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Another story of Kirby 第二部 [17]



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投稿時間:02/07/27(Sat) 18:13
投稿者名:ネレイドキラー


オレンジオーシャン・会議室…


海月が立ちあがる。
「まあ、食料に関しては異層次元から直で・・・ん?海月、どうした?」

ネレイドが怪訝そうに聞いてくる。

「すまないね。僕達には僕達でやるべきことが沢山あるんだ。
 それに生憎と僕等は『解説、お話担当』であって知性でも暴力でも無いのさ、じゃあ、後は任せたよ。」

そう言って海月が会議室を出ていくのを番人達は不思議そうな表情で見ていた。

(…逃げたな)
彼の性格をよく知っているネレイド達だけは殺気を込めて睨み付けていたが。…要するに会議に飽きたのである。


海月は背後から来る殺気と「チリチリチリチリ…」と頭に感じる怒りの電波に戦々恐々としていた。
少なくとも……、表面上、ネレイド達は普通に座っているはずだ、
なのにまるで耳元で囁くかの様に声が聞こえて来る。しかも吐息付きで。
その肌を擽るような感覚に思わず身震いする。
(うう、ネレイド君、僕を責めないでおくれよ)

「お兄ちゃん、待って…」
海星が駆け寄って来る。海月はそんな彼女に、ああ……、と切なげな悲鳴を漏らした。
ほぼ同時に背後で立ち上っているおどろおどろしい雰囲気が増した気がした。
海月は本気で泣きそうになった。自業自得ではあるが。
(人間、本気で泣きそうな時には笑ってしまうものなんだねぇ)
何やら語った海月であった。


少し会議室から遠退いた所で、海月は壁にぐったりと寄りかかる。
「お兄ちゃん…大丈夫?」
「うん…」
どう見ても大丈夫では無さそうである。

「お兄ちゃん、これからどうするの?」
海星の質問に海月は肩を竦めながら言った。
「決まってるじゃないか。未来あるカップル達の為に徹夜してバンパイアの手下退治さ。
 まあ、今夜中に退治できなくてもいいから全力は出さなくていいよ。毒電波…オゾムパルスをぶつけるかどうかは海星に任せる」

「全力を出さなくていいって…。お兄ちゃんはあの人たちのことが心配じゃないの?」
海星が哀しそうな瞳で聞いてくるのに、海月は慌てて弁解した。
「いや、先走ってこちらが逆に捕らえられたら元も子もないだろう?わざわざ変身しなければ勝てない相手でも無さそうだし」

そう答える海月に海星は今度は淋しげな目でこう言い放った。

「…お兄ちゃん、信じてるよ…」

その言葉に海月の胸がズキズキと痛んだ。
同時に「ちりちりちりちり・・・」と海星の電波も感じた。

(何はともあれ急がなくちゃねぇ?これ以上ほっておいたら被害が拡大するだけだよ・・・)


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投稿時間:02/07/28(Sun) 18:52
投稿者名:東(あずま)


「・・・・マーテルがいない!!?」
ぜぼしんが大声をあげる。
ボロボロになったぜぼしんの部屋には、自分とゼピュロスと無数の泡の跡があるだけであった。
「・・・まさか・・・、東殿が?」
「そうとしか考えられぬ。くそっ!・・・拙者の拙者のせいで・・・」
「・・・しかし、あの薔薇。あれはやはり」
「どう考えても優越の薔薇だ。多分な〜ビィもあれに・・・」
「とにかく・・・セツ殿に連絡をしては?」
「・・・・わかった」

