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遥かなる旅の果てに [9]



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投稿時間:04/10/06(Wed) 23:02
投稿者名:ティール


「迷いを断ち切る…か。かかってたらやばかったなぁ…」
レイラはルートと話した後ずっと考えていた
「苦しみから解放されたくて、あいつについていったんだっけ?」

部屋入るとおもむろに自分のナイフで手の甲を突き刺す
そこから鮮血か流れ出す
彼女はそれを黙ってみていた
「痛みは無い…食べ物の味もしないんだよね…
 あいつに記憶をいじられるたびに何もかもわからなくなって…」

 ――ダークマターと似たイヤ〜な味だけどそれが濃くって他の何かもかなり混じってる
  ――何故ならそれ以外を使ったら自分の事がばれてしまう可能性がある…でしょうね…

アイスバーグで言っていたヤナギの言葉がずっと引っかかっていた

「あいつからもらったのは…闇の力だっけ?
 何もかも混じっている…?
 わからない…
 記憶がとんでたり…変なところで繋がってたり
 何が本当で…
 何が創られた記憶なのか―――                」

突き刺さったままのナイフを見る
手を貫通して…
血管も切れているのに…
何も感じることが出来ない…
普通なら…
痛みで泣いてもおかしくないのに…

スッとナイフを抜いた…
さらに鮮血があふれてくる…
それを虚ろな目で見ていた…

「ともかく!!できるだけなにかしないと!!
 あんまり強くなられると困るし!!」

ふぅと息をはき、部屋を出ていった

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投稿時間:04/10/07(Thu) 07:42
投稿者名:リュウ


ついでに「ガンナーモード」→「ガンマモード」です。
ガンナーでも別に良いんですけどね。
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暗い何も見えない無音の空間にカムイは倒れていた。
「あれ・・・俺は・・・何をやっているんだ・・・」
カムイは立ち上がった。無意識に足が前に出た。
まっすぐ歩いていた気のせいだろうか。
「頭痛がぁ・・・痛い・・・」
彼に頭痛が・・・高熱のせいか、それとも他にあるのか
すると勢いのある突風がきた。黒い闇の風だった。
その風はカムイの周りに吹き荒れて消えた。
「・・・なんだ・・・今・・・何が起こったんだ・・・」
「これは現実なのか・・・空想なのか・・・嘘なのか・・・真なのか・・・」


・・・・・・


「夢だったか・・・何か抜けかけているような・・・」
カムイが夢から覚めた。周りを見るとみんなは魘されてた・・・
ティーラは近くで立っていた。
「カムィ、大丈夫か?」
「・・・大丈夫かもしれない」
「熱をどうしたんだ?」
「・・・熱なのだしてないない・・・」
カムイは医務室から出て廊下を歩いている。
「気のせいなのか・・・記憶が抜けている。
 わからない・・・誰が誰だったのか
 記憶に微かに残っている映像と名前。
 真崎カムイ・・・これが俺の名なのか・・・」
その場で立ち止まり右手を壁に打ち付ける。
右手から鮮血が流れてくる。続いて額を打ち付ける。
「痛みが少ししか感じられない・・・」
右手の血と額の血をふき取り歩いていく。
「痛みが感じない・・・記憶が薄い・・・
 ・・・もうどうでもいい、そんなこと・・・
 記憶は取り戻せばいい、邪魔する奴を殺せばいい。
 どうあっても他には変わってないのか俺は・・・
 それとも他にいろいろ変わったのか・・・」
右手と額の傷は『自己修復能力』により傷は治っていた。
残っているのは傷跡と多少の血だけだった。
彼の背中には黒い翼の刺青があった。

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投稿時間:04/10/07(Thu) 10:39
投稿者名:ゆかり


ブルブルスター・・・――――

アイスバーグにも負けぬ極寒の地。
雪が降り積もっているが、時が止まっているせいか、空中の雪は浮かんだまま静止している。
雪崩が起こりかけた所ですら、崩れそうな所で止まっている。
そんな場所に、人の影が一つ。
「うぅ〜・・・寒〜・・・。」
寒さに震えながらそう言った人物は、まだ子供。しかも、女である。
腰まで伸ばした黒髪を、二つに括っている。そして、漆黒の目。
人間に、猫耳と尻尾をつけたような外見である。
彼女の名は、ユカリ。フルネームだと、ユカリ=トランオード。
数年前、イチタとアシュルの故郷の星に住んでいた者だ。
アシュルとは、機械好き仲間。
最も、ユカリはその外見から、他の住民から化け物と呼ばれ、忌み嫌われていたのだが。
住民から殺されかけ、逃げてきたというわけだ。
しかし、ブルブルスターへ到着するとは、運が悪いとしかいいようがない。

