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遥かなる旅の果てに [27]



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投稿時間:05/01/07(Fri) 15:00
投稿者名:ハーム


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「暑いな・・・」
ゼロがぽつりと言った。
辺りにあるのは、ジャングルの謎の植物ばかり。
「暑いとか・・・・・・言うなぁぁぁ!!!」
ゼロの一言に遂にティーラがキレた!
「みんなあっちぃんだ!!暑いとか気になること言う「そんな事言ってないで早く帰りましょうよ、ね?」
キレて暴れようとするティーラをリヴリィーナが慌ててなだめる。
「この暑さは異常だ・・・」
サイビィが汗を拭いながら言う。

さらに一行は歩きつづける。マトリエス号とは反対に進んでいることも知らず。

「ゲッ」
ジャングルから抜け出し、開けたところに来たら、皆驚きを隠せなかった。
それもそのはず、目の前には巨大な火山、そしてその中腹に少年らしき誰かが倒れていたのだ!
「・・・死んで・・・る?」
リヴリィーナが訊く。
「わからない。が、どちらにしても回収してきた方がいいな」
ゼロはそう答え終わると火山を登っていく。
「だぁーいじょぉーぶかぁー?いぃーきてぇーるかぁー?」
ティーラが間の抜けた声で叫ぶ。
ちょうどたどり着いたゼロはその少年の胸に耳を当て、心臓が機能しているか確かめる。
そして顔をあげ、言った。
「生きている。今そっちに行くから待っていろ」
そして、少年の体の下に肩を潜らせ、立ち上がる。
多少ふらつきながらも、火山を降りる。
麓までたどり着いたゼロは少年を降ろすと、座り込んでしまった。
「こいつ・・・やけに重いぞ」
「そうかぁ?」
ゼロの隣りでは、ティーラが軽々と少年を持ち上げていた。
「じゃぁ行きましょう、ゼロ様♪」
「こいつを起こして歩かせた方がいいんじゃないか?」
サイビィがリヴリィーナに言った。
「そうですね」
と思うと、ティーラが少年を落としていた。
「ティーラ!!?」
皆がティーラの謎の行動に驚いていた。
「うぅぅん・・・」
すると、少年は起き上がった。
「やっぱり起きたか」
皆がティーラの荒すぎる起こし方に驚いていた。
「・・・皆さんがぼくをたすけてくれたのですか?」
「ああ」
少年はそれを聞くと、立ち上がって頭を下げた。
「ありがとうございます!で、あなた方は時を戻す側ですか?」
「あたりまえじゃんか」
ティーラが即答する。
「僕はルークって言います!仲間に入れてください!お願します」
「あたりま「それはわからない。後お前に尋ねたいことがある」
ティーラをさえぎり、サイビィが言った。
「何でしょう?」
「・・・お前、人間じゃないな。何者だ」
少しの間、皆が硬直した。
そして、リヴリィーナがルークから一歩距離をおく。
「・・・・・・ばれちゃってましたか・・・僕は・・・」
ルークはここで一呼吸おいてから言った。
「ドラゴンです。助けていただいたあなた方だから言いますけど、炎竜と、氷竜のハーフです」
「よかったー」
ティーラが言う。
「え?」
「だって、変な魔物見たいなのだったら困るだろ?」
「そうですね」
リヴリィーナがうなずく。
「ありがとう・・・」
ルークが誰にも聞こえないような小声で言った。
「じゃあそろそろ帰るぞ」
「あなたたちは何に乗ってこの星に来たんですか?」
「宇宙船だよな・・・」
サイビィが自信無くに言う。
それを聞くと、ルークが右手の指を二本たて、首の前に二十センチぐらいの辺りに構える。
するとルークの背中から竜の翼が現れ、そのまま真上に飛ぶ。
「うぅ〜んと・・・」
上空でルークは辺りを見回す。
「あった!!あれ?誰かが戦ってるみたい!」
そして、ルークは着地する。
「あっちの方向に多分あなた方の宇宙船があります!そこで、誰かが戦ってます!」
「急ぐぞ・・・」
ゼロが言う。
「そういえば」
リヴリィーナが言う。
「あの時、もう一度サイビィさんに運んでもらったらよかったんじゃ・・・」
一瞬、時が硬直した後、五人はマトリエス号にたどり着いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

