×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

Another story of Kirby [38]



-------------------------------------------------------------------------------

投稿時間:02/06/02(Sun) 23:41
投稿者名:ゲームの番人中西


「どうした、その程度では私は倒せんぞ!!」
ゼロはカービィの放つ光の波動を相殺し、
闇の波動を彼に向けて放つ。
が、どこかその表情は楽しげだった。
「行くよっ!!!」
カービィは連続で光の波動を放つ。
ゼロはそれを相殺する。
彼らは無傷ではなかったが、それでも彼らは楽しげだった。


「それにしても…ひどくやってくれたなぁ…」
コンピューターの配線を直しながら、カビラスは呟いた。
他の面々は慌ただしくも宇宙船の修理をしている。
「あ、ピッチ君。この赤い配線と緑の配線をあそこくっつけてくれる?」
「わかりました!」
ピッチはカビラスに言われた通り、
カビラスの手の届かない位置にある配線を持って来たり、
再び繋げたりしている。
「さて…と。」
宇宙船内部の修理は大体は終わっていた。
だが、外部はまだ片付いていないようだ。
「間に合えばいいけど…」
カビラスは再び修理に取りかかった。


「チッ…まさか、こんな所まで来て、
こんな仕事をする事になるとはな。」
たろちすとは苦笑しながら、宇宙船の壁を修理する。

「ワドルディ、そこのネジを取ってくれ。」
「はいッス。」
デデデ大王は、ワドルディからネジを受け取ると、
破壊された宇宙船のエンジンを直し始めた。
(ここはこれで良いってカビラスが言ってたな…)
傷だらけの部品を新品と交換すると、
デデデ大王はネジでしっかりと止めた。
「…マターアサルトが発動する前に脱出出来るんスかねぇ…」
ワドルディは不安に思っていた事を口にした。
    

-------------------------------------------------------------------------------

投稿時間:02/06/03(Mon) 13:31
投稿者名:ひでぶ


まーびぃの光の連弾をかわしたバールが、彼女に向かって
氷の刃を放つ。手にしたレイ・ブレードでそれを薙ぎ払った
光と闇の管理人は、そのままバールに向かって飛び込んだ。
光線の刀身が分厚い氷の壁に突き刺さり、蒸気をあげる。
先程とは打って変わって、まーびぃとバールの対峙風景は
互いに激突しあう物となっていた。
「……さすが。この世で最も位の高い存在とはよく言ったものです」
「そりゃ、どうも」

まーびぃは宙で氷の壁を一閃し、返す刀で再びバールを狙った。
レイ・ブレードは敵を捕らえ真っ二つにしたが、バールの裂けた
胴体は溶解し、液体と化す。
「氷を隠れ蓑にして、今度は水か。……いい加減にしろよ!」
まーびぃは即座に振り返り剣を突き出した。
闇の気を辿って繰り出した攻撃は、今回ようやく功を奏し、バール
本人の脇腹を貫いた。
「どうだ!」

まーびぃはバールと眼を合わせた。深手を負ったはずなのに、
彼の表情は、憤怒にも恐怖にも塗り替えられていない。
不気味に感じた彼女は、剣を彼の脇腹から引き抜き、後方へ
退がった。バールはその場から動かず、貫かれた部分に手を添えた。
すると、傷口が凍りついて、ダークマターのからだを形成する
闇の煙の放出が止まる。
「どうしました?……まだ、私は戦えます」
レイ・ブレードを構えたまーびぃに、バールは問う。

「何故だ?」
瞬間たりとも油断せずに、敵を見据えながらまーびぃは静かに言った。
「今あんたが受けたダメージは、戦うのをやめなければ
助からないかもしれないものだろう?出煙を防いだって、
どれだけもつか分からないじゃないか。それなのに、
なんでまだ戦う?」
バールは、笑って答えた。
「優しい方だ。この後に及んで貴女もまた私を殺めない
気でいるのですね。……ですが貴女の目的は、光と闇の均衡の
妨げとなるゼロ様の存在の抹消だ。ならば、私は戦わねばならない」

「上等だ」
まーびぃは剣を握りしめ、バールに向かって駆け出した。
向かってくる相手を見据えてダークマターはゆっくりと両手を広げた。
ちょうどバールへと向かうまーびぃが踏み越えようとした床を
中心に、半径数尺ほどの範囲が水の渦へと姿を変える。

