×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

遥かなる旅の果てに [19]



-------------------------------------------------------------------------------
投稿時間:04/11/17(Wed) 23:07
投稿者名:季節風


リヴリィーナを救出したことを皆に報告に向かっていた。
「何かが頭に飛んできたような」
「オラの頭は何にも」
ティーラは気のせいだと思いつつ、さっきの事が引っかかる。
「嫌な予感がする」
「あ、待って」
ティーラはそのままカービィ達の所へ走り出した。
「追いかけるべ!!」
「キャッ」
「リィーナちゃんっ!!」
リヴリィーナはこけただけだが、足から血が出ている。
「リィーナさん大丈夫で」
シルダリアがかけよろうとしたが、いきなり倒れた。
「シルダリアさん!!」
「シルダリアっ!!」
マラカが駆け寄った所、何も以上は無さそうだが、眠っている。
そのとき、空をフワリフワリとUFOの足みたいな物が4つ回っている。
「電波送信〜電波送信〜今日も朝から晩まで毒電波〜♪」
謎の物体が喋りながら浮いている。フードから黄色い目が見えている。
「どなたですか?」
≪私の名前はシトカです。電波受信は出来ませんが、送信はできます≫
「頭に声がっ!?」
≪喋るより電波送信の方が得意です。そこの人には眠ってもらいました≫
このシトカと言う者は、電波で喋ることが得意らしい。
「新手の敵か!?」
≪そうですかね?私はただこの艦に電波を送り込みに来たのですよ≫
「覚悟す」
マラカが戦闘の構えに入ろうとしたとき、倒れた。リヴリィーナはその光景を見ているだけだった。
(こ、声が)
≪さっき毒電波送ったのが分かりませんでしたか?眠ってもらいます≫
リヴリィーナも倒れた。


〜食堂〜

「うっわぁ、これおいしそう」
カービィは宇宙ゼリー(特産品)を丸呑みした。
「食べ過ぎたかなぁ」
カービィが食堂のテーブルの上を見ると、食べ散らかした物が沢山ある。
「カービィ!!」
「うわっ!!」
バターンと音をたててティーラが入ってきた。カービィはビックリして、言い訳を考えていた。
「無事かぁ」
「どうしたの?」
カービィはフライドチキンの骨が口からはみ出ているのに気付いていなかった。
「嫌な予感がしたんだけど」
「あれ?他の皆は?」
「えっ?一緒に…ま、まさか」
ティーラは後ろを振り向いて気付いた。嫌な予感は的中だったらしい。
「カービィ、行こう」
「えっ?待ってよー」
2人はティーラの走ってきた道を急いで戻っていった。

―――――――――――――――――――――――――

名前:シトカ
年齢:年齢不詳
性別:女

一人称:私
二人称:名前がわかる人にはさん付け。それ以外は男に貴方、女に貴女。

外見:青いフードマントで、顔の所に外側から青黄黒色の大きい目の仮面。
足は無いが、足の場所に4つ、UFOカービィの丸い物に似た物がある。
背中に灰色の羽根があるが、右翼は濃い、左翼は薄い灰色。
仮面の下は青い髪に、後ろは黄色の髪飾り、目は黄色(真ん中は黒)。
今度、チャットででも絵を見せます。


説明:電波送信専用生物。なので、電波の受信はできない。
電波送信に夢中。1秒に100回は電波を送れる。
個人に電波を送ることが出来るが、個人にだと、シトカと指定した個人の間に誰かがいれば、その人が受信し
てしまう。
何でも電波でガードしたり、相手の感覚をマヒさせたりするが、その間に逃げるセコイ奴。
毒電波で相手を殺すこともできるらしいが、一時的な効果の電波しか送らない。
普通の人の攻撃がきかないが、ガラスケースか段ボール箱に閉じ込めると、大人しくなる。

喋るときは「」ですが、電波は≪≫であらわします。

ちなみにティーラしゃんには電波効かないようです。ティーラ神らしいですからねぇ。

-------------------------------------------------------------------------------
投稿時間:04/11/18(Thu) 00:06
投稿者名:グレイスデビル