しばらく混乱していたぜぼしんとゼピュロスだが、静かに通信機を手に取った。

・・・ザ――――

聞こえてくるのは、雑音のみ。ダークマターの声すら聞こえない。

ガシャン

ぜぼしんが乱暴に通信機を床に叩きつける。ゼピュロスは溜息をついた。
2人の間にしばしの沈黙が続く。そして、ぜぼしんが立ち上がる。
「・・・どこに?」
「ルックグリーンだ。」
松葉杖をつきながら、ぜぼしんはドアノブに手をかけた。それを見たゼピュロスはぜぼしんを引き止める。
「何を言ってるのだぜぼしん殿!この身体でいくつもりか?第一行くのは02様に止められておるではないか!!」
「・・・な〜ビィをさらったのが優越の薔薇だと、分かった以上拙者は行かなければならない!」
「・・・だが」
「拙者は行く!な〜ビィ・セツ・東・マーテルが行方不明なのだ・・・。02様も分かってくれるだろう」
「・・・ならば、拙者もお供します。」
「ゼピュロス、お前まで罰をうけなければならないかもしれないのだぞ!!?」
ぜぼしんが止めるが、ゼピュロスの決意は揺るぎない。

『・・・・どこへ行くのです・・・ぜぼしん!!!』
2人の頭の中に声が響いた。静かな声だが怒りがあらわれている。02の声だ・・・。
「・・・02様行かせて下さい!拙者は・・・拙者は・・・」
「・・・拙者からもお願いいたす、02様」
『駄目です!貴方が抜けたら、こちらは大変な事になるのですよ!』
「・・・しかし、な〜ビィ・セツ・東・マーテルがさらわれたのです・・・。」
『貴方が行った所で・・・その体で優越の薔薇に立ち向かえるとでも言うのですか?』
「02様。拙者は行かなければならないのです!」
『・・・マーテルがさらわれたのは誠に残念です。しかし、貴方のような人材が行くような場面とは私は到底思いませんが・・・』
「・・・02様」
2人の会話を眺めていたゼピュロスが、口を開いた・・・。
「・・・02様・・・、先程東殿の左手に咲いていた薔薇の成長ぶりは今後に不安をもたらすほど、はやいもの・・・。
今ならまだ、小さいはず・・・。芽は早めにつんだ方がよろしいと拙者は考えています。
カービィなどは今のところ、嵐のせいで外には出られないはず・・・。
拙者とぜぼしん殿がいなくなった所でさほど、困るところは無いと・・・。」
「・・・ゼピュロス・・・」
『・・・そこまで言うのならいいでしょう・・・。しかしぜぼしん・・・貴方はまだ死んではなりません!!
応援を送りましょう・・・。そして、早めに戻ってくる事。約束できますか?』
「02様・・・ありがとうございます。」
「・・・拙者もついて行きます。何、ぜぼしん殿に無理はさせませぬ」
『わかりました・・・。でわ、行きなさい。』
そう02が言うと、テレパシーは途絶えた。
そして、ぜぼしんとゼピュロスは部屋から出て行った。



「・・・ん、ここは?」
むせかえるような甘い薔薇の香り・・・。
東は体中を優越の薔薇の茎に巻きつかれながら、闇でも光でもない空間・・・心の底に閉じ込められていた。
自分の意志はまだある。東は辺りを見る・・・
身体の四方八方に絡まった薔薇の茎、そして傷つける棘。
さらに、思い出したくない記憶がよみがえってきた。
「なん・・・で・・・な・・・っつぅ。やめろ!!」
身体に巻きついた薔薇。東の瞳が潤む・・・

しばらく、下を向いていた東の目の前で1つの薔薇の蕾が花ひらく。
吐き気がするほど甘い匂い・・・。東の意識が遠のきはじめる。

「・・・ごしゅ・・・っつぅ、な・・・ビ・・・、セツ!!!・・・ぅ」

大切な人の名前を呼びながら、東の意思はまた気絶する・・・。



「以外にしつこいなぁ〜〜・・・ま、いいや」
薔薇に操られた東は、海の上をシャボン玉に乗りながら邪笑する。
「・・・はは、お楽しみが増えちゃった♪」
そして、シャボン玉の中に目を落とした。
中に入ってるのはマーテルだった。気絶している。
東の左手に咲く優越の薔薇は美しく輝く。
「・・・綺麗に・・・綺麗に・・・赤い花びら・・・散るだろうな・・・メインディッシュはこれからだよ♪」
クスクスと笑う東。海を渡るシャボン玉はルックグリーンに近づいていく。


