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Another story of Kirby [40]



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投稿時間:02/06/12(Wed) 04:25
投稿者名:ひでぶ


「……天空より唸りし龍の咆哮。研ぎ澄まされし光の鎚と
なりて、彼の者達に制裁を下せ!」
<ミョルニールクラック!!>

ディーラの放った稲妻が、7体のタイタンを捕らえた。
放電に包まれたタイタンは身体を焦がされ、風穴を空けられた。
電圧に耐えられなかった岩の巨獣達は、次々に粉砕されていく。

知る電撃系の魔法の中で最も破壊力のあるものを唱えた
ディーラは、息を切らして残る敵達へと向かう。

―クソったれが。転生できたものの、肉体に負担がかかりすぎてやがる。

鈍重そうに地響きを鳴らしながら、『肉』を得たタイタン2匹が
ディーラの前後を遮った。
「どこにいかれるのですかな?」
前方の肉タイタンの背後に、更に半分機械化された頭部を持つ
肉タイタンが姿を現した。ドプケラドプスだ。

「ベーシックのタイタン達を一瞬にして粉々に砕く魔法力。
素晴らしいですな。だが、我らは一筋縄にはいきませんぞ!」
轟音と共に、後方の肉タイタンの拳がディーラを襲った。
彼は羽を広げ、跳躍で拳を回避する。

ディーラは、試しにその場から肉タイタン達に下級の真空魔法を
放ってみた。しかし、真空の刃は敵に傷1つつけることなく
掻き消える。並みの魔法では歯が立たないようだ。

―どうする、もう一度ミョルニールをいくか……?
しかしここで撃ったら、カレスとか言う野郎と戦うときの
余力が無くなっちまう。

不意に、ドプケラドプスの憑く肉タイタンが、信じられない勢いで
跳躍してきた。合わせた両の拳を振り上げ、ディーラの背中に
打ち据える。
「ぐふっ!!」
背骨のきしむ音と共に、ディーラは急降下した。

床に叩きつけられたディーラは、身体を起こそうとするが、
転生前の頑丈な身体と違い、全く言うことがきかなかった。
「く、そ……」
やっとのことで立ち上がった彼の前に、肉タイタンが近づく。
自慢の速度でその横に現れたドプケラドプスが笑って言う。

「もはやこれまでですぞ。最後くらいは、一思いに息の根を
止めてしんぜよう」
憑く肉タイタンの腕を操り指を鳴らすと、ディーラの前に立った
肉タイタンが巨大な拳を振りかぶった。

その時。
ディーラの横を、一匹の巨大なネズミ……いや、ハムスターが、
その足を生かして行過ぎた。そのハムスターは拳を上げた
肉タイタンの腹に強烈な蹴りを加え、更に頭部を蹴り払う。
宙に跳ね上がった肉タイタンに、蹴撃の乱舞が放たれ、
巨大な図体がどんどん上空へと舞い上がる。床から数十尺の
所まで持っていかれた巨躯は、最後に前方宙返りによる強蹴りで
床へと返された。

―ライジンブレイク……?
ディーラはそんな技名を、ふと思い出した。

ぐしゃり。
まるで高層ビルから落下したように潰れたトマトと化した
一匹の肉タイタンは、やや痙攣を起こしてから絶えた。
それから、巨大ハムスターが着地する。

「さっきの『借り』は、これでナシだぜ?ディーラ」
「リック……?」
ハムスター・リックが軽く跳躍の運動をする。
「ディーラ、カレスとかいう奴の相手、頼む。おれがこいつらと
遊んでるから」


「バカな……精鋭の者が、これほど簡単に異相次元に
還されるとは……」
ドプケラドプスは突如現れたリックに、驚きを隠せないでいた。
「原作キャラって甘くみられがちなんだよな。
まぁ大体そうだけど……おれは違うぞ?」
「……何の話かわかりませんな!」

