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Another story of Kirby [35]



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投稿時間:02/05/30(Thu) 07:56
投稿者名:スラリン


「さて…ダミーも全て消した。後はお前だけだ!」
シルトが矛先を本物の初流乃に向けた。
「全ては無駄な事です。貴方の力では、僕にかなわないと言う事がまだ分からないのですか?無知も良いとこ…」
「黙れ!」
シルトが激情し、テラ・ソルトを放つが、初流乃は軽く避けてしまう。
「いくら攻撃力があっても、当たらなければ無意味ですよ。」
「ちっ…!」
テラ・ソルが発動されるが、空間のバリアによってそれは消滅する。
「分かりましたか?凡人と番人の差。」
初流乃は涼しい顔でシルトに言う。
「まだまだだぁ!」
と、シルトが切りかかろうとする…が。
それは、何者かによって弾き返される。
「おおっと?こんな所で何をしているのかなー?」
スラリンだ。
「邪魔をするなぁ!」
シルトは再び初流乃に斬りかかろうとしたが、横から入った蹴りにより、攻撃は止まり、シルトは苦しそうに身を屈める。
「初流乃、ハインから聞いたんだけど、あんまり空術とか使いたくないんでしょ?
こんなの相手にしてたら無駄になっちゃうよ。よかったら、ここ僕がやるけど?」
スラリンがシルトが暫くの間動けそうも無い事を確認し、初流乃に言う。
「…それもそうですね。では、ここは貴方に任せましょう。」
「おっけー♪」
初流乃は空間転移し、自分で創り出した空間に戻っていった。
間も無く、シルトが起き、辺りを見まわすが、自分が求めた敵は居ない。
居るのは悪魔の翼をかがげた者だけだ。
「さて…初流乃と闘いたいんだったらせめて僕くらいは倒せないとねー。」
冷たく言い放された言葉は、シルトの鼓膜を振るわせる。
「それなら倒してやろうじゃねぇか!悪魔さんよ!」
「えー?僕にはちゃんとスラリンって名前があるんだからさ、どうせなら名前で呼んでよー♪」
なんとも表しぬけた事を言ってくれるスラリンだった。
       

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投稿時間:02/05/30(Thu) 13:00
投稿者名:ソルビィ


「あはははははは!!君が初流乃に勝てるわけないじゃん!!!僕にだって押されてるのにぃ!!」
スラリンが鎌の猛攻を繰り出す。シルトはエクスアポカリプスで受けつつも後退している。
完全に戦況はスラリンが有利だった。それもそのはず。
前の初流乃戦でシルトは自分の時術法力はもちろん、体力そのものもだいぶ消費しており、
心身共にボロボロだったのだから。
「くっ…ちょうしこいてんじゃねぇぞ!!」
シルトも間隔を取ってスラリンに一撃を浴びせようと斬りかかる。
しかし相手は空中移動も可能。かわされる。
ならばシルトも竜化するなり回復するなりすればよかったのだが、相手が一切隙を与えないため、
それもできないでいた。
(………あきらかにこっちのほうが不利だ。だがこんなところで退くようでは俺の意地が…。)
「あんまり無理しないほうが良いよー?」
「なっ…なめるな!!」
自分が考えてる事に水をさされたシルトは一気に前へ踏みこんで斬りかかる。
しかし…。
「だーかーらー。無理したって何の意味もないってば。」
スラリンには簡単に受けとめられていた。
シルトはそのまま押しきろうと力を入れる。しかしスラリンは涼しい顔をしていた。
「んー………。あのさ、1つ言って良いかな?」
「なんだよ!!あんまりおしゃべりしてると命取りだぞ!?」
「………あのさ、君は意地になりすぎなんだよ。自分の力全て出しきっても負けるようなら、
 修行するなり何なりして強くなって、日を改めて挑むものじゃないかな?
 さっき負けたばかりなのにまた取って返してきて『勝負だ!』なんて片腹痛いよ。」
「うるさい!!どうやろうと俺のかってだ!!いちいちほざいてんじゃねぇぞ悪魔!!」
「だから僕はスラリンだってば…。そうやって意地になるから…。」
スラリンがシルトを振り払い宙に飛ばす。そして体勢が取れないところを¥に
「僕にだって負ける!!!」
その採魂の鎌を振り下ろした。
「ちぃ………。」

ザシュッ!!!