名前:ルーク
性別:男
年齢:人間で言うと十二から十六
設定:熱と炎を操る炎竜と冷気と氷を操る氷竜のハーフ。相反する属性の血が混ざったためか、ほぼ全ての特
殊攻撃を無効に出来る。
が、やはり相反する属性の血が混ざったためか、一年の中で体調のいい日が三日ぐらいしかない程、体が弱く
、体力が無い。多少の忍術らしき物も使える。それにより、普段は人間の姿をしている。
外見:<人間状態>黒っぽい髪が耳ぐらいまで長い。灰色でクマの顔がプリントされただぶだぶの灰色のトレ
ーナーと、黒っぽい七分丈のズボンをはいている。右目と右腕が燃えるように赤く、右半身がほんのり赤い。左眼と左手はこれ異常ないほど青く、左半身はほんのり青い。
<竜状態>高さ4、5m、幅2,3mぐらいの大きさになる。
姿は変えられても重さは変えられないため、どの姿でも体重は70kgぐらい。
性格:二面性性格。コロコロ変わる。敬語については前と一緒。
一人称:敬語使用時は僕、それ以外は俺
戦闘方法:主に遠距離から血の能力を使って戦う。(どちらも使える)どうしても接近戦のときは能力と体術
を組み合わせる。
しかし、体力が無いので物理攻撃で来ると、あっという間に倒される。距離をおかれてる場合には、銃弓槍な
どで攻撃しましょう。
所属軍:カービィと愉快な仲間達(何

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投稿時間:05/01/07(Fri) 15:54
投稿者名:Bomb


PSPマンがルート目掛けて3枚目のディスクを放つ。
ルートはそれを受け止めて消す。傷がまた深くなる。
「早めに終わらせる・・・」
そのままルートはPSPマンに向かって走っていく。
だが、PSPマンは微動だにしない。

「レディ」
PSPマンが声を掛けると、レディが一歩前に出た。

「バトントワリング」
レディがそう呟くと、自らの手に先端に白い塊が付いた黄色い棒が現れた。
それをレディが一振りすると、ルートは吹っ飛び、マトリエス号の壁に叩きつけられた。


「・・・?」
ルートはレディの持つ棒を観察する。
特に棒から何かが放たれたという事は確認できなかった。
何をした・・・?

そう考えている内に、4枚目のディスクが飛んでくる。
受け止め、消去する。鮮血が飛び散る。

(・・・あと数枚が限度、かな・・・)
ルートがそう思っている内にPSPマンは5枚目のディスクを作り出した。



「んー・・・こんなに広い所に出たのは、凄い久しぶりに感じますねー・・・」
一同は一斉にマトリエス号の方に向いた。
腕を伸ばしながらテュールがマトリエス号の中から出てきたからだ。


「あら」
テュールがPSPマン、次にレディ、ルートと視線を走らせる。

「貴方は「死ね」
テュールの言葉を遮ってPSPマンがディスクを放つ。
反応する間も無くテュールの首が吹き飛ぶ。そして、その後ろにある壁にディスクが吸い込まれていく。
いや、吸い込まれたのではない。斬り裂いて穴を開け、見えない所にまで飛んでいったのだ。
音は無く、壁に開いた穴も非常に小さく一目では確認しにくいので、吸い込まれたように見えるのも無理は無い。


「FDS」
PSPマンは6枚目のディスクを作り、今5枚目のディスクが命中した場所の数メートル横の壁にディスクを
放った。
ドアの時と同じように、ディスクは壁に吸い込まれた。


(幻術が・・・見破られた・・・?)
その命中した場所のすぐ近くにテュールが現れた。
口の縁と脇腹から血を流している。
そのまま地面に膝を突き、倒れた。


PSPマンが自らの目を指差し――いや、指は無いので腕指しながら喋る。
「悪いが俺の「眼」に人間のマヤカシやらゲンジュツやらは効かないんだ。
俺は貴様ら人間だけを殺す為に能力を高めてきた。
貴様らが他の全ての種族を殺す為に力を高めていくのとは違うのだ。」

