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星のカービィ+ポケットモンスター [7]



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投稿日 : 2006/08/08(Tue) 16:07 
投稿者 : くるみ  


「わわわわっ!レッドさん左左!」
「何だよ耳元で!うるさいっておい傾くな傾くなたおれるっ!!」
肩にしがみついていたワドが右に体重移動させ、それにつられて自転車が右に転換したのと

つどむっ

という音がして今までいた方の木が光球によって吹っ飛ばされたのはほぼ同時。
「な、なななんだあれっ!?」
「敵っスよ敵!てか今頃気付いたんっスかぁ!?」
レッドは自転車をドリフトさせた。
それによって砂煙が生じ、追撃者の攻撃をいったん中止させる。
避難していた雑魚たちがまた盛大に吹っ飛ばされた事は別の話。

レッドが振り返ると、そこには。
「ぅわっぷ!ひっどいな〜♪いきなり『すなかけ』だよー♪」
楽しそうに歌う少年と、
「良かったわ。止まってくれて。」
冷たい瞳でにらむ少女と。

リザードンとカイリューをミックスさせた様なドラゴン(大砲付)がいた。

「か…かっけぇっ!!!」
「何感動してるんっスか!?」
「すっげーあの大砲っ!!いいよねーやっぱ漢のロマンってやつだよな!?」
「ロマンもマロンも何も、敵っスよ敵ー!!」
ギャイギャイと自転車の上でコントをする二人。
ちゃんと相手が戦闘モードになるまで待つほど、二人、特にスグリは正統悪役ではなかった。

 スグリの牙が自転車を噛み砕いた。

いきなりの攻撃を間一髪で避けるレッド。しかし自転車は見るも無残な事になっている。
「お、俺のマッハ自転車ーーーーーーー!!!!!!!」
「やばいっス危ないっス危険っスーっ!!!!!!」
「あれれー♪鉄なんかおいしくないのになー♪今度こそ君達ー♪」
楽しげな口調と裏腹に、零下の瞳がゴールドたちを冷たく射抜く。
「…ちっ!行け!ジュラン!!」
レッドの掛け声とともにモンスターボールから何かが飛び出してきた。
長い金髪。ゆらゆらと揺れる腰。黒い顔にひときわ大きく真っ赤なルージュ。
ひとがたポケモンのルージュラだ。
「ジュラン!ふぶき!」
その掛け声とともに、ぐっと大気が冷えたかと思うとルージュラは冷たい息を吹きかけた。
それは空気中の水を凍らせ、吹雪となってドラゴンに襲い掛かる。
襲い掛かった吹雪をドラゴンは顔をしかめながらも受け止め、雄たけびを上げる。
レッドがなおもルージュラに攻撃を命じようとした時、
「ふふふ〜♪」
脇から目にもとまらぬ速さでスグリの牙が襲い掛かった。
動けず、思わず目を閉じ体をすくませるレッド。しかし、がんっと言う奇妙な音がした。
「レッドさんっ!大丈夫っスか?!」
恐る恐る目をあけると、赤と白のカラフルでかわいらしい傘をさしたワドの姿が。
「お、お前、傘であの牙を受けたのか!?」
「そうッスよ。当たり前じゃないっスか。それよりもレッドさんも攻撃してくださいっス!あの女の人も頑張ってるんっスから!」
「お、俺!?してるじゃねーか!」「してないっスよ!レッドさん後ろで叫んでるだけじゃないっスか!」
「へ!?んな事言っても…。俺あいつみたいに格闘技…じゃないんだよな。護身術習ってるわけじゃ…。」
二人が言い争ううちにも、ルージュラはスグリとドラゴンからの攻撃に体力を消耗されている。
「ちょっと!あんたたち!」
「サファイヤ!?」
そこに飛んできたのはオオスバメに乗ったサファイヤ。
レッドはかなり疲れている様子のルージュラをいったんこっちに下げた。
両者が対峙する。
「ねぇ。レッド。あいつら何者?てかあのドラゴン……。」
「俺も知らねぇ。急に襲い掛かってきたんだ。…あのドラゴン、お前も気になるよな。」
「うん。あれ…リザードン?カイリュー?どことなくボーマンダの雰囲気もあるけど…。新種、もしかしてハーフ!?」
「…なに言ってんだよ。あの大砲!!むちゃくちゃかっこよくね!?」
「あんた敵の前で何興奮してるのよ!」
なんだかんだ言いつつも隙を作らないレッドたちに対し、オルガとスグリは少々驚いた顔をしていた。

