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Another story of Kirby [46]



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投稿時間:02/06/17(Mon) 21:43
投稿者名:ネレイドキラー


ここは異層次元……

ネレイドを除く親衛隊達の前に白髪のリーゼント+顎に強そうな髭を蓄え、鎧を着、日本刀を構えたダンディな雰囲気漂う男がいた。
信じられないだろうが、これこそドプケラドプスが異層次元で真の力を発揮できる姿の一つである。
レイヴン達とドプケラドプスは互いににらみ合いをしていた。
やがてレイヴンが動き、それと同時に他のメンバーが同時に突っ込む。
が、次の瞬間レイヴン達は回転しながら空中を舞い、地面に叩きつけられた。
ドプケラドプスの居合で生み出された衝撃波で全員が吹き飛ばされたのである。
ちなみにネレイドは既にこれでもかという程衝撃波を食らい、一撃も与えられぬまま昏倒していた。
「うう〜、強すぎるってドプケラドプス…」
「まさか貴方がこれほどまでに強いとは…」
「………」
ドプケラドプスが叱るように言い放つ。
「まだまだ!この私にも勝てないようでは…他の実力者達には歯が立ちませぬぞ!」
ちなみに彼が言った実力者とは他の半次元生命体達の中でも特に強い者である。
「くっ・・・もう一回!」

しばらくして…
「今日はこれまで!」
ズタボロになったレイヴン達にドプケラドプスがいう。
「ふう〜。」
「ふふ…まだまだ私達も弱いですね…今までの私たちはさしずめ井の中の蛙と言ったところでしょうか…」
「いえいえ、貴殿達はきっと強くなれますぞ。私の見たところまだまだ成長期ですからな。」
「だといいんですけどね…」
「まぁったく人間形態はともかく怪物の姿になったらなったで高層ビルよりでかいんだからなぁ…
 ディバイン・クリスタルでも持ち出さなきゃ勝てねぇって…」
「いえ、遠い昔に我らにたった一人で打ち勝った者もいたのですぞ。」
レイヴンが青褪めた顔で呟く。
「…嘘だろ…」
「いえいえ、本当です。もっとももう死んでしまっているでしょうが。」
「…詳しく聞かせてくれませんか?」
「おっと。ネレイド殿を医務室に運ぶのでこれにて!」
誤魔化しながらドプケラドプスは医務室に向かった。
「ちっ。誤魔化されたか…」


医務室

「おや。また急患かのう?」
長い白髪を蓄え、人の何倍か大きい脳味噌の姿をした一つ目の半次元生命体が嬉しそうに呟く。
「トレーニングでちょっとやりすぎてしまいましてな。治療を頼みますぞ。オモイカネ殿」
彼はその膨大な知識と魔力の為、尊敬と親しみを込めてオモイカネと呼ばれている。
「ほっほっほ。それでは………ぬぅん!」
彼はその身体から無数に伸びた触手をネレイドに向け、力を込めた。
それと同時に淡い緑色の光がネレイドを包む。
「う…。ここは…」
「おお。気がつきましたか。」
「まだ安静にしていなされ。それではワシは用が有るので失礼しますぞ。ほっほっほ。」

オモイカネはバウンドしながら医務室の奥に入って行った。

…しばらくしてドプケラドプスが呟く。
「…ネレイド殿。もし、ゼロ殿が何者かに殺されたのだとしたら…どうしますかの?」

「……難しい所だな。できれば復讐でもしてやりたいところだが…復讐なんかしてもゼロは2度と生き帰らないし…喜ばない。虚しいだけだ。」
「もっとも、そいつの方から俺達に敵対したら戦わなきゃならないけどな」

「…そうですか。」

「……それでは私も失礼致しますぞ。」
そしてドプケラドプスが奥に入るのと入れ違いにレイヴン達が入り口から入ってくる。

「大丈夫か隊長?」

「ああ。オモイカネの治療のおかげだ。」
しばらく彼らは雑談を交わしていた。
そのころ奥の階段から続く地下実験室では…

オモイカネとドプケラドプスがディバイン・クリスタルが収納されている部屋の前で首を傾げていた。
「むう。内部の構造はまったくもって不明。オーバーテクノロジーの塊…ブラックボックスじゃ。」
「ふむ…ここ、異層次元ではよく有ることだが…このような物は見た事がない。研究の余地有りですな。」
「まあ、今は異層次元では時は非常にゆっくり流れるように設定してあるから再び運命の歯車が動き始めるまでゆっくり実験が出来ますがな。」
「その頃までに宇宙要塞アイギスが錆びてなければいいのじゃがな!」
「はっはっは…あの直径220キロに及ぶアイギスが錆びるまでは気が遠くなるほどありますぞ!」