「うわっ!」
着水したまーびぃは渦の中で旋回させられ、水を飲んだ。
窒息を避けるために肩から上の部分を渦から出したが、
身体の自由は利いていない。

「戦いにおいて、最も必要なものとは、何でしょうか?」
バールは渦を眺め、静かに呟いた。
「強力な武器。強力な魔法。強力な特技。至高なる存在である
貴女はこれら全てを持っている。それでも貴女が今こうして
私に苦戦を強いられているのは何故か?
……それは貴女が、光と闇の管理人に就いてそれほど多くの仕事を
こなしていないからですよ。だから貴女は、私がどういう行動を
とるのか察知できない」

気合を込めると、バールは高く跳び上がり、巨大な氷の刃を
片足に生やさせた。重力と闇の気の放出で、彼のからだは
尋常じゃない速度で落下し始める。
「……そう、戦いにおいて、最も必要なもの。それは『経験』!」


LIMIT−02:41:58


-------------------------------------------------------------------------------

投稿時間:02/06/13(Thu) 23:06
投稿者名:星のカーヴィ


シルトの遭遇(マテ)前編


「誰だ!」
ふと、船を修理していた者達を沈黙が襲う。
デデデの大きな声が、船のデュラスチールにエコーされた。
皆が、戦闘体制に入る。
「お主、何者……。」
ゼピュロスは、刀を鞘から抜き出す寸前手を止めた。
向こうも、剣を構えたからだ。
「シルトさんっスか?」
「む、なんだてめぇもここに居たのか。」
シルトが近づいてきて、ワドルディの前を通りかかったとき――――

「ハイドロスパナ持ってきて〜。」
「ふぐぁっ。」
ピックの間接頭突きが、シルトの顎に直撃。
その場に倒れた。
皆は、その呆気無さに警戒を弱める。
「シルトさん、大丈夫っスか〜。」
「おいらは時人。こんなことで倒れたら、その名が廃るってもんだぜ。」

いや、

既に倒れてるだろ。

治療室に運び込まれたシルトは、応急処置をされている。
チュチュの器用そうで不器用な触手で……。
「ピックとかいう輩め、今度会ったら叩きのめしてやる。」
「まあまあ、どっちも悪くないわよ。」
チュチュが、絡まりそうな触手をブンブン振り回している。

怖い。

「で、どうするんだ?埴輪と、ドッペルゲンガーと、馬か龍か分けの分かんない生物共は。」
デデデが問い掛ける。
「ほっとけ。」
ほっといてすむ問題なら、いまさら怖がるメンバーも居ないだろう。
ナゴは、怯えて修理もできないし、ゼピュロスは踊る埴輪に振り回され、くるみはと言うとフィリィと遊んでいる。黙々と働いているのは、碑麟のみ……。
「なんとかしやがれ。」
自分で解決しやがれ――――シルトはそう思っている。しかし、今は一刻を争う時。マターアサルトが、ダークスターを射程内に捕らえようとしている。
対抗するはずのL1も、起動に時間がかかると言う理由で起動していない。

内部の修理は、メインエンジンを除きほぼ終了。外部は損傷が激しく、宇宙船の装甲自体に穴が空いている場所もあり、作業は困難を極めた。
「いよいよメインエンジンか。」
放射能防護服に身を包んだカビラスが、修理に取り掛かる。
「ピッチ君。内部の様子は?」
ピッチが、手に持っているPDAで確かめる。
「奇跡的にメインエンジンには、損傷が見当たりません。放射能漏れは、ほぼ無いと見て十分です。」
何時に無く凛々しい声に、周りのメンバーが目を向ける。
(ここで放射能漏れがあったら、やばいことになっていただろうな。)
カビラスはそう思いながらも、メインエンジンの近くに入って行く。
「ピッチ君。損傷箇所は?」
「メインエンジン近くの、リパルサーコアに繋がる配線が抜け落ちているようです。」
カビラスは近くの取っ手に掴まりながら、コードを繋げる。
(爆発のショックで抜け落ちたのだろう。)
カビラスは、手を伸ばした。しかし、届かない。
持ってきた工具で、やっとこさボルトを締めると、前屈みだった態勢を整えようとした。
その時――――
カビラスの足が、メインエンジン燃料タンクに当たり、亀裂が生じた。
放射能が漏れてきている。
「ピッチ君!」
カビラスは急いで、外にいるピッチに連絡した。
「はい?」
「爆発の衝撃で脆かった燃料タンクから、放射能が漏れてきている。外にあるハンドルで燃料タンクの入り口を遮断するんだ!」
ピッチは戸惑っていた。しかし、今はそんなことをしている場合じゃないと思って、ハンドルに手を伸ばす。
「赤いハンドルを右に回して、放射能漏れを防ぐんだ。」
そうこうしている間に、宇宙船の放射能感知システムが異常を感じて、警報を鳴らした。
回りのメンバーが異変に気づく。
皆近寄ってきて、困惑している様子。
「うん〜。」
ピッチの力では殆ど動かないハンドルを、デデデが助太刀にくる。
ゴロゴロゴロロ――――ハンドルが回り始め、タンクが閉められてゆく。
これで一安心だと、カビラスは思った。
(内部のみの放射能漏れで、何とか助かったか……。)
だが、中のカビラスは、ふと差し込む光に気づいた。なんと、メインエンジンを覆う防護壁に穴が空いていたのだ。
「みんな逃げろ!放射能が漏れてる。」
カビラスの一言に、皆が一歩退いた。