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投稿時間:02/07/29(Mon) 12:06
投稿者名:ディッセ


シルトはメタナイトの所に行き、事情をはなした。
「何だと!レフォン達が・・・・」
「そうなんだ、メタッチ。」
「こちらの戦力が減ったってわけか。」
「02の方もグリボスがいなくなったが、「焼け石に水」だな。」


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投稿時間:02/07/29(Mon) 20:58
投稿者名:St@Na


「それより、お前はどうするんだ?」メタナイトが聞いた。すると、
「僕は・・・・・単独行動に出る。自分の力だけで戦うことにした」とシルトが言う。
「お前、死ぬ気か!?」デデデが制止する。
「死にはしない。きっと生きて帰る」
「・・・なんて事を言うんですか・・・!」
いつの間にかエストが乱入していた。
「シルトさんに何があったのかは外でこっそり聞いていました。
 でも、もう誰も死なせたくないって思ってるから、
 孤独を選ぶっていうのは間違いです!
 行くのなら・・・私を倒してからにして下さい!」

要塞の外。人間系と見られる者が要塞の方に歩を進める。
「ここで奴らを倒せば、もうこの星に未来はない・・・・・。
 斥候部隊、行くぞ!」

アンフィッシャー艦隊旗艦
「奴に勝手をやらせていいのか?」とヘヴン。
「奴、ヴォールなら主要人物の一人や二人は消せるだろう・・・・・」
「・・・・・」その事を聞いてヘヴンは黙る。
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ヴォールについて
性別:男
職業:???
種族:ヒューマン
属性:CHAOS
使用武器:万能変形武器
戦闘方法:敵の技の真似


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投稿時間:02/07/29(Mon) 21:29
投稿者名:ソルビィ


「…わかったよ。やめだ。メタっち、シャワー室借りるよ…。」
シルトはそう言うと彼は会議室から出ていった。彼は良く見るとやつれた表情をしていた。
…服も雨水と血でぐしょぐしょになっていた。


「悪いな。俺も失礼する。」
「…ディーラ、何所へ行く気だ?」
クーが呼びとめる。
「俺は傭兵だ。主人の命のとうり動くのが商売だ。会議なんてもんに参加する気は無い。」
「そうか…分かった。」
ディーラはそのまま会議室の外へ歩いていった…。
(あいつ…なにか悩んでいるな。)
メタナイトは彼の後姿を見て何となく彼の心情を察した。
会議室に残っているのは番人、クー、ナゴ、メタナイト、デデデ、ネレイド、ディッセ、グレン、エストの8人である。


「…ふん、ここに入れば…。」
ヴォ−ル率いる斥候部隊。彼らがちょうど要塞の内部に侵入しようとしたそのときだった。

「あんたがた。何してんだ?」
突然後から男の声が聞こえる。彼らが振り向くとそこには…

某白兵戦用人型汎用兵器の装甲を身につけたダークマタ−がいた。
「オマエ…オウエンカ?」
一体のダークマタ−が味方と思いこみ、そいつに近寄った瞬間だった。

ボォウ!!!

そのダークマターは雨の中紅蓮の炎に包まれ灰となった。
「まさか…貴様はあのゼロ親衛隊の!!」
ヴォールが声をあげた。
「そのとおり。レイヴン様だ。ネレイドのいうとおり張り込んで正解だったぜ…。」
「まったく。さすがだな。我が主君とまともにやりあったもの達なだけはある。」
「あはは…面白そうだから俺もきちゃった。」
レイヴンの後からは骸骨顔の斧戦士と三日月型の角飾りをつけた三つ又槍をもった男が現れる。
また、翼を象った杖をもった濃い青の球体も姿を見せる。
「ぬぬ…分かっていたのか。我々のことを…。」
ヴォールが舌打ちする。
「当たり前だ。貴様らの好きなようにはさせん!!」
アックスナイト、トライデントナイト、レイヴンそれに季節風が、
ヴォール率いる斥候部隊を対峙した。
まだ嵐が吹き荒れている。


