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Another story of Kirby 第二部 [68]



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投稿日 : 04/01/14-17:44
投稿者 : シアン  


ダガン!ダガン!
カービィはプラズマを放ちます。ですが、あまり溜めていないので
威力がありません。シアンは溜めさせてくれるほど優しくもありません。
「どうしたぁ!動きが鈍くなってるぜよ!」
シアンが間合いを取るのをやめ、懐に入り込んできます。
「やば!」
カービィは避けられないと直感し、そのままはどうだんを撃ちます。
ドゴオォォン・・・
周りに水柱が立ちます。
カービィはプカプカと浮かんでいます。
どうやらあまりの反動に動けなくなっているようです。
「・・どぅ?やったー?ボク、身体がメリメリ痛くて
 動けないよぅ・・」
「ったく・・無計画にこんなことやるからだ・・」
ちゃぷん・・と後方から音がなります。
「うそぉ・・」
「・・・なるほど・・ポップスターの守護神なだけはある・・。
 守護神も伊達じゃないってことか・・・」
そこにはだらだら血が流れている以外無傷のシアンがいました。
そして何時のまにかダークワープスターの上に乗っています。
となりに浮いているダークマターを掴むと、ダークマターは白い霧に
なります。霧はシアンを包み、霧が消えたあとは―・・
「・・・まじ・・?」
傷はすっかり消えていました。(血は付いたままですが
「第二ラウンドの始まりだ・・」

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投稿日 : 04/01/14-23:45
投稿者 : レモン  


「うそ…だぁ」
目の前で起こった出来事を理解できないまま、第二ラウンドが始まりました
さきほどは手加減をしていたのでしょう。段違いの攻撃に、少量の力さえも溜める事が出来ません
「おらおらおらぁっ!」
シアンの剣から繰り出される連続攻撃を、カービィはぽよぽよと頼り無さそうに避けていきます

「(うぅー…水の中って…妙に動きにくいんだよなぁ…!)」
そう思いながら海底に着地すると、足元の大岩がカービィとシアンの重さで傾きました

「ぅんわっ!?」
「うぉー?!」

ずっごーーーーーーーー!!!!

なんと、いままで動かなかった大岩の下には、巨大な水流が存在していたのです

「「あぁあぁあ〜〜〜!!!」」
水中から押し上げられた二人は、戦いの後が生生しい少し大きな残骸の上へと放り出されてしまいました

びしょびしょになりながらも、まだ闘志を燃やしているシアンを見て、カービィは“ある戦略”を、実行することにしました

「っやぁ!!」



すぱんっ…



「なっ…何ぃ!?」

「番人流・戦闘の戦略その1………足払い!!」

なぜあの足の長さで届くのかは謎ですが、まんまと番人流・戦闘策略にはまったシアンは無様にも顔面衝突を披露してしまいました

しかし、番人流・戦闘の戦略はまだまだ止まりません!
起き上がろうとしたシアンに惨劇が降りかかります…っ

「んなろー…!足払いとはなんぜ…」「番人流・戦闘の戦略その2………」

「害虫駆除キーック!!!」※球体キャラクターに対してのスマッシュ攻撃

番人は何を考えてこれをカービィに伝授したのでしょう?
しかし、必要以上にシアンに攻撃が効いているのは…気のせいでしょうか…

「よっしゃーぁ!さっすが番人だ…n」
ボガァッ!!
…番人の方角からダークマターの亡骸(酷)が吹っ飛んできたようです
それはカービィの頭にクリーンヒット…
狙ったどうかは知りませんが、「番人流〜」と言う技名が大音量で響き渡っていた事だけは…確かなのです

ぼちゃぼちゃーぁん…

ウルルンスターに2つの水飛沫が上がりました…




――ルックグリーン

「ね〜ぇ!暇だよ〜〜〜ぉ!!」
な〜ビィや菊花が巨大植物の葉の上で、とてもつまらなそうに言いました
「むぅう…あいつらのいう事なんて気にしないでさぁ〜!騒いじゃおうよ!!」

