーチームは息一つ乱さず結界の目の前まできていた。
いつのまにか目の前には誰かがいた。
「よぉ…。まだ懲りずに闇にいたのか?」
ナゴは何を言っているのかわからずもっと近くで誰かを見た。
「Ωナゴ!」
クーは意外な言葉を聞いて目の前の人物をよく見た。
「生きてたのか…!」
ナゴはクーが言い終わる前に駆け寄ろうとしたがλに静止された。
「近寄るな!」
ナゴはこの大きな部屋の中で五メートルほど吹き飛び、壁をへこませた。
λはいつもと違う声を出した。
「Ω……貴様ァ…!」

クーの考えはまとまらなかった。
何故此処にΩがいるのか。
何故Ωはナゴを吹き飛ばしたのか。
何故λの声が急に変わったのか。
何故λは最初にあんな事を言っていたのか。

いつしかピックはΩを敵だと判断を下していた。
マジックソードが真っ赤に燃えている。
ピックの体も燃えるような赤。
全身の色を変えたピックはΩに斬りかかった。
「甘いのぅ。もうちょっと早ければ倒せるようになっただろうに。」
Ωは剣をいつのまにか避けていた。
「よく今まで偽善者ぶってやがったな…Ω。」
λがΩを蹴りつける。
Ωはこれも軽々と避けた。
「ど…どういうことナゴ?」
痛みに耐えながらも起き上がったナゴがλに聞く。
「奴は闇の人間だ。
カービィとやらを闇に染めるのを手助けしたのも、
お前等の手助けをして此処に侵入させるように仕向けたのもこいつなんだぜ?」
クーは唖然としてる。
「闇が多い此処で戦う方が向こうにとって有利だからな。
あと優越の薔薇を奪ったのもこいつだ。とんだ悪党だぜ。」
クーは開いた口がふさがらなかった。
ウィリアスの書の解読をしたり、
虚空の歯車の事を教えたり、
マルクに連れ去られそうになった自分を助けたり、
仲間の回復もずっとこなしてきたりしたΩがゼロの手下?
クーは信じることができそうにもなかった。
そこへλが相槌を打った。
「ダークマター以外はΩに殆ど直接ダメージを与えなかったんじゃないか?」
そういえばとクーは思った。
少しでも傷を負ったのはマルクの波動ビームだけだった。
それでもかすり傷ぐらいだったし、仲間を気功で治さなかった。
ナゴもそう思った。
Ωを直接狙って攻撃したのはレクイエムだけで、ダメージを負わさず、動きを封じただけだった。
ナゴが歯を食いしばる。
Ωはそのあとすぐに微かに嘲笑した。

〜〜〜〜

進めたメンバー
クー 
ナゴ
ピック
λ(念のためですが、読み方は「らむだ」です。)

     
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投稿時間:02/05/16(Thu) 22:54
投稿者名:ゲームの番人中西


闇の城の中の通路を、番人達は歩いていた。
油断せずに、彼等は攻撃にいつでも反応できる体勢でいた。
不意に、周りが少し明るくなった。
目の前に、ドアがあった。
「いかにも、敵がいそうだな。」
リックはそう言った。
(マルク、もし君がこのドアの先にいても―――、あたしは君と戦う!!)
竜轡は決意を新たにし、ピッチは少し緊張で震えていた。
番人は無言で、ドアを開けた。
そこは、少々広い空間―ぜぼしんの部屋だった。

「…来たか。」
ぜぼしんは、今まで番人達に見せた事の無い、真剣な顔をしていた。
彼の側らには、セツと、もう一人、彼等の見覚えのある者が…。
『な〜ビィ!!!』
リックと竜轡の声が重なった。
「拙者は、ゼロに忠誠を誓っている訳ではない。
だが、拙者の真の主はここが消えては困るのでな。
貴様等を倒させてもらう。」
ぜぼしんは吐血した。
口の中に手を入れ、赤黒い鎌を引き摺り出す。
セツは、魔剣を構えた。
「な〜ビィ!!初流乃とか言う奴に、酷い目に遭わされたんじゃなかったの!?何でまた闇に…!?」
竜轡が叫ぶ。
な〜ビィは暫し黙っていたが、やがて口を開いた。
「…ごめん。本当にごめん。
だけど、これはうちの選んだ道だから…。
うちは、この人と一緒にいると楽しい。
だから…ごめん。」
そう言うと、な〜ビィの手に光る、鋭い爪が現れる。
「…行くぞ!!!」
戦いが始まった。