「・・・なんなんだろう、これ?」
怪しい、といった表情で見ているのは、『氷』の欠片。
いろいろな所を歩き回っているうちに見つけたものだ。
「凄い力があるのは、なんとな〜く分かるけど・・・。ま、いいか。」
結局、考えても分からないものと割り切ったようだ。
「イチタにアシュル・・・元気にしてるかな・・・。」
・・・そのイチタとアシュルが、今自分が持っているものを探しているとは露ほども思わなかったに違いない。


―――――――――――――――――――――
・・・はい。新キャラだしました。

名前:ユカリ=トランオード
性別:女
容姿:上を参照〜(爆)
一人称:あたし
武器:ドライバー。他の工具も使いますが。ドライバーを剣のごとく構えて魔法を使います。
年齢:13
口調:カービィみたいな感じです。「〜だよ。」とか。
性格:ツッコミ役です。割とサバサバした性格。
   性格は見かけと同じく、猫みたいです。面倒くさがり、魚好き、犬嫌い、気まぐれ、猫背、猫舌なあたり。
   歌うのが好きで、割とうまいほうです。趣味は機械いじり。
戦闘:格闘より魔法派。得意なのは、水属性。弱点は犬(?)
   犬を見ると、隣町まで余裕で響き渡るくらいの悲鳴をあげて怖がります。
過去の事:外見のため、人間に忌み嫌われる。表では笑って我慢、隠れて一人で泣く、という感じでした。
     普通に接してくれる人は(イチタ、アシュルを除き)いなかったため、今も単独行動。



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投稿時間:04/10/07(Thu) 15:49
投稿者名:サイビィ


戦いの時、サイビィは戦いの場に現れなかった。
皆戦いのほうに気を取られていたのもあったが、
彼自身が戦いに気が付かなかったらしい。
普通に考えて気付くけどねぇ・・・

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ここは、ポップスターより遠く離れた星・・・
どこまでも続く草原にサイビィが立っていた・・・
その時だった。ダークマターがサイビィに襲い掛かった。
サイビィは戦うが、負ける。
「ち・・・この程度か・・・」
ダークマターが言う。
サイビィは殺された。

場面が変わった。
白に近い、赤い人魂がそこにあった。
そして、人魂の近くにはサイビィに似ている者が居た。
しかし、その者は黒の長髪だった。
「人魂・・・?」
サイビィに似た者が言った。
「人魂じゃないさ。オリはサイビィ。
 サイビィ=ウェル。」
人魂は形を変えていき、サイビィのような姿になった。
「お前・・・俺に似ているな。」
「・・・お前、ウェル家の人間だろう?
 それにしてもよく似ている・・・」
「なあ、お前がどういういきさつでそうなったんだ?」
「いいだろう、オリに似ているお前・・・」
人魂が話し始めた。
「なるほど・・・」
人魂が話し終えたとき、サイビィに似ているものが言った。
「こいつなら、オリの宿主になってくれるかも知れない・・・」
「や、宿主・・・?」
信じられないという顔でサイビィに似ている者が言った。
「ああ。お前にその代償を受け入れることができるかわからないがな。」
「代償とは・・・?」
「俺が成仏するまで、お前は歳を取らない。
 同時に死ねない。宇宙が滅びても、永遠に生き続ける。
 故に、万が一時が止まっても、動き続ける。
 お前の記憶の一部も消える。お前の名前も忘れる。
 それでもいいのであれば、宿主になってもらう。」
「・・・いいだろう、それが運命のようだしな。
 死ねなくても、死ねない。それは俺にとっては軽い。
 俺にも目的ができた。お前を成仏させるという目的がな。」
「・・・ありがとよ、宿主・・・」
人魂はサイビィに似ている者に吸い込まれていった。
サイビィに似ている者の頭に帽子が現れた。
「その帽子がバトンタッチの合図だ。俺と変わりたい時は帽子を脱げ。」
宿主となったサイビィに似ている者が言った。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

「ふぅ・・・夢、久しぶりに見た・・・
 しっかし・・・あの夢、オリの過去だったような気がする・・・」
ティーラはともかく、十瑠、カムイの次にサイビィが目覚めた。
「まあ、いいか。どうせ過ぎたことだ。」
その時のサイビィは、いつもよりすっきりした気持ちだったとか。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
またキャラが増えちまいやした(爆
宿主は必要な時しか出ないのですが、設定を書いておきます。