とうとう、いてもたっても居られなくなった薔薇達は、近くに初流乃や夜深が居ないことを理由に、ぶちぶちと愚痴をこぼし始めたようです

「あはは♪それじゃ〜ぁ〜…おもちゃでも…探そうか♪」
レモンがニヤリと笑って、皆に言いました


「私も…そろそろ血が欲しいんだ♪」

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投稿日 : 04/01/16-01:29
投稿者 : ソルビィ  


「番人さん、クリーンヒットです!おめでとう!」

カビラスが遠視スコープを覗きながら、歓声を上げる。
どうやら、先ほどの番人が投げたカービィにダークマタ―が直撃する瞬間を確認していたらしい。
「…そうか。」
番人は振り向きもせず、足下に転がってるダークマタ―の残骸に目線をやった。
既に三隊、ダークマタ―の部隊をチリに還した。しかし敵の本陣の方角を眺めれば、
まだまだ空を埋め尽せるほどの数のダークマターの編隊がこちらに向かってる事がよく分かる。
さらにその向こうにはいくつもの戦艦の影。ここに辿りつくのも時間の問題だろう。
「ディッセ、ソルビィ、準備のほうは出来てるか?」
『既に。』「こっちもOKだぜ?」
フッと辺りがかげる。
番人の後ろには改修の完了したHR−Hに乗りこんだソルビィと、
既に竜化を終え身長10mの恐竜と化したディッセが控えていた。
身長平均が30cmの世界にしてみれば、なかなか壮観である。
「…よし、カビラス。合図のほう頼む。」
「了解ですっ!カウント20はじめます!」
再び番人が印を組みはじめる素振りを見せる。
それにあわせて、印のホログラムが再び動きだした。
向かってくるダークマター達は上空に浮かぶその印を見て、
食らうまいと一斉に高度を落とし、水面をすれすれに飛行する。
もちろん、それもカビラスの作戦。
カウントが10,9,8,と刻々と減っていく。

「…今です!」
放たれたのは閃光。それも眼晦ましに使われる程度の光。
だが、ダークマター達の足を止めるには充分だった。
巨大な瞳一杯に光を受けた彼らはまるで
バッテリーの切れた機械のように動きを停止させる。そして。

海中から一斉に発射される光弾がダークマター達を襲った。
グランクの群れが海底にその身を隠していたのだ。
光弾の直撃を受けた闇の者は次々と弾け飛び、
なんとか死だけは回避できたものも、水飛沫を上げて水中に落下していき、
そしてそこに待ちうけていたジョーやテイルと肉弾戦を繰り広げるが、
最初の奇襲のダメージが入っている。あえなく霧散していった。
だが、後続のダークマターは左右に周りこむように番人達に向かってくる。
「…ぬおりゃぁぁぁぁっ!!!」
迎え撃つように敵のまっただなかに飛び込んでいくディッセ。
その巨体を前に敵の目標は全て彼にへと移行する。
ディッセは口から電撃のほとばしるブレスを吐き出し、応戦する。
『ディッセ、右によけて!!』
そしてそれを援護するようにHRーHは熱線を上空の敵めがけて、放つ。
たったニ体の相手に次々と消滅する闇の者。
番人とカビラスはそれを見届けると、次の準備に取りかかる。
彼方にはさっきよりは僅かに晴れた黒い雲。
…俺達がここで雑兵を迎撃しつづける限り、カービィ達は増援に苦しむ事無く進軍できるはず。
番人の口元には自然と余裕の笑みが浮かび上がっていた。

「番人さん、2時の方向!!熱源…いや、魔力反応!!」
「…ちぃっ!!」
すぐに番人はカビラスに渡されていた「防御力場発生装置」を起動させる。
彼を目掛けて放たれた稲妻や旋風は次々とその装置が発生させたフィールドに阻まれ打ち消された。
目をこらすと海上に二隻の艦影。そして、甲板に並んでいたのは魔道士と思われるアトランティス兵の列。
あるものは杖を構え、あるものは手を差しだし、またあるものは……印を組みながらこちらを睨んでいた。