番人が剣を抜き、ぜぼしんに斬りかかるが、
な〜ビィが左の爪で剣を受け流し、右の爪で彼を切り裂くべく爪を一閃する。
番人の背後からリックが現れ、ビームが放つ。
な〜ビィは攻撃を止め、それを避けた。

竜轡は大きく息を吸いこみ、口を開けた。
そこから高温の火炎が………放たれなかった。
セツの攻撃により、攻撃は中断された。
ぜぼしんとな〜ビィの後ろにいる、彼の攻撃で。
セツの周りに、何時の間にかに灰色の球体が3つ浮いていた。
それから放たれた闇の弾丸が、竜轡に直撃していた。
弾丸は止む事無く、攻撃は続いた。
竜轡は攻撃を受けながらも、魔法を詠唱した。
「アイ…セントユー…サンダー!!!」
竜轡がそう言い、右の掌をセツに向けると、掌から電撃が迸った。
そして、左の手を握る。
電撃が四方に散り、セツを取り囲む。
激しく光り輝いたかと思うと、それは爆発を起こした。
「ぐあっ…!!」
セツは痛みに顔をしかめた。
彼の周りから、薄い膜が割れて落ちるのが見えた。
(闇の力を薄いバリアにしてダメージを最小限に止めたのか…)
竜轡は舌打ちした。



☆今回進めたメンバー★
番人、竜轡、ピッチ、リック

ぜぼしん、な〜ビィ、セツ
       

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投稿時間:02/05/16(Thu) 23:21
投稿者名:堕天使


「趣味丸出し(?)だね、ナイトメア・・・」
と、カービィが遠い目をしながら空中に浮かぶピンクの四角(爆)こと、ナイトメアにつっこみを入れる。
「ギャグは久方ぶりですよね・・・」
後にグーイもツッコミまがいをいれる。
「じゃかしぃッ!こっちとてなりたくてカメラになったわけじゃねぇぞ我ェ?!」
「性格変わってますよ〜(^^;」
「つかこっちにいわれても困るのよね・・・;」
ナイトメアの逆切れに冷静(?)に対処する女性2人組。
「というか・・・・何でそんなカメラになったんですか。アナタは」
グーイが最もらしいことを言う。
ナイトメアは一時攻撃を(丁寧に)止める。
「フンッ、そんなことお前達の知るべきことでは」
「ナイトメア様は闇Sideの裏切り者によってこのような昔よく流行った『精神入れ替えカメラ』によってカメラにされ
 挙げ句の果てにはレクイエムさんによってかいぞ・・・・コホン。改良され現在に至るのです(サラリ)」
「って夢見る者勝手に説明すんなッ!!つか『かいぞ・・・』って?!(ガビソッ)」
夢見る者が遮って説明をしてしまうので叫ぶナイトメア。上司とは仲がいいね(笑)
「・・・・で?その何とも言えないからぁは誰が・・・?」
「くじ引きで決めたりしました。ラーク案で(キッパリ)」
「(・・・僕たちの相手にしている敵って・・・・一体・・・(汗))」


微妙平和です。





進めた人たち。

光Side:カービィ・菊花・くるみ・グーイ
闇Side:ナイトメア(カメラ)・夢見る者
       

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投稿時間:02/05/17(Fri) 06:20
投稿者名:ひでぶ


多分、『ウィリアスの書』じゃなくて
『ウルティアリスの書』だと思います。(何)
このシリーズが終わったら、破滅の厄災について
ぼちぼち解明していこうかと。

―――

現状報告。

1.カービィ達は夢見る者&強いカメラ
(アフォ化系、我が同志)と遭遇。戦闘中。
損傷(光sideのみ)
カービィ、カメラの星弾を受ける。痛がっていたが問題無い模様。
カメラ、バズーカ(ロケットランチャー)を撃ち、
連装ペンシルミサイルを発射。ダメ押しにビームライフル。
しかしパーティは猛攻を避けた様子。

2.メタナイト達はハインと遭遇。
ハインはソルビィに『マナ』を渡して去る。

3.デデデ大王達はレクイエム&ラークと遭遇。戦闘開始。

4.リック達は闇sideイチオシカップル&セツに遭遇。戦闘中。
損傷(双方)
竜轡、セツの闇の弾丸(連弾)を受ける。
セツ、竜轡の電撃魔法を受ける、バリアで弱化。