名前 宿主(本名は宿主となった代償で消えた)
一人称 俺
二人称 さん又は呼び捨て
性格 冷静沈着

ダークマターに殺され、未練が残り人魂となったサイビィを
成仏させるため宿主になった。

他の設定は戦闘がないとサイビィも宿主も書けないので
これで切り上げときます(爆

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投稿時間:04/10/07(Thu) 17:38
投稿者名:プチかび


『彼らの動きを封じよ、ブレイク!』
……そう言われた後の数秒の記憶が無い。
いや、記憶が『存在』していたかも判らなかった
ただ気がつけば………
「リィーナ!?」
彼女だけではない。
仲間の大半が……その場に倒れていた。
また気絶とは言わないもののその場に崩れ落ちる者もいた
彼女を抱きかかえると……熱い。高熱があるようだ。
「僕を病気にしたく無いから…? …どういう事だ…?」
別の場所で声がする。静かに呟くのはルートだった。
「ルート!何をしている!無事なら早く他の皆を影のあるところへ!」
ゼロはルートに向かい、言った。
ルートは近くで倒れこんでいたイチタを担ぎ上げ木の陰へと連れて行った。




―どこか、懐かしい
リヴリィーナはゆっくりと起き上がる。
「……ゼロ様……?」
きょろきょろ辺りを見渡すが誰もいない。
四面星空のような景色が広がっている
「……あ……」
―見覚えのある、場所。
「ここ、って……」
でももう2度と、来たくなかった場所―……
「……ここは混沌。
闇に封じられた魂と闇に葬られた自我の行き着く先。」
不意に、知らない声が聞こえてくる
「……ここに一度入れば自分から抜け出す事は出来ない。
誰かに救ってもらう…つまり待つ事しか出来ない」
「…誰?……」
振り向くリヴリィーナ。
「……この星のような光は全て魂と自我で出来ている。
……懐かしいでしょう?」
振り向いた先には自分と同じぐらいの歳の少女がいた。
最も実年齢は彼女より遥かに上だろうが
少女は彼女と同じぐらいの長さの銀髪で赤い眼―……
「……どうして?私、あなたとは始めて会うはずなのに。
なんでこんなに懐かしいって思っちゃうんだろう?」
リヴリィーナは首をかしげた。すると少女は小さく微笑み
「……それは…やっぱり私が「ゼロ様」に似てるからでしょうね。」
「そうだけど…なんだか、それだけじゃない気がして。」
「確かに理由はもう一つあります。私は……あなたの前世ですから」
「……前世……?」
始めて聞く単語に不思議がるリヴリィーナ。
「……ゼロ様に聞いてください。今は判らなくても、もう少し大人になればわかりますから」
「うん……?でもそれじゃあどうしてあなたはここにいるの?」
「……あなたを試すため。それが私がここに居る理由」
「…私を?」
頷く少女……すると少女は虚空に杖を出現させた
「今他の方も同じように何らかの形で『自分』に向き合っているかと思います。」
「!じゃあ、ゼロ様も…?」
「いえ。ゼロ様は違います。」
「そっか……良かった」
一つ胸を撫で下ろすリヴリィーナだが……
「さて、始めましょうか?」
杖を手に握り、少女が構え此方を見据えていた
「え……?何を?」
「ここから抜け出すには私を倒す必要がありますから。」
「…………!」
「全力で来てください。そうすればあなたは新たな力を得られますから」
一瞬で緊迫した空気に変わり構えるリヴリィーナ。
でも力をできるだけ使うなって言われてる…
そういえば、どうして私は力を使っちゃいけないんだろう?
「……って、言いたいんですが。」
考えている間に少女が軽く溜め息をついた
「……今のあなたには力を与える事はできません。」
「…え?」
来るかと思ったらこの発言にリヴリィーナは若干混乱した。
が、次の少女の言葉でそれは解ける
「あなたは今、できるだけ力を使うなと言われていますね?」
「うん」
「それは、まだあなたは魂と体が馴染んでいません。
その不安定な状態で力を使いすぎると体と魂が分離してしまうのからなのです。」
「……それって……?」
「つまり、今のあなたが力を使いすぎると自分の身を滅ぼしてしまう、と言う事ですよ。」
「!」
「ゼロ様はそれを知っているからこそあなたに力を使わせたくないのです。」
「…それじゃ私は……ずっと力を使えないの?
それじゃあ私、ゼロ様のお役に立てないじゃないっ!」
声をやや張り上げるリヴリィーナ。しかし少女はいたって冷静に
「今は、です。1年もすれば完全に馴染みます。
他に方法はあるでしょうがどれもリスクを伴います。」
「1年……」
「……だからそれまで私は再び還ります。来るべきその時まで。」
「…どこに?」
問えば、少女はリヴリィーナの胸を指差し
「……ここに。私はあなたですから」
『…ナ……リィーナ!』
直後、誰かに呼ばれたかと思うとリヴリィーナの視野は白でいっぱいになった