(いや‥‥全く効果が無い訳ではない・・・
本当に効かないのなら今の一撃で私は殺されている‥
幻の私の首を吹き飛ばした所から見て、あの技の精密動作性が低かったわけではない‥
まるで完全に通用しないように言ったのは、無駄だと思わせるためのハッタリだ‥‥
そもそも、あいつは一体・・・?)
テュールはそんな事を考えながら脇腹に手を当て、呪文を唱えた。
すると、傷口が青白い光に包まれ、やがて塞がった。

「回復魔法・・・!」
PSPマンが顔を強張らせて言う。
回復魔法は元々ポップスターやその周辺の星々には無く、人間が持ち込んできた魔法。
人間を憎んでいるらしいPSPマンから見ると、特別不愉快なのだろう。

「レディ、奴をどう思う?」
PSPマンがレディに聞く。
「魔法使い。回復魔法と幻術が使える。回復魔法は見る限りかなり強力。
他にも魔法の力、特に補助系の力が使える可能性アリ」
レディはやっぱり即答する。
「まあ、回復されるとしても、一撃で殺せば回復は間に合わない。楽勝だな」
PSPマンはそう言って7枚目のディスクを作る。

「あの人達は何者ですか?」
テュールが立ち上がりながらルートに言う。
「こっちに敵意がある。それ以外は良く分からない」
ルートはそれだけテュールに言った。

「――!」
PSPマンは顔を右方向に向けた。
サイビィ達がここに到着したのだ。
「まあいい・・・全員殺すだけだ」

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投稿時間:05/01/07(Fri) 21:05
投稿者名:サイビィ


「・・・全員殺す・・・か・・・。」
サイビィが呟く。
「悪いけど、それは無理だぜ、オリは死なない。・・・いや、死ねない・・・。」
笑みを浮かべながら、サイビィが言う。


「標的はあいつだ。」
サイビィ目掛けディスクが発射される。
なんと、サイビィはそれを受け止めようとした。
「ああぁああああぁぁぁぁあぁぁああぁぁぁ・・・」
サイビィが気合いを溜める。
いつしかサイビィは光を発する。
「だありゃああぁあああぁぁぁぁああ!!」
かけ声と同時に、サイビィの両手から光線が出た。
その光線はディスクを消し去り、PSPマンに向かって飛んでいった。
PSPマンはそれを避けた。

「・・・なんだ・・・?今のは・・・」
PSPマンは驚きを隠せないようだった。
「・・・レディ、どう思う?」
「おそらくエネルギーを集中して一気に放つ気功術の類・・・」
またもやレディは即答した。
「気功術・・・やろうとすれば非人間種族でも可能だが・・・厄介だ。」
PSPマンはそう言うと8枚目のディスクを作る。

(・・・連続で・・・?威力が高い割には連射性があるのか?しかも、力を入れないと押し返されそうだった
・・・・・・どちらにしろ、オリは・・・)
「みんな、手を出すなよ、オリだけで戦いたい。」
サイビィはリィーナ達の方を向き、一人で戦いたいと言い放った。
「なんだと・・・?お前一人でか・・・?止めた方がいい。」
ゼロが止めに入るのを無視したサイビィは、
「ルート、テュール、手ぇ出すなよ、手ぇ出したときにはお前らの命は無いものと思え!」
そう言うと、PSPマンに向かって走っていった。
「・・・あいつ、多分・・・」
ティーラが何か気付いたように言う。
「・・・なんなんですか?ティーラさん。」
「・・・いや、何でもないよ。ちょっと・・・ね・・・」


サイビィは具現術を発動させ、PSPマンに向かっていく。
「食らえ、エネルギーソードっ!」
サイビィの両手には光が剣のようにのびていた。
「FDS」
PSPマンから八枚目のディスクが発射される。
サイビィは剣のような光を前に差し出す。

次の瞬間、ディスクは真っ二つ。
しかし、ディスクは勢いを止めず、飛んでいた。
「フラッシュバスターッ!」
光の弾が数発、ディスクに向かって飛んでいき、ディスクを木っ端微塵にした。
それを見ると、サイビィは再度走り出し、PSPマンを斬りつけた。
しかし、PSPマンには効いてはいない。
(・・・刃物を通さないってことか・・・おまけに、具現術をつかっての体力消耗がいつもより激しい・・・)
今の攻撃でサイビィはいろいろわかったことがあった。
(まさか、あいつの能力で、負荷が何倍にされている・・・!?・・・どうやら、全快で行かなければ勝てそ
うにないな・・・)
サイビィはPSPマンの特性を、全てでは無いが理解した。


