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遥かなる旅の果てに [5]



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投稿時間:04/09/24(Fri) 13:01
投稿者名:さびかび


「何故に貴様等がここにっ…!」
ゼロは目の前にいる二人から目を離せなかった
何故ここに…
「んなの…お前達を処分しに来ただけの話だ、裏切り者…
何故…! 何故それだけの力がありながら裏切ったぁ?
…個人的だが、俺の美学に反するな…」
そう言いながらソグネはマシンガンを背中から下ろし、構え
「…今なら罪はまだ浅い…戻る気は無いのか?ゼロよ?」
そうナイトメアが巨大なマントを羽織った術師…ウィザードへと
姿を変え、指をゼロに向ける。
「交渉しながらも戦う気まんまんではありませんかナイトメア殿…
良いでしょう…」
「解かってくれたかー」
ナイトメアの言葉は途切れた、何故ならゼロは一瞬にしてナイトメア
の背後にいたのだった。
「これが…我答えだっ!」
ゼロの拳がナイトメアの背中と思われる所へクリーンヒット!
さらに次ぎの瞬間ソグネのマシンガンが火を吹いたが
発射された銃弾をゼロは全て見を低くして回避し足払いを食らわせ
ソグネを転ばせ倒れた隙にマシンガンへ赤い弾を数発ほど発射
して破壊します。
「お前達の考えとは同意しない…リヴリィーナあっちは頼む。
…私は過去の過ちを繰り返す気は無い…」
そう言うとゼロは倒れていたナイトメアが発射してきた星型弾
を赤い刃を飛ばし相殺する。

「かなり派手にやられちゃったね…立てる?」
「なっ…何で私があんたなんかに…」
そうレイラがおもわず頭に血を上らせてしまう。
「怒る元気があれば大丈夫ね、こっちは…幻術か何かかしら…?」
そう言いながらリヴリィーナは壁にもたれかかって倒れていた
十瑠を寝かす。

「…(記憶操作しておいて良かった…この続きは今度またたっぷりとして
あげるからね…)」
「3,4,5…ここね…」
そうリヴリィーナが背骨の隙間を数えながら呟きます

「ゼロよ…この愚か者がっ!」
そうナイトメアが言うとゼロに飛びかかり急降下攻撃を食らわせようと
動き回りながら星型弾を無数と飛ばします。
「…本当に…愚かだなっ!」
そうソグネが言うと一気にリヴリィーナに駆け寄りヘッドロックを
かけながらポケットから出したデザートイーグルを彼女の頭へと
押しつける。
「ひっ…!」
リヴリィーナは急な出来事に驚き声を上げる
「しまった!」
ゼロはナイトメアに蹴りを入れた後振り返りながら無数の赤い弾を
打ち出すが…
「もう遅いぜぇ!」
そうソグネがトリガーを引こうとした時だった…!

「遅いのは貴様だ…」
彼の真下から青く透明な剣がデザートイーグルを切り払う、それと同時に
ゼロの発射した赤い弾がソグネの右腕にあたりそこから大量の
血が流れ出す。
「ぐぅぅっ…ま、まさか貴様がっ!?」
そう彼がよろけながら右腕を押さえつけるとリヴリィーナが
とっさに彼の腕から抜け出す
「少々前に彼にかかっていた術は解かせてもらったわ…形成逆転…
覚悟しなさい…」
そう彼の後ろにはゼロがナイトメアとソグネに向けて赤い刃を
出現させソグネの目の前には大海の剣を構えてる十瑠、
さらに彼は壁を背にしてる。