ディーラが部屋を出て数分後である。彼はたまたまなのか、はたまた意図的なのか。海月の前に立っていた。
「お前が…ネレイド達と一緒に来ている異層次元のものか。」
「…そうだよ。僕が海月だ。」
海月は微笑む。だがディーラはそれから目を逸らした。

「…何所へ行く気だ。外は嵐だぞ。」
「何所って…これから僕は僕でお仕事さ。」
「仕事…何のだ。」
「ちょっとね、森の中で…狩りかな♪」
「…………狩りだと?」
ディーラは怪訝そうな顔をする。だがそんな彼を見て、海月はまた微笑する。
「そんな嫌そうな顔をしないでくれよw別に君とは関係の無い事じゃないか。」

「…いや。少しあるな。お前……何か俺の知りたそうなこと…知ってるだろ。」
「なんでそう思ったのかな?」
「俺の勘だ。それに…半次元生命は他人の心を読みやがる。ドプケラ…とかいうのがそうだったからな。お前もどうせそんな類だろ。」
「そうか…君がディーラか。ドプケラドプスから聞いたことあるよ。…やっぱり君には関係無いかな。優越の薔薇のことなんて。」
海月はまるで心を見透かしたかのようその一言を入れる。もちろんディーラはカッとなる、海月の胸倉を掴んだ。
「お前……何が目的だ?」
「ふふ……なんだろうね。それにそんなに怒らないでよ。」
「海月とかいったな。……ついてこい、お前とはじっくり話がしたい。」
『ついてこい』とは言いながら、ディーラは半ば強制的に海月を引っ張っていった。

「…で、ここは?」
海月が連れていかれたのは広間だった。かなり広く、壁には斧やハンマー、剣といった武器。また、盾やら鎧やら何やらが立てかけられていた。
ポップスタータイプのメタナイトやメタナイツには装備できるのかどうか怪しいものもあるがそれは置いておくとしよう。
「ん、ここは俺が訓練で使用する体育館だ。」
「そうか…で、僕をどうしたいわけかな?」
「…そうだったな。」
そこで一旦区切り、ディーラは背中の剣を抜いた。
「お前のその態度が気に食わない。…優越の薔薇は俺には関係無いというがな、俺も…気になるんだよ。
知り合いにそっち方面の人間がいてな…。」
「ふーん。で、それがなんで僕に?」
「言うまでも無い。お前は俺の知りたいことを知っている。だが…そう簡単に口を割ってくれそうにないからな。だから…」
「だから?」




































「…俺と勝負しろ。海月。」


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投稿時間:02/07/29(Mon) 23:19
投稿者名:ネレイドキラー


ディーラは大剣を翻し、海月に斬りかかって行く。

しかし、剣撃が海月の身体に当たる寸前、海月の前に金色の六角形の波紋が出現し、剣撃を防ぐ、
いや、正確に言えば攻撃が当たった場所からその波紋が出ていると言った方が正確だろうか。
魔法も同様にキッチリと防がれる。
数分前からこれの繰り返しだった。
海月は汗一つ掻いていなかったが、ディーラはもう疲れを感じていた。
「もう…止めにしないかい?僕にはあまり時間がないんだよ」

「煩い…お前が口を割ったらとっとと終わるんだ…」

「ふう…仕方ないね…」
そう言うと海月は何か銀色に光る糸のような物を取りだし、両手で振り始めた。
──ビュンビュンビュンビュンビュンビユンビユンビユンビユンビッ、ビビビビビビ!