((サイビィ、俺に代われ!!))
突如サイビィの頭によぎる宿主の声。
(何故だ!何故ここで代わる!)
((お前じゃ勝てない!それはお前だってわかるだろ!))
なんと、宿主はサイビィでは勝てない、と言うことを言い出したのだ。
(わかってるさ!そんなの・・・)
((・・・おそらく、俺でも勝てない・・・だが、それはキマイラを使わなかった場合・・・))
(・・・!?お前、まさか・・・キマイラを・・・?)
((とにかく代われ!))
宿主が必死に訴える。
(・・・わかった、あとはお前に任せる。)
ディスクがサイビィ目掛け飛んでくる。
サイビィは目を閉じ、帽子を取った。
次の瞬間、ディスクがサイビィの体を引き裂いた・・・ように見えた。
しかし、引き裂いたのはサイビィの幻影。
「隠れたって無駄だ、出てこい!」
PSPマンが叫ぶ。
「そう騒ぐなって、言われなくても出てくるよ・・・」
PSPマンの後ろには宿主がいた。横にはサイビィがいる。
「レイス・・・ありがとな、あとは俺がやるよ。・・・吸収・・・。」
宿主の横にいたサイビィは霧となり、宿主の体の中へ入っていった。
「何・・・?さっきの奴が消えた・・・?」
PSPマンはそれが幻影では無いことを確認した。
「・・・まあいい。まずはお前を殺し、それからあいつらだ。」
PSPマンは9枚目のディスクを出す。

「精霊達・・・魔物達・・・聖獣達・・・少しの間だ、力を貸してくれ。」

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投稿時間:05/01/08(Sat) 11:29
投稿者名:一太郎


カービィがおずおずとシェリルに近づき、炎の器を受け取る。
時の束縛を受けずに輝くそれは、ほのかに温かかった。
「あんた、ずっとここにいたの?」
シェリルがヤナギの声が聞こえた方向を見て、答える。
「はい。この星の文明が滅びる前から。」
「それって、何時のコトだ?」
イチタが訊く。
「そうですね・・・良くは覚えていませんが、約200年ほどでしょうか。」
「200年!?」
カービィが驚きの声をあげる。
「はい。当時、この星は技術が今より発達していました。ホロビタスター程ではありませんが、ある程度の、
他の星とのコンタクト程度は取れたそうです。今は、火山の噴火によって全てが地に埋まり、一部の人間だけ
を残して文明は無に帰しました。この星は、これからまた発展していく星です。・・・ですが、今は何かの力
によって時が止められてしまいました。時を元に戻す為には欠片と器が必要だと言う炎の神の神託に従い、私
は器を求める者達を待っていました。」
「でも、欠片は何処にあるんだろう。」
シャドーが疑問を口にする。
「炎の神に尋ねてみます・・・」
シェリルが石の段に跪く。
と、空間全体に何か、音が響き渡った。
シェリルはそれを集中して聞き取っている。
やがて、音は止み、シェリルが立ち上がって言った。
「炎の欠片は、どうやら移動している様ですね。」
移動している・・・その言葉に5人が反応する。
「・・・まさか、既に敵の手に渡ったのか・・・!?」
十瑠が焦った様に言った。


「・・・おかしいな・・・」
ミスリルを加工し、作り出した1対の剣を見て、ラダスは呟いた。
刀身は深い青色をしており、透き通っている。
視点によっては、漆黒の刃に見えるコトもある。
生命の原点である水の色と、終焉を思わせる闇の色。
対極的な色を1つの刀身に持つそれは、最高傑作と言っても過言ではなかった。
何処か畏怖さえ感じさせるこの双剣。
別にこの双剣に違和感を感じたわけではない。
彼が感じた違和感。
それは、ミスリルの純度だった。
「ここまで純度の高いミスリルを精製するコトが出来るのか?」
彼はミスリルに触れたのは初めてだった。
だが、扱いが難しいという事は知っている。
神の飛行石と呼ばれるオリハルコン同様、精錬は難しいと聞いている。
それを成せるのは神だけ・・・というのは噂に過ぎなかったのだろうか。
「・・・やめた。考えても仕方ない。」
ラダスは再びハンマーを手に取った。
銀に貰ったミスリルは大きかった。
他にも何かが作れる。