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投稿時間:02/06/18(Tue) 17:58
投稿者名:くるみ


「風が気持ちいい…精霊さん、今日もすっごく元気。」
髪を風にされるがままにしながら、くるみは、野原を歩いていた。

 ユートへ

 あの戦いから、何日もたちました。

 私は、今、カービィ君の家に、いさせてもらっています。

 この星は、精霊さんたちが、とても生き生きしています。

 あっちの世界以上に。

 初めて、ここの精霊さんと触れ合った時、何で、精霊さんがわからないのか、不思議に思ってしまいました。

 カービィ君たちとは、仲良くやっています。

 心配しないでください(してないか) 

 そうそう、
 
 この前、ウイスピーウッズという、しゃべる木があると聞きました。

 今度行ってみようと思います。

 つくづくポップスターは、ファンタジーランドと思いました(笑)。


瓦礫の山となっていたデデデ城も、
その面影を取り戻しつつあった。
「こんにちはー。」
「あれ?くるみちゃんじゃん。」
リックが駆け寄ってきた。
「これ、おすそ分けにきたの。みんなで食べて。」
手に持っていたバスケット。中から、香ばしい匂いがしてくる。
「サンキュー。くるみちゃんも、一緒に食べない?」
「ううん。これ届けに来ただけだから。」
リックが聞く。
「そういえば、カービィ、どうしてる?このごろ見かけないけど?」
「あ…元気だよ。グーイ君も、菊花さんも。」
少し、戸惑ったくるみに、少々不満の色をを見せるリック。
「そういえばリック君。お城の床、ふみはずしっちゃったんだって?
菊花さんが教えてくれたよ。」
くるみは、話を変えた。
リックの額に、冷や汗が。
「な・なんで…?」
「菊花さん、千里眼なんだって。笑いながら話してくれたよ。相当あせったらしいね。」
ふふふっと笑う。リックは、顔を赤くした。
「…秘密だよ…」
「わかってる。それじゃぁね。」
くるみは、森に向かっていた。
内心、何とか話をそらせて、ほっとしていた。
『カービィ君…』

 実は、カービィ君を、あまり見ていない気がします。

 前とあまり変わらないような気がするんですが『元気か?』と聞かれても、うまく答えられないんです。

 ゼロと関係があるのでしょうか?

 ゼロのことは、リック君から聞かせてもらいました。

 マターアサルトや、異空間の城。

 私たちには感じられなかったことを、カービィ君は感じたのかも知れません…

 話は変わるけど、

 ゼロの城で、精霊さんたちが、光竜となって、現れました。

 その後、一時期精霊さんの召喚が不安定になったけど

 今は、前以上に、精霊さんの気持ちがわかるようになった気がします。


木漏れ日が、踊る。
この森は、くるみのお気に入りの場所だった。
精霊たちが、くるくると、在るがままに在る。
そんな精霊たちを見ているのが好きだった。

木の精霊たちが、くるみを呼びにきた。
何かある。と。
いってみても、見えない。
でも、何かあった。
すぐにでも消えてしまいそうな何か。
消えてほしくない。
そう思った。
「おいで…」
やさしく手を差し伸べる。
「このままじゃぁ、消えちゃうよ…」
精霊と交わすように。
「消えてほしくない。」

ふわっ

何かは、くるみの手の中にきた。
『渡し主が見つかるまで、ここにいていいよ。
開けてあるから、渡す人が見つかったら、すぐにいっていいよ。』
これは、誰かが、誰かに宛てたものだ。
直感だが、そう思った。

 今、見えない何かを、見つけました。

 消えてしまいそうだったから、思わず、消えないように、私の中に入れてあげました。

 この、手紙のような何かが会いたい人と、私は会えるのでしょうか…

  追伸

 この森の近くの家で、白いワドルドゥが生まれました。
 
 カービィ君たちと、行ってみようと思います。


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投稿時間:02/06/18(Tue) 19:28
投稿者名:シルト・レヴァーニ


「「「「「「「かんぱーーーい!」」」」」」」
ここはハルバート。
我が戦艦。
メイス「本当に生きててなによりだス!」
ワドルディ「め゛〜た〜な゛〜い〜ど〜さ〜ま〜!うわぁぁぁん!」
メタナイト「お、落ち着け・・・」
アックス「さぁ皆の者!我らが主が勝利の知らせを持ってきてくれた!」
皆「うおおおおーーーー!メタナイト様ばんざーーーい!」