「だからって、見捨てられないよ!」

ピッチの勇気ある一言。
みんなが近寄ってきた。


「竜轡さんは、魔法で穴を防いでくれますか?」
カビラスが、応急処置を試みようとする。竜轡に、魔法で穴を防ぐシールドを作らせた。 「急げ!生死に関わる事態だ。」
デデデが何時になく、大王らしかったという。
カビラスが内側から鉄板を貼り付け、他の皆は外側からサポート。
一刻の猶予も許されぬ事態に、皆の心は一つとなっていた。


――――一時間後

穴が、頑丈なパリオンスチール装甲で何重にも貼り付けられている。
予想していた以上の放射能漏れもなく、皆の顔に笑顔が戻った。
「一件落着っスね。」

後編に続く……。


-------------------------------------------------------------------------------

投稿時間:02/06/04(Tue) 22:52
投稿者名:星のカーヴィ


シルトの遭遇(マテ)後編


「で、そのラストゴッドってなんだよ。お前の言う、あらゆるものの負への転向って。」
デデデが、船の基盤部分を修理しながらワドルディに問い掛ける。
「この世の中に物質ってたくさんあるっスよね。」
デデデが深く頷いた。
「でも、別の世界には反物質ってのがあるんすよ。」
「……。」
「その、ラストゴッド……。いや、ジ・エンブレイス・オブ・タナトスと言ったほうがいいっスかね。」
デデデが作業を止め、そこら辺の盛り上がっている地面に座る。
「なんだ?どういう意味なんだ?」
「正確にいうと、The embrace of Thanatos.タナトスの抱擁と言う意味っス。」
デデデは、ますます分けが分からなくなった。
「タナトスってご存知っスよね。」
「知らん。」
ワドルディが、沈黙している。
「タナトスっていうのは、カオスから生まれた夜の女神ニュクスが生んだ、死神なんすよ。」
「それじゃあ、その兵器は死をもたらす兵器なのか?」
ワドルディは、無い首を横に振る。
「死だけじゃないっス。あらゆるものを、負に変えてしまうんすよ。」
デデデは、分けが分からなくなって頭を傾げている。
「例えば、おいら達こうして生きてるっスよね。生きるの反対は?」
デデデは間違いなく答えた。
「死だろ。」
「そう、生が正なら、死は負。動くのが正なら、止まっているのが負。苦しみが正なら、楽しみが負。」
「つまり、反対にしちまうってことか何もかも。」
「そうっすね。それを利用すれば、存在するもの全て無くす事も可能。存在していることが正なら、存在しないのが負。」
デデデは、今ひとつ理解していなかったが、途轍もないって事はわかっていただろう。
「ま、こんなことをしてても始まらん。今は、生きる事に集中しよう。」
「そうっスね。」
休憩していた二人が、仕事に取り掛かった。


用語解説

デュラスチール
宇宙船に最も広く使われている、安くて頑丈な鉄の合金。
あんまし本編と関係ない?気にしない気にしない。

ハイドロスパナ
スターウォーズEPISODEX帝国の逆襲で、ハン・ソロがミレニアム・ファルコンの修理に使っていたスパナ。ようするに、パクリ。(待て)

リパルサーコア
宇宙船発着時、及び着陸時に使う反重力を生み出す装置。
これが無くても離陸は可能だが、安全性に欠ける。

パリオンスチール
デュラスチールより高価な、とても頑丈な鉄の合金。
頑丈なので、メインエンジン付近に使われる。
しかし、これをも壊すキャメラ・イン・ナイトメアの負のオーラって……。

