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遥かなる旅の果てに [4]



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投稿時間:04/09/21(Tue) 18:24
投稿者名:踊る米玉・十瑠


「欠片にはそれぞれ属性があるんだから、一応見当はつくと思うよ。ここの星だけじゃないかもしれないし…」
アシュルがカービィに言うと、カービィはこくんと頷いた。
「ホロビタスターとか、ウルルンスターとか…水とか地とか、ピッタリ合うよ!」
「…ってことは、アイスバーグにはハイパーゾーンのみあって、欠片はない…ってことになるかな?」
「そっか。氷の欠片はブルブルスターにありそうだもんね。…でも、欠片はいいとして、『器』ってのは…」

「のひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――っっっっっ!!!!!!!」

突如、調理室からルクソルの悲鳴が聞こえて来た。
「何事だ!?」
メタナイトがギャラクシアの柄を握って立ち上がる。
バタン!!
ドアを開けて、ルクソルが入って来た。
「どうしたの!?」
アシュルが訊くと、彼は震えながら必死で訴えた。
「ひ…人が、イ、イキナリ…あら、あら、現れて…
ふた、ふたふたっ、二人いて…
灰色の髪の赤い眼の奴と、さ、さ、さっきのリヴリィーナって奴が…
し、し、死んでるけどよ、し、しし死ぬかと思った…」
「赤い眼!?」
カービィとメタナイトが驚いて叫んだのとほぼ同時に、開かれたドアからその二人が入って来た。
「…ゼロ!?」
「敵自らお出ましというわけか!!」
メタナイトが戦闘体勢に入ると、ゼロは手で制した。傍らにはリヴリィーナも立っている。
「待て。私はもう奴らの…ダークマインド達側の者ではない。
もっとも、奴らの上に立つ者の存在すら知らないから情報提供には限度があるが」
ゼロが仲間になる。
カービィはその事実を知った途端、リヴリィーナが彼と再会したときの様に彼の服に飛びついた。
「んなっ…!?」
余りにも意外な出来事に驚きの色を珍しく見せるゼロ。側でリヴリィーナがくすりと笑った。
「ゼロ、もうボク達敵同士じゃないんだね!
――おんなじ仲間として、一緒に戦えるんだね!やったぁ!!」
嬉しさを体全体で表現するカービィにどう対応したらいいのか分からずに困るゼロへ、リヴリィーナがそっと声をかけた。
「…ゼロ様。こういう時は、素直に感情を表に出せばいいんです」
「む……
…あ、ありがとう、カービィ。
私も時の停まった星々を元に戻す為に、及ばずながら協力する」
「うん!!」
その様子を見ていたメタナイトは、フッと仮面の下で笑んだ。
(――あの無邪気さが、ゼロを変えたのだろうな…)
「…あの、ゼロさん…が仲間になってくれるのは嬉しいですけど…
…器の件は…」
「ああ、器の情報なら知っている」
「ホント!?」
「虹の雫を集めて出来る、虹の神が使用したとされる伝説の剣…
カービィ、お前にも心当たりがあろう?」
「……虹の剣!!」
「そうだ。――欠片は七つ。虹の色も七つ。
その光の欠片と残りの六つの欠片を虹の剣にはめて――どうはめるのかはわからんが――振るえば、おそらく…」
「時は動き出す」
メタナイトが後を継いだ。ゼロは頷く。
「しかし、向こうはそう簡単に欠片を集めさせてはくれないだろう。
向こうには向こうの厄介な望みがあるからな」
「絶対に阻止しようね、カービィ!」
リヴリィーナが言った。
「もちろん!!」
カービィは決意に満ちた瞳で、リヴリィーナの澄んだ瞳を見返した。