「…ここで役者に消えてもらっちゃぁ…話しにならんさかい。」

ヒュンと言う音を立て何かが彼らの視界から外れた場所にまるで
爆風の様な風を引き起こし巨大な砂嵐を発生させる。

「これはっ…まぁ良い…ソグネよ、これは好機だ、一旦帰還する、
お前がその状態では駄目だ…」
「わっ…解かりましたナイトメア様…」
その瞬間ゼロは二人の気配が消えるのをきづいた…
「逃げたか… …! この気配はっ…!」
ゼロは周辺を見回すが何も見えない…砂に視界を奪われたままだった
そうしてる間にもその気配は薄れて確認できなくなるほどまでになって行く
「…逃したか…今の気配…」
「あの人に似てましたね…でも何処か違う気も…」
そう彼の隣にいたリヴリィーナが彼に続いて呟く。

「…あの二人も感じてたのね…どうも話しが上手過ぎると思ったら…
虫がついたか…」
そう…レイラが誰にも聞えないほどの低い声で呟く。

「これは…カービィ、この砂、どうにかできるか?」
そうイチタがやっとその現場に辿り着く。
「え、僕!?…えっとぉ…それぇ!」
そうカービィはいきなり吸い込み出す、その砂嵐にまるで台風…
いやブラックホールが現れたかの様に全てを吸い尽くす…
そして最終的にはそこで呆然とている十瑠とやれやれと言った表情な
ゼロがそこに立っていた。
カービィは吸い込み終わると吸った砂を小さな塊にしてそこに吐き出す。
…もちろんこの能力をカービィはまだ一度もイチタ達には
見せなかったため彼の隣で何とかしろと言った張本人にあるイチタ
も呆然として…いや、むしろ硬直と言った方が良いだろうか?

そして間…

「カービィ今のは何だ!?」
「今のもマホウってやつか!?」
「そんな能力ゼロ様から聞いただけですよ! もう一回やってみて下さい!」
「噂に聞いた能力ってそれ!?それで色々と食べるの!?」
大量の質問をカービィは暗い少々その熱気…と言えば良いのか…で
倒れてしまう。 まぁ、この星に元々ある熱もその原因の一つ
だのだろうが…。

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投稿時間:04/09/24(Fri) 16:26
投稿者名:踊る米玉・十瑠


「…ん」
額にひんやりとした冷たさを感じてカービィが目を開けると、そこには心配そうに彼の顔を覗き込む十瑠の顔があった。
「あれ…みんなは?」
「他のメンバーは再び欠片探しに出た。残っているのは君のチームのイチタと、私とレイラだけだ」
「そっか…んじゃ、早く出かけなきゃ…っておわぁぁ!?」
カービィは額の上に何があるのか見て驚いた。
…十瑠の武器、大海の剣だったのだ。
「驚いたか?これは見た目通り水を固形化させて作ったものだ。
だから、熱冷ましに丁度よいかなと思ってね」
「…そ、それならいーけど…こわかったぁ」
悪かったね、と十瑠が謝ると、イチタがカービィに向けて言った。
「目が覚めたんなら行くぞ、カービィ」
「うん、分かった。じゃあ、またね!二人とも!!」
「分かった」
「じゃーね!」
レイラと十瑠は去っていくカービィとイチタに手を振ると、再び自分達担当の通路へ戻って行った。



「しかしさっきの吸い込みは凄かったな、カービィ」
イチタが歩きながらカービィを褒める。
「え?いやぁ…そーかな?アハハ」
照れながら歩き続けると、隣にイチタがいないことに気づく。
「あれ?イチタ?」
辺りを見回すと、イチタが天井を見上げながら何か考えている。
「…おかしいな。微かに揺れが…」

ゴゴゴゴ…

「揺れてるよぉ!!」
「や、やばいっ!!!」

グォゴゴゴゴゴッ!!!!!

