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Another story of Kirby 第二部 [11]




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投稿時間:02/07/14(Sun) 21:32
投稿者名:おたけい


そのころ・・・・
壊れたデデデ城の空中に真っ黒になった球体が浮いていた。
ピック「ふええ、せっかくねてたのに〜!」
ピック、もろ爆発を食らったのに生きています。
ピック「もう、城を爆破したのだれだ?」
そういってパソコンをとりだした。
カタカタカタカタカタ・・・
ピック「でた!・・・ゼイ?すぐ近くにいるな・・・」
そういってゼイのいるところに直行していった。


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投稿時間:02/07/15(Mon) 17:19
投稿者名:な〜ビィ


枯れ始めたポップスターの植物達。
しかし、ここは違った。

――ルックグリーン――

孤島の植物は、育ち続けていた。
狂ったように…いや、実際に狂っているのだろう。
まるでビデオの早送りのように、
植物が動いて見えるのだから。

自らの生まれた場所で、
薔薇は笑った。薔薇の僕の少女も、笑った。
狂った笑い声がこだまして、
島の植物達が身震いした。

「さぁて…」
少女は…レモンは不気味なほど嬉しそうな顔をして。
「…あなたの血も…たぁくさんもらうから…」
キャハハハハハ、という笑い声に合わせて、
レモンの腕から伸びる茨が、捕らえている者を締め上げ始めた。

――薔薇が 茨が 染まっていく
    赤く 赤く 赤黒く
     もう 止められはしない
      彼女を 優越の薔薇を――

茨の中で目を覚まし
辺りを見渡そうとするな〜ビィ。
はっきりと何かが見えるようになる前に
彼女を激痛が襲った…。


ヘブンとディッセは動かずにいた。
後ろで見ているカービィ達も、緊迫した表情を浮かべている。
(……カメレオン頭の野郎…諦めたのか…?)
明らかに、自分が優位。ヘブンは手も足もでないんだろう。
ディッセは、心の中で笑みを浮かべ、
それが表に出そうになるのを必死でこらえた。
そして、言う。
「降参したら、許してやるよ」
カービィ達が、ディッセの方が悪役っぽい…と感じたのは、永遠の秘密。

ヘブンは、それでも動かなかった。声も発しない。
ディッセは、それを「降参はしたくない」と受け取った。
――そして、それは当たっていたのだが――
「…分かった…こっちからいくぜっ!!」
ヘブンはそれでも動かず、ディッセの剣はヘブンを…
キィン!
「っ!?」
「…へっ、甘ちゃんが…」
今度は、ヘブンが笑みを浮かべた。…表に出して。
「これが俺の絶対防御、だ。
お前には『能力』で充分だと思ったから、それで防ごうとしたが…
さすがに、そんなに弱くはなかったって訳だ。」
嘲り口調で、続ける。
「お前は…"ストーン"の俺を斬って満足したようだが、
さっきの俺の防御はは本気じゃなかったって事だ。」
ぷるぷるとディッセの拳が震えだす。
そんな彼に、ヘブンは追い討ちをかけた。
『言い訳みたいだけど、な』


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投稿時間:02/07/15(Mon) 18:04
投稿者名:レヴァリス


デデデ城東方の海上で待機中の02本隊。…先に戦いをはじめたディーラを追ってカービィ達も艦内に突入する。
外は暴風雨が吹き荒れていて、艦内にいても風雨がふきつけてくる音が聞こえている。


「…これならどうだ!!!パキケファロ突貫弾!!」
気を取りなおしてダイノソードを構えなおしたディッセはヘブンに向かって一気に突っ込んだ。

ガガガガガがガガガガ!!!!