…………
「リィーナ……無事か?」
「……ゼロ様…?だ……」
心配そうにゼロがこちらを見下ろしていた。
「ゼロ様、ここは……?」
「まだホロビタスターだ。もうすぐマトリエス号が来る」
「他の……みんなは?」
ゼロは静かに首を横に振る
「残念だが……殆どお前と同じように倒れている
お前は一番初めに目覚めた。」
「そうですか……」
―今他の方も同じように何らかの形で『自分』に向き合っているかと思います―
と、向こうからルクソルがやってくる。
「来た様だな…立てるか?」
「はい!私は元気全快です!」
「そうか。ならお前に命令だ。誰でもいい、倒れている者を艦内に運んでくれ。」
「はいっ!」
リヴリィーナは敬礼のポーズをすると元気よくかけていった



そして、今。
スピーカーからルクソルと…何故かリヴリィーナの声がする。
どうやら医療係を集めているようだ
そんな中ゼロは十瑠と操舵室にいた。
一応舵を持った十瑠だったがはっきり言って操舵できる状態ではない
「…大丈夫か?本当に……」
「大、丈夫、だ…っ…」
舵に全体重を預け、苦しそうに言葉を紡ぐ十瑠。
(やむを得んか……)
するとゼロは……十瑠に触れた。
「……ゼロ………殿……?」
「……少し休んだ方がいい。」
大丈夫だ、と言おうとしたとき……十瑠に猛烈な眠気。
「…まっ、ゼロ殿……」
ずる、と重力のままに崩れる十瑠を支える。
「……リィーナ。居るんだろう?」
後ろに向かい話し掛けると扉を開けてリヴリィーナが入ってくる
彼女は気付かれたか、と笑いながら言うと十瑠に目をやり
「……無理しすぎです、艦長さんは…」
先ほどとはうって代わり軽い溜め息。
「リィーナ、彼女を医務室に運んでくれ。」
「はい。」
「後……ルクソルは傍にいるか?」
「あ、いますよ。……ルクソルさ〜ん!」
扉を開けて呼ぶと間もなくルクソルが入ってくる
ルクソルは十瑠の容態に驚いたがゼロが眠らせたといいやや安心したようだ
「それじゃ私行きますね。ゼロ様、ルクソルさん、また後で!」
リヴリィーナは十瑠を抱きかかえ部屋を出て行った。
それを見届けた後ゼロはルクソルに
「……お前、舵の操作は出来るか?」
「ん、まあ、一応……」
「…なら私が方向を言う。舵を動かしてくれ」
「あぁ、わかった。」
ルクソルが舵を取る。


医務室に戻ってきたリヴリィーナ。
十瑠を寝かせた後……ふと起きているものの存在に気付く。
「あ、起きましたか?えっと……」
「オリはサイビィ=ウェル。サイビィでいいよ」
「サイビィさん。調子はどうですか?」
「ん〜、すっきりしたかも。」
「んじゃサイビィさん、暇ですか?」
「は、暇?……ん〜、ひまっつったら暇になるのかな?」
「それじゃお願いがあります。台所で氷嚢を作ってる乗務員さんが居るんですが運び手が足りなくて……手伝
ってもらえないでしょうか?」
「ん〜……わかった。」
サイビィはベッドから降りると
「台所ってどこ?」
「えーっと、そこの角を右に曲がってまっすぐ行ってその2番目の角を左に行って突き当たりを……」
「うーんわかった、乗務員に聞くね!」
「あ、はい!」
サイビィは医務室を出て行った。

「えーと、乗務員さんはっと……」
サイビィが廊下を歩いているとレイラとすれ違った
何か言おうかと思ったがそれ以前に気付いたのは
(…あの傷は……?)
塞がりきっていない、手の甲にある謎の傷……
ただ向こうは何も言わずに通り過ぎた。
サイビィは深く気にすることなく手近にいた乗務員のほうへ向かって行った