振動は地震となり、天井が崩れ落ちて来た。

「うわああああああっ!!!」


天井が落ちて来た衝撃で床に穴が開き、二人は落下していった。

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投稿時間:04/09/24(Fri) 21:24
投稿者名:リュウ


「いたたた・・・」
カービィとイタチは地下の部屋らしきところにいた。
そしてカービィは辺りを見渡して起き上がった。
「あれ・・・カービィ、ここは?」
「地下室っぽいところに落ちたみたい」
イチタも気付き起き上がった。
「何かあるのかな?痛・・・」
「怪我をしているみたいだね、大丈夫?」
多分、天井が崩れた時にすこし傷を負ったみたいだ
すると地下室の壁から銃撃音が、そして壁を誰かが蹴りその部屋に入って来る。
「誰かいるか?」
ある男、カムイが銃を構えていった。
「カ、カムイさんでしたか・・・」
「こっちははずれだった。そっちはどうだ?」
「こっちはさっき出て来たばっかだから」
カービィがイチタの手を引っ張り立ち上がらせる。
「ここは、どこだろう?あ、メイさんは?」
「どこだろうな・・・以外に正解かもしれない。メイは最初の場所に戻らせた。」
カービィとイチタは辺りを探すと一つ扉を見つけた。
見つけたとたん、カムイが急に気が抜けたように座る。
「疲れた・・・目眩がする・・・うっ・・・」
「カムイさん!カムイさん!」
カムイが気が薄れてきている。カービィ達は彼の名を何度も呼ぶ。



 ・・・・・・

 真白な空間、そこにパラパラ雪が降っていた。
 そしてそこには、昔の背の低いカムイと周りに仲間らしき人物達。
 「カムイ、これはオレからのプレゼントだ」
 「カムイ〜あんたの服これでいい?」
 「へへへ、剣術は相当上がったのか?」
 「あの時はありがとう御座いました。」
 カムイと同じ年の少年と1つ上の少年が2人、少女が1人。
 そして銃と服、ベストとズボンとノースリーブの服。
 「ありがとうございます。」
 そして目の前にいた4人が急に動きが止まり、消えてなくなる。
 
 「うあぁああああ!」
 カムイは急に地面に倒れ、後ろに退く。
 「ああぁあ!うわあああ!」
―肉体的には俺は強いが精神的には俺は弱かった・・・―
 「小僧、どうした。友達の動かなくなって相当ビビッタのか?」
 目の前にはジャックがいた。カムイは声を失ったかのように黙り
 涙を流しながら後ろに退く。そしてジャックはナイフを取り出し
 カムイの方へ走っていく。カムイは混乱していてもらった銃の引き金(トリガー)を引く。
 だがジャックは全て避け・・・


 ・・・・・・

「うあぁああああああぁああ!!!」
気を取り戻し混乱した状態のカムイはウェイブショットを取り出し乱射する。
カービィとイチタは急の乱射にビックリし岩へ隠れる。
ウェイブショットの弾は全て撃ち終わり、カムイは正気に戻る。
「はぁ・・・はぁ・・・ごめん、気が狂ってた。」
「どうしたんだよ急に」
イチタが近い寄る。そしてカムイの前に座る。
「時々、見るんだ。目眩がして・・・見るたび混乱するんだ。一つわかることは必ず俺の心の中を誰かが見ている。」
「何でそんなことまでわかるんだ」
「ジャックと真白な空間と俺の意識と誰かの意識、
 このことは内緒にしてくれメイには特に言わないでくれ!頼む!」
「ああ、絶対に言わないよ。」
「イチタとカムイさん、扉が開いたよ!」
カービィは扉を押して真っ暗の通路を発見した。

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投稿時間:04/09/25(Sat) 09:20
投稿者名:一太郎


「暗いな・・・」
カムイが呟く。
「うぉっ!?何か踏んだ!」
「それ、ボクだから。」
イチタの声にカービィが冷静に答える。
「あぁ、すまん。よく見えなかった。」
「こんなに暗いんじゃあ何かが襲ってきても戦えないな・・・」
「そうだねぇ。」
カムイの言葉にカービィが言う。
「耳に神経を集中すればなんとか・・・」
「・・・何かいるぞ?」
イチタとカムイが同時に立ち止まる。
「えっ、何?」
カービィもそれに習って立ち止まる。
「敵じゃなければ良いがな・・・」
「いや、そうもいかないみたいだぞ。」
カムイがイチタに言った。