「…へぇ。」
次の瞬間、確かにシルトに鎌は食いこんでいた。だが、相手は既に竜化していた。
「どうせ食らうのなら防御能力の高い竜の肉体のほうがいいだろうが。」
「結構根性あるじゃん。ならこっちもそれなりの対応させてもらうよ。」
スラリンが呪文詠唱をはじめる。…召喚魔法だ。
もちろんシルトもテラ・ソルトを連続して放つ事で妨害にかかる。
たしかにテラ・ソルトの威力は上がっていた。
しかし先の戦いで消耗していることがそれ以上に威力を下げていた。
さらに魔方陣から発生する防御魔法でそれらが打ち消される。
ならば魔法解除を使えば良かったのだが、今の自分は解放型。魔法が使えなかった。
「ちっ…ならばこっちも…。」
シルトは素早く竜化を解き、同じく呪文詠唱をはじめる。
互いに詠唱が終わる頃にはそれぞれの召喚獣が出揃っていた。

シルト側にはレフォン、ハニワ、瑠神、ヨナタン。
スラリン側には竜炎、氷晶。

「へぇ…そっちもおもしろいメニューが揃ってるじゃない。でもいいのかな?
 そこのフェアリータイプにいたっては肉体が保ち切れてないよ?
 それに…物理攻撃を得意とする召喚獣なんかで僕達に対応できるかな?」
「ちっ…瑠神は扱いが違うんだよ!!!みんな!!あれをやるぞ!!!」
その言葉にレフォンが驚く。
「な………それをやるんなら絶対死ぬなよシルト、こっちまで巻き込まれるのはごめんだ。」
「当たり前だ!絶対勝つ!!!『エレメンタル・フォース』!!」
シルトが叫ぶと同時にレフォン達がアストラル体に戻る。
そしてシルトはそれをエクスアポカリプスに埋め込まれている宝玉に注いだ。
「………面白いもの持ってるじゃない。」
エクスアポカリプスは輝きを増し、その刀身も巨大化していた。
「こいつらは元々この剣から生み出された!!だから奴らをここに戻す時、
 エクスアポカリプスは本来の強さを取り戻す!!往生しやがれ!!」
シルトは自分の勝機を確信していた。しかしスラリンは余裕の笑みを浮かべている。
「ご…ご主人様いいんですか!?あれ!?すっごいでっかいよ!?」
「あわてないで氷晶…。あれがどれほど無駄な労力かわかるから。」
「まけおしみしてんじゃねえぞ!!!」
シルトがその大剣を一気に振り下ろす。しかし………。


「だからさ。さっきもいったじゃん。君は意地になりすぎなんだよ。だから僕にも負ける。」


「な………。」
その刃は、スラリンに届く頃は元の大きさに戻っていた。そして…受けとめられていた。
「正直驚いたよ。そんなに凄い力を持ってるなんてさ。本来なら僕も殺されてたのかもね。
 でもね…使うタイミングを間違えた。そんな消耗しきってる体じゃ意味ないんだよ。」
渾身の一撃を打ち消されたシルトはその場に膝をついた。
「く………なんでだよ。」
「……君が愚かな意地で戦ったりするからさ。それもカービィ君みたいに何かを守りたいとかじゃない、
 『悔しさ』とかいうくだらない思念で戦うからさ。」
「ちっ…だったら殺せよ。俺はすでに一回死ぬべきだったんだ。殺せよ。」
「ごめんね。あいにくだけど吸うべき魂は間に合ってるんだ。というわけでここらへんで失礼するよ。
 これ以上君達にかまってマタ―アサルトの餌食はごめんだからね。
 はやく召喚獣達を元に戻してやる事だね。初流乃ー?終わったよー♪」
 

再び空間のゆがみが生まれ、そこから初流乃達が現れる。スラリンはうつむくシルトを尻目に、初流乃の作りし空間へ戻っていった。


(うーん…でも僕ももう少し強くなるべきかな。今日は勝てたけどあの威力じゃこっちもやばいし。
 ま、とりあえずはこれでよしっと♪)
       

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投稿時間:02/05/30(Thu) 16:18
投稿者名:ひでぶ


「ここに入れば、マターアサルトの影響を受けることはないが……」
黒衣の男ハインが、初流乃に向かって言う。
「目的は達成されないな。どうするつもりだ?」

両手を広げると、初流乃は黒水晶を呼び出した。
水晶に光が通り、カービィ達とゼロ達の姿が映る。
「とりあえず、この戦いの様子でも覗っておきますよ。
……個人的にも楽しめそうですしね」


「あれぇ?君も悪魔なんだ。でも、僕とはちょっと違うみたい」
マテリアル体の義骸に憑依している桜の悪魔を見て、スラリンが
不思議そうに言う。
「本体は誰かの魂の中?ん……初流乃か。便利だねぇ、初流乃が
死なない限り、君は不死身なんだね」

