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小説の中へ [22]



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投稿日 : 2009/09/23(Wed) 21:16 
投稿者 : ヨツケン  

「やっと着いた……」
ポップスターを出発してから半日。ようやく着いたのは緑豊かな丘に立つ見覚えのある一
つの家、その隣には二つの白い墓石。少女はその前に立って、手を合わせる。
「ただいま……」
墓には今は無き母と兄が眠っている、父の遺体はあの事件から数年経った今も発見出来て
いない。少女は家の鍵を開けて中に入ると、直ぐに二階に登る。二階には以前、自分と兄
の部屋だった部屋が有るのだ。 
「はぁ……」
部屋に着くと、彼女は直ぐにベッドに身体を倒した。そして、仰向けになり天井を見つめ
ながら考える。
「私……あの頃から何も変われていないなぁ……」
そんな事を考えてるうちに彼女を徐々に睡魔が襲い、とうとう少女は耐えきれずベッドの
上で静かに眠りについた。
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眠ってから何時間経っただろうか、何かの気配を感じた彼女が目を覚ますと辺りは真っ暗
で、窓から僅かに月光が射し込んでいるだけであった。
「何だろう今の気配は……」
少女が考え込んでいると、静かにドアが開き、二つの小さな発光体が彼女の前に飛んで来
て、暫く彼女の目の前を舞った後、ふっとドアの向こうに消える。 
「着いてきてって事かな?」
彼女がドアを開けると発光体は彼女を待っていたかの様に彼女が来ると階段を下り始める。
「一体何処へ……」
階段を降りると発光体は物置へと扉をすり抜けて行く。ルナが発光体を追いかけて物置へ
と入ると、発光体は床の上で止まる。
「何か有るの?」
彼女が発光体の真下の床に触れると、床に見覚えのある、二つの星を型どった魔法陣が描
かれ、強烈な光を発したのち、そこに地下へと伸びる穴が現れる。
「あの魔法陣は確か……待って!!」
発光体が地下に降り始め、慌てて後を追うと、光に満たされた広い部屋にたどり着いた。
そして、あの発光体は部屋の奥の台座の様な物の上に止まる。
「これは……杖と魔導書?」
発光体が止まった台座の上に置いてあったのは不思議な色合いをした鎖に封じられた、黒
い杖と銀色の魔導書、そして。
「母さんのローブ……」
あの時永遠に失われた母の温もりが自らの身体に蘇ってくるかの様に感じた。そして、彼
女が台座に手をかけた瞬間。 
「きゃっ!!」
部屋が眩い光に包まれ、光が消えた時にはルナと発光体の姿は無く、ただ台座にあった杖
がぼんやりと輝いているだけであった。
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自らの周りを包んだ光に思わず目を瞑った少女は、いつの間に地面しかない白い空間に来
ていた。彼女は慌てて周りを見渡すが何もなく、途方にくれ、座り込む。 
「ここは一体どこなの……」
顔をうつ向かせ、思わず泣きそうになった少女の前に再びあの発光体が現れる。
「(ごめん、少し驚かせちゃったかな?)」
「え?」
いきなり聞こえた懐かしい声に、少女が顔を上げるとそこには透けてはいるが、一人の女
性が立っていた。青い髪と瞳、雪のような白いの肌、赤と金で縁取りされた白い純白のロ
ーブ、自分とそっくりな顔、死んだ時の母そのままの姿であった。
「(何年ぶりかな、こうして話すのは)」
「おかあ……さん!」
感極まってか、思わず少女は母親に抱きつく、透けてこそいるが、実体は有るようだ。少
女は抱きついたまま泣きじゃくり初め、それを母はそっと抱きしめた。


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時間軸……五日目の夜
亡き母が仕掛けた異空間の中

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名前 亡き母(スピカ)の亡霊(共有キャラ)
外見 スピカ(星)の様な姿、現在の異空間内では生前の姿
特徴 ルナの周りに現れ、ルナやその他の人物に予言や助言をする。夢に出たりするがその際は生前の姿


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投稿日 : 2009/10/29(Thu) 23:35 
投稿者 : フラービィ  