シトカはマラカをじっと見ていた。
マラカを、というよりは、マラカの耳の辺りと頭から出ている3つの突起を見つめている。
≪何それ、アンテナですか。君ってもしかして受信できる人なの。≫
シトカはマラカにそう告げる―性格には電波を送る―と嬉しそうにマラカのアンテナを触りだした。
「えっとな、あのこれは。たぶんアンテナじゃないとおもうべ。」
困惑するマラカ。
その光景を食堂から戻ってきたティーラが見つけた。
「あいつか。」
ティーラはその光景をシトカの攻撃とみなしたようで問答無用にシトカに殴りかかる。
シトカはティーラの超高速の一撃をかわせるはずもなく吹っ飛ばされる。
そのままマトリエス号の壁へと叩きつけられる。
「よしっ。手ごたえありっ。」
しかしシトカは何事もなかったかのように立ち上がる。
その体には傷も汚れも1つとしてなかった。しかもマトリエス号の壁も全くの無傷である。
≪私には効きません。≫
ゼロツーでさえ昏倒させるような一撃を直撃して無傷というのは生身では先ずありえない。
「ティーラはんの攻撃が効かないのか。魔力を帯びているのかぁ。それとも体の構成がちがうだべか。」
戦闘はとりあえずティーラに任せ、マラカは相手の分析を始める。
そこへティーラから突き放されたカービィが到着する。
「テ、ティーラ速すぎ。ちょっと待ってよぉ。」
カービィは情けなくも息を切らしている。
カービィは息を整えると、倒れている2人を見た。
「リィーナ。」
カービィはいなくなっていたリィーナを見て喜んだ。
しかしリィーナは倒れている。さらに明らかに剣呑な雰囲気にその態度を改めた。
マラカはそんなカービィを見て。
「カービィはん。ちょっとその倒れている2人。いや、とりあえずリィーナはんを医務室まで運んでくれんか。」
そういうとマラカは又分析に戻った。
「え、えと。分かった。」
カービィは到着から間もないうちに医務室へと退くのだが、文句も言わずにリィーナを抱きかかえると、医務
室へと走っていった。

「で、お前は何しに来たんだ。」
ティーラがシトカを見下して問いた。
ティーラはさっきから数えて5回ほどシトカに膝をつかせているのだが、どれも降下は内容で、ティーラはとり
あえず攻撃を諦めることにしたのだ。
また、シトカもティーラも圧倒的な体術の前になすすべもなくおとなしくなっている。
≪何しにきたって、それは勿論この艦を航行不能に≫
そういいかけた瞬間、痺れを切らしたティーラがシトカを踏みつける。
おい、お前はいつまでも黙ってないで話したらどうだ。
ティーラはあらゆる耐性が強すぎるので、シトカの電波も届いていなかった。他の人には聞こえているのだが
、ティーラには黙っているようにしか見えなかったのだ。
≪そうでした、私はこの艦を落としに来たのでした。≫
「この艦を落とすべか。」
ティーラには勿論聞こえていないのだが、マラカには勿論聞こえている。
しかし、そんなことができるはずが無い。マラカはそうおもっていた。
相手側の撤退もあるが、この艦はソグネやゼロツーをはじめとした部隊の襲撃を跳ね返したのだ。
≪じゃあ、貴方たちは邪魔だからどいてください。≫
そういってティーラの足から見事に抜けるとマラカを気絶させる電波を送る。
しかし脳に送らなければいけないその電波は、マラカの脳にはとどかなかった。
シトカはマラカの顔の3つの突起がアンテナに見えるので、どうしてもそっちへ送ってしまっている。
そんなことをやっているうちに、マラカは天井の照明が妙に点滅していることに気付いた。
(あれは、もしかして電波の影響だべか。だとするとあの点滅具合は。)
マラカは、テレビの中に映ったパソコンの画面などを思い出した。
このような場合、テレビの周波数とパソコンの周波数が合わないために、パソコンの画面に黒い帯のようなも
のが見えることが良くある。
「そういうことだべか。」
マラカは、シトカの自信の訳と、攻撃が効かないトリックとの両方を一度に解決させた。
もし、マトリエス号のコンピュータにシトカが高周波をあてたとしたら、そのコンピュータは使い物にならな
くなる。それはマトリエス号の沈黙を意味している。
さらにシトカは、攻撃によって生じる波の周波数と、自分の体の周波数を微妙にずらすことによって攻撃を無
効化していたのだ。
「そうと分かれば、早期決戦だべ。」
マラカは、カードを召還した。