―――さぁ・・・何を作るかな・・・

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投稿時間:05/01/08(Sat) 11:17
投稿者名:リュウ


サイビィ達がPSPマンと戦っている時に
「ニャァァアアアアアア!ぶらべ!!!」
ユウが顔面から墜落してきた。巨剣もユウの首筋コンマ5ミリ離れた所に落ちる。
「ユウか?どうしたんだ?」
決死のダイビング(?)にも無反応なティーラ。
「つかれた・・・動きたくない・・・」
タレるユウ。そのまま右に寝返る。
ティーラはユウを蹴り上げる。そのままユウは墜落する。
「人は力に溺れ闇の淵に沈み行く。選ぶしかない2本の道。
 生きて苦しみ続ける道。死んで楽になる道。それしかない。
 最大にしてヒトを憎む者。ただ一人でヒトと戦う。
 ヒトを殺す前に精霊、魔物、聖獣に敗れ崩れ行く。
 光の者達、急いで火口へ向かう。だが時は待ってはくれない。
 闇の者達、すでに欠片と器を手にし闇へと消えてゆく。
 だが龍の翼を持つ者、扉を開け闇の者より先、器を手にする。」
ユウはよくわからない言葉を言葉を口にする。
「闇の者達、すでに欠片と器を手にする・・・どういうことだ。」
ゼロはその一文が気になった様子。
「ちゃんと訳せ。」
ティーラはユウに向かって言う。
「これは一人一人の事を言っているだけだ。最後の一文恥ずかしいけど。」
ユウはゼロとティーラとリヴリィーナに言う。
「考えればわかる。そろそろ敵側が器を手にする。急いで阻止したいのならいもから火口にいく手もある。」
「カービィ達は火口に向かうが闇の者達は先に器と言うものを手にして
 拠点に戻っていく。だが龍の翼を持つ者それはユウの事だろ。
 だがよくわからない。ユウのスピードでも間に合わないと思うが。」
ゼロは三文の意味を答えたがやはり疑問は間に合うかどうかだ。
「そう思うだろ。そこで俺の能力がある。」
「あ、そうかユウの解放があれば大丈夫か。」
ティーラは納得するが。リヴリィーナとゼロは始めて聞く名前に疑問が増える。
「一応俺は中立だがマトリエス号に入れてくれた借りは返す。
 ゼロとリヴリィーナだけ来てくれ。ティーラ君は残っててくれよ。」
「何で俺はいけないんだよう。」
「サイビィを頼んだ。」
ユウは漆黒に光る翼を広げ、巨剣を水平に構え手首を捻る。
「かいじょう。お二人様、火口に片道ご招待。意識飛ぶから気をつけろよ。」
のんきな声で開錠を行った。空間が裂け空間に向かう扉だ。
3人はその空間に入って抜けていく。


「二人とも起きろ〜」
ゼロとリヴリィーナを突っついて起こす。
「ここは?」
リヴリィーナは先に起きて問い掛けた。
「ごめん、火口の中に片道作るとどこ行くか解らんから火口の前にしたけど。」
起きた二人は周りを見渡すと銀とクローセルがいた。







ある部屋にカムイが倒れていた。
「神経系統にも異常はない、筋肉も通常、何かが体の中に漂ってやがる。」
鏡をカムイは見た。疲れきった顔、違和感を感じる首、目の全体が充血している。
一瞬クラついた。そして何か全体に違和感を感じ震えだす。
剣を握った。ジェノサイドの殺戮の衝動は起きない。
「うあぁぁぁああああああ!!!」
剣を無差別に振った。剣の衝撃だけで壁を砕く。部屋の状態じゃなくなる。
続いて廊下を駆け抜ける。そしてマトリエス号の出口を見つけて外に出る。
不快な違和感は外に出ても同じだった。
サイビィ、いやもとい宿主とPSPマン。
頭を抑え気に取り戻そうとし座り込む。少し震えていた。