5.クー達はΩに遭遇。戦闘開始。
損傷(光sideのみ)
Ωの不意打ちによりナゴがダメージを受ける。

6.カイン達は東に遭遇。戦闘開始。
損傷(光sideのみ)
パーティのうち大半が泡に閉じ込められる。
チュチュ(マルク憑き)のみ無事。東と一騎討ち。


※『損傷』は生かすも殺すも作者さんの自由です。

3を進めてあげたいものですがせっかくですから
堕天使さんに続きます。

―――

平和はともかくとして、このカメラのべらぼうな強さは
なんとかしなければならない。そんな風にパーティの誰もが
思っていた。

とは言うものの、もう1人の相手である夢見る者も
かつてカービィを闇に染めた実績を持つ実力者だった。
彼(彼女)をおざなりにはできない。

「おしゃべりが過ぎましたね、ナイトメア様、どうぞ御鉄槌を!」
「よし、二度と口をきけないようにしてやろう!」

迫り来るヨドバシカメラ。

「うわっ!また来るよ!」
カービィは慌てて心の杖を構える。
カメラはビームライフルを携えていた。だが、トリガーに
指をかけてはいるものの、構えはまるで刀剣の柄を握るようだった。

「ナイトメア様、ちゃんと握らなければ危ないですよ!」
夢見る者がカメラの後ろで叫ぶ。

菊花が掛け声と共に、微弱だが狙いの定まった空間の圧縮弾を放った。
それは、カメラの軌道を捕らえていて、彼女は必中を確信したが。


轟音と共に、パーティ全員が見えないような速度で
カメラがビームライフルを振ると、圧縮弾はビームライフルの
銃口に付着するという妙な動きをしてから掻き消えた。
「あれれ〜!?変ですねぇ〜?」
「考えている場合じゃないですよ、防御しないと!」
グーイが叫ぶのと同時に、くるみがパーティの先陣に立ち
両手を広げる。すると、不思議な光の珠が現れ、パーティを
包むように周回した。

がこんっ!
刀剣の構えで体当たりしたカメラが、見えない空間の壁に突き刺さった。
くるみがふうっと一息つく。
「なんて攻撃をしてくるの……?」

くるみの衣服が、カメラの攻撃の正体の先端に掠り、少々焦げた。
カメラのビームライフルの銃口からは、絶えずビームが放出されて
いたのだ。器用に形成されたそれは、まるでビームの大剣だった。
刹那でもくるみが空間の精霊を呼び出すのが遅ければ、
空間のバリアを抜けた刀身に貫かれていただろう。

カメラに追いついた夢見る者が、パーティを包むバリアの内側に
シャドウサーヴァントを送り込んだ。
「わぁっ!」
カービィの声と共に、パーティ全員が吹き飛んだ。
カメラも一緒に吹き飛んだ。


カメラは夢見る者にキャッチしてもらった。
「丁重に扱えと言ってるだろう!壊れる!」
「す、すみません……」
いつだかのカメラをカメラにした人の書き込みに同意。


「な、なんで空間のバリアが効かないのぉ?」
リップルスターにて初流乃の創ったバリアに傷1つつけることも
できなかったカービィが、誰に言うでもなく呟く。
「空の番人でもないかぎり、空間を完全に硬質化するなんて無理です〜」
起き上がりつつ、菊花はカービィの問いに答えた。
「でも……夢見る者の攻撃は全く防げなかった」
光の精霊を呼び出したくるみは、パーティ全員を治癒することを
それに命じた。純カオスの力には抵抗力があり、無事だった
グーイが治癒の間先陣に立つ。
「そうですよ、あの人の操った『影』は空間の中に入ってきた!」

カメラを降ろしてから、夢見る者が言った。
「『時間』と『空間』が相反しあっているのと同じように、
『夢』はその両方と対立する存在なのですよ?」
夢見る者が掌を広げると、そこから雫のようなものが床に落ちた。
落ちた床の周辺から、小さいが大多数の影が這い出てきた。

「制約を司る者以外、私の力を防ぐことは不可能です」 
       

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投稿時間:02/05/17(Fri) 21:01
投稿者名:くるみ