「うん。こっちの話だから」


LIMIT−02:22:22
       

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投稿時間:02/06/12(Wed) 19:18
投稿者名:ソルビィ


「お・・・修理もだいぶ終わったんだな。ご苦労様。」
『やることがある』といってどこかへ行ったきりだったたろちすとが突然姿を現した。
「ご苦労様って…お前どこに行ってたんだ!?こっちは放射能漏れとかで大変だったんだぞ!!!」
「あぁ…王か、悪い悪い。それよりシルトとかいうのはいるか?」
「あぁ、元時の番人とか言う子供だな。あっちでカビラスと何かやってるぜ。」
「そうか…よし。」
たろちすとはデデデの前を通りすぎていく。


「でね、いい?ここはこうするの。すると光の波長が…。」
「ふーん…なるほど。ではここをこうすると……ってうわ!!!」
突然、シルトの首筋が掴まれ、後ろに引っ張られる。…たろちすとだ。
「え?え?ちょっとたろちすと君…。」
「悪いな、カビラス。こいつを10分ほど借りるぜ。作業は続けてくれ。」
「う…うん。」
「ぼかぁ物じゃないぞ!!」
シルトの抗議は虚しくどんどん奥のほうに引きずられる。
「…悪いな。すぐに終わるからよ。」


「で…何の用?というか君は?」
「おぃおぃ…元時の番人ともあろうものが俺を知らないのかよ。
 俺の名はたろちすと、昔光と闇の管理人をやってたものでな。」
「え…?」
シルトが微かに目を見開き、体を振るわせた。
「…お前にちょいと聞きたいことがある。」
たろちすとの質問にシルトは少し安心したらしい。
「あ、きっと僕が元時の番人だってこと信用してないんでしょ?僕は竜族だから年齢が…。」
「いや、そっちじゃない。」
「………え?」
「俺が聞きたいのは…お前の存在だ。」
「・……どういうこと?」
「…そりゃ年齢は妥当かもしれない。
 だが…俺も光と闇の管理人ならやっていたからな、
 番人のシステムは結構知ってるつもりだ。
 たしか、時と空の番人は自らが後継者を選び、
 同意の上で自分の死と共に力を託すか、
 自分を凌駕する者、即ち自分を殺害する者にその能力を継がせる。
 …つまり前代の番人は必ず死亡し、その後現世への復活は不可、とうことだ。
 ………なのに何故お前はここに居られるんだ!?」
「………。」
シルトが息を呑む。そのの表情を見たたろちすとはため息をついた。
「まぁいい。ダークスターを脱出したあとゆっくりと話は聞くさ。
 俺もまだ用が済んでないのでな、それじゃな。」
結局たろちすとはまたどこかへ行ってしまった。




どしゃぁ!!
「…さすがですな。」
もう片方の肉タイタンも土に戻されたのを見てドプケラトプスは感嘆の声をもらす。
「しかし私はそう簡単にはいきませんぞ。」
「それはどうかな!!!?」
リックが大ジャンプしてドプケラドプスの顔面に一撃を食らわす。
その巨体はよろめくが、なんともないかの如くリックへむけて拳を立て続けにおろした。
しかしリックは持ち前のスピードでひょいひょいとかわす。
「ちっ…なんつーやつだ…。」
「…ちょこまかとすばしっこい奴ですな。それでいてパワーもあるとは…。
 手応えはありそうですが私には勝てませんな。何故なら!!!」
巨体は大きく振りかぶって地面を殴りつける。
「うわぁぁあ!?」
振動で宙に浮かされたリックを拳が襲った。

ドゴォオン…。

「…格が違うのですぞ。あなたのようなねずみとは。」
…しかし巨体は自分の体の異変に気付いた。…右の拳が土に還っていた。
「…なんですと!?」
「…俺の体の方が硬かったらしいな。」
床にはストーンになったリックがいた。
「……どうやら思いっきり楽しめそうですな。」
「素焼きの土器にしてやるぜ。」
小さな戦士は石化を解き、その口に炎を溜めた。