−−−−−−−−−−−−−−−−−−

新しいキャラですがリヴリィは2重人格ではありません。
正確に言うと少女は「リヴリィーナの前世の記憶を引き出し、具現化したもの」
聖職魔法が使えるのは「彼女」の「記憶」を無意識に引き出していたから。
……その時になるまで出て来ないので出す必要はありません。

乗務員は幽霊ですが接触は可能でしょう。
今までの文からして……多分。ってか可能希望(何
艦長、ベッドに逆戻りさせてしまいした。まあ無理はするなということで(ぇ
リヴリィ、病み上がりのサイビィの「すっきりした」「暇」と言う二言を聞いた途端見事に彼をコキつかわせ
ました(爆)

時間軸はブルームハッターが起きる少し前。
この話の後にシャッツオさんの話が来る……矛盾は無いはず。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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投稿時間:04/10/07(Thu) 17:10
投稿者名:シャッツオ


−−−見知らぬ地だ。
僕はそう思った。
ここはポップスターでもホロビタスターでもない。
ここは・・何処なんだ?
水がある。ここは−−−
「ウルルンスター。」
誰かがそう言った。
「誰?」
そう言った時、僕は背筋が寒くなった。
そうだ。カービィ達やイチタさん達は・・
「おや?君はまだここがどこか分からないのかい?
ウルルンスターだと言っておるのに。」
さっきと同じ声が聞こえた。テレパシーか?と僕は思った。
「ふむ。ここは君の世界。つまり夢の世界さ。」
「夢に世界なんかあるもんか!」
僕はそう叫んでいた。そのとき、ナイフが飛んで僕の体をかすめた。
「これでも夢だと言うのか?小僧。」
「僕は小僧じゃないぞ!れっきとしたブルームハッターだ!」
そう言った時、またもナイフが飛んだ。今度は箒に当たった。
「いいか。我輩はそう言うものを憎んでおる。
今度ブルームハッタ−、カービィとでも言ってみろ。お前は消える。」
そう言って謎の男は付け加えた。
「そうだ。あいつもだ。」
「きさまの乗っている、マトリエス号の艦長、十瑠もだ。」
そう言って謎の男は飛んだ。
「そうだ。プレゼントだ。」
男は、空中高く、1億本近くあるナイフを一気に投げ付けた!! 
いくらなんでも無理だ。ナイフが落ちてこない所はここから
1kmはある。
ろくな攻撃手段もない僕はどうする事も出来ない。
いや、ある。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕が子供のころだ。
おじいちゃんが教えてくれた。
「お前の敵はカービィと言っての、吸い込みだけが取り柄の餅だ。」
おじいちゃんはデデデ大王が食べ物を盗んだ時に活躍したらしい。
「よし、これをお前に、授ける。」
もらったのは、僕の頭にある帽子だ。
「爺ちゃんこれなに?」
「これはの、マジカルハットと言っての、
われら種族の最後の攻撃法じゃよ。」
おじいちゃんはやさしく教えてくれた。
「これを使うとどんな事が起きるの?」
僕は無邪気に答える。懐かしいのかなあ。これって。
「必要な時に必要なものが出てくるんじゃよ。」
「へぇ〜」
そう言えば僕はなんでこんなものを見るんだ?
人は死ぬと昔の事を思い出すと言うけれど、僕らもそうなのかな?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ハッと我に帰った。
僕は帽子の中を探った。
「ん!?何かある・・」
僕が取り出したのは、目覚まし時計と白い粉だった。
『まず白い粉を飲んで、目覚ましで起きなさい。』
紙に走り書きがある。
僕はさっそく白い粉をのみ、目覚ましをかけた。
じりりりりりりりりり
僕は飛び起きた。ここはマトリエス号の医務室だった。
僕は現実に戻ったのだ。
医務室から出た。動いていた。
僕は取りあえず皆がいそうな操蛇室ヘ向かった。
その中で僕はあの走り書きを見ていた。
「・・これはじいちゃんの字・・」

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投稿時間:04/10/08(Fri) 15:42
投稿者名:シャッツオ

あの謎の男の設定です。

名前 スリーク
男
1人称は我輩。
ひとがたではないものを憎んでいる。
ナイフを自由にあやつれる。しかもエスパーです。
フリークは人です。
ウルルンスターを徘徊している謎の敵。