タナトス、カオス、ニュクス
え〜。各自で調べてください。(無責任)
ヒント・ギリシャ神話


-------------------------------------------------------------------------------

投稿時間:02/06/05(Wed) 22:21
投稿者名:シルト・レヴァーニ


シルト「ラストゴットってガーディアン積み込んでるんだろ?」
ワドルディ「なんスか?それ。」
シルト「しかたないな・・・番人と管理人だけが知ってる秘密なんだけど・・・ま、いっか。
    ガーディアンってのはメックアイで作られた兵器だ。それは時術と空術をまったく受け付けない。それに体はミスリルで作られてる。
    ミスリルってのは最強最軽の金属だ。それにサビない。」
デデデ「一つ質問がある。なんでそんな事知ってんだ?」
シルト「だってオイラ元時の番人だったから。」
全員「えっ?」




シルト「・・・言ってなかった?」
全員「言ってない」
       

-------------------------------------------------------------------------------

投稿時間:02/06/07(Fri) 21:56
投稿者名:ソルビィ


「…目玉焼きの踊り食いぃ!!!」
「…サンダ―ボルトォ!!」
二つの電撃がぶつかり合い、弾ける。
「…空中から攻撃できるからっていい気になるなよ。」
「へん、ここまでおいで隊長さん。」
「…ORBの力をなめるな!!」
ネレイドが大ジャンプしてディーラに斬りかかる。
「『カレーライスとライスカレーと解凍済みカレーと普通のカレーとハヤシライスの違い』!!」
黒炎をまとった一撃がディーラをかすった。
「技名長すぎだぁ!!だいたいハヤシライスは全然違うだろうが!!!」
ディーラがそんなに余裕ないはずなのに突っ込みをいれる。
しかし次の瞬間ディーラの顔は再び険しくなった。
…ネレイドの足は地につかず、宙に浮いていた。
「これもORBの力の一環だ。望み通りここまで来てやったが?」
「くっ………。」
ディーラは舌打ちする。

(ちっ…もともとパワー的に微妙だったから空中戦をしかけたんだがあっちも浮遊能力があるとはなとはな…
 しかしこうなるとこちらは剣をまともに使える状態ではない…。ならばどうすれば……?)



「はぁ!!!」
「ちぃ!!!」
剣とチェーンソーが激しく火花を散らす。
本来普通の剣ならばとっくに刃こぼれしているはずだが、
メタナイトのは複製とはいえ、虹の剣。耐久力も抜群だった。
「…たいした野郎だな。」
「…貴様こそな。」
「だが…これをもう一発食らっても生きてられるかな?」
レイヴンが再び跳んだ。
「………くたばれ!!!ライダー○ック!!!」

ガイィン!!!

「…?」
蹴りは見事にメタナイトに命中した・・しかし。
「…これでどうだ?」
メタナイトはその場でトルネードソードを放つ事で蹴りを受けとめていた。急速にレイヴンのブーツの底が磨り減った。
そして…互いの破壊力に耐えきれずに二人とも吹き飛ばされた。



「……!!!!」
カレスが氷の床を活かしてさっきよりも速くなった体当たりをソルビィにぶちかました。
「ごっ……。」
ソルビィの口から血が吐き出される。
「ソルビィ!!?やっぱり逆効果だったじゃないか!!」
「いいんだよク―…こっちの狙いはよぉ…。」
一旦区切る。ソルビィの周りから闇が消えた。
「…別に有ります。」
…そういうと「アレン」をホルスターに戻した。
「………。」
カレスが今度は殴りかかってくる。しかし鉄拳はソルビィ達に届かなかった。

ガンッ!!!

突然カレスがバランスを崩し、思いきり氷の床に頭を打った。
「…………!?」
すぐに体勢を立て直して起き上がる。しかし…。

ゴンッ!!!

やはりバランスを崩して。体を打った。
「ソルビィ…一体何をしたんだ?」
「…レモンさんが植物を操れたのと同じように、僕は冷気を操れるんです。
 通称『ガーディアンズレインフォース』…。自分が守護する土地特有の能力を扱えるようになり、
 さらに己の能力の一部を強化できる力…。
 足場を凍らせたのはこのためです。こうなれば地の利はこちらのものですからね。」


-------------------------------------------------------------------------------



前へ リストへ 次へ