それを聞いて桜の悪魔が、自らが入り込んでいる義骸に傷をつける。
義骸の腕を切り落とすと、床に落ちた腕が煙をあげて消滅し、
間もなく桜の悪魔の切り落とした部分が元通りになる。
桜の悪魔は面白がって、自分の『身体』のいたるところを傷つけた。
「夜深、力の無駄遣いはよせ」
苦笑して、横にいる初流乃が言う。

スラリンがその光景を見て、「ほぇ〜」と感嘆の声を漏らす。
「本当に便利だなぁ。僕は僕自身で身体を維持しているから、
もしやられてしまったら、こんな風に再生できないよ」
「そうなのか?」
ハインが感慨深く言う。
「悪魔という種族は、たとえ地上で死んだとしても、
魔界に戻るだけだろう?何かきっかけがあれば、再び地上に
帰ってこれるはずだ」

スラリンはハインの問いに頷いたが。
「確かに魔界に戻るだけだ。けど、地上に戻るきっかけを
作るには何百年も間隔を置かなきゃいけないんだ。僕達の寿命は
長いから、あっという間だけど、何百年も経ったら、
地上で知ってる人は殆んどいなくなっちゃうわけでしょ?
だから、地上での『死』は、地上の生き物から見れば
やっぱり『死』なんだよ」

溜め息をついて、スラリンは続ける。
「契約してくれる人が見つかれば、好きなときに魔界とこっちを
行ったり来たりできるんだけど、そんなことしてくれる人は
いなくてね。今までたくさんの人にお願いしてきたんだけど、
ニュートラルの人が多い時代だから、できたとしても負荷のせいで
すぐに契約主が死んじゃうんだ。仕方ないから、魂を集めて
自分の身体をこっちに留めているのさ。ゼロ様についたのも、
簡単に魂が集まるからだったし。でも、ゼロ様はこうなっちゃってる
わけでしょ?……これからどうしようかと思って」

「僕と契約しませんか?」
初流乃が、突拍子も無く言った。
「僕はカオスの存在。負荷もそれほどかからないでしょう。
それに、時幻魔という種族が味方なら、心強いことないですから」

「それ、ホント?ホントのホントのホントだよね?」
驚いたスラリンが、何度も初流乃に向かって聞き返す。
初流乃は頷き、笑って言う。
「ええ、本心からですよ」

初流乃が左手をスラリンに向けてかざすと、スラリンもまた初流乃に
向けて左手をかざした。スラリンが契約の言葉を述べ、
初流乃はそれに同意する。すると、2人の差し出した片手が、
黒い電撃のようなもので繋がった。

「これからよろしくお願いします、スラリンさん」
       

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投稿時間:02/05/30(Thu) 17:43
投稿者名:堕天使


「カービィ・・・星の戦士の登場か」
そういうとゼロはくくくと、含み笑いをする。
だが、カービィはそれを無視し、一歩前に出る。
当然、光Sideの者も闇Sideの者も武器を構える。
「・・・ゼロ、僕はこんな無意味な戦い、早く終わらしたいだけなんだ。だから、僕は、全力を持って君を止めるだけなんだ。」
カービィが静かに、されど、力強くゼロに言葉を発する。
しかし、ゼロは応えない。
「君は独りだ。
 同盟を結んでいたナイトメアやマルクはいない。わかる?君のザンゾンセイリョク・・・・だよね?・・・・は三分の一。でも、僕等より多いよ・・・」
「カービィ・・・?」
先ほどから、訳の分からないことばかりをいう彼の名を、番人は呟いた。
「そうだ。そしてお前達は、私の強大なる闇の力に平伏す」
ゼロはそんなカービィを見て嘲笑う。
「全ての命は闇に屈服するのだ。それは至極当たり前のことであり、道理であり・・・・・・未来だ」
「違う!」
と、カービィが叫ぶ。
「光は弱い、小さくて・・・・。でも、例え闇が光を全て覆い隠せても、闇は完全に光を消し去ることは出来ない!」
「馬鹿なことを」
ゼロはまたあざ笑い、カービィのほうを見据える。
「なら、光は闇を完全に消し去ることが出来るか?闇は光と同質、表裏のもの。愚かな」
そこまでいうと、ゼロは一度区切り、光Sideの者を見渡す。
「お前達以外にもいたであろう?仲間が。その仲間達は、傷を深くおったのかな?それとも・・・・恐れをなして逃げ出したか?」
「てめぇっ・・・・!」
ディーラがゼロの言葉に切れかける。
「・・・うん、そういう人もいるかもしれないね。こんな馬鹿馬鹿しい戦いに呆れてさ・・・」
「・・・カービィ?!何を言ってるの?!」
突如発したカービィの言葉に、まーびぃは素っ頓狂な声を上げる。
しかし、カービィは優しい、酷く落ち着いた様子で応える。
「傷ついて、傷つけて、嬉しいと思う人、哀しいと思う人。戦いをね、怖いと思わない人、いるのかな。いるのかもしれないけど。
 ・・・だけど、これだけはいえる。僕の仲間は、みんな恐れてるんだ。何かを。」
「カービィ・・・」
ソルビィもまた、彼の様子に驚きを隠せない。
「でも、そんな何かを恐れて・・・・怖いのに、一生懸命に・・・僕と戦ってくれた。
 笑ってくれた。泣いてくれた。怒ってくれた。みんなの心を、いつでも側に感じられた・・・」
「・・・何が、いいたい・・・?」
流石のゼロも、カービィの言っていることがさっぱりわからないようである。
「・・・殺りますか?」
ネレイドの言葉にしばしゼロは考え込む。が。
「・・・冥土の土産だ。最後くらい語らせてやってもよかろう」
「御意」
そう言い終わると、再度ゼロはカービィのほうへ向く。