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投稿時間:05/01/08(Sat) 16:22
投稿者名:Bomb


「・・・?」
突然現れて座り込んだカムイに怪訝な表情をするPSPマン。
この男、何かの病気か?まあいい、今は目の前の男だ。と視線を宿主に戻す。


「キマイラ」
宿主は傍らに暗黒龍と人型ダークマター、リアルダークマターの集合体のような何かを具現化する。
宿主はそれに触れ、取り込む。そして、PSPマンの方向に手を真っ直ぐに向けた。

「なんだそれは・・・う!?」
PSPマンが頭を抑える。

「う あい う うお うあおお ああ あああ
ゴギャ おごッ げア…ッ」
頭を抑えて苦しがるPSPマン。
そのままバタリと地面に倒れた。

(キマイラの力、それは相手の精神を操作し、崩壊させる事。
だが、この力の負担に俺がどこまで耐えられるか・・・)
歯を食いしばりながらPSPマンに力を使う宿主。
すると、PSPマンと宿主の間に割って入るようにレディが移動した。
レディはその場で宿主の方を向き、バトンを構える。

「コンタクトマテリアル」
バトンを腕でくるくると回転させるレディ。


「!?」
急にキマイラを使う事による負担が一気に減る。キマイラの力が逸らされている!
「あの技だ・・・」
ルートが小声で呟く。


「うう・・・悪いな・・・「操作」はレディの専門分野なんだ・・・」
ヨロヨロと立ち上がるPSPマン。外傷こそ無いものの、その姿は満身創痍、という感じだ。
そのまま作ってあったディスクをレディ越しに宿主に放つ。

「くっ!」
宿主は目の前に白い虎のような生き物を具現化する。
白い虎は爪でディスクを何とか逸らすが、逸らすと同時に消し飛んだ。
そして吹っ飛んで地面に倒れる宿主。体力の限界だ。

PSPマンがフラフラになりながらも倒れた宿主に向かって言う。
「危ない所だった・・・レディが動くのが一瞬遅れていたら、俺は死んでいた。
今回は引き分けだ。次からは、全員で掛かってきてもらって構わない。
次は殺す。必ず殺す。レディ、帰るぞ。」

レディがPSPマンに向かってバトンを一振りすると、
PSPマンは勢い良くマトリエス号と逆の方向に吹っ飛び、ジャングルの中へ消えていった。

「さようなら」
レディはそう言って自分にバトンを振ると、自らもジャングルの中に吹っ飛んでいった。


「逃げた…か」
ボソリと呟くルート。

「うううう・・・」
PSPマン達が逃げるのを見計らったように、カムイが立ち上がった。

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投稿時間:05/01/10(Mon) 02:48
投稿者名:くさねねこ


ゼロツーはがっくりと肩を落としていた。
というのも作戦が見事にずれまくっているからである。
「シトカさんは帰ってきませんし。ゼロさんは逃げちゃうし。これは大変ですね。」
ゼロツーはラドから送られてきた映像を眺めていった。
映像は発信源が地下のためかかなり乱れている。なにが起こっているかある程度わかってはじめて理解できる
程度だ。
ゼロツーの戦略図はいっぺんに崩壊していく。
「やっぱり、力技なんでしょうかねぇ。」
しかしゼロツーはその後すぐに戦略を立て直し、命令を下した。
「ウルズ、イェーラ、エオル、ソウェル。ラドと合流して操舵室を抑えてください。」
そのあとに、自分の手から黒い小さな霧の塊のようなものを生み出すと言付けをした。
「あなたは、ウィーダとアルに今から言う作戦を伝えてください。」
その作戦とは
「―この城にいるソグネ、マルク、ナイトメア付きのダークマターすべてを闇に還せ。」
言付けを記憶した霧の固まりはすぐさまウィーダとアルの元へと飛んでいった。
そしてゼロツーは腰を上げた。
「まずはこの扉の向こうの詰め所にいるすべてを還した後。ミラクルマターさんとで動力の破壊ですね。」
そして、ゼロツーは一息入れた後、息を吸い込んで高々と叫んだ。
「作戦、開始です!」
『神の鉄槌』発進まであと30分。