「やり過ぎだ」
「…ごめんなさい」
ヤナギが誰かに謝っている。
「我々の目的はデストルなどとはスケールが違う。
…故に、余り派手に活動しても意味がない。そこはお前も承知しておったろう」
「…でも、あいつら目的を言わないから…」
「も少し実力を抑えて戦えばいいやないか。ヤナギはんは興奮すると手が付けられへんからなぁ」
ヤナギの隣にいる、茶色い毛糸の帽子を目深に被った青年が言った。
年はヤナギより少し上といったくらいだろうか。
黒い袖なしのサイズが大きいシャツを着、下はボロボロのジーンズを着込んでいる。
かなりラフな格好だ。
「じゃああんたは実力を抑えて目的を遂行出来るっていうの?クヌギ」
「気象の激しいヤナギはんとは違うからなぁ」
「何よっ!!」
「言い合いは止めろ。見苦しい…
一刻も早く任務を遂行せよ。時間は待ってはくれぬぞ」
「はい」
二人は同時に返事をした。二人に命令した人物が、ゆっくりと頷く気配がした。






「お二人を襲った人物はおそらくゼロとレイを逃がした人物と思われます。
お二人の容態は今救護班のヤロスラブリが…ヤロスラブリが見えました」
ダークマターの報告に、ソグネは少し不安げな面持ちで頷く。
廊下の向こうから走って来る看護婦風の格好をした女性に、ソグネは少し顔を歪めて対応した。
「…スラ。その格好、どうにかならんのか」
「ええ!救護の際にはこの格好が一番力が発揮出来ますもの!!
それとも、この格好ではソグネ様の目障りの対象になってしまうとでも?」
「いや、そうではないが…周りに溶け込まないというか…まぁいい。
それで、お二人の容態は?」
「はい。ダークマインド様が人間形態の際に左腕を、マルク様は右の翼をもぎ取られました」
「…一体何が目的なのだ、ヤナギは」
「只今全力を尽くして回復に努めております。…それと、ナイトメア様がソグネ様を呼ぶようにと」
「分かった」
ソグネはスラの言伝に頷き、報告をしていたダークマター一体を連れてナイトメアの待つ会議室へと向かった。








***

これは、夢だ。
そんなの、分かりきったことだ。


でも、ここで変えれば現実にあの人が生き返るかも知れない。
その可能性はなくはない。


恩師を失った今、私が頼れるのはあの仲間達のみ。
…でも、でも!!



『ケープは泣き虫だなぁ。そんなんで本当にダカールさんの跡を継げるのか?』
『継げるもん!あたしが継ぐって決めたんだもん!!』
『じゃあ他の連中のいじめなんか気にするな。…泣いてちゃ艦長は務まらないんだろ?』
『…ぐずっ、ひくっ……うん』




幼い頃の私は泣き虫だった。

…そうだ、私は人魚と人間の中間に生まれた、魔物の子。
忌み嫌われているのが、悔しくてたまらなかったのだ。


そんな私を、ディアルトは慰めてくれた。
最後の最後まで、庇ってくれた。



己の 命を 犠牲に して ま で



***


「大丈夫?」
眼を開けると、レイラの心配そうな顔がそこにあった。
「…あ、ああ、夢か…」
「だいぶうなされてたよ。嫌な夢でも見てたの?」
「…昔の夢…」
珍しく、年齢相応な少女らしい声で答える十瑠。



――だいぶ堪えてるみたいね。
――まだまだこれからだよ?
――あたしは全部知ってるんだから。
――イチタとあなたの大事な人を、あなたが重ねて見てること。




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新キャラ。

@デストル
一応、ダークマインド達の上にいる者。レイラが仕えている人物…ってことになるんでしょうかね?
@ヤロスラブリ
女性。二十八歳。ダークマインド側の人間。救護班。明るい。
看護婦服。ソグネを困惑させるのが密かに趣味。
名前が男っぽいので、普段は『スラ』とお呼びくださいまし(某魔物?
@クヌギ
年齢はヤナギより少し上状態。大阪弁を喋る。
武器は三つ又の槍。ポジティブシンキンなお兄さんです(何

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投稿時間:04/09/22(Wed) 19:32
投稿者名:踊る米玉・十瑠


*十瑠は『彼』じゃなくて『彼女』です。女です。男っぽいのですが…絵板に描いたとおり…

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マトリエス号は、ポップスターのすぐ隣に位置するホロビタスターへ向かっていた。
宇宙の深く暗い闇に紛れる様にして、マトリエス号の巨大な姿が全速力で推進していく。