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投稿時間:04/10/07(Thu) 20:39
投稿者名:ホシカゲ


マトリエス号は順調にウルルンスターに進んでいた。
その間、起きている者と乗組員はまだ寝込んでいるものの看護に当たっていた。
ただ一人、ルートを除いて。

図書室。
そこでルートは一冊の本を読んでいた。
ガイドブックのような本で、ポップスター周辺の星々の説明が書かれている。
「ウルルンスター……90%以上が海の星か……」
そう呟いて本を閉じて、本棚に戻した。
「……まだ気づかれてない……か」
図書室の扉に目を向け、人の気配が無いことを確認した。
他人がどうなろうと大して興味は無いから、看護をサボっていたのだ。
看護をするぐらいなら次の星の情報を集めた方が彼にとって有益。
なので、図書室に隠れ……もとい、情報を集めに来た。

伸びをしてから本棚をしばらく眺め、新たに本を取り出し、椅子に戻り本を開いた。
やはり先程と同じような情報が並ぶ。
「これもはずれ、と」
本を椅子の傍のテーブルに置き、小さくため息をついた。
「……疲れた」
彼は椅子に深く腰掛け、うつむいたまま眠った。

ルートが眠ったのを確認した後、レイラが本棚の影から現れた。
手の傷は回復魔法により治されていたが、表情は虚ろだった。
「やっぱり……仕事はしなきゃ……」
レイラはルートの頭に手をかざした。
そして、夢を操り始める。


 * * *


産まれた瞬間から、その能力は存在していた。
彼を抱いた母は跡形も無く消え、混乱の中、彼は看護婦に抱かれてベビーベッドに入れられた。
物心がつくまでその能力を制御することができなかった。
興奮状態になると、手で触れたものは何でも消えた。
その力ゆえに彼は『悪魔』と呼ばれた。

村の中にあった唯一の隔離空間。
そこで彼は育った。
父が食事を持ってきて、世話をしてくれた。
しかし父は用が済むと逃げるように部屋を去った。
一人きりで、彼は13歳までそこで育った。




ある日、彼は部屋を抜け出して同世代の子供達と遊んだ。
子供達は『悪魔』の話は聞いていたが、彼がそうだとは気づかなかった。
子供達はすんなり彼と友達になった。
日が暮れるまで遊んだ。

遊びの終盤、子供達のうちの一人と喧嘩になった。
子供が彼に掴みかかり、彼も子供に掴みかかろうとした。
……掴んだ瞬間、子供が消えた。
子供達は悲鳴を上げて、彼から逃げた。
やがて大人が駆けつけて、彼をロープで縛って引っ張って部屋に連れて帰った。
その間、彼は無言で泣いていた。




その日の晩、村の大人が集まって会議をした。
数分で会議は終わった。
彼は部屋から連れ出され、村人全員に囲まれた。

長老が前に進み出て、大声で先程の会議の内容を話した。
内容は「悪魔を殺すか否か」で、結果は満場一致で殺す、だった。
彼は突然のことに動くことができなかった。
そこに、背後から大人の一人が棒で殴った。
彼は倒れ、さらに多数の大人から棒で殴られた。

痛覚も麻痺して、意識が朦朧としてきた。
彼は朦朧とする意識の中で、ただ、泣いていた。

どうして僕がこんな目に遭う?
どうして僕はこんな能力を持って産まれた?
どうして皆が僕を疎む?
どうして――?

彼の中で、とても大事な何かが切れた。




気がつくと、あたりには何も無かった。
それを見ても、何も感じなかった。
恐怖も。悲しみも。戸惑いも。
ただ、彼の眼前に「何も無い空間」が広がっているだけ。
彼は少し考えた後、人が住んでいる場所を探しに出た。
やがて次の村で宇宙船を手に入れ、旅に出た。
感情を再び得るための旅に――


 * * *


彼、ルートは起きて、傍で本を読んでいるレイラと目が合った。
「……君もサボリ?」
「え? あ、うん。でももうそろそろ手伝いに行くけど」
レイラは本を閉じて、図書室を出た。

「やっぱり……精神攻撃は効かないわね……」
レイラは船室に入り、組織の仲間に報告を始めた。

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欠片と器の所在は、
カービィ達→光の欠片・地の欠片・心の欠片
デストルイール軍団→闇の欠片
クヌギ達→地の器
ユカリ→氷の欠片
でしょうか。

残りの欠片は炎・水。
器は光・心・闇・氷・炎・水だと思われます。

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