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遥かなる旅の果てに [8]



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投稿時間:04/10/04(Mon) 21:29
投稿者名:ホシカゲ


皆がジャック&バトルロボットと戦っている中、マラカは優雅に休憩していた。
パラソルをさし、ハンモックに寝転がり、挙句の果てにはメロンソーダを飲んでいる。
……どこから出した。

「あれ、お前もだらけ組?」
マラカが横でハンモックを組み立てるルートを見て言った。
ルートは頷き、ハンモックに寝転がった。
「僕はあの人と戦う理由は無いし、あの人も僕に敵意を示さなかった。
 わざわざ戦いに行くのは骨折り損のくたびれもうけだよ」
「そーかー」
マラカはメロンソーダを飲み、ルートはコーラにストローをさして飲んだ。
……だから、どこから出したんだお前ら。




ルートがコーラを3口ほど飲んだ頃、背後に人の気配がした。
2人が振り返ると、そこには12、3歳の少年が立っていた。
少年はこちらに足早に近づいた。
「あの、あちらで戦っているのがカービィさん達でしょうか?」
「そうだけど……君は加勢に来たのか?」
少年は頷いた。
「……あなた達は加勢しないんですか?」
「加勢する気だったらここでだらけてないさー」
マラカはメロンソーダを一口飲んだ。
「仲間なんでしょう? 助けないんですか?」
「少なくとも、僕は彼らを仲間と見ていないよ。ただ行動を共にしているだけで」
ルートが太陽の光を手で遮りながら言った。
少年はルートを無表情に見た。
「……少しでも行動を共にした人の危機に、助けようとしないなんて、
貴方はそれでも人間なんですか!?」
少年は二つの短剣を取り出し、戦場に走っていった。
ルートは少年が戦場で戦う彼らに大声で話しかけ、バトルロボットに攻撃を仕掛けるのを確認した。




「……人間、か。どこからどこまでが『人間』なんだろうね……」
ルートは呟いて、コーラを一口飲んだ。

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投稿時間:04/10/05(Tue) 17:06
投稿者名:ティール


「あれ?あんた達戦わないの?」
パラソルの下で休んでいるマラかとルートの前に影が一つ…
「なんだ…君もダラケ組?」
「え…ちょっと疲れたからきゅーけーしようかなぁって」
「まぁ…いいけど」
「あたしにもメロンソーダ―ちょーだい!!」
マラカからメロンソーダ―をもらう…どっからだしてるんだ?
「そういえば…君、魔術師なんだよね?」
「ん〜そうだけど?」
マラカの問いにレイラが答えた
「何で魔法で戦わないの?」
「!!!!!!!!!!!!!!!!」
なぜかむせかえってしまった
「げほっげほっ…マラカァ!!これ炭酸強いよ!!」
「そう…君、炭酸弱いの?」
「ん〜まぁね」

   ―――ねぇねぇ!三人ともたたかってよ!!――――

向こうでカービィが呼んでいた
「わかったぁ〜〜〜〜〜!!」
レイラは走り出した
「僕は戦わないよ。面倒だし」
「僕も」
そういって、二人は新しいメロンソーダ―とコーラを開けていた


「魔法か…いつから使ってなかったっけ?
 元々使っていたのかな…使って…いなかった?ちがう!!使っていた。
 でも…思い出せない…アレがいってた言葉…。
 記憶を消してやるから、何か持っていったんだよね?それとも……」

戦っている仲間に向かう途中ずっと考えていた…


―――――――――――――――――――――――――――――――

自分なりに考えたのですが、カービィ達とデストイール軍やヤナギ達が目指している物は違うと思います

 カービィ達
 欠片を集めて虹の剣に直接はめ込み、それを振るう

 デストイール軍・ヤナギ達
 欠片をそれぞれの器にはめ込みそれを特定の場所におくと扉が…

だと思います(きっと(ぇ

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投稿時間:04/10/06(Wed) 07:27
投稿者名:リュウ


「ここまで俺の剣を喰らって立てるとわな・・・」
「お前もな・・・そろそろ終わらせたいんだけどな」
カムイとジャックは剣とナイフを構え攻防を再び始める。

バトルロボットと戦うカービィとイチタとティーラと少年とレイラ。
「カムイもやるね、っていうかこのロボットどう壊すの!」
ティーラが大剣を斬りつけるがやはり弾かれる。
「さすがにこれは硬いですね」
「間から剣を内部に入れて抉ればいいんじゃ?」
「よし!その作戦で!」
ティーラは大剣を僅かな隙間に入れ込み、装甲を抉り取る。
「以外に簡単」
イチタがルインズ・フェイトで内部の核(コア)を切り裂く。
「一体目撃破!」
「ああ!いいとこ取りしたな!」
ティーラがイチタに言うと後方から多数のミサイルが飛んでくる。
ティーラは気づいていないようだな、カービィは逸早く気づいた。
「な、ティーラさん!よそ見しないでください!」
カービィが言いながらミサイルを切り払うが少量ミサイルが残った。
だが少年が全てのミサイルを切り払う。
「ふぅ〜助かったよ。」