「ホロビタスターには多分『地』の欠片があるんじゃないかな」
リビングでアシュルはカービィに訊いた。
「あの星は砂漠だらけなんでしょ?」
「うん。いろいろな遺跡があったし…多分その中のどれかにあると思うよ」
「…別々で行動する場合のことを考えて、トランシーバーを何台か作っておいたんだ」
「ええ!?部品なんてどこにあったの!?」
「ルクソルに訊いたら倉庫に山ほどガラクタがあるから好きにしていいって…道具も借りたよ」
感嘆の声を上げるカービィ。さすが天才。

<目的地データ入力。…『ホロビタスター』…生体反応有>
画面を見つめていたルクソルが、不意に背後にいたリヴリィーナに気づいて振り返る。
「何か用かい?お嬢ちゃん」
ナンパする時の男性の様に声をかけられた彼女は、完璧に無視して――と言うか、気づかなかったのかもしれない――
彼に話しかけた。
「…すごいシステムですねぇ。誰が造ったんでしたっけ…」
「十瑠の恩師だよ」
「私、機械にあまり詳しくなくて…
ところで、何でこの船の乗組員は全員幽霊なんですか?」
ルクソルはいきなり真顔になった。その豹変振りに、思わずリヴリィーナは吹き出す。
「あっ、ご、ごめんなさい」
「…この船に俺達幽霊がいるのにはわけがある。
海で死んだ奴の中で幽霊になって海中を彷徨ってる奴らは、どういうわけかこの船に惹かれてふらっとやって来る。そし
て、乗組員になる。ここから離れられないからだ。
…なんてね。ちょっと真面目になってみただけさ」
いつものイタズラっぽいルクソルに戻ったので、何となくリヴリィーナは安心した。
真剣なルクソルは、何となく彼のイメージに似合わないからだ。

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投稿時間:04/09/22(Wed) 23:28
投稿者名:ティール


 「あつーい…」
 カービィ達は砂漠の真っ只中にいた
 「ねぇ〜欠片ってホントにあるのかなぁ…」
 「とにかく進むしかないだろう?」
 「カービィ。心当たり無いのか?」
 瑠十が訊く
 「う〜ん…おっきいたてもの?の中かなぁ?」
 「かなぁ〜って思い当たるところは無いの!?」
 その言葉に反応したレイラが怒った
 「あまり感情的になるな…」
 「ゼロ様…少し疲れました…」
 ゼロとリヴリィーナ、二人は後ろの方で歩いている
 「アシュルを艦に残してよかった。この暑さならば倒れていただろう」
 アシュルとルクソルは艦に残り整備をしていた
 「少し休もうか?」
 瑠十が皆にもちかける
 皆、反対する者はいなかった…そこに

 「すみませ〜ん!!『カムイ』って言う人知りませんか?」
 唐突にそんな声が聞こえてきた
 「待ち合わせしているんですぅ。見かけませんでした?」
 「いや…悪いがココに着てから我々以外見ていない…」
 イチタが答えた
 「そうなんですか…もし良かったら…一緒に行ってもいいですか?
  もしかしたら、会うかもしれないし…」
 皆が顔を見合わせた…
  しばらくして話がまとまったようだ
 「いいんですか!!メイと言います!!よろしくおねがいします!!」
 
 休んでいるときに、メイがレイラを連れ出した
 「あの…もしかしたら何処かで会ったことありませんか?」
 不意にメイの額をつかんだ
 「なっなにを?」
 「あたしとあんたは初対面だよ…
  このこと…思いだせなくしてやるから…二度とそれを話すな…」
 メイは目をつむり少しして
 「すみませんでした…初対面ですよね!!」

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投稿時間:04/09/22(Wed) 20:45
投稿者名:リュウ