-------------------------------------------------------------------------------
投稿時間:04/11/17(Wed) 23:52
投稿者名:サイビィ


ここはマトリエス号付近の島。
「・・・偽の欠片の気配が消えた・・・と言う事は、何者かによって封印されたわけか。」
少し小さめな島の真中で、ラグが一人佇んでいた。
「気配が消えた地点は・・・煙が出ていたあの船の付近・・・」
しばらくすると、ラグは後ろに二人の人間が居る事に気付く。
一人は男で、藍色のマントの下から黒い長袖の服を着ている。ついでに言うと、真紅の髪と真紅の眼を持っている。
もう一人は女で、白いローブを着ている。黒髪に黒い眼を持っている。
「誰だあんたら!」
ラグが振り返る。
「・・・なんだ、ケーナズにテュールじゃん。」
「おいおい、なんだはないだろ?」
男が言った。
「ええぃ近寄るなケーナズ、熱苦しい。」
ラグは男から離れた。
どうやら男の名はケーナズと言うらしい。
「はいはい、もうそこまでにしときなさい。
 貴方がここに来た理由は、欠片と器を闇に渡らないよう守護するためでしょ。
 まあ、どっちも闇に渡らなかったからいけど。」
ラグとケーナズをいさめるように女性が言った。
「ま、偽の欠片が奪われたけど、結局は封印されたみたいだしな。
 で、テュール、なんでまたここに?」
ラグが女性に言った。
女性の名はテュール。
「サイビィから連絡が入ったのよ、緊急事態だって。
 なんでもこの銀河の星々の時が止められたらしいんだよ。」
「え・・・?この星だけじゃなかったのか?」
ラグが不思議そうな顔をする。
「ま、詳しい話はあそこの船にいる人たちが聞かせてくれるよ。」
そう言うとラグはマトリエス号を指差す。
「そうなのね・・・じゃあ、あの船に行きましょう。」
テュールはそう言うとマトリエス号に向かって歩き始めた。
続いてラグ、ケーナズも歩き始めた。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
簡単にここいらで終わらせました。

一応、宿主はコレカラスターの戦いで裏切る予定です(何

少し新キャラの設定をば。

ケーナズ
年齢 15歳
性別 男
性格 陽気。
所属 味方

容姿はこの記事に記載していますので省略。

大悪魔メフィストの血を引く者。悪魔の一族。
冥界に住んでいたが、ある事件をきっかけに冥界から追放された。
冥界から追放され彷徨っている所を、宿主に救われた。
宿主(サイビィ)に忠誠心を抱いている。
ダークネススピアの他に、炎系を中心とした魔術を使って戦う。
ちなみに自分が闇に生まれた事を呪っているらしい。

テュール
年齢 18
性別 女
性格 大人しい。しかし、切れると鬼神になる。

天使の一族。
髪は長めで、腰らへんまで届いている。
戦いを好まないタイプだが、その感情が押し殺される時もしばしば。
回復魔法や補助魔法を主に使うサポート役
幻術や時術も使うが、本人は使うのを拒んでいる。

-------------------------------------------------------------------------------
投稿時間:04/11/18(Thu) 13:28
投稿者名:ディーラ


「みんな聞こえるなんて酷いんだな!俺も聞くんだな!」
そういい、ティーラがどこからともなく取り出したのは…

            アンテナ

「ぱんぱかぱーん♪トムアンテナぁー♪」
にこにこしながらアンテナを頭に、どぐしゅっ!という音を立てつつ刺した。
「よし!やくるとぷりーず!」
「ぇえーッ!?今無いようっ!」
頭からだくだく出てくる血も気にせず、ヤクルトを要求するティーラ、そして頭の事は見ていないカービィ。