「作業ははかどってるか?」
「ええ。」
ルクソルがアシュルの傍に紅茶を置きながら訊く。
「なんでそんな物を造らなきゃいけないんだ?」
「別に意味は無いですよ。ただ、僕等の艦にはこの設備があっただけです。」
「なるほど・・・だから先進惑星の人間なのに戦闘慣れしてたのか。」
ルクソルが感慨深げに言う。
「まあ、遊びだったんですけど。今の状況からしても修行は必要ですよ。」
アシュルが手を休めずに言う。
「あと少しで完成ですよ。」
「早いな・・・」
「戦闘擬似体験システム、即ちファイトシミュレーターシステムです。」
アシュルがルクソルが持って来た紅茶を飲み始める。
「・・・遊びでこんな物造るか?」
「もちろん。」
アシュルが当然のように頷いた。

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投稿時間:04/09/25(Sat) 19:27
投稿者名:緑魔導師


ホロビタスター。
かつては高度な文明があっただろうと思われる星。
文明の繁栄が仇となって滅んだのか。
予測できない程の天災に見舞われて滅んだのか。
もしくは、宇宙の強大な侵略者達に滅ぼされたのか……
未だに真相はわかっていない。


そしてここ、ホロビタスターのある砂漠。
先程カービィ達一行が通ってきた砂漠の白い砂の中に場違いな色のモノ…いや、何かが埋もれていた。
砂漠の砂嵐によって砂が飛び、そのモノの姿が明らかになってきた。
緑色の球体。
マリモ?にしては何か違うし顔が書いてある。
´_ゝ`
と幼稚園児でもかけそう(?)な簡単な顔。
しかも人間のような体も持っている。

その時、その不思議生命体はすっくと起きた。
「ん。ここは一体どこだ?…なーんか『地』の匂いがしたから来たってえのに。」ぶつぶつと一人ごとをいう不思議生命体は建物の中に入っていった…。

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投稿時間:04/09/25(Sat) 19:56
投稿者名:シャッツオ


真っ暗な通路の中は、色々な銅像が立ち並んでいた。
「ここは・・?」
カムイは訝しげにそろそろと中へ入る。
「あ、これって!!!」
カービィは1つの銅像の所にかけていった。
「なんなんだ?その銅像。」
イチタは銅像に寄り掛かっているカービィに聞く。
「これってねえ、ブルームハッターっていうんだよ。いつも箒をもって掃いてるの。」
「ブルームハッターか・・・ここは特に関係無さそうだ。先に行こう。」
カムイが いまだブルームハッタ−像に寄り掛かってるカービィをせかした。
その時だった。ブルームハッタ−像が光り出した。
「な、なんだ!?」
だがその光も数秒して消えてしまっただが、そこには、銅像の代わりに、本物のブルームハッタ−がいた。
「ブルームハッタ−!?」
カービィは驚きながらブルームハッターを見つめる。
「ん?うん。僕は第23代目のブルームハッターさ!」
ブルームハッターは体を動かした。
「あ−なまったなまった。」
「な、お前動ける・・と言うことは・・」
イチタの突飛な発言にブルームはいまだ体を動かしている。
「え?動いちゃダメなの?僕は数日前からここにいるよ。」
それは数日前、ブルームハッターの箒が光り、いきなり銅像になったという。
「それはなんて言う箒なんだ?」
カムイが他の銅像に腰掛けた。
「これは、ずっっと前から使ってる僕の愛用箒さ!」
ブルームハッターは床を掃き始めた。これは彼の癖らしい。
「まあとにかく君も来るんでしょ?」
カービィはこの部屋の向こうを指差した。
「え?まあこのままここにいるのはいやだけど・・危険になるのも嫌だなあ・・・まあ行くしかないか。」
そしてカービィ達が歩き始めた。その時天井で声がした。
「おっとそのままいけると思うなよ」