「…さて、ぼちぼち続きおっぱじめるか?仮面の兄ちゃんよ。」
ネレイドがグローブを締めなおした。
「…当然だ。こちらも時間が限られてるんでな。」
メタナイトが複製虹の剣を握り締める。
「俺もいるぞ。」
「…この前の梟か。あのときのようにはいかねぇぜ。本物の力ってのを見せてやるぜ。」
ネレイドが再び電撃を溜める。
クー達もそれぞれ戦う構えを取った。
「…こちちらからいくぜ!!『ビックリドッキリUFO!!正体はスポットライトぉ』!!!」
幾つもの円盤状の電撃が二人を襲った。


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投稿時間:02/06/12(Wed) 20:05
投稿者名:ネレイドキラー


ドプケラドプスが吐き捨てるように言った。
「ふむ。中々ですな。」
「…だが貴殿らは我々半次元生命体を甘く見すぎている。」
するとなんと、先ほど土に還されたタイタンが復活した。
そのタイタンは最初に倒されたタイタンの残骸へと近づき、
「…死んだふりはもういいだろう。起きろ。」
といいながら蹴りを放った。
「…いってぇー!!!!!!」
もはや完全にただの肉隗と化したはずのタイタンが悲鳴をあげながら飛び起きる。
その身体はすでに完全に再生していた。
そしてドプケラドプスの腕もすでに再生していた。
「な…!?」
リックが驚きの声をあげる。
たしかに手応えは合った。
そして完全に破壊した筈だったのだ。
「こんなんじゃまだまだだ♪ま、もっともあの攻撃が来ることも予想済みだけどな♪」
「我々の耐久力は有名でな…拡散波動砲一発でも死なない。」
肉タイタンの二人がそう言い放つ。
「オイラの攻撃もすでに予想していたってのか!?」
リックが半分悲鳴混じりの声で言うと、
「ついでにいうとあなたと先ほどの方が別れてあなたが私達の相手をするという事もすでに予測済みでしたよ。あのストーンの攻撃もね。」
「それとお前ののライジンブレイクによる蹴り一撃一撃が身体のどの部分にヒットするかもな。最後の蹴りもわかっていたよ。」
「そんな…」
リックが絶望的な声を漏らす。
彼らはここに現れたその時から、その場の全員の精神に完全に干渉し、心を読み取っていたのだ。
「今度は我々から行きますぞ!」
すると最初に倒されたタイタンがどこからか柄だけの剣を取り出す。
(…?あの剣の形と色は…どこかで見たような…)
そしてタイタンが叫ぶ。
「天○うう剣!!!!!!」
突如柄からシャキーンという音と共に刃がでてくる。
そしてどこからともなく剣に凄まじい雷が落ちる。
「はああああああああああぁぁぁぁ!!!!!!」
気合いの叫びと共に高く跳躍する。
「天○剣!V○字切○ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
剣が雷と共に振り下ろされる。が、リックは軽々とかわす。
だがタイタンは返す刃で追撃をかける。が、それもリックは軽々とかわす。
「むう。さてはお前回避率100%だな!!!」
「あんな隙のある攻撃かわせない方がおかしいわッ!」
まるで漫才のような会話が繰り広げられる。
「それでは私の出番だな。」
もう一人のタイタンが前に出る。
そして胸がV字型に光り始める。
「ブレ○トファ○アー!!!!」
光った個所から光線が放たれる。
「うわわっ!!」
リックは間一髪避けるが、少しかすり、毛が焦げる。
「そして止めはこの私っ!!!」
最後にドプケラドプスが前に出る。
「冷凍メガ粒子砲!!!!!」
ドプケラドプスの口から直径が彼の身長ほどもあろうかという極太のビームが放たれる。
上空に飛んでかわしたが、ドプケラドプスは首を曲げ、上空へとビームの方向を変えた。
だがリックは間一髪ストーンに変身して攻撃を凌いだ。
「おお。中々のかわし方ですな。」
「原作キャラをなめるなあ!」
リックの口から凄まじい火炎放射が放たれる。
「む、まだまだ負けませぬぞ!私とてあるゲームの原作キャラであります故!」
ドプケラドプスの口からも火炎放射が放たれる。
二つの火炎はぶつかり合って相殺した。
「くらえ!」
リックが無数のカッターを放つ。
「むん!」
すると突然、ドプケラドプスの身体から長く、先に刃物のようなものがついた尻尾が生え、カッターを打ち落とした。
一進後退の勝負が繰り広げられている。
「…なあ。」
「…なんだ?」
「俺達出番がないような気がする…。」
「……」
二人の戦いを二人のタイタンは寂しげに見物していた…。
       