「・・・お前はなぜ俺を狙う・・・」
「お前に話すと思ってるのか?お前の仲間のカラスも殺したかったんだがな!」
「あぁ!もう一回言ってみろ、ぶっ殺すぞ」
「カラスも殺すと言ったん・・・」
ジャックが言おうとした瞬間、カムイのブルーオーシャンがジャックの右腹部を削る。
「カラス兄を愚弄する奴はこの俺が叩きのめす!」
カムイは怒りを爆発させ一気に攻撃をかける。
「・・・終わらせてもらうぞ!水襲撃・散!」
カムイは地面に掌を付けると地面からカムイの形をした分身が現れる。
ブルーオーシャンで何度か斬り付け、叩き付ける。
そしてジャックの頭を足で踏み銃を数発撃つ。
「強化人間野郎が!・・・ック・・・もうタイムリミットか・・・」
カムイはふらつき地面に膝を付く。ジャックはその隙に逃げた。
一体のバトルロボットが襲い掛かる。運良く近くにいたティーラが大剣で動きを止めた。
「おい!カムィ、そんなところで膝ついてないで戦え!」
「悪い、ちょっと頭が痛くなってな」
元に戻ったブルーオーシャンを構え、突進する。

「・・・俺を邪魔する奴はすべて殺す・・・敵でもたとえ味方でも・・・
 みんなを助けるまでは・・・」
「なんか言った?カムィ?」
「いや何でもない。」

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投稿時間:04/10/06(Wed) 09:00
投稿者名:さびかび


「おー、カムィさん、派手にやっちゃってますねー」
そうマラカがメロンソーダを口にしながら言った、事実上
これを言ったのはカムィが最後のバトルロボットを大破させた
時だった。
「あぁ…あいつのガンナーモードってやつ…あいつが言った能力がけ
じゃ無い様な気もするけど…」
そうルートがかなり低い声で呟く
「え? 何か言ったルート?」
「いや…なんでも…」
そう彼は呟き頭を振りました。

「ガンナーモードのカムィさんと重剣使いもティーラさん、
特殊技能不明のサイビィさんとあの男の人…緑魔道士のマラカさん
消去能力持ちのルートさん、さらに不明な点が多い黒い丸い方…
と、これで全部みたいですね…」
ふと、まるでその演説の様に続いた呟きを聞きルートとマラカが振り向く
とそこにはこんなところはまるで不似合いな少女が地面に座り込んで
メモの様な物を取ってる。

「君…誰…?」
そうマラカは恐る恐るその子に声をかける
「え、あ、気に触りましたらすいませー」
「誰かって言う質問、答えてくれても良いと思うけど?」
そう言いルートはその少女に言います

…何か、殺意、いや敵意さえも全く感じない、情報収集…? それも
動いてる…時に捕われてない、何者だ…?
そう彼は彼の脳内で呟きます。
「あ、すいません! お初にお目にかかりますね、ルナギと言う者です、
気に触りましたらすいません… あ、あの、あの方々があの人と
話してる間、少しご一緒して宜しいでしょうか?」
そう彼女は頭をぺコンと深く下げる、彼女の存在をまだ知らない
ルートとマラカであるのでOKと言ってしまった

戦闘が終わった一同はどうやら割り込み戦闘参加して来た少年と
話し合ってる様だ。

「素敵な方々ですね…」
そうふと彼女は呟く。
「え、素敵って…まぁ十瑠は同姓にも見上げられそうな人だしイチタも
かなりモテそうだしメタナイトやー」
そう言うマラカの言葉をさえぎり
「彼らに限った事ではありません、皆様全員素敵な方々ですー…でも…
これでは弱過ぎます。」
そうルナギがまるで断言する様に言います。