「な、なんかやばいかも・・・」
カービィがつぶやく。
次の瞬間、小さいたくさんの影は、いろいろな形を作り、猪のごとく飛んできた。
それは、剣であったり、ナイフであったり。槍、包丁、シャープペンシル。
はたまた星、棍棒、なぜかバズーカー。きわめつけは核ミサイル(うぉぃ!!)だ!!!
それはまさに、十人十色、いや、千人千色。
カービィは杖を構え、グーイは鱗を出し、影を相殺する。
くるみも、光の精霊を使い、同じく相殺していく。
菊花も、できる限りのことをやっている。
影は、半分にまで消えたが、夢見る者の後ろに、うんざりするほど待機していた。
「こ、これじゃぁきりがないですよー。」
「カメラも何とかしなくちゃいけないし。」
くるみは、カメラを見る。
カメラは、ジャッキーーンと言う効果音が、死ぬほど合いそうな格好をしていた。(ご想像にお任せします。)
「くくくっ、だいぶ疲れてきたんじゃないですか?そろそろ、夢でも見せましょうか?永遠のね・・・」
「じゃぁ、今のうちにリクエストしておくわ。
あなたたち闇sideの人たちが負ける正夢、ってことででおねがい。」
「目覚めるからこそ正夢。それじゃぁ正夢とは言いませんよ。恋人の夢にでもしておきますね。」
「ありがとう。昔の思い出ってやつね。あのころの初流乃もちゃんと見せなさいよ。」
「・・・わけのわからないことを・・」
夢見る者が、また掌を広げた。滴り落ちる雫は、さっきの者と桁違いに大きく、どす黒い。
「またぁ・・・・」
「・・・(あの技は、あんまり見せたくないんだけどなぁ。)」
滴り落ちた雫は、盛り上がり、あっという間に、何かを形作っていた。
「・・・!!!」
「え・・・」
それを見たカービィたちは絶句した。
胸に、剣が刺さっている、死んだはずのレモンとΩ。
瀕死の仲間たち。
巨大な毛虫。
それらは、鉄の色をした冷たい影。
「な・・・!!!」
「くすくすくす。どうです?『現実の悪夢』は?
そうそう。こちらの仲間さんは、僕の予想ですから。今ごろは、このとおりでしょうね。くすくすくす・・・・」
「なかなかやるじゃないか。夢見る者。」
「ほめられるほどではありませんよ。ナイトメア様。」
確かに、これは、悪夢だった。しかし、覚めることはない。
菊花は、くぎずけになっていた目を、何とかくるみに向ける。
くるみは、夢見る者が作ったもう一組の影を見つめていた。その顔は、少し青白い。
その影は、7,8歳くらいの子どもたち。全員が、全員、冷ややかな目をしていた。
「そうそう。あなたには、特別ゲストにしましたよ。懐かしいでしょう・・・」
「この・・・・人の心をもてあそぶ外道が・・・・!!!」
その子どもたちは、忘れることもできない・・・くるみをいじめていたあの世界の子供たちだった・・・
       

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投稿時間:02/05/17(Fri) 21:58
投稿者名:おたけい


そのころ・・・・・
ピック「そこ!」
Ω「甘いわ!」
きん
クー「カッター!」
ぴしゅしゅしゅしゅ
Ω「ほいっ」
Ωがよけてクーの攻撃ははずれた。
ピック「てやああああ・・・ん?あ!コンピューターに画像が届いている!」
ピックはどこからかコンピューターを取り出した。
ピック「はい、ピックです」
誰かと話始めた(スラリンと初流乃の会話と同じ)
Ω「なによそみしとる!」
Ωが攻撃をした・・・が
かきん!
バリアにはねかえされた。
ピック「無駄無駄。え?神様からの命令?」
ナゴ「どうなっているナゴ・・・」
ピック「はい、わかりました。初流乃と夢見る者とハインを捕まえてダークスターの外にでるんですね。」
神様「そうじゃ。今から特殊なロープをわたすぞ。このロープはな、首にかけるとどうあがいても抜けれないのじゃ。
   また、ロープの先端を持っているものを攻撃すると電流がはしるのじゃ。わかったな?」
ピック「はい。ダークスターの外にでればいいんですね。」
神様「それじゃ、このロープを送るから5秒後にでるからそれを使うのじゃぞ」
ピック「わかりました」

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めちゃくちゃだ〜。
ロープは絶対ピックに持たせてください。
       

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投稿時間:02/05/18(Sat) 01:58
投稿者名:レクイエム


「くらえ!」
「はぁっ!」
デデデとたろちすとの攻撃がラークを襲う。
ラークは攻撃を後ろに飛んでかわす。
隙を与えまいとたろちすとが獲物のリーチを生かした突きを繰り出すが、攻撃はあえなく弾かれる。
「二人がかりでその程度かよ!」
「いい気になるなよ!」
たろちすとは呪文の詠唱し、魔力を解き放つ。
呪文によって周りに生まれた数条の光の槍は、ラークに襲い掛かる・・・ハズだった。
「・・・呪文が発動しない!?」
呪文によって解き放たれし魔力は具現化せず、詠唱だけが虚しく響く。
「たろちすと!どういうことだよ!」
「この部屋はダークスターの中でもかなり特殊な空間なんだとよ!その影響だろうよ!」
律儀にもラークが説明する。
「・・・チィ!」
呪文による攻撃をあきらめたたろちすとはラークにすさまじい速度の突きを連続して繰り出す。
デデデもそれに便乗し、隙なくハンマーを振り下ろす。
ラークは、それらすべてをかわすか受け流すかしているように見えたが・・・
「・・・やってくれるじゃねぇか。こうでなけりゃ面白くねぇよな」
ラークの頬から血が一筋流れた。