「という訳でシトカたんは何しにきたんだっけ?」
「………は?」
「あー、こっちが知ってる人、でも敵キャラなんだよねー。」
「うわ!それ言っちゃだめ!」
<<…とりあえず、聞こえるんですね?>>
「そういうこったね、じゃ、ぐっばいシトカッ!」
ティーラはそういうと、シトカをつかみ、窓を開けた…窓、あるのか?
「さぁ!宇宙の旅へ逝ってこいシトカッ!」
<<きゃぁぁ……>>
ティーラは、シトカを投げ飛ばし…シトカは、星になった。
「ま、空の上をぶっ飛ぶぐらいだろーけどなー。」
「…えーと、ティーラの知り合いは多い、ということで…」
「あははー、具現族は全員知り合いじゃけん♪」
「いや、そんな事聞いてないよッ!?」

「とりあえず俺はラグ達を迎えにいってきま…てかもう入り口まできてんだよね。」
「…ぇと、仲間?」
「いえーす、じゃ、いってきまっ!」
ティーラはそういうと、全速力で入り口の方へかけだしていった…


「…02様。」
ゼロツーの前に、一人の青年が現れた。
「貴方ですか、どうしました?」
「是非、私も手伝わせていただきたいのですが…」
「…えぇ、貴方にも手伝っていただきます。」
ウィーダに向けた視線を、青年にも向けた。
どうやら、ウィーダと同じぐらい信頼しているようだ。

「…ところで、02様。」
「なんです?」
「…私の記憶は…元に戻るのでしょうか?」
「…大丈夫です、貴方の記憶はきっと元に戻ります…だから安心してください……アル。」

----------------------------------------------
名前・アル=ライフォース・ウェイ
性別・男
年齢・17歳
容姿・紺色のローブを着ていて、オッドアイ、茶色のブーツを履いている。
   ちなみに、青髪。
一人称・私
二人称・貴方、ゼロツーは02様。
三人称・貴方達。
種族・ティーラと同じ。
職業・命の番人
性格・だれに対しても敬語。
   優しい、冷静沈着、めったにないが、キレると怖い。
武器・生命の杖、生命関連の呪文を唱える際に必要、なんでも、これが無いと生命関連の魔法は暴発するとか。
   他の魔法の攻撃力、回復力を上げる…実は仕込み杖。
戦闘方法・回復魔法、攻撃魔法、命術、剣術。
ちょと説明・アルは記憶を失っています。
      そしてティーラ神の兄です
      アルは記憶を失っているので、ティーラ神の事は覚えてないです。
      つーか敵になってます(ぁ
      で、味方に寝返るのはずっと先の先の先です
      …記憶の戻し方はヒミツです!(ぇー
      ティーラに会ったぐらいじゃ記憶を取り戻せません。

-------------------------------------------------------------------------------
投稿時間:04/11/18(Thu) 18:31
投稿者名:プチかび


―神様……―
 ―貴方の僕の、最初で最後の願いを聞いてください―

「……?」
彼女が目覚めて初めに見たのは白い天井。
次に……こちらを覗き込む球体。カービィ。
「リィーナ!!大丈夫?大丈夫!?」
「え、っと……」
大丈夫、そう言いかけて……頭を抱える。
「電波」の効果の一種だろうか?
「……大丈夫!?」
「……うん、もう大丈夫。」
「そっかあ、よかったあ〜」
にこりと微笑むリヴリィーナ。そこでカービィの顔に安堵が浮かんだ。


「さて、と。」
緑髪の少女……レイラ、否―……アスナはマトリエス号の内部に帰ってきた。
「とりあえず……医務室に行こうかな?」
左腕にはウィーダが作ったと言う腕輪。
それをちらりと見た後握っていた手のひらを開く。
手の中にはマルクから奪った種が数粒。
「……待ってなさい、カムイ……?
今すぐ堕としてあげるから。」
クスリと笑う。