闇に蠢く1人の男、その右手にはナイフを持っていた。
「今度こそ討ち取ってやる・・・」
その前にはエアカー(盗んだ奴)があり、その横にカムイが立っていた。
少々疲れていて、銃の汚れを布で拭いていたかなり隙が出来ていた。
ナイフで一刺しすれば簡単に殺せると思われる。
「ジャックか・・・お前に用は無い、メイを待ってるんだ。」
カムイは気配に気づいたのか銃を構え8発全部撃ち抜く。
だが全て弾は避けられ前進してくるジャック。
そしてナイフをカムイの首の手前に止める。
「今度こそ・・・お前を殺す。」
だがカムイは腰に装備されている剣を鞘から引き抜き左手で持ち剣を弾く。
そして右手の銃の弾をリロードし一旦引こうとしていたが
ジャックにエアカーを盗まれスピード全快でカムイに突っ込み
カムイの頭部に直撃する。そして押しつづけそのまま道を走っていく。
そしてカービィ達の居るところで急ブレーキをかけられカムイは一回転し着地する。


「「交通事故だぁアアア!!!」」
カービィ達は少し座って休んでいた。しかも
「あ、カムイ遅かったじゃない」
「じゃない、なんでカービィ達と一緒にいるんだ!」
カムイが待っていたメイと言う少女が休んでいた。
「それよりカムイとやら、助太刀をしようか?」
ゼロが言うとカムイは
「結構、人の手を借りて勝とうとする奴に勝利は来ない。」
カムイは剣を鞘にしまい、銃を構える。
「なぁ、メイとやら、彼は大丈夫なのか?ただの15歳だろ?」
「あいつなら大丈夫、カッコ良くて強くて、通称が『水翼の者』」
「水翼の者って言ったらあの水と翼の紋章のか?」
ゼロとメイの会話。



カムイは銃を再び2発撃つ。そしてまた避けられる。
「(速い、どうにか動きを止めて弾を打ち込まないと)」
そして彼は空中一回転し銃を再び撃つ。
「(銃声は2つ、合計4つ)さぁ、無駄弾を撃て!それが死へのカウントダウンだ!」
カムイは徐々に弾を使っていく五発、六発、七発、ジャックは全て弾を避け前に走ってくる。
そして8発目を撃った瞬間、再び首の手前にナイフを止める。
カムイも銃をジャックの額に突きつける。
「お前の銃は八発式のリボルバーだ。これで最後だ。」
「それはどうかな」
「何!お前は全て弾を使い尽くしたはず!」
「俺が残弾を間違えるはずが無い!」
「まさか!」
ジャックはカムイの左腰のホルスターを見る。硝煙が微かな隙間から出ていた。
「いつのまに!」
カムイはにやりと微笑み一発額に打ち込む。
「覚えで・・・ギギ・・・やがれ・・・」
だが貫通し死んだはずのジャックはそのまま走って逃げていく。

「んじゃ、話し合いの結果として!メイとカムイを味方に入れることになりました!」
カービィは微笑みながらみんなに言う。
「任務ホッポリだしていいのか?メイ」
「こっちの方がおもしろいからね〜」
カムイはホルスターに銃をしまい笑ってみんなと話しをしていた。
       
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投稿時間:04/09/21(Tue) 23:04
投稿者名:リュウ


☆カムイ 15歳 男 一人称:俺
性格:冷静で落ち着きのある性格でいつも少し暗めの表情。
武器:蒼の剣・ブルーオーシャン 8発式ウェイブショット
武器見た目:剣の方は80cmほどの水色で透き通っている剣
      銃の方はただの拳銃でただ大人でも扱えない代物である。
容姿:青い少し長めの髪と、青い瞳、赤いジャケットに黒い臍出しのノースリーブの服、赤い半ズボン

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投稿時間:04/09/23(Thu) 09:22
投稿者名:リュウ