一度話は過去へとさかのぼる。雲の隠れ家が無人になる前日。
「……お詫び?」
「そう受け取ってもらえないなら餞別としてでも。威力のほどはわからないんだけど」
先日の騒動以来、フラービィとスラッドの間には、仲間としては少し遠い微妙な距離――
もっとも、最初から微妙だったといえばそれまでだが――が出来ていた。
「というか、作りすぎちゃって……。全部は持っていけないし」
先程からフラービィが渡そうとしているものは、黒い手のひらサイズの球体、中に火薬の
詰まった、要は爆弾である。
「それで」
ほんの少し不自然に、軽く間が空く。そしてすぐに次の言葉が紡ぎだされる
「もったいないから俺に渡す、と」
「う……そこまでひねた考え方しなくても」
「冗談だ。……これであのときの借りは返したな」
してやったり、といった表情をスラッドは見せる。その一連の行動に、一瞬フラービィの
思考が止まり、意味を理解するころには思わず苦笑いに似た何かがこぼれてきた。
「あ、ははは……」
「まあ、やるなら次からはこのくらいにしろ、ってこった」
「そうするよ……。で、これ」
「勿論貰っていく。あるリスクより、ないリスクの方が高そうだからな」
爆弾が、軽い間の後スラッドへと手渡される。
「……リスクあるの前提?」
「率直に言えば当たり前だ。リスクが零な物なんて無いだろ?」
そういう意味かと、内心フラービィは安心した。が、その直後に思い直す。万が一に表面
上であったとしても仲直りしたわけなのだから、こんなことで安心すること自体がおかし
いのだと。ここまできてまた引っ掻き回すようなことは、目の前の相手がやるはずが無い
と。
「……ぃ、フラービィ?」
スラッドの声で意識が内面の世界から外面の世界へと戻ってくる。
「……あ、えっと、まだ何かあったっけ?」
「これの使い方を教えてくれ。お前は爆弾だと言ったが、導火線も見あたらねーし」
そういえば説明してなかったねと、フラービィは頭を掻く。シンプルに、爆発させたい所
に投げるのだと、それ以上も以下も無い使い方を話す。単純だな、と返事が返ってくるの
は至極当然であった。

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投稿日 : 2009/11/15(Sun) 09:28 
投稿者 : tate  


 デデデ城奪還戦から一夜、デデデ大王は座りなれた王座に収まり、渋面を作っていた。
その大王の目の前に居るのはMr.シャインとクラッコJr.の二人。彼らの口から発せ
られた言葉が、デデデ大王の心の安寧を打ち砕いていたのだ。
「要するに、夢の泉の奪還には失敗したということだな」
「はい、残念ながら力及ばず……」
 Mr.シャインがうなだれる。
「よいわ、想定外の出来事がそこまで重なれば無理もない」
 Mr.シャインとクラッコJr.の話によると、夢の泉に到着した彼らを待ち構えてい
たのは、夢の泉に取りついた闇だけでなく、人型タイプのダークマターにエルム、タナト
スと名乗ったゼロの配下と思しき人物達。ダークマターだけでも強敵だというのに、さら
に新たな増援が現れたのならば、Mr.シャイン達だけでは歯が立たなくとも仕方がない。
 むしろ、誰一人失うことなく退却できただけでも僥倖といえよう。

 今思えば、デデデ城の戦闘が一段落ついた段階で、「ルナを助けに行く」と飛び出した
スラッドの行動が功を奏したということか。スラッドが飛び出したお陰で、夢の泉から敗
走してきたMr.シャイン達をデデデ城で保護することが出来たのだから。

 当のスラッドと言えば、酷い怪我を負い、意識を失ったままのルナに付きっ切りだ。彼
自身もビュートとの戦闘で随分な深手を負っているはずなのだが。

 まあよい、デデデ城の内部に居る限り彼らは安全だろう。

 意識を思考の海から眼前のデデデ城に戻す。
 デデデ城が襲撃されたあの夜から今に至るまで、城内は清掃どころか補修すらされず、
至るところに戦闘の傷跡が残されている。王座だけは無事だったが、壁は打ち破られ、敷
かれた絨毯は焼けこげ、ほつれている。
 それでも、デデデ大王達の本拠地とするには事足りる。城壁は健在だし、跳ね橋は落と
されることなく機能している。
 哨戒兵は城門だけでなく、搦め手と物見塔にも十二分に配置してある。
 デデデ城を支配していたビュートは、デデデ大王自身の咄嗟の機転とスラッドの働きに
より沈黙した。それとほぼ同時に、デデデ城内に残っていたゼロ支配下の戦力は一斉に引
き上げていった。その場におけるトップが倒れたのだから、引くのは妥当な判断と言えよ
う。
 ビュートの亡骸を確認したわけではないが、城外へ逃走したという報告は今のところな
い。現行の哨戒体制網ならば、よほど不測の事態が発生しない限りはいずれヤツの発見に
至るだろう。

 となると、次に注力すべきは夢の泉だ。
 新たな敵の情報も必要だが、まずは夢の泉を取り戻さなければ。闇が戦力を増強してま
で手中に収めておきたいほどの代物なのだから、このまま敵の手につかませておくわけに
は、絶対にいかない。