―どうか、彼を、守ってください……―

「……ーダさん、ウィーダさん!」
「へ?」
ウィーダ、そう呼ばれた人物は
彼にとっては珍しい抜けた声を出して声の主のほうを見る。
「02様が私達を呼んでましたよ。」
微笑を浮かべながら言うのはアル。
「……あ、分かった……。」
「どうしました?貴方がぼーっとしてるなんて、らしくも無い。」
「いや……過去の事がふ、と頭の中に流れてきただけだ。
レイラの記憶を無理矢理引き出したりしたからか……?」
「……過去の事、ですか……。」
どことなく寂しげに言うアル。無理も無い。彼は記憶を失っているのだから。
「そ。聞きたい?」
「…………」
黙って頷くアル。
他人の過去を聞く事によって自分の過去を思い出す「きっかけ」を掴もうとでもしているのだろう。
ウィーダは軽く一息つくと、静かに語りだした―……

―――長くなるので今回は省略(ぇー)

「……で、なんか思い出した?」
一通り語り終えたウィーダはアルの方を見る。
が、アルは軽く首を横に振った。
「いいえ。すみません……」
「……いや……思い出せるほうが俺は凄いと思う。
……そいえば、ゼロツー様が呼んでたんだっけ?」
「……あ!」


「「すみませんでした」」
ウィーダとアルは02の前で平謝りしていた。
02は軽く笑うと「気にしてないですよ」といった後。
「……顔を上げてください、2人とも。
……そろそろ、作戦を実行に移そうと思います。」
それを聞いて、2人の顔に少なからず何かが走る。
「準備はいいですね……ウィーダ、アル。」
「「はい。」」

-------------------------------------------------------------------------------
投稿時間:04/11/18(Thu) 23:36
投稿者名:グレイスデビル


ここは宇宙船用航行艦『神の鉄槌』砲座。
そこにソグネは座っていた。
『神の鉄槌』始動に当たってソグネが命じられた役割は、砲撃班長兼科学班長だ。
その目の前にある大きなスクリーンには復帰したばかりのダークマインドが映っている。
『不服か、ソグネ。』
その映像が口を開いた。
ソグネはその映像に向かって応答する。
「ええ、本来なら私が艦長に座るべきでしょう。」
ソグネは、自分が艦長に慣れなかったことを不満に思っているようだ。
「この艦の製造責任者は私です。それに技術力、指揮力ともに誰にも劣っていないと自負しております。」
「まあそう言うな。お前は時々熱くなりすぎる。それに、砲撃に集中できるほうが良いのではないか。」
そういい残してダークマインドは通信を遮断した。
「まあ、それもそうだな。」
ソグネは悪魔の笑みを浮かべた。

ゼロツーは『神の鉄槌』内、兵隊の詰め所の奥の部屋にいた。
彼には兵隊長の任を任されている。
兵隊の殆どがダークマターなのでダークマターの使役を最も得意とするゼロツーには適任だろう。
そして、彼の傍らにはウィーダ、アル。そしてダークマターが4体、出番を待っていた。

炎のような赤色の模様があるのがウルズ、近接戦闘を得意とする。
緑色の棘のようなものがついているのがイェーラ、射撃、遠隔攻撃を得意としている。
鈍く透き通った青色がエオル、防御能力を駆使する。
現在ゼロの監視兼通信係をしているのが、黄色のラインが入っている、連絡、通信係のラド。
最後に紫に近い桃色をしているのがソウェル、治癒治療を唯一行える。
彼らはゼロツーの側近であり、ウィーダ、アルと同じほどの信頼を
得ている。実力は詰め所にいるダークマターとは雲泥の差ともいえる。

「すみません。あなたたちを艦に乗せられなくて。」
ゼロツーは残念そうな顔を作って2人に謝った。この2人はデストルイール軍から見ればあまり信頼のあるほうとはいえないので『神の鉄槌』の艦員からはずされたのだ。
「どうせ落ちる艦に乗るつもりはありませんよ。それより、しっかりやってくださいよ。」
「任せてください。それより脱出の手はずは大丈夫ですか。」
「はい、見張りのダークマターを洗脳しておきました。」
ウィーダがそういうと、ゼロツーはすこし悲しげな表情になる。
「そうですか、まあ、仕方ないのでしょうか。」
ゼロツーとしては感情の無いダークマターを洗脳するというのはあまり気の進むものではなかった。
しかしゼロツーは理想とともに現実もまた見ている。何かを得るためには多少の犠牲は仕方ないとすることにした。
「では、ゼロさんを先導した後にシャトルで待機しておいてください。」
「はい。」
「了解。」
2人は艦を降りた。