「弱過ぎる…って君が分かった事じゃ無いでしょ?」
そう言うマラカを彼女は明らかに無視します。
「後1週間ほどでマルクとダークマインドが完全に回復するでしょう、
さらにナイトメアとソグネフィヨルドさんもこのままあなた方を
見逃すわけはありません、今ごろこちらに向ってるところでしょう。
彼ら以上の実力を持つのはこの中でゼロさんと辛うじてイチタさん
リヴリィーナと十瑠さんだけでしょう…あの女の人、レイラさんは
… 私は彼女を信頼できそうにありません。」
そうきっぱりと言うと彼女は立ちあがり背中に付けていた
彼女の背丈よりも少々長い杖を取り出します。

「私はそれを伝えるのと…あなた方を少しでも強くする事を命じられて
来ました…あなた方にはナイトメア達全員に打ち勝ってもらわなければー
私達としては少々面倒なので。」
「私達…仲間がいるのか? 彼らは?」
そう問うルートにただ微笑んで彼女は呪文を唱え出します。

その魔力に気付いたイチタ達は彼女へと走り出します。
が、時既に遅し。
「彼らの動きを封じよ、ブレイク!」
そう彼女が言うと彼女に剣を振り下ろそうとするイチタやそれどころか
その周辺の時が止まります。
「すみません…少々…そのままで…」
そう彼女は言うと彼女の杖でルートをちょんと突付きます、
すると彼の時がまた動き出します。
「何をした…? …何故僕だけを戻す?」
そう問いかける彼にまたもや彼女は微笑みだけだった。

「答えろ、でないとお前を消して確かめる…」
そうルートは彼女の額に手を当てます。
「すぐ、戻しますよ、だけどそのすぐ後、彼らの殆どが高熱を出して
倒れるでしょう、その病気に耐えぬいた方々は、強くなってるでしょう。
彼らには迷いやや怒りなどが多過ぎます、あなたは…例外です、
私はあなたを病気にしたくはありませんから…
いずれ…また会いますよ。」
そう言い彼女はルートにウィンクすると杖を地面に刺すとそこから
消えます、それと同時にその場に時間が戻ります。

…が彼女の言ったとおり全員が数十分のうちに高熱で倒れうなされます、
そうならなかったのは当然ルート、そしてゼロとレイラだけでした。

「僕を病気にしたく無いから…? …どういう事だ…?」
そう彼は呟くとゼロに言われイチタを担ぎながら近くの木の下まで
連れて行きます。

 その病気は…彼らは過去の自分と未来の自分、全ての自分と戦い、
苦しみ、迷いを立ち切るまで苦しみ続けるからです…

そう彼はルナギの声を聞いた様な気がした…

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投稿時間:04/10/06(Wed) 17:19
投稿者名:ディーラ


「ルート、何考えてるのかねー」
「ちょっと…って、え…?」
高熱にうなされていたはずのティーラがルートの肩にぽん、と手をのせた。
「君…高熱は?」
とくに吃驚した様子もなく、ルートは訪ねた。
「へっ、天使と悪魔のハーフがこんなのくらうわきゃないっしょ、高熱も、アレはただの演技だし。」
けらけらと笑いながら、あんなの、まだまだ序の口だしとティーラは付け足した。
「…序の口、だと?それはどういう-----」
「内緒にきまってるじゃーないか、俺にはヒミツがたくさんだーからねぇい♪魔法使えるのは内緒じゃないけどさー。」
ゼロの言葉を遮り、楽しそうに喋るティーラ。

優しそうなヤツ、だと最初は思っても、足の方をよく見てみると、全然違う、寧ろ酷かったらしい。
ティーラの足の下に、カムイが居たとかいなかったとか…

≪ To be cotinued ... ≫

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投稿時間:04/10/06(Wed) 19:45
投稿者名:ホシカゲ


ゼロがマトリエス号にいるアシュルとルクソルの様子を見に行っている間も、ルートは一人考えていた。

あのルナギとかいう少女が言った言葉。
『ガンナーモードのカムィさんと重剣使いもティーラさん、
特殊技能不明のサイビィさんとあの男の人…緑魔道士のマラカさん
消去能力持ちのルートさん、さらに不明な点が多い黒い丸い方…
と、これで全部みたいですね…』
ティーラは武器を背負っているから分かるものの、
マラカの緑魔導士という職業と、自分の消去能力。
これらは聞くか見るかしないと分からない能力だ。
ルナギの前でその能力は使ったことは無いし、喋った事も無い。
どうやって、これらの情報を得たのだ――?