「ついに…来たか。」
番人は小さく舌を打った。 

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投稿日 : 04/01/16-09:51 
投稿者 : さびかび  


 ボヒュっつ!
次々に完成して行く魔法が番人達に向けられて発射されます。
炎系、氷系、なにやらビームの様な物などの魔法など属性だけでも数えるだけで精一杯です。

ちぃ!数だけはいるな!」
ディッセの口から灼熱の炎が吹かれま、それと同時に魔道士達は
防御系の魔法でその攻撃から身を守ります。

「取り乱すな!使ってくる魔法の多くはそう強力では無い!
やつらの命令を出してるやつを見つけろ!」
番人はそう言いながらまだ呪を唱え終えてない魔道士を数人
剣でなぎ払い簡単な炎系の魔法でまた数人を燃やします。
簡単言えども番人にとっては簡単でしょうがその魔法で
大きな火柱が数個と立ちます。

「んなこと、言ったって…全員同じだろぉ!」
ディッセは恐竜から人間の姿に戻りダイノソードで数人を斬り
また数人を強烈な回し蹴りでもう一人のあばら骨を砕いた物と
思われます。

ダークマター達も黙っているわけではありません,空中から
番人やカビラスに向けてビームを発射したり体当たりを
してくる物もいればナックルジョーなどの地上にいる敵に
向け次々とビームを放ちます。
ジョー達は体制を低くして回避する物もいれば近くの岩の後ろ
に隠れるなどと様様な方法で回避します。
…もちろん回避しなかった者は…

ビュツ!

ダークマターのビームにより怪我をする者、そのビームで腕が使えなく
なる者、死にいたるものはいなくとも被害は大きいです。
ナックルジョーの様な者でなければどうなっていたかは解かりません。

   一方カービィ達は…

「あれは!?」
遠くにいたカービィがやっと水中から浮上して空高く聳え立つ
火柱を目にします,さっき番人が魔法で作った物です。

「んなろー!さっきはよくもやってくれ…うぉ!?」
カービィの近くで先ほど水中に叩き落されたシアンが
浮上した…と思いきやすぐさまカービィの踏み台にされ
また沈みます,もちらおん踏み台にしたカービィは
シアンを使って陸地に戻ります。

「番人流…番人気に入らなかったのかな?」
カービィはそう言い投げつけられたダークマターの残骸
を避けて歩きます。

もはや水草の塊になりかけたシアンがやっと陸地に戻ります。
その姿もはやモ○ジャラです。
「次はディッセ流!」
この時点でさっきと同じ方角からダークマターの死骸をそれのオマケ
かの様に魔道士の一人と思われる人物がカービィに直撃、クリテカル
をおもいっきし食らわせます。
この一撃でカービィは今度は土の中へと減り込んだとか。

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投稿日 : 04/01/16-13:00
投稿者 : シアン  


モン〇ャラ化したシアンは、やっとこさ水草を取り除きました。
そしてあらためて周りを見回します。
何故か倒れている魔道士、
土にめり込んでいるカービィ、
遥か向こうにそびえ立つ火柱。
シアンはふぃー。と息を吐きます。
「・・・おい、星の守護神」
カービィのことを呼びます。
てこてこと近づき、カービィの頭を掴み、持ち上げます。
「むぃ・・?・・何さー・・」
「・・ちょい席を外して欲しいのだが、遥か向こうの孤島に行くか、
 仲間達のほうへ行くか―・・どっちが良い?」
カービィはしばらくぼぅっとしてましたが、意味が分かったのか、
冷や汗たらたらです。
シアンもシアンで口は笑ってますが目は笑っていません。むしろ、怒っています。
カービィは面白いほど青くなり、言います。
「い、いやだなー。ボク、一度ハ〇イは行ってみたかったけど、
皆が心配するしさー。第一、ボク、そんな飛べないしー・・」
シアンは黙って聞いていましたが、カービィが言い終わると口を開きました。
「ふふ・・そんなことか。心配せんで良いぜよ。」
シアンは剣を一瞬で鞭にします。そして鞭はカービィに撒きつき・・
「ワシが連れて行ってやるわぁぁぁ!!」
哀れ、カービィは勢いよく吹っ飛びました。
ざぱぁん・・
シアンは火柱を眺めていましたが、どこからか古ぼけたメモ帳を取り出します。
『ポップスターの守護神・OK』
と、書き出します。その他に
『コレカラスターの守護神・
 ブルブルスターの守護神・
 その他有力者達・     』
とも書いてあります。
シアンははぁーと疲れたようにため息を吐きました。
「・・『つら』を復活させるのも疲れるぜよ・・ゼロツー様・・」
風でメモ帳が捲れます。そのページには一匹の猫と赤い竜が
混ざったような生き物が書かれていました。
シアンはメモ帳をしまうと魔道士を見ます。
そして、
「・・・行くか」
一言残してダークワープスター、長いのでダークスターと呼びましょう。
ダークスターに乗って飛んでいきました。