物凄い轟音と共にディッセはヘブンを通路の端まで一気に叩きつける。
「…これでどうだ!」
「ディッセ君凄〜い!」
カービィが後から声援を送る。
しかし、ディッセは一瞬絶句した。

「…いかんな。お前のその戦いかたは致命的だ。」

「なっ…!?」
立ちあがったヘブンの体にはやはり傷がついていなかった。
「…お前は何の為に仲間がいるのか分かっているのか?後で自分の戦い様を見てもらうためか?…違うだろうが。
 共に戦うためにいるんだろうが。なのにお前は俺に先走って突っ込んでくる。
 …これほど無駄で効率の悪い戦いかたは無いもんだ。」
「くっ…お前の説教に耳を傾ける気は無いがよ。…お前はどうなんだよ。
 お前こそ一人でこっちに向かってくるじゃねえか。」
ディッセは舌打ちをしたあと、ヘブンに質問をぶつける。
「俺か…俺は一人で充分だからな。一人でどんな相手でも壊滅させることを目的として作られたミラクルマタ―だ。
 今の絶対防御が良い例だ。だから貴様らに向かっていく。たった一人でな。
 だが…貴様には仲間がいるんだ。せいぜい「ちーむわーく」ってもんを有効活用するこった。」
「…ちっ。」

「ディッセ君!!こいつの言うとおりだよ…僕らも協力する!!!」
カービィが複製虹の剣を構えてこっちに向かってくる。グーイも背中から花弁を出し、アドも筆を取り出した。

「ほう…そうこなくっちゃといいたいとこだが、ここで暴れられると迷惑だ。御退室願おう。」
そう言うとヘブンは思いきりハルバードを振り下ろす。…髪の色は黒かった。

「なんだ…これは!?」
次の瞬間、メンバーは泡に包み込まれていた。叩いても突いても泡は割れない。
「とりあえず俺のボム能力でお前らの動きを制限させてもらった。…嵐に流されどっかへ行きな。」
ヘブンは通路にあった緊急脱出用のハッチを開くとそこに向けてカービィ達を蹴り飛ばす。
外に放り出されたカービィ達はそのまま暴風雨に飲まれて空の彼方へ飛ばされていった。

「…さてと。02様のとこいって移転魔法を打ち消す結界を張ってもらうようにお願いしに行くか…。
 これ以上の侵入者は御免だからな。
 あとは…ゼイの部屋に潜り込んだネズミも追い出さなきゃならんな。」
ヘブンは通路に落としっぱなしだったハルバードを拾い上げると通路を歩き出した。



こちらはもう1つの戦艦。ぜぼしんは自分の体に鞭を打ってな〜ビィを探すべく、戦闘機を一機、出撃させる準備をする。
しかし、そんな中、ぜぼしんの頭に走るものがあった。
《…ぜぼしん、どこへ行く気ですか?》
「02様……………。」
《あなたはまだ傷を負ってる身なのです。まずは全快することを優先しなさい。あなたは重要な人材なのですから。》
「02様…気遣いはまことにありがたいのですが…
 な〜ビィが…な〜ビィが行方不明になったのです。拙者は…な〜ビィを探し出さねばなりません。」
《あの小娘ですか…ならば特別に私が捜索隊を貸し出しましょう。あなたは自分の身を先に心配しなさい。》
「いや……拙者自らでないと拙者の気が済みません……。」
《…私の命令に逆らう気ですか?》
「いや、決してそういうわけではありませんが…。」
《ならば捜索隊に任せなさい。………安心しなさい。彼女も重要な特殊工作員の一人です、見捨てたりはしませんよ。》
「…はっ。仰せのままに…。」
ぜぼしんはやむなく自室へ戻っていった。…しかし、やはりな〜ビィのことが心配でしょうがなかった。
(もしこれでな〜ビィの身に何かあったら…拙者のせいになるのだ……。
 しかし02様の命令には逆らうわけにはいかない………拙者はどうすればいいのだ!?)
ぜぼしんはベッドの上に戻ったあとも、悩みつづけていた。




「ああ…俺様の城が…02・・・・・・絶対に許さねえぞ!!!ウォオオン!!!;」
なんとか脱出に成功したデデデ達。瓦礫の山と化したデデデ城を機内の窓越しに見てデデデ大王は大声を上げて泣いた。
「陛下…今後の事ですが……。」
メタナイトが進み出る。デデデは涙を拭って立ちあがる。
「なんだ…メタナイト・……。」
「…一旦、私の要塞へ向かいましょう。城のもの達もなんとかかくまえますし、そこで今後の対策を練るのがよろしいかと。」
「…そうしてくれ。」
暴風雨の中を必死に航行する飛行機の一団は、オレンジオーシャンへと進路を向ける…。

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投稿時間:02/07/15(Mon) 21:40
投稿者名:ぽ〜すけ