「アル、何あせってるんだよ。」
ウィーダがアルを追いかけながら聞いた。
「別に・・・少し気になりまして。」
アルは俯きながらも足早に歩いている。
「妹とか言ってたやつか?」
「・・・はい。」
そして、アルはしばらく黙った後、ゆっくりと語りだした。
「私は・・・怖いです。今まで記憶を取り戻したいと思ってきたのですが、もし取り戻したら・・・本当にあ
の人が私の妹だと思い出したとしたら。私はゼロツー様を。・・・裏切るかもしれないから。」
「だから、怖いってか。」
「はい。私は、ゼロツー様を裏切りたくはありませんから。それに、向こうへ寝返れば、私は今の自分をも裏
切ることになります。」

一方こちらはハルバード。
「さて、マトリエ号に信号も送った。着陸態勢に入る。」
メタナイトは本来なら5人ほどでする着陸作業をひとりで進めていく。
それを眺めているのはケルベロス。機械には弱いらしくまったく触っていない。
手持ち無沙汰なケルベロスは辺りを見回すと、一振りの斧を見つけた。
「この船にも斧使いがいたのか?」
ケルベロスが問うと、メタナイトはそれを諌めた。
「『いた』のではない、『いる』のだ。」
それを聞いたケルベロスは感心して笑みを浮かべた。
「なるほど。で、これ、かなりいい斧だな。」
ケルベロスは斧を手にとってまじまじと眺める。どうやら気に入ったようだ。
「なぁ、これ使っていいか?」
「しかしお前にはすでに一本斧があるだろう。」
メタナイトは手を少し休め、ケルベロスのポールアクスを見やった。
「当然、こうするのさ。」
ケルベロスは右手に自前のポールアクスを、左手に船内にあった斧を持った。
「二刀流か。まさか斧でするとは。」
「ま、月の恩恵は当分受けられそうだからな。」
そういってケルベロスは窓の外を眺めた。
月は、見えていない。どうやら大丈夫のようだ。
メタナイトもそれを確かめると
「そのようだな。」
と、力強く言った。

それから数分後、ハルバードはマトリエス号から遠くない距離に着陸した。
そのとき、ケルベロスは船内にあった斧を抱えていた。
「なあ、この斧はなんて名前なんだ。」
「名前?」
「ん、名前がないのか。こんなにいい斧なのに。」
メタナイトが不思議そうにすると、ケルベロスもまた不思議そうに返した。
「俺のこいつは『狼牙』っていうんだが。」
ケルベロスは自分の斧を指して言った。
「そうか、名前か。」
メタナイトはそれに興味を示し、その斧にも名づけることにした。
「ならば、こう呼んでやってくれ。」
―アックス・ナイト
時の再訪を待つ部下の名前だった。

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投稿時間:05/01/10(Mon) 12:27
投稿者名:さびかび


いきなり艦から出てきて苦しみ始めたカムィをゼロ達はしばらく
どうしたら良いのか分からず見ていたがお互いに顔を見合わせた
後リヴリィーナが彼に駆け寄る。
「だ、大丈夫ですか? 早く医療室へー」
が近寄ろうとしたリヴリィーナを突き飛ばす、
さほど強く突き飛ばした分けでも無いのだろうが数メートルほど
飛ばされて尻餅をつく。
「どけ…」
そう彼が言い放った瞬間場にまるで彼から衝撃波が発せられてるかの
様な威圧感が全員を襲う。
「この禍々しい波動はいったい…」
「闇だろうなぁ…カムィぃあいにく俺達、はいわかりました、って
退くわけにはいかないんだな、これが、腐れ縁ってのもあるし…」
そういってティーラは微笑む、だが普段の微笑みとは違ってそれには
相手に恐怖さえも感じさせるものを感じさせる、
…相手がカムィで無ければだが。

「…新たな力を得た…どかないのなら試してみるか…」
そういいカムィも同じような微笑みを顔に浮かべる。
そう言いカムィはいきなりティーラに殴りかかる
がティーラがそれを空中を舞う様にして避ける。
「タイマン勝負ならー…うけてたつしか無いねぇ。」
ティーラはそう言い巨剣を取り出す、それを合図とするかの様に
カムィが覚醒させたブルーオーシャンで斬りかかる!