ピン!、その音はなんだったのだろうか?、
はっきりと言えるのはかすかに残像を見せていた糸が、
その煌めきさえ見せなくなったこと、異様な風に頬の皮を押された事だった。
(ソニックブーム!?)
音速を越えた衝撃波だった。魔力でバリアを張るが、
それはバリアを無視してディーラの身体を否応なく傷付けていく。
「くっ・・・」
一撃一撃は掠り傷のような物だったが、それは確実にディーラにダメージを与えていた。
やがて海月は手を休めると再び両手で糸を操った、
高速振動させる、それだけならまた衝撃波を生むだけだっただろう。
今度は違った、ディーラはは毛が立つのを感じた、静電気だった。
複雑に操られた糸が大気を電離し、イオン化する。
海月の体の前に発光体が出現した。それはプラズマだった。集束していく。そして。
──放出。

閃光はディーラの頬を振れるか触れないかの微妙な位置で通りすぎて行った。
閃光は向こうの壁を貫通した、いや、透過し、通過した。
閃光が当たった場所はシューシューと音を立てて溶けつつ、崩れ落ちた。
ディーラは少し恐怖感を感じた。
もし海月が本気なら自分は最初の衝撃波でとっくに只の肉片と化していただろう。
だがその恐怖感も次の瞬間には消え去っていた。
「さて、まだやるのかい?」
「…当然だ。まだ聞くべき事をまったく聞いていないからな」
「やれやれ、君も案外タフだねぇ…わかったよ。僕の負けだ」
そう言うと海月はディーラの身体を緑色の光で包んだ。
するとディーラの傷が見る見るうちに治っていく。
「…え?」
「僕には時間がないと言っただろう?こんなことでいちいち時間を潰してはいられないんだよ」

海月はニッコリと微笑んだ。
優しさを込めた微笑だったが、その中に何処か虚しさが混ざっていたのがディーラの気に止まった。


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投稿時間:02/07/29(Mon) 23:19
投稿者名:ゲームの番人中西@時の刺客


…ポップスター周辺の星の1つ、スカイハイにて。

ハイン達はこの星にある夢の泉へ向かっていた。
歩く事の出来る雲の上を歩いて行くハイン達の少々後方に、
カビラスが続いていた。

…沈黙が先程から続いていた。
黙々と、彼らは歩き続ける。
そして、夢の泉に辿り着いた時、ハインはスターロッドに向かい呟いた。
「スターロッドよ、この星をシルクロードで結べ。」
スターロッドが一瞬光り、光の筋が空の彼方へと放出された。
「…あと残る星は3つね…。」
桜の悪魔が微笑しながら呟いた。
「どうしたのさカビラス君。
さっきから怖い顔しちゃってさぁ〜♪」
スラリンがカビラスにふざけ半分にそう尋ねるが、
カビラスは「別に何でもないよ」と答えるだけだった。

それはそうである。
彼らは敵。
自分が倒すべき、敵だ。
だが、その敵と今は共にいる。
とても何かを話す気にはなれなかった。

「さぁ、次の星へ行くぞ。」
同空間転移の印を刻んだ。
4人は、その場から消えた。





キャラの目的&期限ですが…

☆時の番人★
目的:初流乃を倒す
期限:ユートを蘇らせるまで

です。
なお、期限は初流乃を倒した後の目的とも考えても良いです。


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投稿時間:02/07/30(Tue) 16:52
投稿者名:St@Na


要塞外・・・
「私の能力を見せてやろう・・・はっ!」
何と、本来レイヴンの技である『ライダー○ック』を放った!
「がはあっ!」そして、蹴りはアックスナイトに炸裂!
「なるほど、こちらの物真似と言うことか・・・
 しかし何故初見の俺の、しかもまだ見せてもいない技を・・・?」
「・・・・・私は貴様らのあらゆる記憶を読める。
 お前らの技の詳細、お前達の記憶の中の人間の技もな・・・!」
_______________

新必須項目・『目的』について補足
エストの目的>喪失した記憶の復活の為全国行脚。
期間>未定。戦いが終われば自然消滅させてよし。

ヴォールの目的>特になし。強いて言えば世界の破壊。
期間>未定。生かす場合はまた登場させてもよい。


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投稿時間:02/07/30(Tue) 18:26
投稿者名:ソルビィ