まだ私を信じて待つものがいたのか・・・


メタナイトはその時、嬉しかった。
仲間がこんなにいた。
待ってくれていた。


ありがとう・・・


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投稿時間:02/06/18(Tue) 22:20
投稿者名:東(あずま)


小川が流れるどこかの草原で、アドレーヌは絵を描いていた。
「ふぅ・・・。久しぶりだなぁ、風景を描くのも・・・」
虹色の筆が真っ白なキャンパスの上を、なめらかに滑っていく・・・。
そして、鮮やかな空がまた1つキャンパスに映し出された・・・。
「あれから・・・カー君と会ってないなぁ」
そして静かに目を、アドレーヌは瞑った・・・
優しいポップスターの風がアドレーヌの頬をかすめていった・・・

ポップスターに帰ってきた日・・・
その日はとてもとても、あたしは疲れていて家に帰って眠ってしまったの・・・
ベッドに潜りこんで、たくさんのことを思い出して、1人笑ったり・1人泣きそうになったりしながらその日は眠ったの・・・

次の日
いつもより少し遅めにおきて、あたしは窓の外を見たの。びっくりした。だって、空は晴れていつものポップスターだったから・・・
そして、ベレー帽を被って、スケッチブックを持って、筆を持って外に出たの。
もぅ、お昼のようだったけど小鳥がさえずってとてもとても気持ちが良かった。
そして散歩をしたの。グリーングリーンズ・ヨーグルトヤード・オレンジオーシャン・・・。
変わらない風景があたしの目に飛び込んできた。
デデデ城(跡)を通り、みんなに会っていこうかなと思ったのだけれど忙しそうなのでやめといた。
番人君達なんてデデデにこき使われていたようだったしね。
私まで手伝わされそうだったから・・・
そしてひとしきり、散歩し終わるとお腹が急に空いたからすぐに家に帰っていったの・・・

アドレーヌが瞼を開いた。
凛とした瞳が空を見上げる。
「青の絵の具がなかったなぁ・・・。買いに行かなくちゃ♪」
そして、アドレーヌはキャンバスをしまうと、ちぃさくステップを踏みながら歩いていった・・・


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投稿時間:02/06/18(Tue) 22:25
投稿者名:ぽ〜すけ


「人は皆、死んでいく…。」
Ωはファイナルスターの個室で寝そべりながら天井を見据えている。
「そして…わしも…。」
シーツには血がついており、鏡は割れていた。
Ωは部屋を出た。
「こい。」
「ハッ!」
そばにいたダークマター6体を引き連れ、これから侵略するべき星へ向かわせた。



『死は恐れてはならぬもの。

 恐れるがゆえ、死んでいく。』

そう教えてくれたΩの父は、Ωの手によって死亡した。


『人に優しく接すれば

 人は優しくしてくれる。』

そう教えてくれたΩの母は、Ωの手によって没した。


『いくら相手が悪くても

 人を殺す事許されず。』

そう教えてくれたΩの兄は、Ωの手によって故人となった。


誰もが教えたそのことを、

決して忘れた事はない。

一日二回は思い出す、

朝起きた時と寝る寸前。

否が応でも思い出す。

忘れたくて仕方がないのに…



「Ω様!」
Ωはハッとした。
いつのまにかさっきのダークマターが並んでる。
「侵略完了しました。」
「流石じゃな…特殊訓練されたダークマターだけあるのう…」
Ωは口をつぐんだ。
ダークマターは次に何をすればよいのか指令を待っているようだ。
「すこしつかれた。戻ってよい。」
「ハッ!」


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投稿時間:02/06/18(Tue) 23:30
投稿者名:ゲームの番人中西


「…とりあえずは、一段落だな。」
デデデ城は大体は元の形に戻りつつあった。
その屋上で、俺は平和が戻ったプププランドを眺めていた。
ペンダントを懐から取り出し、徐にそれを見た。
「……ユート………」
俺はペンダントを近くに置き、剣を掲げた。