『…お前は何の為に仲間がいるのか分かっているのか?後で自分の戦い様を見てもらうためか?…違うだろうが。
 共に戦うためにいるんだろうが。なのにお前は俺に先走って突っ込んでくる。
 …これほど無駄で効率の悪い戦いかたは無いもんだ。』
『貴様には仲間がいるんだ。せいぜい「ちーむわーく」ってもんを有効活用するこった。』

メタナイトの基地。
ディッセは頭を悩ませていた。

たしかにあのとき「強さを見せつけたい」と思ったのかもしれない。
しかし…………

「ディッセ!」
メタナイトが急に呼びかけてきた。
一瞬ビクッとしたディッセは「なんだ?」とメタナイトのほうへ寄る。
「私もまだまだだからな…剣の稽古をつけてほしいんだ。」
「ああ…わかった。」

そうか…別に無理して戦わなくても仲間として認めてくれるな…。



「ぜぼしんさま!ぜぼしんさま!!」
捜索隊の一人がぜぼしんのいる控え室のドアをたたく。
「な〜ビィが見つかったのか?」
ぜぼしんが慌てて飛び出す。
しかし、見つかったのはな〜ビィではなく………。
「血?それは本当か!」
「は…はい。たしかにドアの前に血が付いておりました…。」
ぜぼしんは02の命令も忘れてな〜ビィがいた部屋へと急いだ。



この平和なポップスターに血を吸う者がいるのを知っていうのは二人しかいないだろう。
ディーラとな〜ビィだ。
そのうちの一人、な〜ビィは今なお血を吸われている。
ルックグリーンの守護神、レモンと思われる人物に。
背丈はレモンより小さく、目の色や言葉使いも変だったが、黄色の髪と、声色がそう言ってる。

な〜ビィは爪を使い、死に物狂いで茨を切った。
「キャハハハハ…!未だ血が足りないよォ…………!」
「何……?」
それはレモンじゃなかった。
な〜ビィはレモンの姿をした悪霊とさえ思った。
まさか薔薇が彼女をマリオネット…すなわち操り人形として使っているとは思わなかっただろう。
ましてやその薔薇がぜぼしんから聞いた優越の薔薇だとも……。


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投稿時間:02/07/16(Tue) 12:58
投稿者名:ディッセ


「あら、これは・・・」
アドは廊下に落ちていた竜の牙を拾った。
「誰のかしら?」
この中で竜と関係のあるものは限られている。
竜轡 、シルト、ディッセの三人(?)だ。
(この牙の形、どっちかって言うとディッセ君の近いわね。)
「アドちゃん!」
カービィが後ろから声をかけてきた。
「カー君、ちょうど良かった。ディッセ君知らない?」
「あそこでメタナイトと剣の稽古してるよ。」
「ありがとう。」
アドはカービィが指(?)を指した方向に行った。
「あ、アドちゃん、僕も行く。」

「てい、せりゃぁ!」
「何の!」
メタナイトとディッセの稽古は、凄く、とても稽古とは思えなかった。
「よし、ここまでにしよう。」
「ああ、」
「ディッセ君。」
稽古を終えると、アドの声が聞こえてきた。
「アド、カービィ、何しに来たんだ?」
「これ、ディッセ君のでしょ。」
アドは、さっき拾った牙を出した。
「!、ああ俺のだ。」
「ねえ、それディッセ君の牙?」
カービィが聞いた。
「いや、俺の師匠のだ。」
「え、ディッセ君師匠いたの。」
アドは少し驚いた。
「ああ、・・・・一年半前に死んだけどな・・・」
「!!、ご、ごめん、変なこと聞いて。」
「一年半前と言うことは、戦いでか。」
「ああ、あの時俺は目の前で師匠えお殺された。
俺には、何も出来なかったんだ。」
『・・・・・・』
ディッセの言葉に、カービィは返す言葉が見つからなかった。
「・・・すまねえ、変なこと言って、稽古再開するぜ。」
「あ、今度は僕も。」
かくしてカービィを加えて稽古は再開した。
(・・・師匠・・・・)


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投稿時間:02/07/16(Tue) 13:09
投稿者名:星見草