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投稿時間:04/09/26(Sun) 19:44
投稿者名:踊る米玉・十瑠


「誰!?」
カービィが天井を見上げると、そこには見慣れない一人の男が立って居た。
…いや、天井からコウモリの様に逆さまになって立っていた、と言うのが正しいだろう。
茶色い毛糸の帽子を目深に被っている。黒い袖なしのサイズが大きいシャツを着、下はボロボロのジーンズを着込んで
いた。
手には…三つ又の槍。
「おっと、自己紹介が遅れましたわな。ワイはクヌギ。
…もう分かっとると思うけど、ワイはあんたらの敵や。そして、ここから先は通さへん。
…ヤナギとルナギが、この先にある欠片を回収し終えるまでな」
「何!?…じゃあ、お前の後ろにある扉の向こうに…欠片があるってのか!!」
カムイがクヌギに叫んだ。
「あ…まぁええわ。どうせ、あんさん達は通さんようにと言いつけられとるんやから。…ほな、いくでェ!!」
クヌギが槍を構え、カムイに斬りかかる。
「くっ!!」
ギリギリでかわしながらも、カムイは剣を構えて反撃する。
「遅いっ!(一度言ってみたかったんよなァ〜、この台詞♪)」
ガキィン!!
クヌギの槍とカムイの剣が交差する。
「…なかなか力のある奴だな。…ヤナギとルナギ、と言ったが…ということは、お前はダークマインド側の奴じゃないな?」
「ごめーとー。…ほれ、お喋りしとる暇があれば戦おうやないか?
最近弱い奴と戦ってばかりで体がなまりかけとるんでなァ」
カムイの剣を振り払うと、槍先をカムイに向けてクヌギは叫んだ。
「『グラビテーション+』!!」
途端に、カムイの体が地面に叩きつけられる。
「ぐぁっ!!」
「カムイ!!よくもカムイをっ!!」
カービィがブルームハッターに借りた箒を武器に、クヌギに飛び掛った。
「おっと、そっちのお二方にも!『グラビテーション+』!!」
カムイと同じく、カービィとブルームハッターの体が地面に叩きつけられる。
上から物凄い力で押さえつけられた様に、身動きが取れない。
「…くっ、…こ…れは…一体…っ!?」
「ヤナギは『再生能力』と『変身能力』。そしてワイには『重力操作能力』。
…定めた範囲の重力を自由に操作出来るのが、ワイに与えられた能力なんよ。どないや?重力に押さえつけられた感想は」
「まだ俺がいることを忘れるなよ、ドングリ男!!」
イチタが油断しきっていたクヌギの背後から斬りかかった。
「ぐっ!?…しもた、まだお仲間がいたんか…ッ!」
「少しの間気配を消させてもらった。…お前の力を観察する為にな」
「…ヘッ、助けてくれたって…よかったんじゃねぇのか…?」
カムイが苦笑しながらイチタに言う。
「すまない、それではこちらにまでその重力を向けられてしまう。
…定められた範囲外に出れば、重力に捕らわれずに済む。いくぞ、ドングリ男!!」
「ワイはドングリ男やない、クヌギや!!」
カービィ、カムイ、ブルームハッターの見守る中、イチタとクヌギの戦いが始まった。


***


一方、奥の部屋。
クヌギの言ったとおり、ヤナギとルナギが欠片を回収する為にやって来ていた。
「…凄い力。これが『欠片』なのね」
ヤナギは部屋の奥に造られている祭壇の上にある卵状の物体に目をやっていた。
槌と同じ少し濃い黄色をしているそれは、近づくのを躊躇わせるほどの力を発している。
「…お姉ちゃん、早く回収しよう。クヌギ兄ちゃんがもたないかも知れないよ」
「そ、そうだけど…――!!」
ガタ―――――――ン!!!
大音響を響かせて、天井から落ちて来た物体があった――白いボディカラーの、巨大なロボット。
「な、何なのよこれ!?…欠片を守る為の機械!?」
<生命反応確認。――王家の紋章確認なし。
――侵入者確認、迎撃システム起動>
「お、お姉ちゃん…コイツと、戦うの?」
<攻撃開始>
無機質な声で、ロボットは戦闘開始の合図をした。