「シャイン、クラッコJr.、状況はわかった。まずはお前達もしっかりと体を休めるこ
とだ。態勢を立て直した後、再度夢の泉の奪還を試みるぞ」

 そのように言葉を搾り出すと、デデデ大王はこれで話は終わりだとばかりに、王座の肘
掛を叩いた。

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※タイミング的には、夢の泉組が敗走してきた翌朝、
 つまりデデデ城奪還戦から一晩経ったところです。

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投稿日 : 2009/12/21(Mon) 01:12 
投稿者 : ヨツケン  

泣きじゃくる我が娘を透けた身体で抱きしめると、スピカはそっとルナの空色の髪をそっ
と撫でる。
「ごめんなさい……貴女にこんな寂しい思いをさせて」
「お母さん……」
母を掴む彼女の手に力がこもった。あの時からどのくらい経っただろうか、長い間忘れて
いた母の匂いや温もりを全身で感じながら、彼女は涙を流した。
「ルナ、ずいぶん大きく成りましたね」
そう言ってスピカは我が娘の頭を撫でる。それを嬉しそうに目を閉じながら少女は受ける
が、しばらくするとある異変に気付いた。母の撫でる手が僅かに震えていた。
「お母さん……?」 
「ルナ、貴女は今何の為に戦っていますか?」
急に真面目な顔をしたスピカがルナに問い掛ける。突然の母の問い掛けに少女は困惑する
が、しばらく考える。確かに最近まで、彼女は家族の命を奪ったダークマターへの復讐の
為だけに生きてきた、だが。
「あのダークマターへの復讐の為ですか?」
「違います」
はっきりとした口調で少女は否定した。確かにポップスターに来る前はそれが彼女の全て
であった、しかし今は。
「一緒に居たい人と、守りたい人達の為に戦っています!!」
命を助けてくれた、あの銀髪と赤のメッシュの愛しい青年を思い浮かべながら、彼女は答
えた。すると、それを聞いたスピカは少し笑った。
「本当に貴女は昔の私にそっくりですね」
「えっ?」
そう言って再びルナの頭を撫でた。その手は不安が無くなったの様に震えてが止まってい
た。そして再び少女に質問をした、今度は何時もの優しそうな笑顔だった。
「ルナ、貴女はその思い、貫けますか?」
「はい」
母がにっこりと微笑みながら聞くと、少女はしばらく悩んだ後、直ぐに元気良くそう答え
た。すると、スピカは何処からともなく黒い杖と銀色の魔導書、そして一振りの刀をルナ
に手渡した。
「それらは私とお父さんが使って居た物です、貴女が一緒に居たい人の為に使いなさい」
「お母さん!!」
「そろそろ時間ですね……」
手渡した瞬間、スピカの身体が手足の先から消え始めた。少女が慌てて母の透けた身体を
抱き締める。
「何時でも貴女を見守っていますよ……」
「お母さ…ん……」
「(行ってらっしゃい……私達の可愛いルナ……)」
母の身体が完全に消えると同時に少女の視界が暗転した。
そして、目を覚ますと彼女はあの地下室に戻っていた。
もちろんその手には母に託された杖と魔導書と刀がしっかりと握られていた。
「(お母さん……行ってきます!!)」
少女は心の中でそう呟き、家に有った物を荷物にまとめた後、呪文を唱えその家を後にした。
空には上がり始めた太陽とまだ落ちていなかった月が浮かんでいた。 

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投稿日 : 2010/03/06(Sat) 03:00 
投稿者 : あおかび  


「しかしビュート殿の方から連絡してくれるとは。珍しいこともあるものだ」
「他に案が浮かばなかっただけだ。認めたくはないがな」
「ふむ、ふふふふ。こうも珍しいことがあると、明日は槍が降るんじゃないかね」

力の入らない右腕を垂らしたまま、ダークブラウンの髪の剣士が舌打ちを漏らす。
ドロッチェはそれを横目に、面白い物を前にした子供のようにうす笑いを浮かべていた。


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満足に動かない足に鞭打ちながら、ビュートはできるだけデデデ城から離れた。
これだけ離れれば、さすがに向こうも気づきようがないだろう。

念のために尾行の有無を確認し、また、周囲を確認してから携帯電話を取り出した。
電話をかける相手はもちろん、あのキザったらしいネズミである。

いつもは弓使いの少女に任せていたために操作に少々手間取ったが、最終的にはドロッチェの声が端末から流れた。
「やぁ、ドロッチェだ」という声がした後、彼は慣れない手つきで、携帯電話を右耳にあてた。

「ビュートだ」
「おや、ビュート殿。ご機嫌の方はいかがかな?」

ドロッチェの悠長な声色に対し表情を変えないものの、ビュートは内心苛立っていた。
こちらの息遣いから疲労困憊の様を想像するのは容易いはずなのに、なぜこのネズミはこんな質問をするのだろうか。
携帯電話を握る左手に力が入った。