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投稿時間:02/06/12(Wed) 20:49
投稿者名:ディーラ


ディーラ「さてと…リックの護衛と逝きますかァ!」
字がチゲェ!と言うのはおいといて、
ディーラはドプケラドプスの後をとって呪文を唱えた、
物凄いスピードで、
ディーラ「ホーリージャッジ!!!!」
ドプケラドプス「ぬぁ?!」
ドプケラドプスはリックの方を見ていたためディーラの魔法が直撃した
ディーラ「そんでもって召還!リバァイアサン!!!!」
水竜、別名リバァイアサンは、
地面からハイドロポンプ(?)をしながら出てきた
とーぜんみなさんびしょぬれです
リック「おい!オイラまでぬれたじゃないァ!」
タイタン「上半身裸なんだから止めさせろぉ!!」
ディーラ「いっとくけどリバァイアサン、短気だから」
リバァイアサンの攻撃!タイタンの上半身に水鉄砲をあてた!100000のダメージ!(ォィ
ディーラ「ついでにブリザードカッターターボ!!!」
こんどはタイタンの上半身に氷魔法!タイタンの上半身は凍り、100000のダメージ!!(マテ 
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リバァイアサンが暴走しそうで怖いひとお手上げ(爆
ちょいと忠告、ディーラは雷魔法しか使えないと言うわけではないので
以上!(マテ
       

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投稿時間:02/06/12(Wed) 22:07
投稿者名:シルト・レヴァーニ


たろちすと「ん?どうした?」
シルト「おしえてあげるよ。さっきのこと。」

シルト「ぼくはほんとはもう死んでるんだ。その時に時の番人だった。でも生きる事に疲れちゃってさ・・・で、後継者に力を譲ったんだ。」
たろちすと「ならなぜこの場所に存在する?」
シルト「フィリイのおかげさ。あいつはあれでも魂を管理してたから。でもって邪悪な魂に襲われていた所を助けたら条件つきで復活してくれた。」
たろちすと「条件?」
シルト「エクスアポカリプスを解放しない、時術の50%封印の二つさ。」
たろちすと「犯すとどうなるんだ?」
シルト「魂消滅。」
たろちすと「・・・厳しいんだな・・・」

カビラス「あれこれあれがこーで・・・波長92%・・・うーん・・・」
シルト「光輪!」
カビラス「うわっ!いつのまに・・・って、波長が100%になってる!」
シルト「完成!・・・でもどうやって送ろう・・・」



星星は歌う

全ての者が自由になるように

そして



始まる
       

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投稿時間:02/06/13(Thu) 03:07
投稿者名:ひでぶ


宙に浮かぶ魔法印が、番人の魔呪の言葉に呼応して七色に
輝いている。本詠唱ではないが、印の法力を増幅させるために、
彼は絶えず魔呪の言葉を繰る。最中、仲間達の戦いを案じる
せいか、番人の詠唱はいつもより力強いものだった。