「あ〜損した気分だ、車は壊されるわ、メイは勝手な行動とるわ」
「ごめんね〜あんなとこに居るとは思わなかったから」
カムイとメイは(盗んだ)エアカーに乗ってゆっくり移動していた。
「待て待て待ちやがれ〜」
カービィがエアカーを止めさせる。
「卑怯でしょこれ!しかも4人乗りだったら僕も乗せてよ!(自己中)」
カービィが大声で言うと
「これはB-164にあったものだから、って何乗ってんだ!」
「いいじゃないの別に」
カービィは勝手に乗り込む、するとリヴリィーナとゼロが乗り込み
そして車の屋根にレイラ、瑠十、イチタが乗っていた。
「はやく行け!」「早く行かないのか?」
と苦情が来た。するとカムイはアクセル全快最大スピードでエアカーを発進させる。そして何回ものドリフト
ゼロ&リヴリィーナ&カービィはシートベルトを着用して助かっているが屋根につかまってる3人は
「落ちるって!速度下げて!」
とまたもや苦情、そして変な大きい建物の中に入り、砂の山に車が直撃する。
「スリルあった〜」
レイラは笑いながら車の屋根から下りる。
「ありすぎだろ、ってかこんなスピード出るか!?」
カービィは凄い顔をして車から降りる。
「ん?カービィもしかしてここじゃ?」
ゼロが言うとそこは扉がいくつもあり、迷路みたいな所。
「ホロビタスターにある建物だ。強大な反応がある。あち〜」
「カムイさん達って何者?」
イチタが聞くと
「何でも屋、金さえくれれば何でもする。」
「だけ?」
「だけ」
「情報少ないでしょ?」
「ない」
イチタとカムイの会話、たしかなのは『何でも屋』なだけ
「こんな所にあるのですか?」
瑠十が辺りを見渡して聞くと
「「多分、そうじゃない」」
とみんなの返答がそして座り一時休憩を始める

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投稿時間:04/09/23(Thu) 15:03
投稿者名:プチかび


一時休憩も終えて。
「今からこの建物の中に入るわけだが……」
その一言はゼロが発したもの。
「扉の数は4つ、そこで2人ずつ4手に分かれようと思う。」
「はいは〜い!それじゃ私はゼロ様と一緒に入る〜!」
当然ながらこれはリヴリィーナ。率先して手を上げていた。
「ん、それじゃ十瑠、一緒に行こうよ」
「ああ、構わないが……」
それを聞き十瑠を誘ったのは……レイラ。
「ま、私たちは同士だし……カムイと組むね」
「そうだな」
メイとカムイ。
「それじゃあボクはイチタとって事だね!ヨロシクね!」
「此方こそ。」
カービィがとことことイチタの横にやってくる
「それじゃあ、決まったな……
欠片が見つかり次第、そのトランシーバーで連絡を取るように。」
『はい!』
「それじゃ私たちは先行くね!みんなまた後で〜」
メイとカムイが右から2番目の扉に入っていく
「イチタ、一番端っこいこ!皆、がんばろうねっ!」
「ん、ああ。……また後で」
次にカービィとイチタが右端に入っていく
「ね、ゼロ。先に行っていい?」
「構わないが」
「それじゃ十瑠、一番左に行こうよ。」
「わかった。」
「んじゃゼロ、また後でね。」
にっこりと笑い背を向けるレイラ。リヴリィーナの存在は無視。
「また後で……2人とも気をつけて。」
後を追い、歩き出した十瑠だったが
「あ、あの、艦長さん……」
「……なんだ?」
ふ、とリヴリィーナに止められる。
リヴリィーナは他人にはあまり聞かれたくないのか…声をひそめて
「気をつけてください、その……」
「……?」
「誰かが、あなたの事を狙っています。
さっき艦内で変な力の干渉を感じたんです。
私や、ゼロ様と同じような力が……あなたに向けられてました。
誰なのかは分からないですけど…とにかく…気をつけて……」
「ん、あ、ああ…有り難う。」
「十瑠〜!早く行こうよぉ〜!」
「ああ、今行く……」
入り口でこちらに向かい叫ぶレイラに十瑠は駆けて行く
そして残されたゼロとリヴリィーナ。
「…ある程度の予測はついているんだろう?本当は」
「……はい……でも確信は持てません……」
「そうか。只良策では無いな……今行動を起こされるのは」
―裏切りと言うのはカービィにとって一番のダメージだからな……
「……ゼロ様……」
「だが今更だ……
行動を起こされる前に欠片を見つける方が良いかもしれない……行くぞ。」
「はい!」
行って、ゼロとリヴリィーナは残った扉の向こうに姿を消した