その直後、電話の向こう側から下卑た笑いが聞こえてくるような錯覚に陥った。
このまま電話を握りつぶしたら、アイツはさぞかし愉快な顔になるだろう。
そう考えて左手から力を抜き、平常心に戻るよう意識した。

「状況は芳しくない。両足はまともに動かず、右手は顔に触れることすらままならない」
「ほほぅ、大変だねぇ。でも、そんなにハッキリと述べてもいいのかな?」

いちいち癪に障る事を言う。黙ってくれればいいものを。
ビュートは親の仇を呪うかのように、自分の四肢を睨みつけていた。

「このまま敵陣に攻め続けることは得策ではないと判断した。故に」
「ゆえに?」
「救援を要請する。場所は城門から南に千歩の位置だ。早急に頼む」
「了解。大船に乗ったつもりで任せてくれたま――」

不愉快な声が終わるよりも前に、ビュートは端末の電源を切った。
そして、粗い所作で元の場所へ仕舞い込んだ後、姿勢を崩した。


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ワムバムジュエルは、ビュートとドロッチェを載せて飛んでいた。
傷が満足に癒えてないせいか、所々が割れていたり砕けていた。
また、心なしか以前に乗った時よりも多少ふらついている感覚があった。

「助けてもらえたことは確かにありがたいが、無駄なお喋りは控えてもらいたい」
「控えろ、と言われるともっと喋りたくなるのが人の性ではないかね?」
「結構。ならば好きなだけ話せばいい。しかし、だ」

一呼吸の間。ドロッチェは首を傾げていた。

「一体どこへ向かおうとしている。まずはそれを教えてもらおうか」

ワムバムジュエルに運んでもらってから、既にかなりの時間が経っていた。
デデデ城から遠方の場所というとマジルテが真っ先に挙げられるが、方角的に大きく逸れている。
ビュートは刺すような視線を放ち続けていたのだが、質問を受けたドロッチェは声を出して吹き出していた。

「おっと失礼。まさかそんな質問とは思わなくてね。
 それはさておき、私たちがたった今向かっているのは『すあな』だ」
「『すあな』、だと?」
「もっと簡単に言い換えるなら、私たちの家であり、アジトだ。
 ようやく設備が整ったのでね、ビュート殿を招待しようと思い立ったということだ」

そのとき、ワムバムジュエルは一瞬だけ動きを止め、ゆっくりと下降を始めた。
間もないうちに、ビュートの周囲が緑色一色へ変化する。
ガサガサと、枝が折れ、葉が引きちぎられる物音がした。
ドロッチェとビュートが飛び降りると、役目を果たしたワムバムジュエルは空へ向かって上昇した。

地面に両足をつけたビュートは、改めて辺りを見回した。
周りには生命力の強い樹木がうっそうと生い茂っている。
上空は、ほとんど木々の葉に覆い尽くされていた。
明りらしい物と言えば、隙間から細い日光が差し込んでくるのみである。

「ここは、人の手が及んでいない森だよ。公には、ね」

毒気を抜かれたビュートを尻目に、ドロッチェは何の気なしに呟いた。

「こんな辺鄙(へんぴ)な場所が、貴様のアジトか。これはこれで味わい深い」
「褒め言葉をありがとう。だけど、残念ながらアジトはここじゃないんだ。ちょっとついてきてもらおうか」

そう言って、ドロッチェは早足で先へ進んだ。
疲弊した両足を懸命に動かし、とことん意地の悪いネズミの後をビュートは追った。

しばらく歩くと、不自然な穴が現れた。
その前で、ドロッチェは足を止める。

「ここだよ」
「なるほど。まさにおあつらえ向きの巣だ。さぞかし最高の居心地だろう」
「馬鹿にしてもらっては困る。私たちの技術の粋が詰まった秘密基地だ。
 君のその傷を回復させるのもここでならそう時間はかかるまい、ビュート殿」

ビュートは穴を覗き込んだ。
中は暗い空洞になっているうえ、どんなに目を凝らしても底が見えない。
どう見た所で、むき出しの落とし穴にしか見えない。

「チナツ殿も、中で君の帰りを待っているよ。入りたまえ」
「どのように入ればいいのか、想像がつかないのでな」
「では、お先に失礼しよう。続いて中に入るといい。心から歓迎しよう」

そう言うと、ドロッチェは穴の中へ身体を滑り込ませた。
ひとつため息をついた後、ビュートもドロッチェに続いて中へ飛び込んだ。




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●3行で分かるあらすじ
深手を負い、デデデ城の前から動けなかったビュート(No.487後半より)。
これ以上の戦闘は無理だと悟り、ドロッチェに助けを求める。
ワムバムジュエルで運ばれ、彼のアジトへ通された。



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