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投稿日 : 04/01/16-16:13
投稿者 : 堕天使  


「っつ〜…よくもやったなー!」
と、空中でカービィの声が響く。

 シアンの反撃(黒いオーラ付き)によって飛ばされ、海の藻屑になりかけたりもしたが、自身のワープスターを呼び、ハ●イには逝かなくてすんだ模様。

「…って、愚痴ってる暇はないよね;早く番人達と合流しなくちゃ!
 ワープスター、早く!」
すると、カービィの言葉に呼応するかのようにワープスターは輝きだし、再び カービィを戦地へと赴かせるべく飛び去ってゆく。

 その光景はまるで、真昼の流れ星を思わせるような―――そんな光景だった。








「一塊りになるとアイツらの魔法を受けやすいぞ!」
「んなこと言われたってよォ、どーしよーもねぇじゃん!」
と、番人に対して毒づくディッセ。

 …それもそのはず、敵の大将は見つからない上に何処から沸いてくるのかと聞いてみたくなるような程の魔導師達。そして彼らの尽きない魔法。そしてダークマターの猛攻。
 番人やソルビィ、そして竜族のディッセといえどもこの現状は苦しい以外の何者でもない。

「って、こんな肝心な時にカービィは何処へ行ったんだよ?!」
「ディッセがさっき土の中にうめたじゃんかぁぁああ;」
「はぁ?んなこと知るかッ!」
…ディッセ、どうやらさっきのは無意識でやってしまったようで。
まぁ、アレは在る意味カービィが悪いのだろうが。

「…フン…。他人の心配よりも、少しは己を心配したらどうだッ」
「…ッ!」
その声が聞こえたと同時に、番人は自らの剣を構え、そして――

 ッッガキィインッ!

「―――ほォ、少しはやるようだな…」
「お前もな…さっきまでカービィと遊んでいたんじゃないのか?」
己の剣を、敵の剣とあわせながら番人は1人のダークマター――シアンに言い放つ。
「ふん、もうあんなヤツは倒した。…次は貴様だぁッ!」
ぎぎ、と剣がきしむような音。シアンが力を込め、番人をそのまま斬ろうとする。
「――――――ちィッ!」
番人は舌打ちすると、口の中でなにか囁くと。

―――閃光。

「……むぅっ?!」
その閃光(ひかり)にひるんだシアンの隙をついて、番人は剣を弾き、間を取る。

「…お前たちのような『争い』は、決してしない。だが、俺たちは争いをしてるんじゃない。 ――護りたいものを、護るために戦う…
 ………そう、俺たちのは『戦い』なんだ!」









果たして戦いは何をもたらすのか

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投稿日 : 04/01/16-14:53
投稿者 : ひでぶ  

 
あらすじ
 
 ダークスターでのゼロとの決戦から2年。ゼロツー率いるアトランティス
軍のポップスター侵攻が始まった! カービィたち(通称・「星の戦士
団」)はゼロツーらを相手に善戦したものの、膨大な敵の数と暴走した植物
の影響によって、やむなく撤退することとなった。
 