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投稿時間:04/09/23(Thu) 20:27
投稿者名:踊る米玉・十瑠


こちらはレイラ側。十瑠が先に、レイラがその後についていっている。

「ねぇ、十瑠」
「ん?」
十瑠はレイラの呼びかけに振り向いて答える。レイラは何故か立ち止まって、両手をこちらに向けていた。
彼女の両手には――紫色に淡く光る、魔力光。
「…レイラ、一体何のつもり――」
「誰だって、自分の心の傷と向かい合うのは嫌だよね。真正面からさ。…だって、苦しいもの。辛いもの。悲しいもの。
だから、無理矢理にでも向かい合わせてあげるよ…十瑠」
レイラが両手に念を込めると、先程まで淡かった魔力光ははっきりとした輪郭を取り、十瑠に纏わりついた。
「こ…これはっ…魔法…!?レイラ、一体何を――」
「ごめんね。見ちゃったの。覗いちゃったの。あなたの、心の傷。
――見たでしょ?夢。あれ、私なの♪」
…立っていられない。心に鉛が流れ込んで来た様に、重くなってくる――
「くっ…!」
必死に意識を保とうとする十瑠。その様子を、レイラは黙って見ていた。
「あなたは肉体的には強い。それは私も認めるよ。でも、魔法には耐性がないどころか、その存在すら認めてなかった。
…面白いほど簡単にかかっちゃったね、術に♪」
その言葉が最後だった。限界だった。
十瑠は、その場に倒れ伏した。

砂埃がふわりと立ち上る。
「…さて、この術の波動にゼロとリヴリィーナが気づかないわけがない、と」
レイラは遺跡の壁に手を翳すと、マトリエス号の中でやった様に扉を出現させた。
「応援要請しまーす。二人ほどお願いしまーす!」
扉はゆっくりと、重く開いた。中から出て来たのは、ソグネフィヨルドとナイトメア――。









――時の力が欲しくないか――

――お前達は時を停滞させる術しか持たぬ。その様では、いずれお前達は破滅する――

――教えてやろう。伝えてやろう――

――時の力の真髄を。時の流れの中枢を――


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投稿時間:04/09/23(Thu) 21:25
投稿者名:ティール


 「呼んだのはお前か?」
 出てきて口を開いたのはナイトメア
 壁に寄りかからせた十瑠に手を額にかざし、記憶の操作をしている
 「そう…あいつらを消すためのに呼んだ…」
 「あいつらと言うのは?」
 立ち上がり言い放った
 「ゼロと…レイ…あいつら邪魔だから」


 「この波動は!!」
 「まさか!!!」
 ゼロとリヴリィーナが何者かが放つ波動を感知した
 「十瑠さん生きていてください!!」
 「行くぞ!!リィーナ!!」
 二人は通路を戻り十瑠とレイラが入っていった通路に向かった

 
 「ん…」
 「どうかしたの?イチタ?」
 別の通路を進んでいたイチタが止まった
 「いや、…なんでもない…」
 
 (なんだ…この波動は…)
 
 イチタの思考に波動が感知された
 
 ドォゴォォォンーーーーーーーー!!
 

 「なに!!今の音!!」
 「まさか…カービィ戻るぞ!!」
 「え!!え゛ぇ!!」
 驚くカービィをしりめにイチタは走っていってしまった


 「なんだ?」
 「カムイ。今の音何?」
 同じ頃、メイとカムイも音を聞いた
 「とりあえず、もといた広場に戻るぞ!!」
 「敵来てそうだもんね。」
 二人も通路を戻り始めた


 「十瑠!!」
 「十瑠さん!!」
 リヴリィーナとゼロが十瑠とレイラのいるところにたどり着いた
 「二人とも!!(やっときたよ…)」
 そこにいたのは、壁に寄りかかっている十瑠と
 ボロボロになっているレイラだった
 「久しぶりだな…ゼロ…レイ」
 「我が君主から君達の抹殺命令が出ている」
 そこにたたずむのはナイトメアとソグネ
 「お前達!!何故こんなところに!!」
 「どっどういうこと?」
 混乱している二人は、状況を飲み込むのに時間がかかった

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