「姉さん。魔力…あの魔力。違うよ。もう一方、ねぇ。もう一方。」
「えぇ…。何て事。あの女の子は違うけど、あの男の子。あいつの魔力だわ。」
そして、にやりと、笑みを浮かべた。
「やっぱり、僕たちのほうが正しいんだ。」
「私たちのほうが正当。あいつがあの役についているのはおかしいのよ。
 だってあいつは、過ちを犯したんだもの。今回も、その前も。」
「そしてここであの男の子が終われば、あいつの終わりも確定なんだね♪」

そして二人は、狙いを定めた。レッドただ一人に。
「…ぇ?お、俺?」
「良かったわね。相手も気に入ってくれたみたいよ。」
「さ、殺気がするんですけど……。」
スグリが、一歩踏み出した。気づけばレッドの顔面に迫り、殴り飛ばされたレッドの体が宙に浮く。
「がっ…ぐぅぅぅぅ……。」
「「レッド(さん)!!!」」
あまりの威力に、二人は彼らが本気なのだと悟る。
が、守ろうにもスグリのほうが速くて。
「ばいばい♪」
牙がギラリと光った。

上から、白銀の光が牙をはじいた。
そこにいたのは、緑のナイトキャップのようなものをかぶり、白く美しい剣を持ったピンク色の生き物。

「カービィ(さん)!」
「大丈夫?レッド。」
「お、おう。何とか…。」

「邪魔をするなぁぁぁぁ!!」
怒りの形相で、スグリがカービィを殴る。
ぽよんとカービィは弾んで、レッドのそばに落ちる。
「いったぁ〜い;」
「だ、大丈夫か?て、お前剣はどうしたんだ?」
「へ?…あぁ〜!せっかくコピーしたソードがー!」

どかぁぁん!

スグリの牙が大地をえぐった。その衝撃に二人は両端に弾き飛ばされる。
着地に失敗したレッドにスグリが迫る。
が、カービィも負けてはいない。大きく口を開け、吸い込みをはじめる。
スグリの手から牙が抜け、カービィの口の中に。きらり。と一瞬強く光ったかと思うとカービィが赤い鉢巻をきりりと締めて立っていた。
「ぇーっと。とりあえずバルカンジャブ!」
とりあえずと言う割りにスグリと同じくらいのすばやさでスグリのもとに現れたかと思うと、懐に飛び込み、短い手が四五発パンチを叩き込んだ。
吹き飛ばされるスグリ。その体をキャッチしたのはラムドに乗ったオルガだった。
「スグリ!一人で突っ走らないで!」
「ごめん姉さん…。でも…でも!」
「ラムドのサポート入れる余裕くらい作りなさい。これだけ人数が多いんだから。」

「更に増えたら余計大変だな。」

空から降ってきた声にその場にいた全員が空を見上げる。
「何が気に入らないのか知らないが、そいつも一応俺の知り合いだからな。
手を出すなら、こっちもやらせてもらう。」
「グリーン!!」
オルガたちはピジョットの射程距離にいた。少しでも変な動きを見せれば、彼はすぐに攻撃を仕掛けてくるだろう。
「……さすがに、多すぎるわね。」
「…グリーン……。あいつも、同じだね。僕絶対顔忘れないよ。姉さん。」
「あんたに顔覚えられちゃもう御終いね…。行くわよ。」
「待って!なんでレッドを傷つけようとしたの!?」
二人の会話に驚いて、カービィは声をあげた。

しかし、二人は一瞬にして消えた。何の予備動作も無しに。忽然と。

それは全員を動揺させるのに十分すぎることだった。
「一体……なんだったんだ…?」

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投稿日 : 2006/11/06(Mon) 00:47 
投稿者 : 夜空屋  


 レッドとワドルディが謎のドラゴンに襲われている同時刻。
 カントー地方のはるか上空にマルクはいた。
 人間と不思議な生物が共存する世界を、とてもとても楽しそうに眺めていた。