「ねぇ、ルート!」
レイラの声で、ルートは顔を上げた。
「何?」
「さっき聞いた話だと、迷いを断ち切るまでうなされ続けるって言ったよね?
 じゃあ何であたしはそうならなかったんだろう?」
「それは……」

――もちろんルートには理由が分かっていた。
ルナギはレイラを信用できないと言った。
だからこの病気をかけなかった。
この病気を乗り越えたら、強くなるから。
信用できない者を、迂闊に強くできないから。

しかしそれを正直にレイラに言えば、レイラは何らかの行動を起こすだろう。
今、そうなっては面倒だから黙っておいた。
だから、嘘をついた。

「……それは、僕にも分からないよ」
「ふぅん……。ルートはどうして病気にかからなかったんだろうね」
「あの子は僕を病気にしたくない、って言ってたけど」
「……なんでだろ」
「まあ仮に僕が病気にかかっても、僕には意味が無いよ」
「何で?」
レイラの質問に、ルートは首をすくめて答えた。

「僕には……感情が無いから。迷いも怒りも、何も無い」
「感情が無い?」
「昔、この消去能力が暴走したことがあってね。その時に感情が全て消えてしまったんだ。
 普段は質量を持つものしか消せないんだけど、暴走した時はそれ以外のものも消せるらしいんだ」
「ふぅん……」
レイラはうなされている皆を見て、それから再び考えを巡らしているルートを見た。




――感情が無い、か。
つまり、恐らくあたしの得意とする精神攻撃が効かない。
これはまた厄介な敵ができたものね……




ルートに気づかれないように、レイラはごく小さく舌打ちした。

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投稿時間:04/10/06(Wed) 20:35
投稿者名:踊る米玉・十瑠


――皆が高熱で倒れている。


マトリエス号の医務室に運び込んだ時は前よりは良くなっていたが、
それでもやはり皆はうなされていた。







Ж Ж Ж







≪艦長一人では何も出来ない≫
黒い髪と瞳の五十代後半と思しき男性が、幼き時代の十瑠に優しい口調で教えている。
≪……? なんで? 船を操れればいいんじゃないの?≫
≪違うぞ。艦長だけでは危険だ。
……船の調整を常にする者、食料点検をする者、周辺の海に異常がないか調べる者、艦長が操舵室に不在の時
に代わりに舵を取る物……
よいか、ケープ。艦長たる者は、己ばかりを大事にするのではない。
……周りの人々のことも、気にかけねばならんのだ≫
≪まわりのヒト……まわりの……ヒト……≫
幼い十瑠の心には、最も尊敬する師の言葉が残っていた。







Ж Ж Ж







「じゅ、十瑠!! お前、熱下がったのか!?」
無事だったゼロ達が集まっている会議室に現れた十瑠に、ルクソルが驚きの声を上げる。
「……ルクソル……医療係の者達を集めて……皆の治療をするんだ……」
息も絶え絶えにルクソルへ命令すると、十瑠は我慢の限界だった――
床へ倒れたのだ。
「艦長さんっ!!」
リヴリィーナが慌てて駆け寄る。
「……ひどい熱……皆さんと同じで、まだ完治しきっていないのに……!!」
「馬鹿野郎!! 艦長のお前が動けなくなっちまったら、俺達乗組員はどうにも出来ねえんだよ!! ちゃん
と休んで――」
「…………師の教えだ……周囲の人々も気にかけねば……ならな……」
喋ることさえ辛いのか、頭を垂れて肩で息をする。
「……確かに、十瑠の言うとおりだ。敵はいつ襲撃して来るか分からない。
体調は常に万全にしておくべきだ」
「わ、分かった。医療係の者を集めておくから……
お前もとりあえず休め。……欠片も器も大丈夫だから」
「う……るさい……わ、私は……次の星へ……舵を取る……
……ゼロ殿、次の星は……?」
「次の星はウルルンスターだ。方向を知る必要があるのなら同行するが」
「……頼……む……」
ゼロは方向を教えるよりも、どちらかと言えば足取りが危うい十瑠に肩を貸す為に同行した様なものだった。
「リィーナ。……医務室の皆を頼む」
「分かりました。……艦長さん、くれぐれも無理はしないでくださいね」
「……分かった……」
ゼロに肩を貸してもらいながら、十瑠は操舵室へ向かった。


「……あの、ルクソルさん?」
「んぇ?」
「艦長さんの師って……どこにいるんですか?」
「えー……あぁ〜……この艦のどこかにいることは確かなんだが……
十瑠が教えてくれないんだ」
「ふうん……でも、かなり尊敬しているみたいですね」
「だろうな。そうでなきゃ、ああまでして教えを守ったりしないしな」
「そうですか……ルクソルさん、医療係の人達を集めるんじゃないんですか?」
「あ、そうだった! よし、館内放送で集めなきゃな」

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