(他人から記憶を読んでそこからそれと同じ技…。
 だが、所詮は物まね。カービィのようなコピー能力とは違う…。だったら…余裕だな。)
レイヴンはヴォ−ルの攻撃を避けながらそんなことを考えていた。

「お次は…これだ!!!」
ヴォ−ルは左手を正面に出し、そこからいくつもの空気の塊を飛ばす。
「うそぉ…ツインウッズの空気砲かよぉ!!!」
季節風は慌てて宙に逃げてそれらを避ける。
慌ててはいるが華麗なかわしかたである。
「言っただろう!全てを真似できると!!!」

「ちっ…。だが、当たらなければ別だ!」
アックスナイトがヴォ−ルの右にまわりこみ、トマホークの一撃を放つ。
しかしそれを彼は右手にもった金属の塊を剣に変え、受けとめる。
そしてアックスナイトの頭部の角を空いた左手で掴んで地面に叩きつけた。
だが、そこを狙ってトライデントはジェット噴射でタックルをしかける。
ヴォ−ルはそれを紙一重で避け、電撃を浴びせた。
ひるんだトライデントを彼は蹴り飛ばし、右拳に氷の塊を作り出しながらレイヴンに殴りかかった。

「ちっ…バールの技か。」
レイヴンは炎竜剣を構え、正面から剣を振り下ろした。
「…っ!!」
さすがに自分の身の危険をヴォ−ルは左手から強力なエネルギー弾を撃つことで逆噴射にし、
レイヴンの剣撃をよける。
「…もらった!!!」
すでに体勢を立て直したトライデントナイトが反動でふらいついたヴォ−ルにむけてトライデントを投げつける。
だが、それは彼には届かなかった。
まわりにいたダークマタ−が身代わりになっていたのだ。

「ちっ・・・こいつらもいたのか。」
トライデントが舌打ちする。
「レイヴン殿!!季節風殿!!雑魚はメタナイツが相手する!!」
「あぁ、分かった!!」
アックスナイトとトライデントナイトはダークマタ−達の相手をはじめる。

「さて…季節風とかいったっけ?ちっと耳を貸せ。」
レイヴンはヴォ−ルの放つ真空刃、電撃、エネルギー弾、
消火器、サッカーボール、紙粘土、ピコピコハンマーといったものを
すんなりとかわしながら季節風に耳打ちする。
「え…それだけでいいの?」
「あぁ、これだけで充分だ。」
「うん!分かった!!」
そういうと季節風とレイヴンは散開する。

「二手に分かれたか…ならば戦闘経験の無い方を選ぶまで!」
そういうとヴォ−ルは宙に浮かび、季節風にむけて突きを連続で放つ。
だが、季節風はそれを難なくかわした。そして逆に杖を回転させながら殴りかかる。
だが彼も軽く受け流し、今度は銃を構える。
「…甘い!!」
しかし、レイヴンが後から火炎弾を放つ。そしてそれはヴォ−ルに直撃する。
「ぐっ…!」
彼は素早く地に下り、体を地面に擦り付けるように炎を消す。
そこを季節風が狙ったかのように気流を発生させてヴォ−ルを吹き飛ばした。
空中に投げ出された彼は、何かの力で再び体勢を立て直す。
「くっ…こざかしい。ならば…これでどうだ!!!!」
ヴォ−ルが両手から電撃を発生させる。そしてそれはみるみる大きくなり、
あたり一面に強力な電磁波の網を作り出した。
「…隊長の技の応用か。季節風!!いまがチャンスだ!!食らうなよ!!」
「りょーかい!!」
そう叫ぶと二人は逃げるようにヴォ−ルから離れた。
「にがさん!!!」
それを追うように電撃は二人を襲う。季節風、レイヴン、両名共にかわすので精一杯となっている。
「逃げてばかりではかてんぞ!!疲れておわりだ!!」
そして数分…ヴォ−ルのそれは正解だった。逃げるうちに体に疲れがみえはじめた季節風に電撃が直撃する。
「うわぁぁぁぁあぁ!!!!」