「あぶねぇぇぇぇぇぇぇッッ!!」
「だぶぁっ!?」

 不意打ちでなんか真上から鳥が降ってきた。

 マルクは直撃を受けたが、すぐに翼を広げて態勢を立て直した。そして、真上から降ってきた鳥(なぜか鉄らしきものに覆われている)に乗っていた青年を睨んだ。
「痛いのサ! 危ないのサ! 操縦くらいきちんとするのサ!」
「いやー悪い悪い。コイツ、たまにこんな風に飛ばしてやんないとすぐキレるんだよ」
 悪い悪いと言っておきながら、まったく自分が悪いと思っていない態度である。
「んで、あんた誰? 新種のポケモン……にしちゃあ雰囲気がポケモンじゃないねオイ。噂の悪魔≠ゥ?」
「とりあえずムカツクからキミは処刑! ぢめんまで吹っ飛ぶのサ!」
 マルクは羽から数本の矢を飛ばす。一方青年の鳥は素早く矢をかわし、マルクの視界から消えていた。
 マルクが鳥の姿を追う前に、鳥はその鋼鉄の羽でマルクを叩き落していた。
「いだっ!」
「『はがねのつばさ』……ってか? 悪いな。コイツ、あんたを敵とみなしたみてーだ。俺は一切命令しない。

 ま、俺自身もあんたを敵とみなすがな。いきなり矢なんか撃ってきたんだ、文句ねぇだろ。

 行くぜガイア、トュール、パラドクス、ビースト。伝説のポケモンを殺った悪魔が相手だ。気ぃ抜くなよ」
 青年が三つの小さな球体を取り出す。その球体が口を開くように割れ、その中から巨大なトンボと、緑色の竜が姿を現した。
「……なんかキミの口ぶり、気になるのサ」
「ぶっちゃけるとお前が噂の悪魔≠セってこと知ってた。面倒だからバラす。
 俺の親友がな、おまえの攻撃で死に掛けたんだ。おまえはただ暴れまわっただけだろーがな。覚えてねーだろーがな」
「うん覚えてないのサ。つーか知らないのサ」
「だろーな。……逝け、パラドクス」
 ただ一言、青年はその名を呼んだ。
 瞬間、マルクがバランスを崩す。その羽には小さな傷があった。
「いだっ! なんなのサ!」
 そういえば、とマルクは思い出す。
『行くぜガイア、トュール、パラドクス、ビースト』
 目の前の青年は四つの名前を呼んだ。それに三つの球体を取り出し、そこからは二匹の生物が出てきた。
 二匹?
「トュール! ビースト!」
 考える暇もなく、青年が叫ぶ。その声に合わせてトンボと竜は羽ばたきはじめた。
「うるさっ! 大騒音! ちょっと、静かにするのサ!」
 そう、ただでさえ障害物の無い空中、音はよく伝わる。
 ご存知『いやなおと』である。
「黙るのサ!」
 竜に向かって氷弾を発射するが、回避されたうえに、また突然何かに斬られる。
「くぅ……こんな雑魚A相手に……」
「ザ・ハイスピード。速さはそれだけで武器になるんだぜ?」
 ニヤリ、と青年が笑う。
「そろそろ攻撃に移れ、トュール、ビースト。存分にな」
 その言葉を聞いて、トンボは謎の二色光線を放ち、竜は口から火の玉を吐き出す。
 マルクはそれを避けようとするが、先ほどから何かに攻撃されてろくに身動きができない。
 見事に光線と火の玉はマルクに直撃した。
「よし」
 ひっそりと青年が呟く。

「……雑魚Aの分際で……ボクを怒らせるなんて……。
 三体のゴーレムから奪い取ったチカラ、こんな雑魚に見せることになるなんて……」
 爆炎と光の中で、マルクもひっそりと呟いた。
 その爆炎も次の瞬間に氷へと変わった。

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そして勝手に新キャラ。

リドウ 男 20歳らしい
所有ポケ
ガイア エアームド♂ 気性の荒い鳥。
トュール メガヤンマ♂ トンボですね。
パラドクス テッカニン♀ マルクを怒らせた要因。見えないほど素早いんです。
ビースト フライゴン♂ かえんほうしゃ覚えてるみたいです。
オクリル ハガネール♀ 空中じゃ出せませんね。

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