瓦礫となって崩れゆく城の最期を思い出し、デデデが涙を流している。
「気にするな、またなおせばいいって」
シルトがそれを慰めている。が、慰めになっていない。
「ふざけるな!
俺様は一体何度城をつぶされればいいんだ!!」
「まあまあ、過ぎたことより今からのことを考えようよ」
竜轡がとりなして、デデデは不承不承ながらうなずいた。
そして、デデデは部屋を出て行った。


10分後、ハルバードの整備要因以外の全員が、会議室に集められた。
そのメンバーはデデデ大王やカービィやメタナイトをはじめとして、
リック、クー、カイン、ナゴ、ピッチ、チュチュ、
アドレーヌ、ワドルディ、竜轡、ディーラ、くるみ、ピック、シルト、レフォン、
トキ、ジュピオ、ディッセ、リグレット、柳、エスト、季節風。
それにどこから入ってきたのか、ゴルド―やグリルが居座っていた。
言うまでもなく、このゴルドーはマルクだ。

「全員そろったな?」
デデデ大王が大王と名乗るにふさわしいリーダーシップを発揮している。
メタナイトも(一応)デデデの部下なのだ。
会議室に集まった面々は互いに周りを見回し……
足りない人が何名かいることに気づいた。

「グーイと菊花がいないみたいよ」
「アドさーん、どこですか?」
「ここにいるわよ!」
「番人はどこ?」
「どこに行かれたのでしょうか?」

…………ざわざわざわざわ…………

結局、グーイと菊花とグレンと番人がいないということでまとまった。
「グーイたちはまた見つかるだろう。
それよりグレンというのは誰だ?
……いや、知らない顔がいくつもあるから自己紹介が先だな」
デデデのこの言葉から、作戦会議と称した交流パーティが始まった。

翌日の惨状が容易に想像でき、メタナイトは密かに頭をかかえた。


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投稿時間:02/07/14(Sun) 21:36
投稿者名:おたけい


付け足し
目的は、初流乃、ハイン、夢見る者を捕まえる。
期間・この全員が捕まえるまで。


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投稿時間:02/07/16(Tue) 14:27
投稿者名:ひでぶ


訳:
……何の為に仲間がいるのか分かっているのか?
自分の書き方を見てもらうためか?……違うだろう。
共に書くためにいるんだろうが。なのに独りで先走って
突っ込んでいく。……これほど勝手で効率の悪い
バトンタッチは無いもんだ。
仲間がいるんだ。せいぜい「ちーむわーく」ってもんを
有効活用するこった。


―僕を含む『作者』という存在にとっても常に必要なことである、と。
了解。肝に銘じます。


―――――――

夕飯も交えて、もう、全然堅苦しくなくなってしまったという。
騒ぎながら仲間達は互いに名乗り合い始めた。

そんな中で、会議室の隅の方に放置されていたテーブルに、
アドレーヌが紙を置いて何かを書いていた。チュチュがそれを
見つけて、不思議そうに覗き込む。
「ちょっ、チュチュ、待って待って!」
「手紙……一体誰宛て?」

急いでアドレーヌが紙を仕舞おうとすると、チュチュが抜け目無く、
かつ素早く封筒を取り上げた。

「ラディエル=スカイウォーカー……男の子じゃん。
何だ、結構アドも隅におけないのね」
「違うよ、そんなんじゃないってば!」

柔軟なからだを活かして、チュチュは暫くアドレーヌと手紙の
争奪戦を楽しんでいた。が、アドレーヌがうつむいて溜め息を
つくから、チュチュも茶化す表情を無くす。

「ご、ごめんアド……怒らないで」
本心からそう言ったチュチュの言葉に、アドレーヌは苦笑した。
「いい、あたしがどうかしてたみたい。やっぱりそれ、
送るのやめるわ」

「えぇ、どうして!?」
ますます表情を曇らせたチュチュは大声で彼女に問い掛ける。
「きっと、この手紙が届いたら、来てしまうもん。
危ないでしょ?こっち。ラディエルにはこれ以上危険な目に
あってほしくないから」

封筒をくしゃくしゃに丸めると、アドレーヌはそれを
ゴミ箱に捨てた。

「ありがとうね、チュチュ」
そう言い残して別の輪に入りにいったアドレーヌの後姿を見て、
チュチュは少々罪悪感を覚えたらしい。


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