カムィの攻撃は空しくもティーラに避けられ空振りをして地面を削ぐ。
その隙にティーラはカムィの背中に斬りかかろうとするが瞬時に
カムィの蹴りに軌道をずらされ地面にヒビを入れる。

(動きが前に比べて爆発的に高くなってるし、こっちの攻撃を
見切ってやがるなぁ…)
ティーラはそう心の中で呟きながらカムィの攻撃を跳んで避ける。
「腐れ縁の友なら、面白い事を教えてやろう、闇の力を得た
事がどんな事か…」
そう言うと彼はティーラにむけて銃、ウェイブショットを向けて
撃つ、ティーラはそれを巨剣で受け取るー…が、その次の瞬間
胸倉に激痛が走る、弾丸は剣で受け止めたはずだった。
「なぁに、武器に闇の力を込めただけだ…物理的なもので闇は
そう止めれはしない…まぁ、ミスリス、オリハルコン、ナビメタル
とかの特殊な物質で作られたとか言うのなら話は別だけどな。」

ティーラは血を吐き捨て巨剣を構えなおす
「貫通ってのはぁ…」
カムィの目の前ににいたティーラが視界から消えた、そう思った
瞬間彼の懐に潜り込んでいたのは当のティーラであった。
「所詮は攻撃があたなきゃ意味が無いって事だよっ!」
そう彼女が言い終えた時にはカムィは腹から大量の血を流していた
がガンマモードだった為に傷口は回復して行く。
「ちっ…こいつは、お預けだな…あばよ!」
そう言うとカムィは腹を抱えて走り去ろうとするがゼロの出現させた
赤い弾が背中に命中する。
「致命傷をこうも早く回復するとは、そのガンマモードも強化
されていると言うことか、逃がしはしない!」
そう言いゼロは赤い刃を出現させ追い討ちをかけようとするが
カムィはそれをブルーオーシャンで掻き消した後地面に向けて
オレンジオーシャンを振り下ろす、それによって砂埃がゼロの視界
を奪い、砂埃が収まった頃にはカムィの姿は無かった…
「逃がしたか… リィーナ、大丈夫か?」
そう言いゼロはカムィとティーラの攻防の間気絶していた
リヴリィーナを抱えて言う。

「腐れ縁でも切ろうとしやがったのはそっちだってば…思ったより
ダメージ与えやがって、腐れ縁でも許しはしないんだよ〜」
そう言いティーラは口から流れる血を拭い
胸元から滲み出る血を見て
「服が黒くて良かったなぁ、ま、気づかれるとカッコ悪いし着替えて
来るっか。」
どう言って彼女は艦に戻る。




「ゼロツー様からの伝言ですか?  はい、闇に還せ…ですか、
承知しましたー と伝えて下さい。」
そう言うとアルは手に止まっていた黒い靄の様な生物に言う、
するとその生物は 了解!とでも言うような仕草を見せたつもりらしく
飛んで行く。
「ゼロツー様からの命令だろ、何だったんだ?」
そうウィーダが歩きながら本を読みながら聞く…あぁややこしい。
「彼らを闇に還せ、と仰ってました…では、一人目…」
アルはそう言うと右側にあった扉を押し開けた。

「お前達か…何用だ?」
そこにいたのはナイトメア、その空間には無数のリアルダークマターが
飛び交っていた、そこは本来は部屋なのであろうがナイトメアの力
によってかプラネタリウムの様にあたりは闇、
その空間に散らばる星の光で照らされている。

「ゼロツー様からの命令だ、貴様等を闇に還せと。」
そうウィーダが読んでいた本をぽんと言う音をたて閉じる。
「!! 裏切るつもりか!?」
ナイトメアはそう言うとその空間にいたダークマター達を彼の前に
集める。
「裏切るもなんも、ゼロツー様は初めからこの計画を気に入って
無かった、自業自得だ。」
ウィーダは表情を全く変えずそう言うとナイトメアの記憶を探る。
「お、おのれ…!」
そうナイトメアは歯を食いしばり部屋にいたダークマター達を
彼らに突撃させ星型弾を発生させては彼らに撃ちつける。
がそれら全てはアルの術によって掻き消される。
「記憶を探ってみたが、どうやら弱点はそのマントの下らしいな。」
「力の差は一見して分かるでしょう、諦めて下さい。」

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