瞬間、ゼロは絶句した。
カービィは、笑っていたのだ。

「・・・・何がおかしい!カービィ!貴様、さっきから訳がわからんぞ!!」
とうとうゼロは頭にきたのか、怒鳴る。しかし、カービィはものともせず、再度口を開く。
「心がね、暖かいんだ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
今度は闇Side、ゼロが素っ頓狂な声を上げることとなった。
それでも尚、カービィは続ける。
「ずっと、気付いてなかった。
 だって、いつでも、何処でもみんなが側にいたから。
 ・・・けど、今はいない。けど、みんな、ココにいるんだ。心に」
心の杖が、ゆっくりと光り出す。


「僕がどんな場所にいても、みんなと離ればなれになっても、僕の心にみんなの心があるんだ。
 笑って、泣いて、怒って。僕は『光』になりたい。
 離ればなれになってしまったみんなの光を。みんなの心を繋げる、絆に。だから・・・・」









“寂しいときは自分の胸に触れてみて。【心】に耳を傾けて。そうすれば君は君の心の中で僕が笑っているのがわかったら、君も一緒に笑いたくなるよ。

 そして、笑ってる君を見た人たちが君がどうかしちゃったんじゃないかと思うよ。


 そうしたら、

 
 僕が君にとんでもないコトをしたことになるんだね・・・”









「僕は、戦う!心に光を抱き続けるために・・・・僕の中の、みんなの光をけさないために!僕等は、どんなに離ればなれになっても、独りじゃない!ずっと、ずっと!」
カービィが叫ぶ。


するとカービィを護るかのように。

「一瞬狂ったかと思ったぞ」
ディーラが。
「本当本当!全く、冷や冷やしたー!」
まーびぃが。
「こいつが狂うわけないだろう?」
番人が。
「そうそう♪だよね?」
ソルビィが。
「つかカービィが狂う・・・考えらんねー(笑)」
リックが。
「こいつが狂うのは、飯が食えない時だけだろ?」
クーが。
「・・・・それはありえる(笑)」
メタナイトが。



そして。

グーイが。カインが。ピッチが。ナゴが。チュチュが。竜轡が。菊花が。たろちすとが。カビラスが。くるみが。ピックが。λが。ゼピュロスが。









“不完全でいいよ。・・・・不完全にして。もっと弱くして。


 そうすれば、光の在処がわかるから。心の在処が。そうすれば、君が。君という光が。


 心を見つけだすから。”












“どんな時だって、側にいるから。僕の心が、君を見つけだす。”














「僕等は・・・・光を無くさないッ!」






終焉の女神は微笑む。


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投稿時間:02/05/30(Thu) 17:40
投稿者名:シルト・レヴァーニ


レフォン達は召喚獣ではありませんので。



シルト「やっぱり俺・・・僕って凡人かなぁ・・・」
ハニワ「凡人凡人凡人」
聖滝「(ハニワ!禁句!)」
シルト「・・・そうだね。ムキになったっていいことないじゃん。」
聖滝「大丈夫ですか?」
シルト「みんな。元の姿に戻ろう!」
・・・レフォンは剣にやどり、聖滝は麒麟(きりん)へ、璃神は天使の姿へ、
ヨナタンは・・・あれ?変わってない・・・ハニワも・・・
聖滝=碑麟(ひりん)「・・・久しぶりですね・・・この姿は」
璃神=フィリイ「・・・」
ヨナタン「ヨナヨナヨナヨナ〜(いいないいな〜)」
シルト「行こうか!みんな!」


今度から聖滝は碑麟、璃神はフィリイ、それとレフォンは出さないでください。
シルトは一人称は僕、そして性格は完全に天然ボケ(笑)。
お願いします。


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