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投稿時間:04/09/28(Tue) 12:59
投稿者名:さびかび


砂の部屋に金属音が響き渡ります。
「やるぅっ、ヤナギの言葉に違わない奴やなぁ!」
そう言いクヌギは身体を回転させながら槍を振るう。
「五月蝿い、それよりもお前達は何者だ…魔法を司る魔力は生まれつき
人の身体に備わっている物、それをどう発達させようかは本人の
能力と使い方しだいだ…だが再生能力、変身能力と重力操作能力
これらは魔法や魔術、いやほぼあらゆる術と異なる能力、魔力で
重力に働きかえる事はできても、お前からは魔力を感じない!」
そう言いイチタは次々と斬りつけや突きなどを弾き返しながら間を取る。

「ほぅ…勘だけやなく知識も…力も十分以上…あいつがお前のこと
を欲するわけやな。」
そう言いクヌギはさらにもう一本の槍を抜くと今度は二刀流…と
言うのでしょうか? 二槍流 で攻撃を仕掛けてきます。
「来るか、ならば…教えてやろう、魔法の系統にはこんな物もあると、
可の者の前に出でし白銀の氷よ全てを凍らせ!」
「はん普通を同じ様じゃないか…それなら大体は予知でき…
何っ! 寒い…これは…!?」
彼の目の前から砂の表面が霜で覆われ目の前には雪が降り壁から
氷が出現する、天井からは氷柱が…あっという間に見事な氷の洞窟
の様な景色である。
その中でイチタの姿が消えたと来た物だからたまった物あるまい。
イチタは微笑みながら囁く様に言った。
「幻術って奴も魔法系統なんだよ…」


その白いロボットはヤナギが次々に投げる花弁の様な物体を跳ね返しては
レーザーを発射して攻撃して来る。
ルナギが魔法を発動させるとそれをミサイルで相殺する。
「こいつ…攻撃はろくでも無いけど・・・なんとしてでも欠片を守る
つもりかしら…」
「そ、その様子です、そして多分私達が付かれ始めた時に…きゃっ!」
そう彼女が喋ってる間にもそのロボットから暴発したかの様に次々と
ミサイルが発射されます。
「なんとかこいつの動きを止めなっきゃ…こいつの動力源とか
見つかりそう?」
そうヤナギがダガーやらトーチやらを投げミサイルを相殺しながらも
言います。
「原動力…どうやらバッテリーで動いてる様子です…そして…
えぇ、かなり大きめのバッテリーの様子です、これは消耗するには
かなりかかります…そもそもこの星の科学力とは…」
「そんな事は気にして無いで…なんとかならないのこいつ!?」
そう言いヤナギは直接蹴りをくらわせますがどうも効果があった
様には見えません。


「くっ…何処にいるっ!? 姿を見せろっ…がっ!」
そう言い槍を振り回すクヌギですが次々に打撃技を食らってしまいます
「これは…魔法って幻影か!? 卑怯な真似を・・ぐうぅっ…」
そう言い彼は持っていた槍を防御に回し攻撃をブロックします。
「ヤナギ…お前ら遅過ぎるんや…はようせんかい…くっ!」

「レーザーは厄介ですが多分ミサイルの弾薬は尽きます。
その時一気に攻め込めば…え!?」
そう彼女が言ってる間にそのロボットはおもいっきし突進して来ます。
「危ない!」
そう言いヤナギはルナギを押しだし突進に突き飛ばされる…と
言うよりも近くの壁に押しつぶされます。