-------------------------------------------------------------------------------
投稿時間:04/11/19(Fri) 01:31
投稿者名:サイビィ


ここは医務室。
オミニアとイチタがヤナギとユカリを看病していた。
「で、目覚めたら、どうするんだ。逃がすのか?」
とイチタがオミニアに問い掛ける。
「さあ・・・わかりません、この子達が目覚めてから決めます。」
オミニアの答えは曖昧だった。
「・・・なんにしても、オミニア、あんたどうするんだ?
 ここにいたら無駄な戦いに巻き込まれるぞ。」
壁に寄り掛かっている宿主が言う。
「・・・承知の上です。それに、私はそこまで臆病ではありませんから。」
「ま、覚悟してんならいいぜ。俺は外の空気を吸ってくる。」
そう言うと宿主は医務室を出て行った。

一方、マトリエス号付近の草原では・・・
「もう少しだな。ちょっと走ってみるか。」
とラグは言い、走った。すると、異様な光景が彼女の目に入った。
「あ・・・あ・・・」
人間がこっちへ向かって走ってきている。
手には桃色の球体が掴まれている。
それはティーラとカービィだった。
恐ろしいほどの速度で走っていた。音速を超えているのだろうか。
次の瞬間、ティーラが無意識のうちにラグにラリアットを食らわせていた。
・・・ラグはのびている。
「あ、こめんねぇ、ちょっと勢いが強すぎた・・・」
ティーラがラグに謝る。だが、当然のごとく聞こえていない。
「あ、相変わらずだな・・・ティーラ・・・」
ケーナズが険しい表情で言う。
「おぅよあったり前!つうかこんな調子じゃないと俺じゃねーし。」
ティーラが笑顔で言う。
しかし、その笑顔はケーナズには何故か邪笑に思えた。
「いや、もうそこらへんで話終わりにして。怪我人出ちゃったんだから。」
テュールが言う。だが、最早怪我どころではすまない。
極度の瀕死状態だった。見てみると、見事に首の骨が折れている。
「あのぉ〜、もうそれ死んでると思うぞ。」
「ははは、君がそうなってみる?」
ティーラが脅しをかけた。
「いやいやいや、いいで―――
「うるせえ、遠慮はいらん、首よこせ。」
ケーナズが断ろうとした瞬間、ティーラの言葉によって遮られた。
「怖い・・・なんか怖いよこの人達・・・」
カービィが逆さ吊りにされながらも言った。
「まあ、こいつ等いつもそんな感じだよ。」
と、のびていた筈のラグが言った。
「天使と悪魔の一族同士だからな。ティーラはハーフだけどね。」
「いや、そんなこと聞いてないから。
 ていうか君たち、誰?」
カービィは一番聞きたかった事を今になって言った。
次の瞬間、ティーラとケーナズの言い争いは止んだ。
「・・・そっちから名乗ってくれ。」
「うん、わかった。僕はカービィ、ポップスターっていう星出身なんだ。
 ・・・厳密には違うけど。」
カービィが言った。
「私はテュール、テュール=アルギズ・ウィン。よろしくね、カービィさん」
テュールが言う。
「さんは要らないよ。こっちこそよろしく。」
「私の名前はラグ。んでもってこの真紅の髪と眼の馬鹿者はケーナズ。」
ケーナズの台詞は抜かされたようだ。
「おい、俺が言うh「黙れ、冥界から追放された悪魔は喋るな。」
ティーラがまたもケーナズの言葉を遮った。
「立ち話もなんだし、まずは船にいかね―か?」
とラグが言う。
「だな、けてーい。ついでにナウシズ捕まえとくか。」
とティーラが言う。危ないだよ宿主。
ティーラ達がマトリエス号に戻ってきた時、宿主の意識は無かったとさ。

-------------------------------------------------------------------------------




前へ リストへ 次へ