魔法発動に必要な印の創作は、五合目まで終了している。


四方から自らへと向かってくる冷気を、レイヴンは軽い身のこなしで
かわすと、ソルビィめがけて拳を放った。顔面を狙ったものは
間一髪避けることができたが、もう片方の拳が鳩尾に打撃を加える。
「捕らえたぜ!」
レイヴンはソルビィを猛打して、止めに炎を纏う右ブローを
繰り出した。ところが、それがソルビィを殴り飛ばす前に、
突如下方から現れた氷の塊が彼の下顎深くに入り込んだ。
半ばアッパーを食らったように宙に飛ばされたレイヴンは、
そのまま受け身をとることができずに床に倒れ込んだ。

腹を抑え、もう片方の手で口から垂れている血を拭うと、
ソルビィはレインフォースを蓄え始めた。
顎に入ったせいで少々酔いのまわった頭を振ると、レイヴンは
再び敵に襲い掛かった。


LIMIT−02:17:41


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投稿時間:02/06/13(Thu) 17:35
投稿者名:堕天使


「・・・可哀想なヤツだな」
「? 誰がだたろちすと?」
ぽつりと呟く彼の言葉を聞いて、デデデが尋ねる。

「・・・や、何でもねぇ」





シルトとカビラスの元に、少女が走り込んできた。
「? あ、くるみちゃんじゃ」
「ちょっと!あなた!!ユートたちのコトを何だと思ってるの?!」
少女・・・くるみがカビラスの言葉を遮って・・・というより無視・・・シルトに近づく。
「ん?何が?」
シルトは現状がわからず、のほほんと応える。
その対応に切れたくるみは、シルトの襟を掴む。
「あの人は・・・っユートは!種族のせいだけでずっと他人から虐げられてきたのよ?!
 それを貴方は・・・貴方は!ただ居きるのが疲れたという理屈だけで、時の番人になったの?!」
側にオロオロするカビラスは、声をかけようとするが、言葉がでない。
くるみは構わず、続ける。
「だから、番人は!そんなあの人を護る為に・・・あの人に『光』となるために!『時の番人』となったの!ユートを護る、『光』に!!」
「・・・」
「貴方のような人が・・・・『生きる』のに『疲れた』人が・・・元時の番人?!笑わせないで!
 そんな・・・だったら今も生きていなければいいじゃない!何もかも諦めちゃえばいいじゃない!
 あなたなんか・・・あなた、っなんかぁ・・・・っ!!!」



くるみは、自分の思いを、ただ、純粋にぶつけていた。
ユートの気持ちが、痛いほどわかるから。
番人の強さが、すごく素敵だから。

だから、ぶつける。ただ、純粋に。







「・・・・くるみ!!」
くるみははっと、我に返った。名前を呼んだのは、たろちすと。
くるみはやっと自分のしてる行為に気づき、慌てて手を離す。
「何だよ・・・この人。いきなりさぁ!」
シルトは襟の乱れを整えながらくるみを睨み付ける。くるみは泣きじゃくるだけ。
たろちすとはくるみの側に来ていた。そして、くるみの肩に手を置いた。
「くるみ。そんなに怒らなくても、大丈夫だよ。彼は『時の番人』であって、『時の番人』ではない」
「・・・・・・・・・え?」
くるみはたろちすとを凝視した。勿論、シルトとカビラスも。
たろちすとは説明を始める。
「時の番人と空の番人は、あらかじめ二人ずついるんだ。
 一つは本物、もう一つは仮初めの力をもつ偽物。もし世の中に『番人の力を持つ者を探す術』があったら、ユートのように・・・・殺されてしまう。
 それを考えた神は、あえて偽物も作った。・・・もちろん、『偽物』は『本物』には勝てない」
「・・・そぅ・・・なんだ・・・・」
くるみは、崩れ落ちるようにへたりこんだ。
まだ泣き声だった。・・・が、その声は、何処か嬉しそうだった。











いつの日か。







『あの人』がいった言葉。













“本当の力は、生きる喜びを知っている心にあるんだ。・・・だから、僕は一生懸命生きたい。彼がいつでも側で笑ってくれるから。”






















「・・・・・・ユート」















「私、泣かない」











この心は、あなたの元へ還っていくから。


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