「氷の世界に悲鳴が聞えおる…ん? …この声…ヤナギか!? くっ…
妹達さえも守れん最低な兄には…俺は成り下がりたく無いっ!」
その瞬間彼の目の前に広がっていた氷の景色はまるで嘘かの様に消えた。
「気力をもって破ったか…流石だな!」
そうイチタが再び剣を構えて言う。
「嫌なガキやな、幻影の間は剣を使わんで、嫌味やな…が
俺はあいにくお前を相手にしてる暇は無くなった!
すぐ戻って勝負をつけてやる!」
そう言い彼は奥の部屋の扉を飛びぬけた
「あ、お前、待ちやがれっ!「
そして何時の間にかにイチタも後を追っていた…
カービィ達の重力を解除し忘れながら!

「い、イチタ君ー!」
カービィは忘れ去られた寂しさでだろうか、声が少々泣いていた…
いや、それとも彼の身体がもはや平べったくなっていたかか…。

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投稿時間:04/09/28(Tue) 20:04
投稿者名:ホシカゲ


「……すごい文明だったんだな、この星は」
ゼロは眼前に広がる空間を見て呟いた。
リヴリィーナも頷いて同意を示す。

大きな立方体の物体が上下にゆっくりと動き、エレベーターとしての役割を果たしていた。
立方体は何かに吊るされているわけでもなく、
文字通り宙に浮かんでいた。
ゼロとリヴリィーナは立方体に乗り、上層へと向かっていった。

立方体を2、3個乗り継いだ時、ゼロは歩を止めた。
リヴリィーナがゼロの行動に怪訝そうな顔を浮かべたが、
ゼロの目線を追うとすぐに原因が分かった。

通路の先に、少年が立っていた。
後ろ姿なので顔は分からないが、年は15程度だろう。
黄土の耳あて付きの、上部に1対の角のような物がついた帽子を被っている。
髪は黒髪。服装は特に特徴のない地味な服だ。

もちろん、ゼロが動きを止めたのは少年が原因ではなかった。
――少年は、ダークマターと対峙していた。

少年とダークマター、両者とも動きは全くなかった。
しばらくの間、耳が痛いほどの静寂が辺りを包んだ。
行動を起こしたのは、ダークマターだった。

ダークマターは一瞬で闇のエネルギーを溜め、目から黒い雷を発射した。
少年はそれを難なくよけ、一気にダークマターに接近した。
そして――ダークマターは跡形もなく消えた。
何か武器で攻撃し、ダークマターを殺した、という風には見えなかった。
本当に、跡形もなく消え去っていたのだ。

少年は振り返り、ゼロ達に近づいた。
少年の瞳は冷たい漆黒で、光を反射していなかった。
ゼロが何か言う前に、少年が言葉を発した。
「へぇ、僕以外にも動いている人がいたんだ。てっきり皆時が止まったのかと思ったんだけど」
「……お前は誰だ?」
「僕はルーg。あるものを探して旅をしているんだ。
 ――ああ、言っとくけど、僕は君の味方でも敵でもない」
「そうか……。信じていいんだな?」
「まぁ、信じる信じないは君の勝手だよ」
「…………」
ゼロは考えた。
この少年は、いったい何者なのだ?
どうやってダークマターを攻撃したのだ?
……いや、考えてもラチが明かない。
このような危険因子を野放しにするより、自分の目が届くところで監視をしていた方が安全だろう。
決断は意外と早かった。

ゼロは少年を見据え、自分たちのことを話した。
そして、自分たちと共に来ないかと誘った。
「行く当てもないし、お言葉に甘えようかな」

2人は3人になり、さらに上へ上へと進んでいった。

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はい、オリキャラさん出してしまいました。

名前:ルート
年齢:10代半ば
性格:無表情で冷静といえば冷静。
   自分に関係のないことには全く無関心。
   戦闘さえ、戦って利益のある者か、敵意を持って襲ってきた者としか戦わない。
   絶対に怒ったり泣いたり喜んだりしない、そういう奴。


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