「はっ!」
レクイエムが腕を振るう。
腕を振るうたびに、袖口からは小さな黒い物質が無数に飛び出す。
飛び出したそれは、地面に落下すると青い炎を床に這わせた。
「む!」
ゼピュロスはそれを避け、刀を振るう。
刀は衝撃波を生み出し、それはレクイエムに向かって直進する。
しかし、衝撃波は見えない『何か』によって阻まれる。
(遠距離戦では無理か・・・)
そう考えたゼピュロスは床を強く蹴り、一気にレクイエムの懐に飛び込む。が・・・
一瞬、なにがおきたのかゼピュロスにはわからなかった。
「ゼピュロス!大丈夫!?」
キャンバスに向かっていたアドが慌てて駆け寄ってくる。
懐に飛び込んだ瞬間、強烈な力で弾き飛ばされたのだ。
「大丈夫だ。ダメージはない」
そう言ってゼピュロスは立ち上がり、アドは再びキャンバスに向かう。
(あの灰色の球体か・・・一瞬だが、あれが強い力を発生させていたのがわかった)
「フフフ・・・重力操作。これも科学の力です。そして、あなた方はこの力の前に死すのです!」
レクイエムの言葉に反応するように、すべての球体が無数の光の帯を放つ。
『光』とは違う輝きを持った科学の光は、ゼピュロスを貫こうと迫る。
光がゼピュロスの目前に迫った瞬間・・・
まばゆい光がすべてを飲み込んだ。
光が去ったあとには、直前とは1つだけ違うものが存在していた。
ゼピュロスの前にミラクルマターが現れていたのだ。
「あたしを忘れてもらっちゃ困るわね」
ミラクルマターはアドが描いたものである。
ミラクルマターは防御壁でゼピュロスをかばったのだ。
とはいえ、防ぎきれる量ではなかったので、ミラクルマター本体にもかなりのダメージがあるが。
「ほぅ・・・面白い」
レクイエムが仮面の下で笑った。



「ちょっと待ったーーーっ!!!」
東がマルクに飛び掛ろうとしたそのとき、大声が響いた。
『な、何?』
その場にいた皆が声の聞こえた方向を振り向く。
しかし、その場には誰もいない。
「・・・なんだったんだろ?・・・って、マルクがいない!?」
いつのまにかマルクがいないのに気づいた東が慌て始める。
「まさか逃げた?まずい!このままじゃ依頼主に契約を切られちゃうよ!早く探さなきゃ!!」
ひとしきり騒いだあと、東はどこかに走り出していく。
東がその場から離れたからだろうか?
カインたちを閉じ込めていたシャボン玉が壊れていく。
「ったく・・・なんだったんだよ?あれは・・・」
「それよりも、チュチュがマルクって・・・」
「・・・!静かに!」
何かを察知したカビラスが二人に言う。
・・・足音が聞こえていた。
横の廊下からだろうか?
だんだん、こちらに近づいてくる。
足音の主は、カインたちに気づいてないようだ。
カビラスは銃を構え、廊下に飛び出した。
足音の主は・・・
「スラリン君・・・!」
「・・・カビラス君か・・・」
再開の時・・・


「助かったのサ。グリル」
「ま、気にしなくていいよ」
グリルのほうきにマルクが乗っていた。
あの時、叫んだのはグリルだ。
物陰から話を聞いていた彼は大声を上げることで皆の気をそらし、その隙にマルクを連れ出したのだ。
「この借りは多分返すのサ」
「多分って何・・・」
彼らが、そんな他愛もない話をしていると・・・
「チュチュ!?」
その声の先には・・・

メタナイトご一行である。
(ま、まずいのサ!どうするのサ!)
(そ、そんなこと言われたって・・・!)
彼らの命運はいかに・・・


――――――――――――――――――
行動者は・・・

光サイド デデデ・アドレーヌ・たろちすと・ゼピュロス

     カイン・ディーラ・カビラス・チュチュ(マルク)

     (一応)メタナイト・ワドルディ・ソルビィ・まーびぃ

闇サイド ラーク・レクイエム

     スラリン

     グリル・チュチュ(マルク)・東


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