 撤退したカービィたちは2手に分かれ、一方はポップスターを闇のものた
ちの制圧から取り返すため、もう一方は敵の指導者であるゼロツーを倒すた
め戦い始める。
 
 カービィたち――ゼロツーを倒すべく組まれた宇宙パーティに、ゼロツー
の味方であるはずのΩから一通の手紙が届く。手紙にはΩ自らとの会見の願
いと、ウルルンスターの現状が書かれていた。ポップスターと同じようにア
トランティス軍の侵攻を受けているウルルンスター……罠かもしれないけ
ど、助けなきゃ! カービィたちを乗せたノヴァはウルルンスターへと向か
うのであった。
 
 Ωとの話し合いのあと、ひょんなことから知り合ったレジスタンスグルー
プ「ブルータス」と共に、再びカービィたちはアトランティス軍と合間見え
る……がんばれカービィ!
 
 
簡易現状表記
・カービィたち前線は善戦中。でもカービィはシアンに海中にぶん投げられ
ました。戦闘不能になったわけではないです。シアンはどうやらほかの守護
神ともバトルを発生させるつもりぽ。
・ミシュレたちブルータスは二次、こちらもよく戦ってくれている状態で
す。
・時の番人たち陽動グループはアトランティス軍の神術隊と遭遇。戦場が
カービィ達の近くに移ってきている様子。
・ターツたち侵入グループは次々と艦にいたずらを繰り返しているらしく、
もうしばらくの後にリペヤーあたりと遭遇するかも。
 
 
 
 初期のグループ配置としては番人たちが艦隊の進行方向で戦闘。艦の両側
面を挟むようにしてカービィ、ミシュレ達が攻撃をおこなっていました。
 

       ↓
 陸側 ミ ↓↓↓ カ 海側
       ↓
 
       番

 これが
 

       ↓
 陸側 ミ ↓↓↓   海側
       ↓カ 
       番
 
 こんな感じになってるぽ。
 
注:矢印は艦隊とその進行方向を示していますが、艦隊の数は5隻ではな
く、もっといるはずです。そして、本文にて東西南北の表記は見当たらな
かったので、艦隊が南に向かって進行中とも限りません。悪しからず。

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投稿日 : 04/01/16-19:49
投稿者 : ひでぶ  

 
 時の番人の科白(せりふ)を聞いて、シアンは剣を構えたまま笑いだした。
「偽善者め……『護るべきものを護る戦い』だと? 力に力で対抗することに
は何ら変わりないぜよ! 安っぽい大義名分を掲げようと、貴様らのしている
ことはわしらと同じだ!」

 跳躍したシアンが、時の番人めがけて一気に振りかぶる。金属音と共に剣と
剣が交差して、両者の腕に力がかかった。
「そもそも……力を持つ者が弱者を屠り、食らうことの何が悪い! 古くから
自然の理はそうあるはずだぜよ。獅子が兎を狩るのは当然のこと! 貴様らヒ
トの歴史もそういった『争い』が根源ではないか!?」
 
 瞬時のうちに、シアンが時の番人の背後に回り込む。そして……
ドォォオオオ……ン。放たれた闇の波動が時の番人を直撃し、爆発を引き起こ
した。
 
「くく……結局最後にモノをいうのは闘争の力だぜよ」
巻き起こった土煙を眺め、シアンは再び笑みを漏らしたが、それは、土煙が晴
れるまでしか続かなかった。
 
「お前の言っていることは確かに正しい。力に頼らなければ、ここに俺の命な
どありはしなかっただろう……だがな」
時の番人を包んでいた淡い光の壁が霧散して、そのまま彼の闇の凍傷を治癒し
ていく。衣服にまとわりついていた瘴気も振り払われた。
「俺はお前のように、力に飲まれたりなどはしない。意志や想いが、力を振る
うべき場所を教えてくれるからな。力に飲まれた者と力を心に委ねた者……
今、その違いを教えてやる」
 
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