「我は時の番人、リュウガ!!
元空の番人、ユートの仇を取るべく…空の番人、初流乃を倒す!!!」

悠久の剣が、太陽の光を反射し輝いた。
不意に俺は、あの頃の事を思い出した。
…まだ、時の番人になると決心したあの頃の事を―――


『…今、何と言った…?リュウガ…』
『俺は時の番人になる。
だからお前は空の番人にならないか?と言ったんだ。』
あいつは驚いているようだった。
俺は気にせずに続ける。
『…別にならなくても良い。
だけど、俺はお前に空の番人になって欲しいんだ。』
あいつは暫く何かを考えて、やがて頷いた。
『…わかった。私は、空の番人になる。
しかし、何故急に時の番人になるなんて…?』
俺はその問いは答えずに、自分の家へ歩いて行った。
途中、俺は小さい声で答えた。
『…俺は、お前を守る為に時の番人になるんだよ。』
…あいつに聞こえたのかどうかは、わからない。


俺は剣を納めた。
ペンダントを懐にしまい、デデデ城の中に戻る事にした。
そろそろ、デデデ大王がキレ出す頃だ。



――――――まだ、俺の戦いは終わらない。


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投稿時間:02/06/19(Wed) 01:46
投稿者名:ひでぶ


「こりゃぁ、またハデに……」
とある星に男がやってきて、誰に言うでもなく呟いた。
その星は、光の象徴である菱形をした水晶を祭る、神界に
最も近い場所だった。その星の中心部の建造物は荒野と
化していて、見るも無残な姿だった。

「ごめん……聞いていたけど、ここまで酷いとは思わなかった」
まるで少年のような格好をした少女が、三つ編みの妖精に
申し訳無さそうに言う。


三つ編みの妖精は、王冠を被り、その華奢な身体に合わない
ドレスを纏ったそばかすの少女だった。かけた眼鏡を下がらせながら
嬉しそうに礼をする。
「いいんです。私達はまた助けられたんですから」


妖精の姫が振り返る先に、淡い光がたくさん、雪のようにちらほらと
舞い降りる。光は姿を変えて、小さなヒトのような形をとる。
寝息をたてる妖精が、1人、2人……。皆、リップルスターに
戻ってきているのだ。
「皆まだ、疲れて眠っているけれど、起きたら一緒に新しいお城を
作ってくれます。あの暗い場所から助け出してくれたこと、
心から感謝しているんですから」

「はは……まあ、ね」
少女は妖精の姫の言葉を、笑ってごまかした。妖精達を助け出したのは、
彼女じゃない。まして、時の番人達や星の戦士カービィでもないはずだ。
妖精達を1人残らずダークスターから脱出させたのは、恐らく闇の君主
本人であろう。話が混乱するから、光と闇の管理人である少女はそれを
口にはしなかったが。


「ところで、貴方は一体神界で何をされるおつもりなのですか?」
妖精の姫が槍を持つ男に向かって尋ねた。それに続けて少女も口を開く。
「そうだよ、やることあるって言ってたよね?」

神界に行くという事は、一般の生物に許されることではない。だが、
男はその許可を持っていた。それは、この男も過去に光と闇の管理人で
あったからだ。元光と闇の管理人の男は手にした槍を眺めると、
おもむろに語り出した。
「管理人に教えを与える2つの師のうち、光の師が年らしくてな。
もう現世に肉体を現すのも困難らしい。だから俺は、それを継ごうと
思っている。光の師の力は、カービィ達にも役立つだろうしな」

「そっか。光の師になるんだ」
少女も感心して、男に言った。男は、少女にこの先
どうするのか尋ね返す。

「僕は、ブルブルスターに行こうと思っているんだ」

少女はリップルスターの空に視線を向けて、続ける。
「ロウの絶対神は、ブルブルスターの成長が今までに生まれた星を
遥かに上回っているのを、余り良いようには思わなかった。停滞を
呼ぶために大寒波を起こしたの、知ってるよね?」

男は黙って、こくりと頷く。

「ハインはあの時、絶対神に刃向かった。……きっと、あれが
あんな風になる最初のきっかけだったんだと思う。だから、何で
ハインが初流乃の味方をしているのか、ブルブルスターにいけば
分かる気がするんだ」


「リボンは……その初流乃という方にまだ捕まっているのですね」
心配そうに、妖精の姫は呟いた。光と闇の管理人の少女は、
励ますように姫の背中を叩いて言う。
「大丈夫だって。……僕が必ず助け出してあげるから!」


荒野の中心に立つと元光と闇の管理人の男は、現光と闇の管理人の
少女によって神界へと転送された。

転送が終了すると、少女もまた、そこを去る準備を始めた。
「さぁて、じゃ、僕も行こうかな。姫、再建がんばってね」
「はいっ。本当にありがとうございます!」


少女は微笑んで手を振りながら、そこから姿を消した。

―ハイン、きっと何か考えがあるんだよね?


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