季節風の体がはじけとんだ。

「まずは一人。」
ヴォ−ルが邪笑する。
「…あの馬鹿!!まともにくらいやがった!!!」
レイヴンに一瞬隙が出来る。だがそこを突いて彼にも電撃が襲う。
「…勝ったな。」
「ぐはあああああああ!!!」
レイヴンは身動きが取れなくなる。だが、突然電撃は止んだ。
「…だれが一人目なの?」
ヴォ−ルの目の前には確かに消滅したはずの季節風がいた。
何も無かったのように普通の顔をしている。
彼はあっけにとられた。たしかに仕留めたはずの相手がそこにいたのだから。
「…くっ!おとなしく成仏しろ!」
ヴォ−ルは彼女に向けて剣を振り下ろす。だが、まるっきり手応えが無い。
逆に彼が一撃を食らった。
「…どこみてるの♪」
ヴォ−ルがあたりを振り返るとまわりには無数の季節風がいたのだった。
これには戦い慣れしている彼も驚く。
「…分身技なら全て叩き落すまで!!!」
焦ったヴォ−ルはその場に竜巻を発生させる。
しかし、まわりにいた季節風達は一切動じなかった。
そして全ての季節風が一斉に空気砲を放つ。
ヴォ−ルはあえなく気流の波にもまれてボロボロになり、地面に倒れた。

「ぐはっ…な…何故だ…。」
ヴォ−ルの目の前には季節風が立っている。
「だってぇ…この体作り物だし。無理すればいくらでも作れるよ♪」
季節風は彼に向けてにっこりと笑った。
「…お前の負けだな。ヴォ−ルさんよ。」
やっと立ち上がったレイヴンも倒れてるヴォ−ルの前に立っていた。
ダークマタ−達を全滅させたアックスナイトとトライデントナイトも
傷だらけだったが、まだ戦う余力は残っている。
ヴォ−ルは四方を囲まれた。
「さぁ、まだ戦うか?」
「くっ…当然だ…貴様等の知る中で最強の技を使ってみせようじゃないか…。」
ふらつきながらもヴォ−ルは立ちあがる。
そして両手をかざす。しかし…

「ごはぁ!!!!」
ヴォ−ルは突然口から血を吐いて地に伏した。
「…そろそろきたようだな。」
レイヴンがぽつりと呟く。ヴォ−ルは自分の身に何が起こったのか分からず混乱する。
「…能力の使いすぎだな。」
「!!?」
「お前…さまざまな能力を真似できるようだが…あくまで真似。使用するのは貴様自身の肉体。
 ある程度専門の技術が必要な技までその体で放つのだから当然自身の体に負担がかかる。
 あの電撃技…ネレイドも相当苦労しながら編み出した技だ。
 貴様のような奴が使えば体が崩壊するだけ…。
 だから俺達は逃げるだけに徹したんだ。貴様の体に限界が来るようにな。
 それに持ちこたえたままさらに竜巻だのなんだのを繰り出した強固さには敬意のひとつでも表したいが…、
 やっぱり限界だったらしいな。終わりだ。」
「くっ……まさかそんなところを突いてくるとはな…無念………。」
…言い終えるとヴォ−ルは痙攣を起こし、力尽きた。


「さて……季節風だっけ?
 お前あの刺客が言うには戦闘経験なかったらしいが・・・なんでわざわざここにきたんだ?命取りだぞ。」
レイヴンが質問する。
「いや…俺さ、この星きてからまだそんなに時間たってないんで、少しでも多くのこと知りたくてさ。
 だからなるべく多くのことに首突っ込んでッたほうがおもしろそうだったから♪」
「…それだけか?;」
「それだけ♪命の心配ならする必要無いし♪」
「……。」
しばらくレイヴンは黙っていたが、とりあえずアックスナイト達のほうに振り向いて言った。」
「…今何時だ?」
「あ、21時半ごろだが…?」
「…じゃ、帰るか。」
「…そうだな。」

アトランティス軍の斥候部隊を全滅させた4人はメタナイト要塞に戻っていった。


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